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固定費7項目を節約する方法と家計の見直しポイントの見つけ方

固定費を節約したいと考えている方に、家計における固定費の意外な盲点や見直すべきポイントについて詳しく紹介します。
生活費が苦しくて思ったように貯金ができない、将来に向けて今のままでは不安。
「お金」の心配は誰もが抱えているものです。この記事を読んで固定費を少しでも節約できるようにしましょう。

監修者

小沢 美奈子氏のプロフィール画像
小沢 美奈子(公式サイト)

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。大学を卒業後、損害保険会社で人材教育部門の社員教育・研修講師、火災保険の営業などに携わる。2012年にファイナンシャルプランナー資格を取得。FP事務所勤務を経て、K&Bプランニングを設立。現在はマネーコラムなどの執筆、セミナー講師、個人向けコンサルティングを通して、お金を「貯める・増やす・育てる」ためのスキルを広めている。フォトライターとしても活動中。

この記事の監修者「小沢 美奈子」様からのコメント

最も効果の高い節約をしたいのなら、まずは固定費から見直しましょう。たとえば、毎月のスマホ代、家賃、住宅ローンの返済、生命保険や損害保険の保険料、教育費などです。固定費の見直しは、面倒な手続きが必要であることが多く、後回しにしがちです。しかし一旦見直してしまえば、あとは自動的に支出の削減ができます。ただし、何でもかんでも削るのではなく、「ここはしっかりお金をかけたい!」という支出項目があれば、その支出をわざわざ削る必要はありません。「スマホ代は削るけど、教育費にはしっかりお金をかけよう」など、家計全体のバランスを見て、メリハリを利かせた家計運営に努めてみてください。

家計の見直しはまず固定費から

家計の節約を考えるなら、固定費の見直しから始めましょう。
支出の内訳は固定費と変動費に大きく分けることができます。

変動費とはその名の通り変動する支出であるため、予測がつきません。
「交際費」「冠婚葬祭」「医療費」など予定外の出費はコントロールしにくいものです。

一方、固定費とは、変動しない支出のことを指します。
毎月の固定費を少しでも抑えることができれば、明日からでも効果的に支出を削減できます。

固定費と変動費に該当する項目
固定費変動費
  • 住宅費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 保険料
  • 教育費
  • 車関係費(ローン・駐車場代)
  • サブスクリプションサービス料
  • 食費
  • 交際費
  • 交通費
  • 医療費
  • 被服費
  • 雑費

一般的に家計全体に占める割合は、固定費のほうが変動費よりも大きい傾向にあります。

固定費節約のメリットは費用の削減がずっと続くところです。
仮に通信費を月あたり3,000円カットできた場合、年間36,000円、10年間で360,000円の節約につながります。

必要のないサービスや無駄を省いて賢く節約をして、よりよい暮らしを手に入れるために固定費の見直しは有効です。

無理なく固定費を削減するための見直し順

無理なく続けるには、手を付けやすいところから始めることも重要です。いきなりすべての固定費を削減しないといけないわけではありません。ただし、人それぞれ嗜好が異なりますので、まずは優先順位を決めるとよいでしょう。

節約の対象難易度
サブスクリプションサービス料低:すぐに効果を出せる
水道光熱費低:簡単なところから始めやすい
通信費中:契約プランの変更も
保険料中:しっかり調べて慎重に
車関係費(ローン・駐車場代)中:大きな買い物、よく考えて
住宅費高:ローン組み換えは長期目線で
教育費高:削減しにくい部分

1.サブスクリプションサービス料の節約

契約したままで使っていないサブスクリプションサービスはありませんか?

サブスクリプションサービスとは

サブスクリプション(通称「サブスク」)とは、定期購読・会費という意味の言葉です。
毎月定額の料金を支払い購入しているサービスです。
動画配信サービスの「Netflix」や「YouTubrプレミアム」、音楽サービスの「Spotify」や「Apple Music」などが挙げられます。

サブスクリプションサービスの見直しは、簡単にすぐにできる選択肢といえます。

たとえば、「YouTubeプレミアム」は月額1,180円(税込)。
1年間の合計額は14,160円にものぼります。

弟リスのイラスト
1年で合計14,160円?!
最近YouTubeもそんなに見なくなってきてるから、YouTubeプレミアムは解約しようかな…

兄リスのイラスト
毎月自動で引き落とされるサブスクは、ついつい契約してたことを忘れてしまいがちだよね。
でもサブスクも立派な固定費!ちゃんと見直しておこう!

その他にも「Amazon KindleUnlimited」という月額980円で電子書籍が読み放題になるサブスクリプションサービスがあります。
もし、月に1冊も読んでいない状況であれば、毎月支払うよりも、読みたい本をその都度購入したほうが安く済む可能性があります。

まずは自分がどんなサブスクリプションサービスを利用しているか、銀行の通帳などで確認しましょう。
利用中のサービスを見直す良いタイミングかもしれません。
無駄と思われるサブスクリプションサービスを洗い出してみましょう。

  • 加入しているサブスクリプションサービスを銀行口座の通帳やクレジットカードの明細書でチェック
  • 金額とともに一覧にする。
  • 使っていないもの、より安いプランに変更しても良いものを探す
  • 解約・契約変更の手続きをする。

※その場で解約できない場合はそのスケジュールを確認する。

サブスクリプションサービスの加入状況を把握する

まず、自分がどのようなサブスクリプションサービスに加入しているかを把握しましょう。
サブスク料金はクレジットカードなどから自動で引き落とされるケースが多いです。

以下のような方法で毎月の引き落としの内容を確認していきましょう。

  • 銀行の通帳で記帳して支出項目を見る
  • クレジットカードのマイページから引き落とし履歴を見る
  • 家計簿アプリの中から探す

次に、加入サービスで長らく使っていないものがないか調べます。該当すれば優先的に解約します。あるいは利用はしていても頻度が少なく、メリットを享受できていないものがないか探してください。

自分の利用頻度を省みて、サービス利用の継続を検討しましょう。
残ったものが本当に必要なサービスです。それ以外は迷わず解約してしまいましょう。

思い切って解約の手続きを

サブスクリプションサービスの解約でハードルが高く感じるのは解約手続きの複雑さです。電話一本で解約できれば簡単ですが、インターネット関連のサービスはホームページ上で手続きを求められることが多く、非常にわかりづらいこともあります。

代表的なサブスクの解約方法を記載したページをご紹介します。

しかし、固定費節約のため面倒くさいと思わずに行動に移すことが肝心です。いつでも再加入できると考え、思い切って断捨離をしてしまいましょう。

水道光熱費の見直し

総務省時計局のデータによると、総世帯の水道・光熱費の年間支出額は219,678円にのぼります。(令和2年の調査結果より)

わからない弟リスのイラスト
年間で20万か…
でも水も電気も使うし、どうやって節約したら良いの?

電気代・ガス代・水道代について、具体的には下記の方法が考えられます。

  • 電気・水道・ガスの使用量を減らす
  • 電力会社や契約プランを変える
  • 省エネ家電に買い換える

それぞれの方法をくわしくチェックしていきましょう。

電気・水道・ガスの使用量を減らす

一番手っ取り早いのは電気・ガス・水道の使用量を減らすことです。
水道代に関してはお住まいの行政による管轄ごとに料金が決まっているため、使用量を節約するしかありません。以下に簡単な方法をいくつか紹介します。

お風呂のお湯を洗濯に再利用する
1回の洗濯に使う水量が100Lとして、そのうち半分の50Lをお風呂のお湯に代えたとします。
東京都の場合は1リットル当たり0.37円。
これを毎日続ければ年間で約6,800円も節約できます。
(参照:洗濯にお風呂の残り湯って使ってもいいの?節約できる水道代も解説! | ハイアールグループ日本地域
節水シャワーヘッドに交換する
シャワーヘッドを交換するだけでも節水は可能です。
シャワーヘッドの水が出る穴を小さく設計して、少量の水でも勢いが出て、水圧をしっかり感じることができるので物足りなさを感じないものも多く販売されています。
水道のケレップ(蛇口内にある水栓コマ)を節水タイプに交換する
シャワー以外の蛇口でも、「ケレップ」を付けることで節水ができます。
株式会社カクダイが販売している「節水用ゴムコマケレップ(13用)」では、50%もの節水効果が挙げられています。

特に、シャワーヘッドやケレップの交換は、一度作業してしまえば意識することなく節水できるため、大きなデメリットなしですぐに効果が出ます。
また、電気代も使わない機器はこまめに電源を消すかプラグを抜くことや、ガス代も湯船からシャワーに変えることで、使用量を削減できます。

ただし、こまめな節電・節水には手間がかかりストレスに感じる人もいるでしょう。
そのような方には契約プランの見直しがおすすめです。

電気代は契約プランの見直しを

電気代については「待機電力を減らす」「冷房の温度を下げすぎない」といったこまめな心がけはもちろん大切です。
加えて、電力の契約プランを見直すという方法もあります。
2016年から電力会社を自由に選べるようになりました。そのため、電気とガス、回線など複数の生活に欠かせないインフラを一本化できるシンプルでお得な料金プランも登場しています。
どの程度安くなるかをシミュレーションできるサイト(電気代見直しNo.1サイト「エネチェンジ」 / 電気とガスのかんたん比較)で、一般的な家庭向けプランである「従量電灯B」および「家族4人」の想定で試算してみました。すると、最大で年間約39,000円の節約になると算出されました。
また「ソフトバンクでんき」「J:COM電力」といった電話やケーブルテレビの通信事業者が電気と回線をセットにして割引するプランも登場しています。
お住まいの地域や選ぶ電力会社、家族構成や生活リズムによって金額に差が生じるため、一度電力会社のサイトなどでシミュレーションしてみることをおすすめします。

省エネ家電に切り替える

さらに、電気代を抑えるために電化製品を最新のものに買い換えてしまうことも有効です。初期費用がかかってしまいますが、長い目で見ると、電気の使用量がぐっと下がります。エアコンで例えましょう。経済産業省エネルギー庁によると、2010年製に比べて2020製のエアコンでは約12%もの省エネが実現されています。この差は製造年が古いほど大きく、20年以上前のエアコンであれば買い替えも視野に入れたいところです。

他にも、照明器具の電球をLEDランプに変更することで85%もの省エネができます。
さらに一般の電球よりも約40倍も長持ちするため、電球を買い替えるお金も節約できます(経済産業省・資源エネルギー庁「照明機器|省エネルギー・新エネルギー」より)。

また、冷蔵庫は10年前の製品に比べて年間消費電力が37~43%も削減されています。
これは電気代に換算すると、年間約4,740~6,090円の節約効果になります(一般財団法人 家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK」より)。
必ずしも、物を長く大事に使い続けるだけが節約ではありません。買い換えのタイミングでぜひ省エネ家電への買い替えを検討してください。

通信費の削減

通信費の見直しは、一度行ってしまえば数年単位で節約効果が継続するので、実は長期的に見るととても手間の少ない節約方法です。

最近では、NTTドコモが「ahamo」という新しい格安プランを発表するなど、より安いプランがたくさん登場しています。
ぜひ見直しを行っていきましょう。

携帯電話とネットは節約効果が大きい

通信費の削減で真っ先に取りかかるべきことは、やはり携帯電話の料金プランとインターネット回線使用料の見直しです。
最近ではキャリア各社が大幅値下げしたプランを導入し、以前よりは月の平均利用料が下がりました。それでも、必要以上に大容量のプランは見直す価値があります。
総務省の調査によると、20ギガ以上のプランを契約していながら実際に20ギガも使っているユーザーはわずか約10%しかいません。
さらに、留守電転送機能やキャッチホンなどあまり必要ではないオプションサービスもカットできるはずです。

利用者の割合

(出典:総務省「携帯電話ポータルサイト」)

携帯電話のマイページから、毎月自分がどれくらいのデータ通信を行っているかの確認ができます。
加入しているプランよりも、髭右推しているデータ量が大幅に少ない場合にはプラン変更がおすすめです。

格安SIMへの乗り換えは解約違約金が無くなった今がチャンス

通話が少なめでパケット使用量もそれほど多くないのであれば、格安SIM(MVNO)への乗り換えも検討しましょう。
3大キャリアでの平均月額料金は約8,300円です(MMD研究所「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」より)。 仮に家族4人で利用する場合、月に計33,200円ほどです。

一方、格安SIMなら月額およそ4,400円が平均値であり、家族全員あわせて17,600円程度と半額以下で収まります。

また、2019年秋以降いわゆる「2年縛り」という契約期間のルールが撤廃され、解約にともなう違約金の発生がなくなりました。よって、携帯電話の料金を見直す絶好のタイミングです。

ただし、旧プランからの移行など条件によっては、違約金のかかる場合があります。詳しくは各社ホームページで確認してください。

通信会社に支払っている平均月額料金

(出典:MMD研究所「通信サービスの料金と容量に関する実態調査」)

インターネット回線の見直しは解約金に注意

インターネット回線使用料については、各社の価格競争が激しくさまざまなキャンペーンやキャッシュバックを行っているため、お得な業者を比較検討しましょう。
乗り換え時に注意すべき点として、解約金が発生することもあります。そのため、契約の更新月を狙ったほうが不要な出費を抑えることができるでしょう。ただし、大手のキャリアやプロバイダでは携帯電話とのセット割引が効くこともあります。そのため、表面的な価格だけで決めずにトータルで安くなるプランを探しましょう。

固定電話や新聞はもはや不要なことも

固定電話についても一考したいところです。携帯電話の普及により、最近では固定電話を置かない家庭も増えています。日本全国の固定電話における普及台数をみても明らかです。2001年3月時点には6,196万台だった固定電話の普及台数が、2020年には1,846万台まで落ちています(総務省「電気通信事業分野の競争状況に関する四半期データの公表 (平成20年度第4四半期(3月末)」、総務省「令和2年版 情報通信白書|提供状況」より)。

もしすでに光回線のインターネットを利用していて「固定電話はめったに使わないけれど念のために置いておきたい」というのであれば、光IP電話(ひかり電話)への乗り換えをおすすめします。
ひかり電話とは、回線業者のもつ電話サービスです。例えば、NTT西日本の固定電話におけるダイヤル回線の基本料金は1,450円(税抜)、光IP電話の基本料金は500円(税抜)で設定されています。差額でみると、月々1,000円近くの節約が可能です(参照:基本料金|加入電話の料金ご案内|加入電話|NTT西日本)。

その他、新聞の定期購読も生活スタイルによっては必要でない人もいるでしょう。
最近は、主な情報をWebサイトでも読むことができます。長年購読してきたという理由だけで続けているならいっそ解約しても意外と困らないかもしれません。
これだけで月に4,500円も削減できます。

4.保険料の見直し

保険は、家の次に人生で2番目に大きな買い物といわれます。生命保険をはじめとする、各保険の見直しも忘れずにしましょう。
保険商品は次々と新しいものが登場しています。一人暮らしの若者と子どもを抱えた一家の大黒柱では、必要な保障や金額がまったく違います。保障内容は自動的には切り替わらないため、従来のままでは掛け金が高くなるばかりで不利な場合があります。結婚や出産、子どもの独立などライフステージに応じて、必要な保険に切り替えましょう。 チェック項目は以下の通りです。

ライフステージごとに考えたい主な保険の種類
年代イベント保険
20代独身、就職死亡保険、医療保険、がん保険
30代結婚、出産死亡保険、学資保険、医療保険、がん保険
40代マイホーム購入、子どもの受験死亡保険、医療保険、がん保険、就業不能保険
50代子どもが独立し、夫婦二人に死亡保険、個人年金保険、介護保険
60代定年退職、老後に備える介護保険

(参照元:【FPさん教えて】保険の見直し7つのチェックポイントとは?|Like U ~あなたらしさを応援するメディア~【三井住友カード】

チェックする項目

  • 保険の種類:掛け捨てタイプ(定期型)か積み立てタイプ(終身型)か
  • 保障内容と金額:入院や死亡時などに必要となる金額が保障されているか
  • 保障の期間:保障は払い込み後も一生涯続くのか
  • 保険料:家計を逼迫していないか、無理なく支払いの継続ができるか

加入している民間の保険によっては、健康保険や労災保険などの社会保険と補償内容が重複していることがあります。その場合、保障を見直してみるのもよいでしょう。
注意すべきポイントは、保障の空白期間をつくらないことです。新しく入る予定の保険で審査が通らないこともあり得ることです。勇み足で元の保険を解約してしまうと、万が一、保障の空白期間に事故や病気に遭った際に、保障を受けられないリスクが生じます。
保険は一度解約すると元に戻すことはできません。あとで「しまった」という事態にならないよう、保険相談の窓口でファイナンシャルプランナーなどに助言を仰ぎ、慎重に決めてください。

5.車のローン・駐車場代の削減

自動車代で節約できる支出 年間10万円

車の必要性は住む地域や生活スタイル、交通環境によって人それぞれです。所有する以上は税金・保険・車検・免許更新料などの必要経費がかかります。
車は乗っても乗らなくても月々決まったお金が出ていくものです。少しでも維持費を節約するために以下を検討しましょう。

  • 維持費の安い車種を選ぶ
  • 駐車場を変える
  • カーシェアリングを利用する
  • 車検費用の安いところを探す
  • 自動車保険を見直す

購入するなら軽自動車を考えてみては

これから車を購入するのであれば、普通自動車よりも軽自動車を選ぶほうが維持費を抑えることができます。主な費用を比較します。

普通自動車(1.5t、1,000cc以下)軽自動車
自動車税(年間)25,000円25,000円
自動車重量税(年間)36,900円6,600円
車検費用7万円~15万円4万円~10万円

(参照元:経済産業省「令和元年10月 変わりました!クルマの税 [CHANGE CAR TAX]」、国土交通量「令和3年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方」、チューリッヒ「自動車重量税とは(軽自動車・計算方法)|チューリッヒ」)

以上からも、税制面や車検費用で軽自動車に有利な点の多いことがわかります。
他にも、ETC利用料や燃費などランニングコストでも軽自動車に優位性があります。
もちろん「軽自動車一択」というわけではありませんが、固定費の削減を優先したい方は参考にしてください。

車の維持にかかるコストを下げる

月々にかかる駐車場代の平均額は、都内で約3万円、全国平均では約8,000円です。(参照元:軽自動車の維持費は安い?【普通自動車との年額・月額費用比較や節約術】 - SBI損保の自動車保険)当然ながら郊外へ行くほど相場は下がります。月に1、2回しか乗らないなど車の利用頻度が少ないのであれば、多少家から離れても安い駐車場に変えるメリットが大きくなります。
また、そもそも車を所有するほどではないと判断すれば、必要なときのみカーシェアリングを利用するほうが経済的でしょう。

車検費用は店舗によって値段にバラつきがあります。例えば正規ディーラーの場合は整備技術が高く信頼できますが、その分費用も高くなります。費用が抑えられるガソリンスタンドでの車検の場合、提携している整備工場へ委託している事が多いので、どうしても時間がかかってしまいます。このように店舗によってのメリット・デメリットがあるため、ネットや口コミで安くて安心なショップを探しましょう。ネットでは簡単に料金比較ができるため、試しに相見積もりをしてみてはいかがでしょうか。

6.家賃の見直し

家計の支出で最も多くを占める家賃の圧縮ができれば、全体の節約効果が大きく期待できます。
家賃を節約するには以下のような方法があります。

  • 引っ越しする
  • 家賃の値引き交渉をしてみる
  • 住宅ローンの繰り上げ返済をする

引っ越しや家賃交渉を試す

家賃は収入の3分の1までに抑えるべきとされています。それ以上であれば分不相応のため、住む家を考え直すのも一案です。
同じような条件の物件でも、区をまたいだり沿線が違ったりするだけで相場が大きく下がるといったことも珍しくありません。長い目で見れば、引っ越しにかかる初期費用を考慮しても、家賃が下がることで長期の固定費を節約できるメリットのほうが上回ります。とはいえ、家賃を抑えるために引っ越しまでするのはかなり大変な労力でしょう。
そこで、一度管理会社や大家さんに賃下げ交渉をしてみるのもけっして無駄ではありません。「10年以上住んでいる」「築年数が経って老朽化してきた」「周囲の環境が変わって立地条件が悪化した」などの有利な理由があれば、交渉の余地はあります。

ローンの繰上げ返済を利用する

もし、持ち家で住宅ローンを組んでいるなら、繰り上げ返済という選択肢も考えてみましょう。繰り上げ返済とは元金の一部あるいは全部を前倒しで返済することで、2つの方式があります。

  • 「期間短縮型」:利息を減らしたい、完済までの期間を早めたい
  • 「返済額軽減型」:毎月の支払額を抑えたい

ある程度まとまった貯蓄があるなら期間短縮型の繰り上げ返済をおすすめします。結果として支払う利息が少なくなるためトータルとしては節約になります。
月々の支払いが苦しいようであれば、返済額軽減型で家計の負担を少しでも軽くしましょう。

以下はローンの繰り上げ返済をした場合のシミュレーションです。

住宅ローンの諸条件

  • 借入額2,500万円、返済期間35年、固定金利、金利2.5%
  • 毎月返済額:8万9,373円(ボーナス払いなし)

(参照元:Q. 住宅ローンの繰り上げ返済、効果的に行うには? | 住宅購入 | 一般社団法人 全国銀行協会)

3年後に100万円を繰り上げ返済した場合
返済内容期間短縮型返済額軽減型
毎月返済額8万9,373円(変わらず)8万5,588円(3,785円軽減)
残り返済期間30年(2年短縮)32年(変わらず)
将来の支払利息軽減額間115万6,892円45万3,924円
5年後に300万円を繰り上げ返済した場合
返済内容期間短縮型返済額軽減型
毎月返済額8万9,373円(変わらず)7万7,520円(1万1,853円軽減)
残り返済期間24年6か月(5年6か月短縮)30年(変わらず)
将来の支払利息軽減額間291万2,654円126万7,410円

(出典:一般社団法人全国銀行協会「住宅ローンの繰り上げ返済、効果的に行うには?」)

7.教育費の節約

教育費は子どもの人生に直結するため、できるだけ十分にかけてあげたいのが親心です。与える教育の質は落とさず費用を節約するには、ITが鍵です。スマホアプリやサブスクリプションサービスを用いた比較的安価で勉強できるサービスを活用しましょう。
以下は学習塾にかかる費用の年間平均額を示したものです。

小学校平均中学校平均
公立53,313円202,965円
私立252,790円153,365円

(出典:文部科学省「調査結果の概要」)

そもそも「塾に通わせてさえおけば安心」なんてことはありません。「本当に学力向上の効果があるのか」「本人に塾が向いているのか」子どもの意見も聞きながら考えるといいでしょう。
昨今はスマホアプリや動画サイトなどでも学習できる環境が整っています。例えば英語でも、英会話教室に通うのではなく、オンラインでマンツーマンレッスンを受講した方が格安になる時代です。
うまく活用すれば、塾に通わなくても受験対策は可能です。ITを活用することで大幅な教育費削減が実現できます。

家計の見直しに家計簿は必須?

家計の見直しをするためには、お金の出入りを把握することが欠かせません。ぜひ家計簿をつけて「家計のみえる化」に努めてください。
今はスマホ向け家計簿アプリが充実しています。レシートをカメラで撮影するだけで自動的に項目分けして登録できるアプリまであります。折れ線グラフや円グラフで視覚的に収支がわかるといった機能もあり、思いのほか無駄な出費がかさんでいると気づかされることもあるでしょう。
毎月のお金の出入りに敏感になることが節約への第一歩です。

まとめ

家計における固定費の削減方法について詳しく解説しました。すぐに手を付けられるサブスクリプションの解約から携帯電話の乗り換え、保険や住宅ローンの契約見直しといった本格的なものまで7項目を挙げました。
固定費の削減は一度見直しをするだけで以後ずっと続くため、5年、10年経ったときに大きな違いを生みます。しかも、取り組み開始が早ければ早いほど効果が大きくなります。とはいえ、そのために日々我慢や不自由を強いられては元も子もありません。固定費を下げる最大の目的は無駄な支出を抑えることで家計を改善し、ゆとりのある生活を送ることです。
また、保険やローンの見直しについてはなるべく専門家の意見も参考にしながら、失敗のない節約を試みてください。
紹介した項目のうちできそうな節約方法があれば、実行に移して効果を実感してみてください。

家計の見直しは「固定費」の削減から始めよう!支出の見直しポイントとプロが教えるおすすめの方法はコレ!

この記事の著者

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Soldi編集部

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