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格安スマホの2台持ちは本当にお得か?

格安スマホの2台持ちは本当にお得か?

格安スマホユーザーへのアンケート調査結果を見ていると、大手キャリアの携帯電話と格安スマホの2台持ちをしているユーザーが意外と多いことが分かります。

いわゆる格安SIMが登場した当初はデータ通信しか利用できないサービスでした。

なので音声通話を利用するためにはキャリアと2台持ちをするのはほぼ必然で、仕方がないことでした。

しかし今ではほとんどが音声通話にも対応しているので、もうわざわざ2台持ちする必要はないようにも思われます。

たくさん通話する人であればカケホーダイプランなどの通話定額サービスを提供している大手キャリアのほうが魅力かもしれません。

ここでは本当に2台持ちするほうが料金がお得なのか、それぞれのサービスの特徴を確認してから料金をシミュレーションしてみましょう。

格安スマホの通話料は高い?

  格安スマホ 大手キャリア
基本料金 安い 高い
通話単価 高い 基本料金が高いほど安くなる
家族間通話 有料 無料
その他 IP電話による格安通話が可能
通話定額プランがある

格安スマホの1台持ちも2台持ちもそれぞれメリットとデメリットがありますが、 ここでは料金面に焦点を当てて考えてみます。

格安スマホの通話料金

格安スマホの通話料は一般的に高いとされています。 

基本料金にプラス700円程度で音声通話も利用できますが、大手キャリアのような無料通話や通話定額といった割引サービスが乏しく、ほぼ完全な従量制プランだからです。

IIJmio 専用アプリの みおふぉんダイアルや、 楽天でんわなどのプレフィックスサービスを利用すれば通常の半額料金(10秒/30円)で通話できますが、それでもたくさん通話する人にとっては割高に違いありません。 

IP電話アプリならかなり割安に通話できますが、品質が不安定であったり一部発信できない電話番号があります。

大手キャリアの通話料金

それに対して、例えばドコモのタイプSSバリューは基本料金が934円とやや高めですが1,000円相当の無料通信分が貰えます。

これは毎月25分相当の通話料金に相当するので、毎月25分までの通話が無料で利用できるということになります。

また家族間通話であればプランを問わず24時間無料で通話できます。

25分以上通話するなら上位のプランに変更すると基本料金が高くなる代わりに無料通信分が増え、通話単価は安くなるのでお得です。

さらに通話が多い人なら月額2,200円のカケホーダイプラン(ケータイの場合)も用意されています。

これなら誰が相手でも定額で通話し放題になります。


通話料の割引が充実しているキャリアの携帯電話を通話用に、パケット代が割安な格安スマホをデータ通信専用で2台持ちをするのはお得に見えますが、実際どの程度通話する人が得になるのでしょうか?

料金シミュレーション

IIJmio 2台持ち
+みおふぉんダイアル +タイプSSバリュー +タイプSバリュー +カケホーダイ
3GBプラン 900円 900円 900円 900円
音声通話 700円 934円 1,500円 2,200円
通話単価 10円/30秒 20円/30秒 18円/30秒
無料通話 1,000円分 2,000円分
月額使用料 1,600円~ 1,834円~ 2,400円~ 3,100円~

比較する格安スマホはみおふぉんダイアルを利用したIIJmio。

他のMVNOを利用する場合は楽天でんわで代用可能です。

ここでは家族間通話の割引に関しては考慮せずに計算しました。

2台持ちに関してはドコモでよく利用されそうな3プランを選出。

データSIMのプランは同条件としました。

あまり通話しない人とよく通話する人、それぞれ1台持ちと2台持ちのどちらの方が安く済むでしょうか。

ほとんど通話しない人の場合

電話を掛けることが少ない人なら基本料金が最も安い格安スマホ1台持ちで良さそうですが、どれくらい通話すると2台持ちと逆転するのでしょうか?


タイプSSの2台持ちとの差額は234円/月。

みおふぉんダイアルを利用すると1分辺りの通話料は20円なので、毎月の通話時間が11分以内ならば1台持ちの方が安く済みます。

また上の表では考慮していませんが、実際にはSMS付きのデータSIMを契約する人も多いと思われます。

その場合は2台持ちの月額がプラス120~150円ほどになりますが、これは通話料に換算すると約7分相当です。

毎月の通話時間が20分未満であれば1台持ちの方がお得と言って良いでしょう。

たくさん通話する人の場合

ということは毎月20分以上通話するのであれば2台持ちの方が安くなりそうですが、もう少し詳しく調べてみましょう。


1か月の通話時間が25分を超えると2台持ちの従量制で通話料金が課金されます。

しかも通話単価が20円/30秒と高いので、通話時間が39分を超えると1台持ちの方がまた安くなります。

しかし、通話時間が40分を超えるとタイプSバリューの方が安くなり、さらに通話時間が増えるとカケホーダイの方が良いということになります。

結局のところ、 毎月の通話時間が20分を超えるなら2台持ちで適切なプランに変更した方がお得ということになります。

まとめ

そもそも家族間の通話を無料で済ませたい人に格安スマホの通話プランは不向きですが、そこをLINEなどのIP電話アプリで代用できるなら2台持ちせずとも済みます。

家族間の通話を考慮せず、毎月の通話時間がおよそ20分以内なら2台持ちする料金面のメリットはほぼなくなります。

無料通信分をSMSの送信料に充てることができるくらいでしょうか。

逆に20分を超えるのであれば通話用にドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアの携帯電話を持ち続けた方がお得かもしれません。

格安スマホは通話単価の高さがネックだという人の参考になれば幸いです。

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