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NTT西日本 引越し手続きマニュアル:固定電話&フレッツ光を見直そう

NTT西日本 引越し手続きマニュアル:固定電話&フレッツ光を見直そう

電話・インターネット・電気・ガス…

引越し前後の手続きは面倒なことばかりです。

ですが、面倒だからといって何も考えずにそのまま契約手続きを行うと、 違約金等で不要なお金を払うことになり、損をしてしまうこともあります。

また、久しぶりの引っ越しの場合、最初に契約した時よりも品質が良くて安い契約プランや業者が出てきている可能性が高いです。

つまり、 引越しのタイミングできちんと検討することで月額の固定費をかしこく抑えることもできるのです。

この記事ではこんな疑問に答えます!

  • 引越しにあたって、NTT西日本へはいつどんな手続きをすればいい?
  • 違約金などの無駄なお金を払いたくない!損しないための手続き方法を教えて!
  • 引越し先のインターネットや固定電話はどう選べばいい?今よりお得になる契約方法を教えて!

この記事ではNTT西日本と契約しているあなたに向けて、引越し前後にすべきことと注意点をシンプルにまとめます。

また、今の契約をそのまま続けるよりも別の契約に乗り換えたりまとめることで安くなったり、ラクになったりする方法も解説します。

毎月のインターネット代や電話代はずっと続く出費です。

引越しのバタバタで面倒ではあると思いますが、きちんと見直しをすると 年間万単位での節約ができることもあるのできちんと検討しましょう。

まずは自分がNTT西日本と契約している内容を把握しよう

引っ越しの手続きの前にまず、現在の契約プランはしっかり把握できていますか?

必要な手続きは、契約状況によって変わってきます。

この記事では、次の3つのパターンに分けて手順をくわしく解説していきます。

契約状況3パターン

  1. インターネット(ひかり電話)をNTT西日本で契約している場合
  2. 固定電話をNTT西日本で契約している場合
  3. 固定電話とインターネットの両方をNTT西日本で契約している場合

NTT西日本が提供しているインターネットは、「フレッツ光」や「フレッツADSL」などです。

「So-net光」や「ソフトバンク光」などの『光コラボ』を利用している場合は、 NTT西日本では移転手続きができませんので、各事業者への直接の申し込みが必要です。

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固定電話はNTTのホームページ上では「加入電話」と呼ばれ、フレッツ光とセットで使える「ひかり電話」とは別のものです。

「ひかり電話」は移転先もフレッツ光のエリア内であれば、インターネットの移転手続きのみで引き続き使えます。

自分の契約内容を把握できている人は、下記のリンクからそれぞれの章に飛んでいただくとスムーズです。

インターネットと固定電話、どちらも使っている人は1から順番に参照してください。

現在の利用状況をふまえて、より お得になる見直しポイントや、移転・解約の手続き先へのリンクなども紹介しています。

「自分がどれに当てはまるかわからない」「今の契約内容がよくわからない…」という人は、一緒に確認していきますのでこのまま読み進めてください。

NTT西日本と契約している可能性があるサービスは?

ここからは、今どんな契約をしているか自信がない、という人に向けた解説になります。

NTTで契約可能なプランには、次のようなものがあります。

電話

  • 加入電話…「加入電話」「加入電話・ライトプラン」
  • INSネット…「INSネット64」「INSネット64・ライト」「INSネット1500」
  • ひかり電話(IP電話サービス)

インターネット

  • フレッツ光…「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」「Bフレッツ」など
  • フレッツ・ADSL

INSネットとは、 1本で2回線の電話を同時に利用できるサービスです。

2世帯住宅や店舗用など、一つの家で2つの番号を使っている場合はこちらです。

「加入電話」「INSネット64」はどちらも電話加入権を持っているタイプで、「ライト」と付いているものは電話加入権がない代わりに料金が少し高いプランです。

「電話加入権」とは?

「電話を使える権利」のことです。NTTに「施設設置負担金」を支払うことで得られます。(2017年現在 税抜36,000円)

昔は各家庭が電話加入権を持つことが当たり前でしたが、現在では新規契約の大半がライトプランを占めるなど、必ずしも必要ではなくなっています。

ひかり電話か加入電話かわからないという人は、請求書のご利用料金内訳書をチェックしましょう。

加入電話の場合は「回線使用料」もしくは「INS回線使用料」、ひかり電話の場合は「ひかり電話」と記載されています。

現在契約中のプラン名は、請求書またはWeb上の「myビリング」から確認できます。

契約内容は「Myビリング」から確認

引っ越しをするなら、移転・解約・休止など、いずれかの手続きが必ず必要になります。

自然解約はありませんので、転居先の新しい契約に気を取られて NTTへの手続きをせずにいると、料金を二重に支払うはめになってしまいます。

それではもう一度、自分がどのパターンにあてはまるのか調べてみましょう。

契約状況のパターン



  • フレッツ光またはフレッツADSL+加入電話またはINSネットを両方利用している
    →NTTでインターネットと電話、両方の手続きが必要(1・2両方の章をお読みください)

次の章からは、契約パターンごとの手続きの方法や、よりお得な乗り換え先も合わせて紹介していきます。

【1】インターネットをNTT西日本で契約している場合の手続き

この章は、 「フレッツ光」または「フレッツADSL」を契約している人に向けた記事となります。

引っ越しにあたって、転居先で電話やネットをどうしたいか、既に決まっている人も多いと思います。

  • 現在のインターネットを引き続き使いたい
  • NTTは解約して、違う業者との契約を既に決めている
  • とりあえず引き続き使うつもりだが、より安いサービスがあれば乗り換えたいと思っている(迷っている)

転居後の希望はさまざまですが、この記事では少しでも家計をお得にするため、いくつかの見直しポイントを先にチェックして欲しいと思っています。

とくにインターネットは、最初に店員さんに勧められるまま契約してしまったプランを、 なんとなく使い続けている人も多いと思います。

手続きの前に、もっと安く・より便利に使えるものがないか、もう一度見直してみましょう。

注意点と見直しポイント

インターネットの引越しで見直したいポイントは次の4つです。

4つのポイント

  1. 光コラボに変えると料金が安くなる!
  2. 解約の場合は違約金や工事費の残りに注意
  3. 固定電話を考えているなら「ひかり電話」がお得
  4. 「CLUB NTT-West」のポイントは引き継げない場合もある

それでは、くわしく見ていきましょう。

光コラボに変えると料金が安くなる!

光コラボのイメージ。光コラボとは、NTTから回線を借りた事業者が独自のサービスと併せて消費者に販売するもの

『光コラボ』とは、2015年から始まったサービスで、 NTTのフレッツ光の回線と、各事業者の独自のサービスをセットにして販売しているものです。

「ドコモ光」や「ソフトバンク光」などの各携帯キャリアや、「OCN光」といったお馴染みのプロバイダなど、さまざまな事業者が提供しています。

これらの事業者が行うのは販売(営業)と付加サービスの提供であり、インターネット通信自体はフレッツ光の設備で行うため、通信品質は今までと変わりません。

また、インターネットが出始めの1990年代頃は、現在のフレッツ光のように、NTT(回線事業者)とプロバイダの2ヵ所と別々に契約するのが一般的でした。

これまでは回線業者とプロバイダーそれぞれと契約が必要だった。光コラボレーションにより、回線を卸売されたプロバイダが一元化したサービスを契約するだけでよくなった。

しかし、「光コラボ」はプロバイダや携帯キャリアなどがNTTの販売代理店としてフレッツ光とプロバイダをセットで販売しているため、契約も請求も一ヵ所で済みます。

フレッツ光の高速インターネット回線にこだわりがある場合、『光コラボ』に転用することで、料金を安く、請求も一本化できます。

転用とは、現在のお客様番号をそのまま引き継ぐことで、フレッツ光の違約金はかかりません。

ひかり電話の番号も、一度だけですがそのまま引き継ぐことができます。

プロバイダは、現在の事業者が光コラボを提供していればそのまま使うこともできます。

BIGLOBEであれば「BIGLOBE光 」、@niftyであれば「@nifty光 」などがそれにあたります。

プロバイダの品質やサービスにこだわりがあったり、プロバイダのメールアドレスを使い続けたい場合などはこのパターンがオススメです。

もちろん、現在のプロバイダを解約して、スマホとのセット割引のある「ソフトバンク光 」などに乗り換えることも可能です。

料金の比較など、くわしくは、こちらの記事を参考にしてみてください。

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地域によってはフレッツ光以外の選択肢も

逆に、フレッツ光にこだわりがない場合は、他の回線事業者が提供するインターネットサービスに乗り換えるのも手です。

とくに近年では、 スマホとのセット割引が適用されるプロバイダも多いです。

ドコモとソフトバンクはコラボ光への転用が可能ですが、ここではフレッツ光以外の選択肢を紹介します。

おすすめは次の通りです。

ソフトバンクユーザー(関東・東海・関西のエリア内に引越す人)

関東・東海・関西エリア限定ですが、「NURO光 」も「おうち割 光セット」の対象になります。
NURO光でんわを一緒に契約することで、スマホ一台あたりの料金が毎月500~2,000円安くなります。
下り最大速度が2Gbpsと世界最速なので、 より速度にこだわりたい人にはおすすめです。

NURO光(関東・東海・関西エリアのみ)はこちら

auユーザー

auユーザーであれば「auひかり 」を選んでひかり電話をつけることで、「 auスマートバリュー」によりスマホ一台あたり毎月500~2,000円が割引になります。

auひかりはこちら

ケーブルテレビの「J:COM」や、地域限定の下記のプロバイダも対象となります。

地域限定のプロバイダもおすすめ

いずれも地域限定なので、 速度が安定しやすいというメリットがあります。

「auスマートバリュー」適用にはひかり電話の加入が必須となりますが、家族で携帯キャリアを揃えている場合は一ヶ月で数千円安くなることもあります。

また、新規契約になるので、キャッシュバックなどのお得なキャンペーンを最大限利用することができます。

引っ越しを機に通信費を下げたい人はぜひ検討してみてください。

解約の場合は違約金や工事費の残りに注意

フレッツ光の解約を考えている場合は、解約時に思わぬ出費が重なる可能性があります。

解約時に注意するべき出費

  • フレッツ光の解約の違約金
  • プロバイダの解約の違約金
  • 初期工事費の残り

すべて把握できている人は飛ばしてかまいませんが、一つひとつ見ていきましょう。

「もっともっと割」は利用年数に応じて違約金が発生する

フレッツ光の「もっともっと割」イメージ
画像引用:NTT西日本 フレッツ光「光もっともっと割」

NTT西日本のフレッツ光では、利用年数に応じて料金を安くする「 もっともっと割」を利用している人がほとんどだと思います。

この「もっともっと割」は最初は2年間を利用期間とし、利用期間満了月とその翌月は解約しても違約金はかかりません。

しかし、その後も継続していた場合は今度は3年ごとの利用期間となり、戸建ての場合、 利用年数に応じて5,000円~3万円もの違約金を払わなくてはいけません。

くわしい違約金の額や更新月の確認方法は、こちらの記事内でくわしく解説しています。
⇒「 インターネット解約時に発生する違約金を最小限に抑える方法まとめ

しかし、急な引っ越しなどの場合は、更新月と合わずフレッツ光・プロバイダの両方の違約金がかかってしまうこともあるでしょう。

違約金を払いたくない人には、次のような対策があります。

  • 移転や転用にして、違約金を0にする
  • 新規契約で、乗り換えにかかる違約金を負担してくれる事業者を選ぶ

契約はフレッツ光のままで他の住所へ 移転する場合や光コラボへの転用の場合は、フレッツ光の違約金はかかりません。

解約して他の事業者にしたい人は、「auひかり 」など新規乗り換えで他社の違約金相当額をキャッシュバックしてくれるキャンペーンのあるプロバイダを選びましょう。

工事費の分割が残っていると一括で請求される

また、フレッツ光の初期工事費を分割払いにしていた場合、 30ヶ月以内に解約すると初期工事費の残りを一括で請求されます。

光コラボに転用した場合は、残りの工事費用を引き続き支払う必要があります。

急な請求にあわてないためにも、解約の際は、かかる費用をしっかり把握しておきましょう。

固定電話を考えているなら「ひかり電話」がお得!

新婚家庭や事業を始める人などで、この引越しの機会に固定電話をひこうと考えている場合は、 ひかり電話を一緒に契約したほうがお得です。

「ひかり電話」とは、フレッツ光と同じ「光ファイバー」を使って通話をする電話のことです。

スマホや携帯が普及している近年では、家に固定電話がないことも珍しくありません。

家に固定電話をひくメリットは次のようなものです。

固定電話をひくメリット

  • スマホより通話料が安い
  • 携帯電話番号をあちこちで書かなくて良い
  • 自営業などの場合、信用してもらいやすい
  • スマホや携帯を持たない人でも使える

従来のアナログ電話が月額1,600円かかるのに対し、ひかり電話はフレッツ光の利用者なら月額500円から利用できます。

また、高齢者や小さな子供がいる家庭では、ちょっと留守にした際も何かあったらすぐに連絡がとれる、というのは心強いです。

ひかり電話のデメリットは、停電時は使えないことです。

電話とインターネットは、まとめた方が安くなる!」の章で、アナログ固定電話との比較をしているので検討している人は是非見てみてください。

転用の場合、「CLUB NTT-West」のポイントは引き継げない場合もある

さまざまな手続きに便利な「CLUB NTT-West」ですが、NTTを解約するともちろん使えなくなります。

コラボ光に転用した場合は、ひかり電話やフレッツ・テレビなど指定の付加サービスを契約していれば引き続き使えます。

もし 対象のサービスをやめてしまった場合は、ポイントは転用日にすべて失効してしまうので注意しましょう。

また転用の際は「光ウィズ会員」へ変更となり、ポイントの引継ぎはできますが、その後新たなポイントなどはつかなくなります。

もし、長期利用していてポイントが貯まっている場合は、 必ず利用してから解約しましょう。

ポイントは抽選商品なら最小で300ポイントから使えます。

転用の場合も、ポイントの利用期限が来れば失効してしまうので、できるだけ早めに使うよう心がけてくださいね。

参考:NTT西日本 フレッツ光「よくあるご質問:『コラボ光』へ転用した場合、『CLUB NTT-West』のポイントはどうなりますか。」

移転手続きの手順

移転手続きはweb上でできる

インターネットの移転手続きは、Web上で行います。

手続きの際は、次の3つを明確にしておくとスムーズです。

移転手続きの手順

  1. 現在の契約プラン
  2. 移転先の住所(マンション・戸建ての分類)
  3. 工事希望日

最初に現在の利用サービス名(「フレッツ光ネクスト ファミリータイプ」など)を選択する必要があるので、請求書や「 Myビリング 」などで契約内容を確認してから手続きを始めましょう。

西日本エリア内での移転手続き

「フレッツ光」「フレッツ・ADSL」を利用している場合、引っ越しの際には

  • NTT西日本(フレッツ光)
  • プロバイダ(BIGLOBE、@nifty など)

この 両方に移転または解約の手続きが必要です。

「CLUB NTT-West」の会員は、マイページから手続きが可能です。

「CLUB NTT-West」の会員の場合

会員ではない場合、下記リンク先から申し込みフォームに飛ぶことができます。

フレッツ光を引き続き使いたい人は、『ご利用中のフレッツ光をお引越し先でも使いたい』をクリックすると、転居先でも光回線が使えるかの判定のため、引っ越し先の住所の入力を求められます。

申し込み完了後、だいたい1週間~2週間程度で利用可能とされていますが、 引っ越しシーズンなどではもっと時間がかかる可能性がありますので、できるだけ早めに申し込むようにしましょう。

入居に合わせて「フレッツ光」の導入工事をしたい場合、工事希望日の2ヶ月前には申し込みを済ませておくと理想的です。

フレッツ光の提供エリア判定結果の下に工事についての注意が書かれている。
画像引用:フレッツ光「エリア判定」

プロバイダへの移転手続きは、各プロバイダのマイページなどからWeb上でできます。

また、フレッツ光は、 移転の場合でも、初期工事が必要になります。

通常は戸建ての場合18,000円、マンションの場合15,000円の初期工事費がかかりますが、引っ越しの場合、移転の工事費を半額にするキャンペーンを行っていることもあります。
参考:NTT西日本 フレッツ光「移転時工事費割引」(~2018年1月31日まで)

新築マンションなどで最初から光回線が引かれている場合や、賃貸や中古住宅で前の住人が光回線を使っていた場合は、2,000円で済むこともあります。

急な請求にも慌てないよう、こちらも出費として予定しておきましょう。

西日本エリアから東日本エリアへの移転手続き

関東や東北など東日本エリアへ引っ越す場合、NTT西日本とNTT東日本は別の会社なので、

  • NTT西日本へのフレッツ光解約申請
  • NTT東日本へ新規契約

この2つの手続きが必要になります。

しかし、同じサービスなんだからと普通に解約申請をしてしまうと、 しっかりとフレッツ光の違約金をとられてしまう可能性があります。

違約金をかからなくするためには、専用の電話で オペレーターの人に東日本エリアへの引っ越しをする旨をあらかじめ伝える必要があります。

【お引越し受付窓口】
電話番号:0120-116116
受付時間:午前9時~午後5時
土曜・日曜・祝日も受付中です(年末年始12/29~1/3を除きます)

NTT西日本 フレッツ光「よくあるご質問:『フレッツ光』の引越し手続きはどうすればいいですか。(東日本エリアへの引越しも含む)」 から引用

こちらの電話で解約の手続きを済ませた後、引っ越し先のエリアのNTTにそのまま電話を転送してもらい、新規契約をすることもできます。

東日本エリアへ引っ越した場合、 「CLUB NTT-West」は自動的に退会となるため、ポイントは失効します。

NTT東日本の「フレッツ光メンバーズクラブ」への引継ぎはできませんので、解約の前に景品への交換を済ませておきましょう。

光コラボへの移転(転用)手続き

光コラボへの転用申し込みは、 NTT西日本のページではできません。

契約の際は、各光コラボ事業者への申し込みが必要です。

しかし、 転用をするためには、NTTが発行する「転用承諾番号」が必要になります。

携帯のMNP(ナンバーポータビリティ)の手続きと一緒です。

「転用承諾番号」NTTのWebまたは電話で取得することができます。

必要なものは次の4つです。

1.フレッツ光のお客さまID(CAF/Lで始まる番号)、ひかり電話の電話番号等
2.フレッツ光のご契約者名
3.フレッツ光のご利用場所住所
4.現在のお支払い方法 等

NTT西日本 フレッツ光「転用のお手続き(光コラボレーションモデルへの移行):転用のお手続き方法」 から引用

手続きは、「CLUB NTT-West会員サイト」または下記から可能です。

「転用承諾番号」を手に入れたら、あとは各光コラボの事業者との契約になります。

転用の際、フレッツ光の違約金はかかりませんが、引っ越し先で別途初期工事費用が発生する場合があります。

光コラボからフレッツ光に戻すことはできない

また、 一度光コラボに転用した場合、そのまま元のフレッツ光に戻すことはできません。

もし戻したい場合は改めて新規契約となるため、次のような点に注意が必要です。

光コラボからフレッツ光に戻す場合

  • フレッツ光の初期工事費がかかる
  • 開通までまた期間がかかる可能性がある
  • お客様番号はまた新規発行となる
  • ひかり電話の電話番号は基本的には引き継げない
  • NTT西日本の「加入電話・INSネット」から同番移行した番号のみ、またそのまま使える

「加入電話・INSネットの電話番号」と、「ひかり電話専用の電話番号」はそれぞれ違います。

転用前にフレッツ光のひかり電話を使っていた場合でも、それが ひかり電話専用の番号だった場合(同番移行をしていない場合)は引継ぎはできず、新規発行になります。

また、光コラボ事業者を解約する際は、利用月数によって違約金が発生する可能性もあります。

得をするつもりが逆に損をしてしまわないよう、できる限り自分にとってメリットの大きい転用先を選びましょう。

解約手続きの手順

電話で解約の手続きを行う

「フレッツ光」の解約は、電話での連絡が必要です。

電話番号:0120-116116
受付時間:午前9時~午後5時
土曜・日曜・祝日も受付中です(年末年始12/29~1/3を除きます)

NTT西日本 フレッツ光「ご解約について」 から引用

他の回線事業者に乗り換えるなど、フレッツ光を完全に「解約」する場合は、違約金や初期工事費用の残りなど、思わぬ費用がかかる可能性があります。

フレッツ光の解約手順は、こちらの姉妹サイトでくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
引越し見積もりサイト【引越し侍】「引っ越しでフレッツ光を解約する方法と違約金」

また、フレッツ光の料金の請求は基本的に翌月または翌々月なので、解約後もしばらくは請求がある可能性があります。

解約の際は、 プロバイダへの解約手続きも忘れずに行いましょう。

【2】固定電話をNTT西日本で契約している場合の手続き

ここからは、 NTT西日本の固定電話を利用している人に向けた解説です。

引っ越しをすると言っても、昔からの電話番号に愛着があったりして「番号を変えたくないからこのままNTTでいいかな…」と思っていませんか?

じつは、 今までの電話番号を変えずにインターネットとの契約を一本化したり、より安く使える方法もあります。

移転や解約の手続き方法の前に、ひかり電話との値段の比較や、おすすめの乗り換え先も合わせて紹介します。

注意点と見直しポイント

固定電話の引っ越しで見直したいポイントは、次の3つです。

3つのポイント

  1. 電話とインターネットは、まとめた方が安くなる!
  2. ひかり電話とアナログ電話のメリット・デメリット
  3. 「加入電話」「INSネット」は2024年にIP電話に移行予定

それでは、くわしく見ていきましょう。

電話とインターネットはまとめたほうが安くなる!

この章を読んでいる人は、現在次のような契約をしていると思います。

  • 固定電話→NTT西日本
  • インターネット→他の業者、もしくは契約なし

インターネットで光回線を使っている人は、月額500円からひかり電話を使うことができます。

長年固定電話を使っている人は、電話加入権を取得して使っている場合がほとんどではないでしょうか?

昔ながらの番号は変えたくないものですが、じつは番号を変えずにひかり電話にすることができます。

ただし、 市外局番が変わる地域への引っ越しの場合は、番号を引き継ぐことはできません。

これは加入電話でも一緒なので、当然と言えば当然です。

ひかり電話の契約先は、次のようなものがあります。

  • インターネット契約が「フレッツ光」の場合はNTT
  • 「auひかり」「eo光」などのKDDI系列プロバイダ
  • 「OCN光」「ドコモ光」などの光コラボ事業者

ひかり電話に変えるとどれくらい安くなるのか、固定電話との料金を比較してみました。

電話の種類 回線使用料 通話料
固定電話
(加入電話・プッシュ回線)
1,700円 8.5円/3分(市内)
40円/45秒(60kmを超える距離)
ひかり電話 500円 8円/3分(国内一律)

参考:NTT西日本「 基本的な料金体系」、「 通話料金表

月額料金は、回線使用料+通話料です。

回線使用料だけで見ると 毎月1,200円、一年間では14,400円もひかり電話のほうが安くなります。

また、通話料も固定電話が距離に応じてだんだん高くなっていくのに対し、ひかり電話の通話料は国内一律です。

家族や親戚が県外に住んでいる場合や、自営業などで全国に電話をかける場合は間違いなく光電話の方がお得です。

さらに、固定電話でナンパ―ディスプレイを利用している場合、月額400円の付加サービス料がかかっていると思います。

ひかり電話でも、同様のオプションサービスは自由に選ぶことができます。

たとえば「OCN光 」の場合、発信者番号表示や不在時の転送サービスなどのオプションと480円分の無料通話(約3時間)がついた「 アドバンスプラン」を月額1,500円で使うことができます。

オプションはナンバーディスプレイだけでいい場合、 回線使用料500円+付加サービス料400円=月額900円で電話が使えます。

通信費を安く抑えたいなら、ひかり電話は大きなメリットなのです。

ひかり電話とアナログ電話のメリット・デメリット

しかし、いくら安くなるからと言っても、やはり「ひかり電話は少し不安…」という人も多いと思います。

ここからは、ひかり電話とアナログ電話のメリット・デメリットを紹介します。

現在の契約プランとの比較にお役立てください。

ひかり電話は初期費用がかからない
加入電話 INSネット ひかり電話
回線使用料 1,700円 2,780円 500円
電話加入権 必要(ライトプランは不要) 不要
緊急電話(119など)
改選数 1回線 2回線 1契約
複数番号の利用 「ダイヤルインサービス」
800円/1番号
「ダイヤルインサービス」
800円/1番号
最大5つまで
追加番号」100円/1番号
停電時の利用
利用条件 なし なし 光インターネット回線の契約が必要

電話加入権は、昔は一家に一つずつある財産のようなものでしたが、携帯やスマホの普及により、以前ほど契約件数は多くありません。

2017年現在、電話加入権は36,000円ですが、ひかり電話なら加入権が不要なので初期費用もかかりません。

事業者識別番号のついた有料電話にはかけられない

110や119などの緊急電話に関しては、ひかり電話も問題なくかけられます。

しかし、 一部の事業者識別番号などは使えなくなります。

「事業者識別番号」とは?

使用する通信事業者を指定するために電話をかける際に入力する番号のこと。
固定電話で使われているもので、電話をかける際、最初に事業者識別番号を入力し、続いて国番号や市外局番から始まる電話番号を入力することで利用する。
事業者識別番号は最初に00から始まる3~5桁の数字になっている。

※出典: KDDI「用語集:事業者識別番号」

たとえばKDDIが運営するauのお客様サポートのフリーコール電話番号「0077-7-111」の頭についている「0077」が事業者識別番号にあたります。

この「0077」がひかり電話では使えません。

auお客様サポートの場合は0120から始まるフリーダイヤルも用意されているので安心ですが、業者によっては有料通話しかないのでお金がかかる場合もあります。

ただ、 こういった番号には頻繁にかけることはないため、ほとんどの人は気にしなくても大丈夫です。

気になる人はNTT西日本の「 ひかり電話で接続できない番号」のページをチェックしてから契約をしましょう。

ひかり電話は最大5つまで番号の追加ができる

また、ひかり電話は、1契約につき最大5つまで番号を追加できるので、二世帯住宅や自宅が店舗などの場合の使い分けにも便利です。

これまで2つの電話番号が必要でINSネットを使ってきた場合も、同じように使えます。

ひかり電話は停電時に使えない

ひかり電話のデメリットは、そのままでは停電の時は使えないことです。

加入電話なら、停電時でも電話線からの電気を利用して通話ができます。
参考:総務省「停電時の固定電話・IP電話の利用について」

もう使っている人は少ないと思いますが、ダイヤル式の黒電話や、コンセントがいらない電話線だけの電話機は、停電のときでも使えます。

FAX複合機などコンセントを挿して使うタイプの電話でも、停電対応の機種であれば利用可能です。

実際、東日本大震災の時、東北の親戚と唯一連絡が取れたのが加入電話でした。

しかし、 ひかり電話もあらかじめ対策をしておけば、停電時でも使えるのです。

たとえば、「フレッツ 光ネクスト」及び「フレッツ 光ライト」の場合、「光モバイルバッテリー」を使うことで停電中でもひかり電話を使うことができます。

ただし、次のような注意点があります。

ひかり電話を停電中に使うための注意点

  • 給電可能なひかり電話対応機器(ホームゲートウェイ)が必要
    →型番の確認は こちら
  • 電話機への給電は別途必要(内部バッテリーや停電時発着信対応の機種)
  • 給電時間は最大でも3時間ほど
  • NTT側の通信設備が停電している場合は通信できない

モバイルバッテリーの価格は8,000円とやや高めですが、USBケーブルを使えば携帯やスマホの充電もできるので、旅行や外出時の備えとして持っておいても良いでしょう。

必ず使えるとは限りませんが、加入電話の場合も電話線の切断や、停電非対応の機種などで使えなくなる可能性はあるため、ひかり電話だけのデメリットではないと言えます。


それでは、ひかり電話のメリット・デメリットを再度まとめます。

メリット

  • 加入電話の番号を引き継げる(ただし、市外局番が変わる場合は無理)
  • 料金が安くなる

デメリット

  • 光回線のインターネット契約が必要
  • 一部の事業者識別番号などは使えなくなる
  • そのままでは停電の時は使えない

光回線のインターネットは、マンションタイプでどんなに安くても3,000円はするので、もし インターネットを全くしない家庭であれば加入電話の方が確実にお得です。

しかし、次の章で説明しますが、「加入電話」と「INSネット」は2024年以降サービスが変わる可能性があります。

加入電話の権利がもったいないと思っている場合、休止や売却という手段もあります。

くわしくは、「 解約手続きの手順」の章をお読みください。

「加入電話」「INSネット」は2024年にIP電話に移行予定

2017年9月現在、NTT西日本・東日本の「加入電話」「INSネット」は、2024年にすべて「メタルIP電話」に移行予定と発表されています。
参考:総務省「メタルIP電話(INSネット相当)への移行について」

基本的には現在の電話線(メタルケーブル)をそのまま利用するため、 回線使用料は変わらないそうです。

通話料は、ひかり電話のように全国一律で8.5円/3分となるので、遠方だと料金が高いというデメリットは解消されます。

こちらから申し入れをしない限り、自動的に新サービスの「メタルIP電話」に移行するようですが、もし引っ越し先が光回線が利用できるエリアなら、この機会に契約を替えてしまうのも一つの手です。

また、「INSネット」は、ISDNという通信規格を利用したサービスです。

このISDNは、2024年に「ディジタル通信モード」のみ終了することが決まっています。
参考:日経BP社「INSネットのディジタル通信モード、終了時期は2024年初頭に後ろ倒しへ」

一般家庭では少ないと思いますが、職場などで請求書に「INS通信料」という記載があれば、「ディジタル通信モード」のサービスを利用していることになります。
参考:流通BMS「<参考資料>INSネット『ディジタル通信モード』ご利用状況の確認について」

「INS通話」に関してはNTT側で移行措置をとってくれるので、通話モードは引き続き使えますが、それ以外のサービスを利用していた場合は 今まで通りには使えなくなる可能性があります。

NTTからの案内は随時行っていくと明記されていますが、引っ越しを機会に、光やケーブルテレビなど別の回線への移行を検討してみてもいいかもしれません。

移転手続きの手順

ここからはまず、NTT西日本内の移転手続きについて解説します。

固定電話は、 Web上または電話でかんたんに引っ越し手続きができます。

引っ越し先のエリアが東日本・西日本のどちらか分からない場合は、下記リンク先のマップで確認可能です。

富山、岐阜、静岡、愛知は西日本エリアに含まれます。

エリアマップで確認できる

NTT西日本内での加入電話の移転は、下記のリンクから申し込みフォームに飛べます。

工事希望日の入力や、電話帳掲載の選択、支払方法の変更もできます。

西日本エリア内での移転の場合

電話の問い合わせ先は、無料のフリーアクセスが使えます。

局番なしの「116」
携帯電話・PHSからは0800-2000116
受付時間:午前9時~午後5時
土曜・日曜・祝日も受付中。(年末年始12/29~1/3を除きます。)

NTT西日本「お問い合わせ/電話サービスに関するお申し込み・お問い合わせ」 から引用

工事の日程は予約制ですので、引っ越しの日が決まったらできるだけ早く手続きを始めましょう。

移転した場合に使えるサービス

引っ越しして電話番号が変わった後で、もし古い番号に電話がかかってきた場合、 3ヶ月間は新しい電話番号をアナウンスしてもらえます。

料金は無料で、申し込みの際に選ぶことができます。

また、引っ越しで電話番号が変わる場合、7日以内であれば元の家と新居の両方で電話を使うこともできます。

引っ越し先が比較的近く、入居前に先に開通を済ませたい場合などに便利です。

参考:NTT西日本「加入電話/INSネットのお引っ越しのお手続き」

東日本エリアへ引越しの場合の注意点

東日本エリアへ引っ越しをする場合は、「移転」ではなく「解約+新規契約」となります。

現在の電話の休止または解約手続きをまず行い、それから新規契約をしましょう。

フレッツ光と違い、加入電話の違約金はありません。

しかし、新規契約の場合はまた改めて施設設置負担金(電話加入権)が必要になります。

西日本にまた戻ってくる可能性がある場合は、解約ではなく休止をして、 東日本では負担金のいらない「ライトプラン」を使うこともできます。

申し込みは下記のURLから手続きできます。

東日本への引っ越しの際は、 西日本エリアでの解約も忘れずに行いましょう。

解約手続きの手順

「加入電話」や「INSネット」は、 一度解約してしまうと消滅してしまいますが、利用休止や一時中断もできます。

それぞれできるプランは決まっていて、ライトプランは中断のみです。

休止OK 中断OK
加入電話
INSネット64
加入電話
加入電話・ライトプラン
INSネット64
INSネット64・ライト

「休止」の場合は再開時に別の番号になってしまいますが、「中断」なら再開しても元の番号をまた使えます。

ただし、番号を保持しておくため、中断している間も料金が発生するケースもあります。

休止なら料金はかかりませんが、電話を止める手数料として2,000円がかかります。

NTT東日本では休止後10年で消滅してしまいますが、 NTT西日本は休止しても無期限で持っておくことができます。

またいずれ加入電話を復活する可能性のある人や、どうしても解約する踏ん切りがつかない人は休止しておいても良いでしょう。

解約・休止・中断の手続きは、下記のページからできます。

解約と休止はWeb上の手続きも可能ですが、 中断は電話のみです。

解約・休止・中断の手続き

売却もできるがトラブルになる可能性もあるので注意が必要

また、電話加入権は売却もできますが、知らない人に譲渡という形になるので、それなりに面倒ではあります。

市場としては下がっているので、 2017年現在では1,000~2,000円未満が相場です。

買取は専門の業者に依頼しますが、もしやたら高額な買取価格が提示されている場合はトラブルの元になる可能性もあるため危険です。

たとえば 前の持ち主が通話料を滞納していた場合、知らずに譲渡が成立してしまうとその負債を背負わなければならなくなります。

フリマアプリやオークションなどでも売買されていますが、危険なので手を出さないようにしましょう。

まとめ

それでは最後に、この記事の内容を再度まとめます。

まず、インターネットの引越しで見直したいポイントは、次の4つです。

インターネットの引越し:見直しポイント

  • 光コラボに変えると、品質はフレッツ光のままで料金を安くできる
  • 解約の場合は、 フレッツ光の違約金、プロバイダの違約金、工事費の残りに注意
  • 今から固定電話を考えているなら電話加入権のいらない「ひかり電話」がお得
  • 「CLUB NTT-West」のポイントは引き継げないこともあるので、引っ越し前に交換しよう

固定電話の引越しで見直したいポイントは、次の3つです。

固定電話の引越し:見直しポイント

  • 電話とインターネットは、同じ会社でまとめた方が安くなる
  • 光回線とセットで使える ひかり電話は、加入電話とほぼ同じサービスが使え、通信費も安くなる
  • 「加入電話」「INSネット」は2024年にIP電話に移行予定(全国一律料金に変わる)

また、東日本エリアに引っ越しをする場合、いったんNTT西日本とは解約して新規に契約することになります。

フレッツ光を利用している人は、電話で解約申し込みをすることで、フレッツ光の違約金を0にできます。

加入電話の場合は、解約ではなく利用休止や中断もできます。

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