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WiMAX2+とLTEの違いとは?各通信規格の特徴やメリット・デメリットを比較

WiMAX2+とLTEの違いとは?各通信規格の特徴やメリット・デメリットを比較

モバイルWi-Fiルーターは通信会社や機種、プランによってさまざまな通信規格が採用されています。

とくに有名なのはWiMAXとLTEではないでしょうか。

WiMAXは固定回線の代替サービスとして有名です。

新規格のWiMAX 2+では混雑回避のための速度制限が設けられていますが、 日中については規制されることなく快適に通信できます。

一方で、LTEはスマートフォンやタブレットなどの通信規格としても有名ですよね。

こちらについては通信会社やプランによって扱いが異なりますが、スマートフォンと同じような容量制限を行っている事業者が大多数を占めています。

ところで WiMAX 2+はLTEと比べると電波が繋がりにくいという話をよく聞きますが、これは本当なのでしょうか。

ここではWiMAX 2+とLTEの違いについて解説します。

WiMAX2+とは

WiMAX 2+とはUQコミュニケーションズ株式会社、あるいはそのMVNOと呼ばれる通信事業者が提供しているサービスのことです。

WiMAXのMVNOについてはこちらの記事でくわしく説明していますので、ぜひ併せてご覧ください。

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確かにWiMAX 2+も通信規格の1つではありますが、厳密には第4世代移動通信システムのTD-LTEと呼ばれる回線を使用しています。

そう、WiMAX 2+とLTEは別物として語られることが多いですが、じつは WiMAX 2+もLTEの一種なのです。

スマートフォンやタブレットなどで利用しているLTEは、多くがFDD-LTEと呼ばれる回線を使用しています。

通信の仕組みなどに細かい違いはありますが、本質的にはどちらも同じLTE回線と考えても差し支えありません。

ただし、 同じLTE回線でも使用する周波数帯によって異なる特性を持っています。

周波数帯の違いによる電波の特性

WiMAX 2+はTD-LTEの2.5GHz帯(Band41)を使用しています。

元々スマートフォンなどの携帯電話機器では、WiMAX 2+よりも低周波数の2GHz帯(Band1)や800MHz帯(Band19)などが利用されていました。

その理由をひとことで説明すると、 高周波数の電波よりも低周波数の電波のほうがつながりやすいからです。

  • WiMAXが使う高周波数の電波のイメージ

WiMAXの電波は直進性が強くつながりやすいが、障害物があると電波が通りにくくなってしまう。

もう少しくわしく書くと、高周波数の電波は直進性が強いためビルや山といった障害物を避けにくく、またコンクリートを透過しにくいため 屋内へ電波が届きにくいというデメリットがあります。

逆に低周波数の電波は、直進性が弱い代わりに障害物を回り込みやすく、さらにコンクリートを透過しやすいので屋内でも電波が繋がりやすいのです。

  • スマホなどの低周波数の電波のイメージ

スマホなどのLTEの電波は障害物があっても回り込んで進む特性があるためつながりやすい。

ソフトバンクの携帯電話がつながりにくかった理由

昔ソフトバンクの携帯電話は電波が悪い、繋がりにくいと言われていました。

それは、 2GHz帯の電波しか提供していなかったためです。

現在では他社と比べても遜色ないレベルまで改善されましたが、それは俗にプラチナバンドと呼ばれる900MHz帯(Band8)のサービスを開始したことによります。

山間部などの電波が届きにくいエリアでは900MHz帯の基地局が整備されたことで、電波が繋がりやすくなりました。

現在でもスマートフォン向けに提供されている LTE回線は、2GHz帯やそれ以下の低周波数帯を中心に利用しています。

これはソフトバンクに限らずドコモやauでも同じです。

そのためWiMAX 2+は同じLTE回線を利用しているにもかかわらず、一般的なLTE回線と比べると高周波数帯のため、「WiMAX 2+はLTEよりも繋がりにくい」となってしまうのです。

WiMAX2+はサービスエリア内でもつながりにくい?

WiMAX 2+が一般的なLTEと比べてつながりにくい理由は、高周波数帯を利用しているために障害物を回り込みにくい、あるいはコンクリートを透過しにくいといったことが理由です。

したがって、 サービスエリア内かつ屋外であれば、一般的なLTEと同様に快適に通信できます。

あくまでも障害物やコンクリートに弱いだけで、電波そのものが繋がりにくいというわけではないので、その点についてはしっかりと理解しておきましょう。

また 屋内であっても木造の建物や、窓際であれば比較的繋がりやすいです。

屋内でWiMAX 2+のルーターがつながりにくくて困っている場合は、窓際などのなるべく障害物を介さない位置に設置して通信してみてください。

WiMAXを家の中で使う場合のメリット・デメリットやおすすめの端末などはこちらの記事で紹介しています。

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山間部の整備はあまり進んでいない

そもそも山間部については、 WiMAX 2+の基地局自体が整備されていないエリアがほとんどです。

旧WiMAXの頃と比べると、山間部のほうのエリアも拡大されてはいますが、それでも平地と比べると整備に多大なコストがかかります。

今後も山間部のエリアが拡大されるかと言えば、あまり期待はできないでしょう。

WiMAX 2+のサービスリア自体、ドコモ・au・ソフトバンクのそれと比べるとかなり狭いのです。

WiMAXの対応エリアを調べる方法については「 WiMAXの電波が届く範囲は?対応エリアと室内での運用方法を解説 」でご確認ください。


ここまでWiMAX 2+の弱点ばかり強調して書いてしまいましたが、もちろんWiMAX 2+にもメリットはあります。

WiMAX2+のメリットはデータ容量の制限がないこと

サービスとしてのWiMAX 2+には大きなメリットがあります。

スマートフォンでは「1か月のデータ通信料が○GBを超えると通信速度が低下する」といった通信制限、速度制限が行われることが一般的です。

しかしWiMAX 2+の 「UQ Flat ツープラス ギガ放題プラン」なら、このような容量制限がありません。

混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)はありますが、制限対象の時間外であれば快適に通信し続けることが可能です。

とくに スマートフォンなどの通信制限はかなり厳格な規制を行います。

通信量が一定値を超えると必ず制限される上に、その通信速度も最大128kbpsという超低速になってしまうのです。

128kbpsでもメールやLINEなどの通信なら問題ありませんが、画像が多いWebサイトの読み込みや動画の再生はかなり厳しいです。

確実にストレスを感じるレベルまで遅くなります。

混雑回避のための速度制限とは

それではWiMAX 2+の「混雑回避のための速度制限」とは、一体どのような通信制限が行われるのでしょうか。

この制限が行われる条件は2つあります。

「混雑回避のための速度制限」:2つの条件

  • 前日までの3日間のデータ通信量が10GBを超えている
  • ネットワーク混雑時間帯(18時頃から翌日2時頃)である

この2つの条件を同時に満たしている場合のみ、 通信速度が概ね1Mbps程度に制限されます。

「1Mbpsとは128kbpsの8倍の速さです」…と言ってもなかなか伝わりにくいかもしれませんね。

UQはこれを 「YouTubeの動画を標準画質で視聴できるレベル」としています。

実際 1Mbps程度の通信速度が出ていれば、大抵の作業はこなせます。

人によっては多少ストレスを感じるかもしれませんが、まったく問題ないと感じる人もいるでしょう。

WiMAX 2+のメリットは、ギガ放題プランなら月間のデータ通信量を気にする必要がないという1点に尽きます。

3日10GB以上に通信する方、なおかつ18時以降の時間帯を中心にインターネットを利用する方にはあまり向いていませんが、そうでない方なら快適に利用できるでしょう。

ギガ放題で大量通信OK!モバイルWi-Fiなら「WiMAX」が一番オススメ

モバイルWi-Fiルーターで一番魅力度の高い回線が「WiMAX」です。

■WiMAXのオススメポイント
・データ使い放題プラン(ギガ放題)がある
・下り最大440Gbpsの高速通信

また、気になる通信制限もWiMAXは「3日間で10GB」。これはWi-Fiルーターの競合他社よりかなりゆるい制限で、普通の使い方ではそうそう制限にひっかからないことも大きな魅力です。

WiMAXの契約窓口はいくつもありますが、その中でも業界最大級の現金キャッシュバック(なんと最大32,200円!)&即日発送のGMOとくとくBBがオススメです!

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LTEオプションの落とし穴に要注意

電波のつながりやすさと通信制限の2つに関連して、 LTEオプションを申込む際には7GB制限に注意しましょう。

LTEオプションはハイスピードエリア(auのスマートフォン向けに提供されているLTEの800MHz)が利用可能になるオプションです。

オプション利用料は1,005円/月ですが、auのスマートフォンとセットで契約して auスマートバリュー mineを適用するとオプション利用料は無料になります。

一見すると電波の繋がりにくいWiMAX 2+の弱点を克服できる素晴らしいサービスですが、実は大きな落とし穴があります。

ハイスピードプラスエリアモードでデータ通信量が7GBを超えると、WiMAX2+の通信に戻しても速度制限にかかってしまう。

ハイスピードエリアの月間データ通信量が7GBを超えると、 ハイスピードエリア以外のデータ通信も含めてすべての通信速度が最大128kbpsに制限されるのです。

これはギガ放題プランも例外ではありません。

ギガ放題ではない、7GB制限のあるプランではLTEオプションを利用するメリットも多少はあります。

しかし容量制限がないギガ放題プランとLTEオプションの組み合わせは相性が悪過ぎます。

一時的に山間部に滞在するような場合ならともかく、このオプションを常用しないといけないならそもそもWiMAX 2+が向いていません。

他の電波が繋がりやすいモバイルWi-Fiルーターを契約することをおすすめします。

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