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安さに騙されるな!モバイルバッテリーの賢い選び方とオススメ機種を解説

モバイルバッテリーの選び方を解説。最適な組み合わせで快適に充電しよう!

「モバイルバッテリーにたいした違いなんてない」「どれを選んでも一緒」だと思っていませんか?

各製品の違いはバッテリー容量だけではありません。

搭載されているUSBポートの数充電スピード外装のサイズや重さなど、様々な点で性能が異なります。

この記事ではこんな疑問に答えます!

  • 同じ容量でも価格や大きさが違うのはなぜ?
  • とりあえず容量が大きなものを選んでおけば良いんじゃないの?
  • 急速充電ってどういう意味?普通とどれぐらい違うの?

また、充電する機器とモバイルバッテリーには相性もあります。

よっぽど間違った組み合わせでなければ、まったく充電できないといった事態に陥ることはありませんが、最適な組み合わせで使用するのとそうでないのとでは快適さや便利さといった実用面で雲泥の差があります。

この記事ではモバイルバッテリーの選び方とおすすめの製品を紹介します。

正しいモバイルバッテリーの選び方を知って、自分にとって最適なモバイルバッテリーを購入しましょう。

これだけは押さえておきたいモバイルバッテリーの選び方と人気製品

モバイルバッテリーを購入するにあたって、これだけは押さえておきたいというポイントが3つあります。

モバイルバッテリー選びで知っておきたい3つのポイント

  1. 実際に充電される容量はスペック表記の60%程度
  2. 基本的にバッテリー容量と重量は比例する
  3. 急速充電は規格が一致している必要がある

モバイルバッテリーに搭載されているバッテリー容量を表す単位は、mAh(ミリアンペアアワー)が使用されることが多いです。

この数字が大きければたくさん充電できますし、小さければ充電できる量も少なくなります。

ところが、このバッテリー容量の数字をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

実際に充電可能なバッテリー容量は概ね60%、良くても70%に届くかどうかといったところです。

(後ほど「実際に充電可能な定格容量に注意」の章で詳しく解説します)

したがってモバイルバッテリーの容量は、充電したい端末に搭載されているバッテリー容量の約1.7倍の製品を選びましょう。

大まかに計算すると3,000mAh充電するなら5,000mAh、6,000mAh充電するなら10,000mAhくらいの容量が必要です。

ただし、バッテリー容量が大きくなると、それに比例して本体サイズが大きくなりますし、重量も増加します。

必要以上に大容量のモバイルバッテリーを購入してしまうと無駄に鞄のスペースを圧迫しますし、持ち歩くのに負担になってしまうので、そういった点にも注意しましょう。

また、最近は急速充電対応をうたうスマートフォンやモバイルバッテリーが増えてきていますが、一口に急速充電と言っても様々な規格が存在します。

規格が異なる組み合わせでは基本的に急速充電は不可能です。普通のスピードでの充電になってしまうのでこちらも注意が必要です。

以上の3点だけは押さえておきたいところです。

しかし、「とにかく充電できれば良い」「万人におすすめの製品が知りたい」と思われる方もいるでしょう。

そんな方にはAnker製のPowerCore 10000をおすすめします。

Anker PowerCore 10000

大手通販サイトのAmazonでベストセラーとなっているのがAnker製のPowerCore 10000

大手通販サイトのAmazonでベストセラーとなっているのがAnker製のPowerCore 10000です。

バッテリー容量は10,000mAhを搭載。

実勢価格は2,300円から2,700円程度の比較的安価なモバイルバッテリーです。

1番人気の製品、おすすめの製品が欲しいという人にはこれをおすすめします。

画像出典:ANKER「PowerCore 10000」

Anker PowerCore 10000が人気の理由、おすすめするポイントを簡単に紹介します。

10,000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては最小最軽量

PowerCore 10000の数字が表すように、10,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

10,000mAhもあれば、一般的なスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなら最低でも2回はフル充電することが可能です。

とくにスマートフォンとモバイルWi-Fiルーターなど、複数の機器を使用する人にとって10,000mAhは最低ラインとも言えます。

また、このクラスの大容量モバイルバッテリーとしては世界最小かつ最軽量の製品です(2016年8月現在)。

重量は公称約180g、卵3つ分ほどです。

大容量のモバイルバッテリーが欲しいけれども、大きかったり重いのは嫌という人にぴったりです。

出力は最大12W 5V/2.4Aをサポート

モバイルバッテリーは出力、充電スピードも重要ですよね。

PowerCore 10000の最大出力は12W、5V/2.4Aまでサポートしています。

そのためiPadのようなタブレット端末でも高速で充電することが可能です。

またAnker独自技術のPowerIQとVoltageBoostにより、デバイスごとに最適なスピードで充電を行います。

Micro USBケーブルとトラベルポーチを同梱

パッケージにはモバイルバッテリー以外にも、Micro USBケーブルやトラベルポーチが同梱されているのが地味に嬉しいポイントです。

PowerCore 10000自体の充電はMicro USBケーブルを使用して行いますが、とくにiPhoneユーザーの中にはMicro USBケーブルを持っていない人も多いのではないでしょうか。

なおACアダプターは付属していませんが、これはiPhoneに付属しているものを流用することが可能です。

購入後18か月間のメーカー保証付き

PowerCore 10000は18か月間のメーカー保証が付いています。

通常使用において充電不能になるなどの不具合が発生した場合、購入後18か月以内なら無償で対応してもらえます。

迷ったらとりあえずPowerCore 10000

モバイルバッテリーにこだわりがない、どれを選べば良いのか迷ってしまうという方は、とりあえずPowerCore 10000を買いましょう。

大概の機器を2回フル充電することが可能な大容量のバッテリーを搭載していながら小型軽量なので、容量不足や重量などのスペック面で後悔することは少ないはずです。

ただし、PowerCore 10000はUSBポートを1つしか搭載していないので、複数の機器を同時に充電することはできません。

また後述するQuick Charge 3.0のような急速充電規格には非対応です。

急速充電に対応しているデバイスで使用するのであれば、それぞれの急速充電規格に対応しているモバイルバッテリーを選ぶことをおすすめします。


それでは、モバイルバッテリーの選び方について、もう少し踏み込んで解説していきます。

モバイルバッテリー選びで失敗したくない方はぜひ参考にしてみてください。

失敗しないモバイルバッテリーの選び方

モバイルバッテリーに対して1番重視する項目は人それぞれでしょう。

しかし、1番重視する項目だけで選んでしまうと失敗してしまう可能性が高いです。ここからは少し専門的な内容も絡めて解説します。

実際に充電可能な定格容量に注意

モバイルバッテリーのスペックとして記載されている容量と、実際に充電可能な容量には30%から40%程度の差があります。

これは、モバイルバッテリーに保存されているエネルギーを取り出す際、いくつかの形で変換ロスを生み出してしまうからです。

モバイルバッテリーの内部では、一般的に3.7Vの電圧で保存されています。

しかしUSBケーブルを使用するためには、昇圧して5Vに変換しなくてはいけません。この時の変換ロスが約20%とされています。

USBケーブルによってスマートフォンなどのバッテリーに運ばれてくると、今度は3.7Vに戻すために降圧しなくてはいけません。

ここでもまた約20%のロスが発生します。

変換効率はモバイルバッテリーによって変わるため一概には言えませんが、一般的に充電可能な容量は60%程度に落ち着くことが多いです。

この実際に取り出せる電気量のことを「定格容量」と呼びます。

定格容量が記載されていることは少ない

残念ながら定格容量が記載されていることは少ないです。

そのためモバイルバッテリーを選ぶ際には、バッテリー容量の数字をそのまま受け取るのではなく、実際にどれくらい充電することが可能なのか自分で考えて選ぶ必要があります。

スマホやルーター1台につき5,000mAhあれば安心

しかし製品ごとに計算するのは面倒ですし、変換効率も異なるため正確な定格容量を導き出すことは難しいです。

ですが、逆に言えばあまり細かく計算する必要もありません。

大まかな目安として、充電したいデバイス1台につき約5,000mAhが必要だと考えれば良いでしょう。

主要なAndroidスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターでは、3,000mAh程度のバッテリーが搭載されている機種が多いです。

したがって、バッテリー残量が0の状態から100%まで充電するのに5,000mAhもあれば十分です。

ただし、バッテリー容量は大きければ大きいほど良いというわけでもありません。

バッテリー容量に比例して大きく重くなる

基本的にバッテリー容量と本体サイズや重量は比例します。

つまり、大容量のバッテリーほど大きく重たくなるので、持ち運びには不向きということになります。

バッテリー容量とのトレードオフならある程度のサイズや重さは許容できるという方もいらっしゃるかもしれませんが、なるべく小さくて軽いほうが良いですね。

モバイルバッテリーを選ぶ際は、容量だけでなく本体サイズや重量にも注目しましょう。

モバイルバッテリー自体の充電時間も長くなる

大容量のモバイルバッテリーは、それ自体の充電にも時間がかかります。

とくに20,000mAhクラスになると、充電速度が遅ければ一晩かかってもフル充電されないなんてこともあり得ます。

高性能な製品だとモバイルバッテリー自体が急速充電に対応していて、20,000mAhクラスでも5~6時間くらいで充電が完了するものもありますが、安価な製品だとそこまでは期待できません。

もちろん安価でも高品質な製品はありますが、価格と性能はある程度比例するものだと考えておくのが無難です。

複数の機器を同時に充電するならUSBポートの数にも注意

複数の機器を充電するのであれば、十分なバッテリー容量が搭載されていることももちろん大切です。

しかし、同時に充電するのであればUSBポートの数にも注意しなくてはいけません。

小型のモバイルバッテリーだとUSBポートが1つしか搭載されていない製品も多いです。

複数の機器を充電する可能性があるのなら、最低でも2ポート以上搭載されているモバイルバッテリーを選びましょう。

入力用のMicro USBポートを2つ搭載しているモバイルバッテリーも

またモバイルバッテリーによっては、モバイルバッテリーを充電するためのUSBポートを複数搭載しているものもあります。

バッテリー容量が大きくなると、モバイルバッテリーの充電にかかる時間も長くなります。

モバイルバッテリー自体が急速充電に対応していれば良いのすが、そのような製品はまだまだ少ないのが現状です。

しかし一部では入力用、つまり充電用のMicro USBポートを2個搭載している製品を販売しているメーカーもあります。

USBケーブルやACアダプター側のUSBポートも2ポート以上必要になりますが、2つのUSBポートを使用することによって充電スピードを向上させることが可能です。

モバイルバッテリー自体を高速に充電したいという方は、こういった製品を検討してみても良いかもしれませんね。

「急速充電」は対応している規格に注意

「急速充電」についてはかなり注意が必要です。

複数のメーカーが急速充電に対応しているモバイルバッテリーやACアダプターなどを販売していますが、急速充電にも様々な規格が存在します。

規格が異なる組み合わせでは、原則急速充電は不可能です。

もしかしたら急速充電が可能な組み合わせも存在するかもしれませんが、それはメーカーが保証している使い方ではないので正常に動作するとは限りません。

規格が異なると急速充電されない

たとえば、Qualcomm製のSoC(プロセッサー、CPU)を搭載している端末では、Quick Charge(QC)と呼ばれる急速充電規格に対応している場合があります。

2017年現在は3世代目のQC 3.0が採用されることが多いですが、QC規格は下方互換性があるため、QC 3.0に対応している機種はQC 2.0やQC 1.0で急速充電することも可能です。

SoCによらないオープンな急速充電規格としてはUSB Power Dellivery(USB PD)が存在します。

USB PD規格では最大100W(20V/5A)で出力することが可能です。

他にもHuaweiやASUS、Motorolaなどのスマートフォンメーカーが独自の急速充電規格を開発、導入しています。

しかしこれらは基本的に互換性がないため、市販のサードパーティ製品では急速充電できない可能性が高いです。

急速充電をサポートしているモバイルWi-Fiルーターを購入するなら、必ず規格が一致しているかどうか、互換性があるかどうかを確認して選びましょう。

ただし、急速充電でなくても通常スピードでの充電は可能なので、充電スピードにこだわらないのであれば気にしなくてもとくに問題はありません。

特徴別おすすめのモバイルバッテリー

それでは最後に、特徴別におすすめのモバイルバッテリーを紹介します。

安価で大容量!Poweradd Pilot X7

安価で大容量!Poweradd Pilot X7

Poweradd Pilot X7は20,000mAhの大容量バッテリーを搭載していながら、非常に安価なモバイルバッテリーです。

実勢価格は2,100円から2,300円程度。

画像出典:Amazon「Poweradd Pilot X7」

Anker PowerCore 10000以下の値段で2倍の容量が手に入ります。

ただし重量は440gとそこそこ重いです。USBポートは2個搭載。各ポートの最大出力は3.4A、合計値も3.4Aです。

実際に出力される電流は充電されるデバイスによって変わるので1ポートだけで3.4Aも出力されることはまずないですが、十分な出力を備えていると言えます。

モバイルバッテリー本体は5V/2Aの入力をサポートしており、比較的に高速に充電することが可能です。

価格あたりの容量を重視する人におすすめです。

コンセントから直接充電可能!Anker PowerCore Fusion 5000

コンセントから直接充電可能!Anker PowerCore Fusion 5000

Anker PowerCore Fusion 5000は5,000mAhのモバイルバッテリーです。

画像出典:ANKER「PowerCore Fusion 5000」

実勢価格2,600円に対して5,000mAhはかなり割高ですが、それには理由があります。

PowerCore Fusion 5000は本体にプラグが搭載されているので、USBケーブルを使わなくても直接コンセントに挿して充電することが可能なのです。

さらに、PowerCore FusionはACアダプターとして使うこともできます。

ACアダプターとして使う際は、スマートフォンなどのデバイスの充電が完了したらPowerCore Fusionの充電を開始します。

1台で2役こなせるモバイルバッテリーが欲しい方におすすめです。

Quick Charge 3.0に対応!Anker PowerCore+ 10050

Quick Charge 3.0に対応!Anker PowerCore+ 10050

Anker PowerCore+ 10050の特徴は、入出力ともに急速充電「Quick Charge 3.0」に対応していることです。

10,050mAhの比較的大容量のバッテリーを搭載していますが、Quick Charge 3.0に対応しているACアダプターを使用すると約3.5時間で充電が完了します。

画像出典:ANKER「PowerCore+ 10050」

もちろん出力側もQC 3.0をサポートしているので、QC 3.0やQC 2.0に対応しているデバイスを急速充電することが可能です。

QCによって充電にかかる時間が短くなれば、すぐに次の端末を充電できます。

出力用のUSBポートは1つしか搭載されていませんが、そのデメリットをカバーすることができるでしょう。

USB Power Delliveryに対応!RAVPower RP-PB058

USB Power Delliveryに対応!RAVPower RP-PB058

RAVPower製のRP-PB058は26,800mAhの大容量モバイルバッテリーです。

画像出典:RAVPOWER「RP-PB058」

しかし、注目すべきは容量だけではありません。

入出力ともにUSB Power DeliveryをサポートしているUSB Type-Cポートを搭載している点こそが最大の特徴です。

Type-Cポートからの出力については、USB PD対応機器を最大30W(5V/3A、9V/2A、12V/2.4A、15V/2A、20V/1.5A)で充電することが可能です。

入力について別途USB PDに対応しているACアダプターを用意することで、約4.5時間でフル充電が可能になります。

ちなみにUSB PD対応ACアダプターはAnkerのPowerPort Speed 1 PD30がおすすめです。

MacBookなどのUSB PDに対応している機器を充電したい人におすすめです。

RP-PB058については、公式サイト上では「2017/05/01から販売終了」と記載がありますが、Amazonでは2017年8月現在「在庫あり」と記載があり購入は可能な状況です。

まとめ

今回はモバイルバッテリーの選び方について解説しました。

モバイルバッテリーは容量以外にも様々な違いがあります。

とくにこだわらないという方はAnker製のPowerCore 10000などを選べば大きな失敗をすることはないでしょう。

容量のわりに小型かつ軽量なので、鞄に入れっぱなしでも負担になりません。

もし急速充電を利用したいとか、ノートパソコンを充電したいとなると、対応している製品は限られてくるのでしっかりと選ぶ必要があります。

価格やバッテリー容量にとらわれず、自分の使い方やデバイスに最適なモバイルバッテリーを選びましょう。

※当サイトに掲載している情報は、万全の保証をいたしかねます。
機器、サービスの価格、スペック等の詳細情報は、必ず各公式サイトでご確認ください。