【2020年版】b-mobileの評判ってどうなの?格安SIMオタクが教える契約前に知っておきたい11個の本音





格安SIMが普及し始める前からMVNOとしてサービスを開始していた日本通信が運営する「b-mobile」。
使った分だけ支払う従量課金制の料金プランで、データ利用量が1GBまでなら、たったの990円で音声通話SIMを利用することができます。
また、データ通信専用の料金プランも提供されており、1GBまでなら480円、データ利用量が100MB以下なら驚異の190円しか月額料金がかかりません。
「従量課金だと知らない内に高額請求が来るんじゃないの?」と思うかもしれませんが、データ利用量の上限値を決めておけるので使い過ぎを心配する必要もありません。
通信速度も格安SIMの中でそこそこ速い部類に入るので、月額料金をとにかく安く抑えたい人に向いている格安SIMだといえます。
一見良さそうに思える「b-mobile」ですが、メリットがあれば当然ながらデメリットもあるので注意が必要です。
そこでこの記事では、b-mobileが気になっている人に向けて、こんな疑問にお答えしていきます。
この記事では、こんな疑問にお答えします!
- b-mobileの特徴やメリット・デメリットが知りたい
- b-mobileの料金プランって
- b-mobileの口コミってどんな感じなの?
- b-mobileを使うための具体的な手順って?
この記事を最後まで読むと、b-mobileがあなたに合う格安SIMであるかどうかが判断できるようになります。
また、具体的な申し込み手順についても解説しているので、格安SIMの乗り換えになれていない人でもこの記事を読めば安心して申し込むことができますよ。
それでは早速、b-mobileのメリット・デメリットから見ていきましょう。
b-mobileのメリット・デメリット
格安SIMとして歴史の長い「b-mobile」における、2019年時点のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
b-mobileの最大の特徴は、従量課金制の料金プランが提供されており、最も安い金額なら1GB990円で音声通話SIMが使えるという点です。
1GBまで使える音声通話SIMの料金プランで、月額1,000円以下の格安SIMは他にありません。
さらに、b-mobileではすべての料金プランにおいて最低利用期間や解約金が設けられていないので、気軽に利用することができます。


その一方、b-mobileではプラン変更やネットワーク(回線種別)の変更ができません。
そのため、プランやネットワークを変更したい場合は、一旦解約した後で再度申し込みをし直す必要があり、その都度、事務手数料が発生します。
また、b-mobileではスマホ端末の取り扱いがないので、別途端末を用意しておかなければなりません。
その他、auスマホを使いたい場合はSIMロックの解除が必須であったり光回線とのセット割がなかったり、所々で気になるデメリットも存在するので、それらをしっかりと理解した上で申し込むようにしてください。
ちなみに、b-mobileのメリットとして「SIMロック解除ができないソフトバンクのiPhoneが使える」という項目があるウェブサイトが多いですが、2019年10月時点ではLINEモバイルやnuroモバイルなどの他の格安SIMでも使えるようになっています。
また、中古で購入したスマホでもキャリアショップに持っていけばSIMロックを解除してもらえるようになったので、ソフトバンクのiPhoneが使えるという点は気にしなくとも良いでしょう。
メリット・デメリットから分かる「b-mobileが向いている人の特徴」
b-mobileのメリット・デメリットをご確認いただきましたが、そこから分かる「筆者が考えるb-mobileに向いている人の特徴」は下記の通りです。
筆者が考えるb-mobileが向いている人の特徴
- 毎月のスマホ代を極限まで安く抑えて節約したい人
- 普段はあまりスマホを使わず無駄に料金を支払いたくない人
- サブ機で使うためのSIMカードが欲しい人
いま、b-mobileに申し込むかを悩んでいる人は、上述のメリット・デメリットやb-mobileが向いている人の特徴を参考にしてもらえれば幸いです。



b-mobileの料金プラン
ここまで、b-mobileのメリット・デメリットを解説してきました。
この項目では、b-mobileに申し込んでみようかな?と思っている人に向けて、b-mobileで選べる料金プランについて解説をしていきます。
b-mobileでは新しい料金プランが登場する機会が多く、2019年10月現在で選べる料金プランは全部で6種類あります。
月額課金商品 | プリペイド商品 | |
---|---|---|
音声通話SIM | データ通信専用SIM | |
特に、音声通話SIMは3種類も料金プランがあるのでどれに申し込むか迷ってしまうかもしれませんが、選ぶべき料金プランは月額料金の観点で「990ジャストフィットSIM」一択となります。
それぞれの料金プランの内容について見ていきましょう。
990ジャストフィットSIM(=音声通話SIM)
データ容量 | ドコモ回線 | ソフトバンク回線 |
---|---|---|
~1GB | 990円 | 990円 |
~3GB | 1,290円 | 1,690円 |
~6GB | 1,790円 | 2,390円 |
~10GB | 2,590円 | 3,190円 |
~15GB | 3,590円 | 4,390円 |
b-mobileで音声通話SIMを契約する、となった時に選ぶのが「990ジャストフィットSIM」です。
990ジャストフィットSIMは従量課金制の料金プランで、ドコモ回線・ソフトバンク回線のいずれにおいても1GBまでなら990円しか利用料金がかかりません。
「従量課金制だと使い過ぎが心配…」という人でも、データ利用量の上限設定をしておけば使い過ぎを防止することができます。
さらに、「5分かけ放題オプション」は月額500円なので、他の格安SIMと比べても圧倒的に月額料金を安く抑えることが可能です。
b-mobileに申し込んだ後は届いたSIMカードを端末に差し替えて初期設定をするだけなので、連絡先のデータ移行やスマホアプリの引っ越し手続きをする必要はありません。
手間なく簡単に毎月のスマホ代を節約できるようになるので、音声通話SIMでとにかく月額料金を安くしたいと考えている人におすすめの料金プランです。

190 Pad SIM(=データ通信専用SIM)
画像引用:190 Pad SIM|b-mobile
データ通信のみ | SMS付きSIM | |
---|---|---|
回線種別 | ドコモ、ソフトバンク | ドコモ |
~100MB | 190円 | 320円 |
~1GB | 480円 | 610円 |
~3GB | 850円 | 980円 |
~6GB | 1,450円 | 1,580円 |
~10GB | 2,190円 | 2,320円 |
~15GB | 3,280円 | 3,410円 |
b-mobileで唯一提供されているデータ通信専用SIMが「190 Pad SIM」です。
データ通信SIMといえば、主にサブ機で使う用として契約されることが多いSIMタイプです。
サブ機の運用として頻繁に使う時もあれば全く使わない時もあるかと思いますが、190 Pad SIMならデータ利用量が100MB未満の時は月額190円しかかかりません。
1GBまで使っても490円、3GBまで使っても850円と破格の安さで、余っているスマホでインターネットが使えるようになるので、動画視聴やゲームアプリを楽しむために契約する人が多いです。
SMS付きデータSIMでも他の格安SIMの平均額よりかなり安く、データSIMなので契約期間や解約金の縛りは一切ありません。
そのため、190 Pad SIMは余っているスマホやタブレットを使う用、且つ無駄な料金を支払いたくない人に向いている料金プランだといえます。
START SIM
画像引用:START SIM|b-mobile
データ容量 | 月額料金(ドコモ回線のみ) |
---|---|
1.5GB | 1,380円 |
※2019年10月時点では本プランを選ぶメリットは一切ないので、990ジャストフィットSIMをお選びください
START SIMは、2019年3月5日にリリースされた「音声通話SIMでありながら最低利用期間も解約金も一切ない料金プラン」です。
2019年3月時点では非常に珍しいタイプの料金プランだったために注目を集めましたが、2019年10月時点ではb-mobileのメインプラン「990ジャストフィットSIM」でも最低利用期間や解約金が廃止となりました。
START SIMは1.5GBまで使えて1,380円ですが、990ジャストフィットSIMよりも月額料金が高いです(1GB:990円、3GB:1,290円)。
そのため、これからb-mobileに申し込むのであればSTART SIMは真っ先に候補から外してしまってOKです。
なお、現時点でSTART SIMを利用している人は、最低利用期間や解約金を気にすることなく990ジャストフィットSIMに移行できます。
最低利用期間や解約金がないことがメリットの料金プランでしたが、2019年10月時点では全く意味をなさない料金プランとなってしまったので今すぐに変更手続きをしてしまって問題ないでしょう。
b-mobile S スマホ電話SIM
画像引用:b-mobile S スマホ電話SIM|b-mobile
データ容量 | ソフトバンク回線のみ |
---|---|
~1GB | 1,950円 |
~2GB | 2,300円 |
~3GB | 2,650円 |
~4GB | 3,000円 |
~5GB | 3,350円 |
~6GB | 3,700円 |
~7GB | 4,050円 |
~8GB | 4,400円 |
~9GB | 4,750円 |
~10GB | 5,100円 |
~11GB | 5,450円 |
~12GB | 5,800円 |
~13GB | 6,150円 |
~14GB | 6,500円 |
~15GB | 6,850円 |
※5分かけ放題オプション利用の場合は+500円
参照:b-mobile S スマホ電話SIM|b-mobile
※2019年10月時点では本プランを選ぶメリットは一切ないので、990ジャストフィットSIMをお選びください
b-mobile S スマホ電話SIMは、SIMロック解除ができないソフトバンクのiPhoneでも使える料金プランです。
ですが、2019年10月時点では他の格安SIMでもSIMロック解除ができないソフトバンクのiPhoneが使えるようになった上、中古スマホでもSIMロック解除ができるようになりました。
b-mobileの「990ジャストフィットSIM」と見比べてみても月額料金が非常に高いので、本プランを選ぶ必要は一切ありません。
すでに使っている人は、990ジャストフィットSIMへ無料でサービス変更ができるので、この機会にマイページより変更手続きを行いましょう。


7GBプリペイドSIM
画像引用:7GBプリペイドSIM|b-mobile
ネットワーク | 対応SIM | 期間 | bマーケット価格 |
---|---|---|---|
ドコモ | マルチカットSIM | 7GB/月 | 3,850円(税込) |
7GB/月×6か月分 | 19,046円(税込) | ||
7GB/月×12か月分 | 30,352円(税込) | ||
ソフトバンク | nanoSIM、microSIM | 7GB/月 | 5,073円(税込) |
7GB/月×6か月分 | 25,259円(税込) | ||
7GB/月×12か月分 | 34,426円(税込) |
b-mobile 7GBプリペイドSIMは、国内旅行などでスマホのデータ容量を消費したくない時に便利なプリペイド型のSIMカードです。
ひと月あたり7GBまで使えて、1か月・6か月・12か月と好きな機関を選べるので、かなり自由度が高いと言えるでしょう。
サービス期間が終了した時やデータ容量を使い切ってしまった時でも、チャージすれば同じSIMカードのまま継続利用が可能なので、万が一の場合でも安心です。
b-mobileのWebサイト・家電量販店で購入できるので、b-mobileにプリペイドSIMがあることを覚えておくと、短期間だけ利用したい場合に役立つかと思います。
ちなみに、プリペイドタイプは物品購入と同様の扱いができるため、会社・個人事業の経費として精算可能なのも嬉しいポイントですね。
VISITOR SIM(=訪日外国人向け)
画像引用:VISITOR SIM|b-mobile
データ容量 | 期間 | 価格 |
---|---|---|
5GB | 10日 | 1,980円 |
7GB | 21日 | 2,970円 |
※本商品は訪日外国人向けのSIMカードです
VISITOR SIMは、訪日外国人向けのSIMカードです。
10日間で5GBまで、21日間で7GBまで使えるので、海外に住んでいる家族が一時的に帰国する際や友人が観光に来る際、紹介してあげると便利かと思います。
ただし、日本国内に住んでいる人にとっては使用するメリットがないSIMカードなので、上記に当てはまらない人であれば無視してしまって構いません。

b-mobileの口コミ
ここまで、b-mobileの料金プランについて解説をしてきました。
全部で6種類の料金プラン(SIMカード)がありますが、音声通話SIMなら「990ジャストフィットSIM」、データ通信SIMなら「190 Pad SIM」を選んでおけば大丈夫です。
この項目では、b-mobileに関する口コミについて見ていきましょう。
b-mobile 高速定額 SIM から S 990 ジャストフィット SIM に変更したらまともな速度になった。どちらもドコモ回線。たまたまかもしれないけれど。 pic.twitter.com/dqrJMAQSxo
— わだたかし (@_wa_) 2019年8月7日
平日昼12時代の回線速度
— おかしぃ (@atama_0kac) 2019年6月20日
左:LINEモバイル
右:b-mobile
bモバはお昼の混雑に速度落ちにくいとか言われてたけどそんなでもないな pic.twitter.com/DP4bi9krry
1枚目. mineo Dプラン
— ていちゅら (@t_sealion_m) 2019年10月20日
2枚目. b-mobile S 990 (SB)
3枚目. nuro光
Googleの速度テストて計測したけど、再計測したら、結構値変わった(特にNURO)
mineoは
Twitterの画像をしばらく表示出来ないくらいに遅い。
b-mobile(SB)
ある程度早い。
Nuro光
早い、Ping値高すぎ。 pic.twitter.com/BMGU3rchjn
b-mobile Sの昼時の速度 pic.twitter.com/a900aPov1G
— EYRE (@eyrej) 2019年6月17日
b-mobile S、普通に爆速な件
— Toga Shirako (@TogaShirako) 2019年3月13日
平日の12時でこれは…MVNOの速度じゃないw pic.twitter.com/mvQ10DU076
ソフトバンク回線(b-mobile s)速いし電波も良くて良い感じ。4GMARKのスコアの高い方がb-mobile s pic.twitter.com/5GYLjTmu6D
— まきのじ (@Makinoji) 2019年9月17日
b-mobileに関する口コミを調べてみたところ、通信速度に関する口コミばかりが出てきます。
実際に速度について見てみると、ソフトバンク回線は速度が速くて使いやすいといった口コミが多く見られました。
一方でドコモ回線は速度が遅めで、平日のお昼時に格安SIMを使いたい人にとってはかなりストレスになるかと思います。
サービスリリース当時は「990ジャストフィットSIM」はドコモ回線しか提供されていませんでしたが、2019年10月時点ではソフトバンク回線も選べるようになっています。
そのため、月額料金を安くしつつ快適にインターネットを使いたい人はソフトバンク回線を選ぶのが良いでしょう。


b-mobileを使うための具体的な手順の流れ
ここまで、b-mobileの口コミに関してご紹介してきました。
最後に、b-mobileの申し込み手順について確認して終わりにしたいと思います。
まずは、申し込みに必要な持ち物を準備してください。
b-mobileの申し込みに必要な持ち物
参照:990ジャストフィットSIM利用開始まで|b-mobile
これらの持ち物が準備できたら、下記の手順に従ってb-mobileに申し込みをしましょう。
b-mobile申し込み手順
- b-mobile公式サイトで「購入・申込」ボタンを押す
- 画面の指示に従って契約者情報を入力する
- 本人確認書類をスマホのカメラなどで撮影して画像をアップロードする
- 日本通信で本人確認が済んだ後にSIMカード発送、2~3営業日程度でSIMカードが届く
- SIMカードを受け取ったら開通手続きを行う
- スマホの初期設定を行う
- b-mobile電話アプリをダウンロードする
- 端末を再起動してインターネットに接続する
- 無事に接続できれば完了
これでb-mobileへの申し込み手順はOKです。
契約者情報を入力する際は、必ず提出する予定の本人確認書類に記載されている情報と同じ情報を入力するように気を付けてくださいね。


まとめ
以上、「b-mobileの評判ってぶっちゃけどうなの?格安SIMオタクが教える契約前に知っておきたい10個の本音」をお送りしました。
改めてお伝えすると、b-mobileは従量課金制の料金プランを提供しており、音声通話SIMで1GBまでならたったの990円で使えます。
他の格安SIMと比べて見ても破格の安さで、通信速度もそこそこ速いので、月額料金をとにかく安く抑えたい人に向いています。
その他、b-mobileにはたくさんのメリットがありますが、その一方でデメリットもあるので、下記の一覧表をしっかりと確認してから申し込むようにしてください。
メリット | デメリット |
---|---|
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b-mobileに申し込む際は、音声通話SIMなら「990ジャストフィットSIM」、データ通信SIMなら「190 Pad SIM」を選べばOKです。
最低利用期間や解約金は一切ないので、ぜひこの機会に申し込んでb-mobileを利用してみてください。
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