一番安いのはどれ?インターネットを契約する前に知っておきたい話
普段何気なく支払っている、スマホやインターネットの通信料。
毎月支払っていると、つい麻痺しがちですが、塵も積もれば山となるように、年単位で換算すると、何万、何十万というお金を払っていることに。
誰もが少しでも安くインターネットを利用したいと思うわけですが、一つひとつのプランについて月額料金を比較していくのは面倒。
この記事ではこんな疑問に答えます!
- とにかく安くインターネットを使いたい
- 料金体系が複雑で、どのインターネット契約を選んでいいのかわからない
- 結局、一番安いインターネットはどれなの?
この記事では、上記に当てはまる方に向けて、インターネットを検討している方が少しでも安く利用できるよう、安くておすすめのインターネットを紹介していきます。
目次
インターネットを契約する前に知っておきたいこと
インターネット契約は、各社公式サイトやお近くの家電量販店から申し込みができます。
申し込む際は、 事前に対応エリア確認が必須。
エリア確認とは、 住んでいる建物がインターネットが提供されるエリア内に入っているかどうか確認する作業です。
そもそもエリア内に入っていないと、インターネットを契約することはできません。
回線とプロバイダの違いとは?
インターネットを契約する際、「回線」と「プロバイダ」を別々に契約することがあります。
回線とはインターネットのデータが流れる物理的な線のこと。
それに対し、プロバイダはインターネットの入り口に当たる部分です。
回線を通る信号が、プロバイダを経由することによってはじめてインターネットへ接続することができます。
料金を見る際の注意点は、プロバイダ料込みかどうか。
プロバイダ料が別であれば、表示価格より1,000円前後、月々の負担額が多くなることが多いです。
最近よく耳する「光コラボ」はこの回線とプロバイダが一体化されたものです。
契約前に気をつけるべき落とし穴
安いインターネットを比較検討する際、ついつい目が行ってしまうのが高額なキャッシュバックや「月額○○円割引!」などのうたい文句ですよね。
ですがこれらの割引には、必ず条件があります。
提示されている料金は割引後のものがほとんど
多くのインターネット業者は、2年契約などの継続を前提とした割引を設定しています。
更新月以外に解約すると違約金が発生する場合があり、引っ越しのタイミングなどによっては損をしてしまう可能性もあります。
転勤の多い方や引っ越しの可能性のある方は、違約金の設定がない業者や、持ち運びの可能なモバイルルーターなどを検討すると良いでしょう。
有料オプションに注意!
割引やキャッシュバックがもらえる条件として、ネット電話などの有料オプションに申し込む必要があるケースはとても多いです。
それぞれ月額料金は数百円でも、年単位で見ると数万円になる場合もあります。
オプションも途中解約できる場合とできない場合がありますので、できるだけオプションの少ない販売店を選びましょう。
キャッシュバックがもらえるのは約1年後
数万円がかえってくることが魅力のキャッシュバックですが、その多くは自分で申請しないともらえません。
申請にも期間が決められていて、主に1~2ヵ月の間となります。
例えば申請時期が1年後の場合、キャッシュバックの存在をすっかり忘れてしまっていてお知らせメールに気付かず、特典をもらえなかったというケースもあるため、 できるだけ早くもらえる販売店を選ぶことが大切です。
また商品券など現金以外でのキャッシュバックだったというケースもありますので、もらえる形態を事前に確認しておきましょう。
月額料金だけを見たときの最安値ベスト3
まずは、初期工事費やキャッシュバックやスマホとのセット割等を考慮せずに、月額料金が安いものを紹介していきます。
戸建てタイプの月額料金最安値ベスト3(2年契約)
1位:Drive光(3,980円)
2位:中部地方コミュファ光(3,990円)
その他地域U-NEXT光(4,200円)
3位:Marubeni光(4,350円)
マンションタイプの月額料金最安値ベスト3(2年契約)
1位:NURO光(1,900円)※10世帯以上の場合
2位:Marubeni光(2,700円)
3位:Drive光(2,980円)
下記、光回線の料金を「戸建て」「集合住宅」「セット割」の3項目でまとめた一覧表です。
プロバイダ名称 | 月額料金 【戸建てタイプ】 | 月額料金 【集合住宅タイプ】 | セット割 | |
---|---|---|---|---|
光コラボ | ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | ドコモ |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 | ソフトバンク | |
@nifty光 | 5,200円 | 3,980円 | au | |
@TCOMヒカリ | 5,100円 | 3,800円 | LIBMO ※最大6か月 | |
AsahiNet光 | 4,400円 | 3,780円 | au | |
BIGLOBE光 | 4,980円 | 3,980円 | au BIGLOBE | |
DMM光※1 | 4,820円 | 3,780円 | DMMモバイル | |
Drive光 | 3,980円 | 2,980円 | × | |
DTI光 | 4,800円 | 3,600円 | au DTI | |
hi-hoひかり | 4,950円 | 3,750円 | hi-ho | |
IIJmioひかり | 4,960円 | 3,960円 | IIJmio | |
Marubeni光 | 4,350円 | 2,700円 | × | |
OCN光 | 5,100円 | 3,600円 | OCNモバイルONE | |
So-net光 | 3,980円 ※3年契約 | 2,980円 ※3年契約 | au | |
TNCヒカリ | 5,100円 | 3,800円 | LIBMO | |
U-NEXT光 | 4,200円 | 3,180円 | U-mobile | |
エキサイト光 | 4,360円 | 3,360円 | × | |
ぷらら光 | 4,800円 | 3,600円 | × | |
フレッツ光 ※2 | 6,490円 | 4,620円 | 契約プロバイダによる | |
楽天コミュニケーションズ光 | 4,800円 | 3,800円 | 楽天モバイル | |
独自 | auひかり | 5,100円 | 3,800円 | au |
独自 | NURO光 | 4,743円 | 1,900円 ※10世帯以上の場合 | ソフトバンク |
CATV | J:COM ※3 | 5,080円 | 3,500円 | au |
電力系 | コミュファ光(中部) | 3,990円 | 3,980円 | au |
eo光(関西) | 4,953円 | 3,124円 | au | |
Pikara(四国) | 5,200円 | 4,000円 | au | |
MEGA EGG(中国) | 4,200円 | 3,200円 | au | |
BBIQ(九州) | 4,400円 | 3,800円 | au |
※1 DMM光及びDMMモバイルはサービスサービス提供事業者変更のため2019年8月27日より新規受付を停止しています
※2 フレッツ光は別途プロバイダ契約が必要な光回線です。料金は1番安いBBexciteを利用した場合の金額です
※3 関東エリアにてNET320Mプランを契約した場合
月額料金を比較してみると、「Drive光」と「Marubeni光」が戸建て・マンションともに安いです。
ただし、注意してほしいのが現在ネット回線を1番お得に契約する方法は、スマホとのセット割が適用される回線を選択することになります。
ですので、この「Drive光」と「Marubeni光」は基本の月額料金は安いですが、スマホとのセット割がないためお得とは言い難いです。
「スマホセット割」とは?
ネットとスマホやガラケーをまとめることで割引が適用されるサービスです。
Q,オススメの光回線は?
A,契約しているスマホとのセット割が受けれる光回線が1番お得!

スマホとのセット割で安い!各キャリア対応のインターネット
スマートフォンとセットで使うと、月々の料金が割引になる「スマホ割」。
インターネットの月額料金ではなく、 スマホの料金側が安くなる仕組みです。
あなたが使っているスマホと住んでいるエリアの組み合わせで、お得に使える光回線を一覧にまとめました。
ドコモユーザーならドコモ光一択です
ドコモユーザーの場合、セット割が適用されるのは「ドコモ光」ただ1つです。
ですので1番お得に契約したいのであればドコモ光一択となります。
ただし、ドコモ光は現在24社のプロバイダが選択できるので、1番自分に合った申込窓口を選択することができます。
ドコモ光のプロバイダ比較については下記記事にて詳しく解説していますので、ドコモユーザーの方は下記よりご参考ください。
auユーザーならお住いの地域によって異なる
auのスマホを使っている場合、住んでいる地域によっておすすめの光回線が変わってきます。
近畿ならeo光 、東海ならコミュファ光、四国ならピカラ光 、沖縄ならBIGLOBE光 、それ以外の地域ならauひかり がおすすめです。
また、auひかりは高額キャッシュバックキャンペーンを開催していますので、auユーザーの方は下記記事もご参考ください。
SoftbankユーザーならNURO光がオススメ
Softbankユーザーの場合は、速度に定評があるNURO光が1番オススメの光回線です。
ただしNURO光はまだ提供エリアが限られていますので、エリア外の場合はSoftbank光が1番お得な光回線となります。
Softbank光については下記記事にて詳しくご紹介していますので、Softbankユーザーの方はご参考ください。
またNURO光については下記記事にて詳しく解説していますのでご参考ください。
格安スマホユーザーは速度に定評があるNURO光がオススメ
格安スマホユーザーの場合、NURO光が総合的にオススメの光回線となります。
ただしNURO光はまだ提供エリアが限られていますので、エリア外の場合はビックローブ光が1番お得な光回線となります。
NURO光は現在高額キャッシュバックキャンペーンを開催していますので、ご加入を検討している場合は下記記事もご参考ください。
地域限定のインターネット!スマホ割引ができる場合も
ここからは、地域限定のお得なインターネットについて説明します。
住んでいる地域によって独自の電気やガス会社があるように、提供地域が限られているインターネットもあります。
ただし、スマホとのセット割が適用されるのは「auのみ」となりますのでご注意ください。
その中で、先程紹介した「スマホ割」にも対応している3社を紹介します。
関西にお住まいなら「eo光」
関西の顧客満足度No1の光回線「eo光」。
月額料金や通信品質が高くてサポートの評判も良いことから、顧客満足度調査で長い期間No1を獲得しています。
「eo光」は関西電力系のオプテージ(旧ケイ・オプティコム)が運営している光回線です。
オプテージと言っても聞き慣れないかもしれませんが、格安SIMの「mineo」を運営している会社とお伝えすれば知っている人も多いのではないでしょうか。
更に詳しくeo光について知りたい方は、下記記事をご参考ください。
中部地方にお住まいなら「コミュファ光」
コミュファ光は中部地方の5県が提供エリアの電力系光回線です。
月額料金は、戸建ての場合は「ギガデビュー割 2019」が適用されることで他の光回線よりも安くインターネットが使えます。
集合住宅の場合は、住んでいる物件によって選べるプランが異なるため、他の光回線の方が安く使える可能性があります。
更に詳しくコミュファ光について知りたい方は、下記記事をご参考ください。
四国地方にお住まいなら「ピカラ光」
ピカラ光は、四国電力グループSTNetが提供するインターネット回線です。
プロバイダー利用料やセキュリティー料が月額料金に組み込まれており、四国地方で人気の光回線となります。
中国地方にお住まいなら「MEGA EGG」
MEGA EGG(メガエッグ)は、中国電力グループが提供する光ファイバー・インターネット回線です。
料金も安く速度に対する定評もあり、とても人気の光回線ですが、デメリットとして解約金が高いという点があります。
九州にお住まいなら「BBIQ」
九州・沖縄限定でサービスを提供してるBBIQ光。
月額4,400円(戸建て)からと、九州にお住まいで、しかも安いインターネットをお求めなら、ぜひ!と言えるインターネットです。
九州にお住まいで、さらにauをお使いなら、月の通信料を大幅に抑えることが可能。
BBIQについて更に詳しく知りたい方は下記記事をご参考ください。
まとめ
以上、光回線を1番安く契約できるインターネット回線についてご紹介してきました。
1番お得な光回線は、現在お使いのスマホによって異なります。
ご自身にスマホとのセット割が適用される光回線を選択するようにしてください。
Q,オススメの光回線は?
A,契約しているスマホとのセット割が受けれる光回線が1番お得!
家族みんなで同じ携帯キャリアを使っている場合は、さらにお得になりますのでぜひ検討してみてくださいね。
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