mineoでiPhone7/7Plusを使うための全手順!
2016年に発売されたApple製の「iPhone7」と「iPhone 7plus」は、高いスペックとデザイン性で現在も人気の機種です。
一方、mineoは「料金の安さ」「通信速度の速さ」「サポートの良さ」で、数あるMVNO業界の中でも人気の格安SIMです。
そこで、
「mineoでiPhone7/7plusを使ってみたい」
「他社からmineoに乗り換えたいけれど、今使っているiPhone7/7plusはそのまま使い続けたい」
と考えている人にとって、まず気になることは「そもそもmineoでiPhone7/7plusは使えるの?」ということだと思います。
結論から言うと、ズバリ使えます!
mineoでiPhone7/7plusは、
- docomo、au、SoftBank全回線で使用可能
- テザリングも可能(※au回線「nanoSIM」を除く)
月々の利用料金を安く抑えつつ、人気のiPhone7/7plus使うことができるのはうれしいですよね。
この記事では、誰でも簡単にmineoでiPhone7/7plusを使えるように、申し込み完了までの全手順をくわしく解説していきます。
目次
mineoでiPhone7は使える?
現在、他社でiPhone7/7plusを使っている、もしくは、新たに購入を考えている人にとって「mineoでiPhone7/7plusは使えるの?」ということが気になるかと思いますが、問題なく使うことができます。
mineoでは、docomo、au、SoftBankの3キャリアに対応したプラン(回線)が用意されているため、「どこで購入したiPhone7/7plusか?」に関わらず、使用することができるのです。
ただ、現在mineoでのiPhone7の販売は終了しているため、端末とSIMカードのセット購入を考えていた人は、他のお店で端末のみ購入する必要があります。
最も簡単な入手方法は、中古端末を取り扱っている店舗やオンラインショップで探すことです。(Apple Storeでは新機種が次々と発売され、今からiPhone7を入手するのは困難なため。)…
あとは、「どうしても新品が欲しい!」という場合、Apple Shop(一部のApple製品取扱店やその他の販売店内に設けられているApple公認ショップ)を探すという方法もありますが、在庫確認の手間や確実に手に入るという保証もないため、やはり中古端末を探すのがベストと言えます。
SIMロック解除は必要?
mineoでは、基本的にiPhone7/7plusの購入先と同じプラン(回線)を選ぶことで、面倒なSIMロック解除の手続きを回避することが可能です。
例外として、「auで購入したiPhone7/7plusでVoLTE対応SIMを使う場合」と「SoftBankで購入したiPhone7/7plusでnanoSIMを使う場合」のみ、SIMロック解除が必要になります。(※下記の表を参照)
iPhone7/7plusを購入した場所 | プラン名/SIMカードの種類 | SIMロック解除 |
---|---|---|
docomo(ドコモ) | Aプラン/VoLTE対応SIM | いる |
Aプラン/nanoSIM | いる | |
Dプラン/nanoSIM | いらない | |
Sプラン/nanoSIM | いる | |
au | Aプラン/VoLTE対応SIM | いる |
Aプラン/nanoSIM | いらない | |
Dプラン/nanoSIM | いる | |
Sプラン/nanoSIM | いる | |
SoftBank(ソフトバンク) | Aプラン/VoLTE対応SIM | いる |
Aプラン/nanoSIM | いる | |
Dプラン/nanoSIM | いる | |
Sプラン/nanoSIM | いる | |
Sプラン/iPhone7以前用nanoSIM | いらない | |
Apple Store | Aプラン/VoLTE対応SIM | いらない |
Aプラン/nanoSIM | ||
Dプラン/nanoSIM | ||
Sプラン/nanoSIM |
2019年9月現在の情報です。
※参照:mineo「動作確認済み端末検索」
SIMロック解除は、自分で手続きができるのであれば無料ですが、お店に依頼すると約3,000円の手数料が発生してしまいます。
SIMロック解除が面倒な人は、解除が必要ないプランを選ぶとよいでしょう。
ただ、自分でSIMロック解除はできるけれど、「AプランのSIMカードやSoftBank端末のSIMカードが2種類あって、どれを選べばよいか分からない」という人のために、それぞれの違いを簡単に説明します。
Aプラン(au回線)の「VoLTE対応SIM」と「nanoSIM」の違い
- 「VoLTE対応SIM」:4Gで高音質通話ができる(相手側も4Gの場合)
- 「nanoSIM」:ネットは4G、通話は3Gで行う
※auは2022年3月末で3G終了となります。
Aプラン(au回線)でのSIMカードを選ぶ基準としては、「音声通話をよく利用するか」を考慮するとよいでしょう。
音声通話をよく利用する場合は、「VoLTE対応SIM」にすることで、高音質通話ができるというだけでなく、ネットから通話への切り替え時にかかるバッテリー消費を抑えることができます。
通話はあまりしないという場合は、SIMロック解除不要な「nanoSIM」で十分です。
Sプラン(SoftBank回線)の「nanoSIM」と「iPhone7以前用nanoSIM」の違いについては、すでに端末のSIMロック解除を行っているかどうかの違いだけで、性能などは同じになります。
ですから、SoftBankで購入した端末をSプラン(SoftBank回線)で契約する場合、
- SIMロック解除をすでに行っている or する→「nanoSIM」
- SIMロック解除を行っていない or しない→「iPhone7以前用nanoSIM」
を選ぶとよいでしょう。
テザリングはできる?
iPhone7/7plusでのテザリングは、端末購入場所やプラン(回線)を問わず可能ですが、「Aプラン/nanoSIM」のみテザリング不可となっています。
- 「Aプラン/VoLTE対応SIM」と「他回線のプラン」:テザリング可
- 「Aプラン/nanoSIM」:テザリング不可
Aプラン(au回線)の場合は「音声通話の利用頻度」以外に「テザリングの使用」も考慮してSIMカードを選ぶとよいでしょう。
自分に合ったプランとSIMカードを選ぶ際に、以上のことを参考にしてみてくださいね。
mineoでiPhone7を使う手順
mineoは、店舗またはWeb上のどちらからでも申し込むことができます。
近くに店舗があり、お店の人にくわしく説明を聞きたい場合は、店舗から申し込むとよいでしょう。
ここでは「店舗が近くにない」、「忙しくて時間がない」という人に向けて、web上から申し込む方法・手順を解説していきます。
Web申込みであれば、時間を気にせず、自宅からパソコンやスマホで必要事項を入力するだけで申し込むことができるので、これから説明する手順を見ながら、ぜひチャレンジしてみてください。
まず、申し込み手続きをする前に、以下の3つを用意しておいてください。
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類
- MNP予約番号(乗り換える場合)
「本人確認書類」には、運転免許証やパスポート、個人番号カード(マイナンバーカード)などの中からいずれか1つを使います。
申し込み時にそのデータをアップロードする必要があるので、あらかじめ、スキャナーや携帯電話のカメラで鮮明な画像データをとっておきましょう。
また、他社から乗り換える場合は「MNP予約番号」が必要となるので、こちらも事前に、現在契約中の携帯電話会社から発行してもらいます。
必要なものがそろったら、以下のような契約手順で申し込みを行います。
mineoでの契約手順
契約手順1~6については、次の項目から手順ごとにくわしく説明していきます。
STEP1.公式サイトから申し込み
Web申込みの場合は、「mineo公式サイト」から申し込みます。
まずは、mineo公式サイトの上部にある「申込ガイド」から「お申し込み」をクリックしてください。
画像引用:mineo
画像引用:mineo
「本人名義のクレジットカード」,「本人確認書類」、「MNP予約番号(乗り換える場合)」を用意して、「お申し込み手続きへ」進みます。
画像引用:mineo「お申し込み」
STEP2.契約するプランやサービスを選択
今回は、手持ちのiPhone7をmineoで使う方法をお伝えするので、「端末購入の有無を選ぶ」では「SIMカードのみを購入する」を選びます。
その他、自分にあったプランやサービスなどを選択していきます。
STEP3.MNP予約番号の入力(MNPの場合)
プランやサービスを選んだら、MNP予約番号の入力に移ります。
MNPを利用する場合は、「現在ご利用中の電話番号を引き継ぐ」を選択してください。
新規契約の場合は、「新しい電話番号を利用する」を選択し、次の「STEP4.個人情報の入力」へ進みます。
画像引用:mineo「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)のお申し込み」
MNPに必要な予約番号やその他情報などを入力します。
画像引用:mineo「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)のお申し込み」
STEP4.個人情報の入力
個人情報の入力では、用意した本人確認書類の情報(住所、氏名、生年月日)と入力内容が一致するように注意してください。
画像引用:mineo「ご契約者さま情報入力」
クレジットカードの情報なども入力し、次に進みます。
STEP5.本人確認書類の提出
携帯電話のカメラやスキャナーでとっておいた本人確認書類のデータをアップロードします。
本人確認書類のデータは、カラーかつ鮮明なものでアップロードしてください。
画像が不鮮明で文字が読み取れないなどの場合には、申し込み自体がキャンセルされる場合があるので注意してください。
STEP6.申し込みの内容の確認
最後に、申し込み内容に間違いがないかしっかり確認をし、申し込み完了となります。
あとは、新しいSIMカードが届き次第、手持ちのiPhone7に差し替えることで、mineoでiPhone7を使うことができるようになります。
まとめ
今回の記事で、「mineoでiPhone7/7Plusは使え、しかも、申し込み手続きも自分で簡単にできる」ということを説明してきました。
今回の記事の3つのポイントを以下にまとめます。
1.iPhone7/7Plusは、mineo全プラン(回線)で使用可能
SIMロック解除不要で使いたい場合のプラン
- docomoで購入した端末:「Dプラン・nanoSIM」
- auで購入した端末:「Aプラン・nanoSIM」
- SoftBankで購入した端末:「Sプラン・iPhone7以前用nanoSIM」
- Aplle Storeで購入した端末:どのプランでもOK
2.テザリングも可能(※「Aプラン・nanoSIM」を除く)
3.mineo公式サイトから申し込み手続きができる
用意するもの
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類
- MNP予約番号(乗り換える場合)
いかがでしたか?
人気のiPhone7を、格安SIMのmineoでも使えるなんてうれしいですよね。
しかも、お店に行かなくてもインターネットでいつでも申し込めるので、忙しい人にもピッタリです。
この記事が、これから「mineoでiPhone7を使いたい」という人の参考になったなら幸いです。
ぜひ、mineoで節約しながら、お得にiPhone7を使ってくださいね。
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