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夏のエアコン代を1円でも節約するために、今すぐできること8つ+α

夏のエアコン代を節約する方法

夏は冷房、冬は暖房とどちらにも使えるエアコンですが、電気代が気になります。

エアコンでの冷暖房は割高なのでは…と思いつつも、便利なのでついついエアコンで済ませてしまっている人も多いですよね。

そもそも、エアコンの冷暖房は他の手段よりもどれぐらい余計にお金がかかってしまうものなのか、把握すらできていない人も多いのではないでしょうか?

この記事ではこんな疑問に答えます!

  • エアコンの冷房・暖房ってやっぱり割高なの?
  • エアコンよりも節約できる冷暖房の方法はどれ? 
  • エアコンの料金を少しでも安くする方法は?

この記事を読んでいるあなたは、「家計を少しでも楽にしたい」という思いを持っているはずです。

今の家にエアコンがついているから“ついつい”使っていたり、他の器具を買うお金がない…と思っていても、 他の冷暖房器具を買って切り替えたほうが安くなる場合もあります。

また、ひとまず エアコン代を1円でも安くする方法を今すぐ実践したい!という人もいると思います。

この記事ではどちらのパターンも扱いますので、 短期的・中長期的にみて、自分の家だとどの方法が一番安くなるのか?を改めて考えてみてくださいね。

また、 「とにかく節約方法だけをすぐ知りたい!」というあなたは、「 方法1:エアコンをつけっぱなしにして電気代を節約!」の章から読みはじめてください。

エアコンにかかる電気代を知る

エアコンでの冷房にかかる値段

ここ数年、毎年のように最高記録が塗り替えられている夏の気温。

エアコンなしでは暮らせないと思っている方も多いのではないでしょうか?

事実、 夏の電気代のうち、もっとも大きい割合を占めるのがエアコンです。

夏の日中の消費電力

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「家庭の節電/夏の節電のポイント」

夏にエアコンで冷房機能を使った場合、いくらくらいの電気代がかかるのかを確認してみましょう。

冷房の電気代の目安を求めるには

この記事では、冷房の電気代を下記のように計算します。

電気代の計算式

消費電力(KW)(※1)×使用時間(時間)×1時間の電気代単価(※2)=1日の電気代

※1 消費電力…機能を利用した場合に使用する電力、Wで表されている場合は1000で割ります。 例)500W→0.5KW
※2 1時間の電気代単価→27円(税込)で計算(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電気料金目安単価)

実際の電気代単価はあなたの家が契約している電気会社が定めた金額となりますが、ここでは27円として計算していきます。

なぜなら、これは公益社団法人「全国家庭電気製品公正取引協議会」が全国の電気料金から算出した一般的な電気代としての目安であり、 各エアコンのスペックとして表示されている消費電力はこの「電気料金目安単価」から計算されているからです。

冷房の電気代を具体的に計算してみよう

それでは実際に、エアコンがどの程度電気代を使うのか具体例を見ていきましょう。

結論から言うと、 6畳用程度のエアコンの電気代は1時間あたり14円程度です。

この消費電力の確認・計算方法をくわしく知りたい人はこのまま読み進めてください。

実際のエアコン節約方法が知りたい人は、 「エアコンをつけっ放しにしたら電気代は安くなる?」の章まで読み飛ばしてください。

以下は筆者の家の寝室にある2011年式のエアコンのスペックです。

たいていのエアコンは使用説明書に基本的な性能が掲載されています。

もし使用説明書がお手元にない方は、ネットで型番を検索すると、以下のようなスペック表を確認することができます。

ダイキン:S22MTES-W(C)(2011年製)
タイプ 壁掛け 電源 100V
冷房 6~9畳 暖房 5~6畳
冷房能力(KW) 2.2(0.9~2.8) 暖房能力(KW) 2.2(0.9~3.6)
冷房消費電力(KW) 505(170~750) 暖房消費電力(KW) 420(135~950)

出典:ダイキン住宅設備用カタログ「壁掛け形エアコン 2011年 Eシリーズ」P43〜44

以下は商品カタログのキャプチャです。冷房の消費電力は505W(0.505KW)ですね。

エアコンの冷房の消費電力は505W

出典:ダイキン住宅設備用カタログ「壁掛け形エアコン 2011年 Eシリーズ」P43〜44

これを、上述の式に当てはめます。

エアコンの電気代の目安(1時間当たり)

消費電力(KW)(※1)×1時間の電気代単価(※2)=1時間当たりの電気代

※1:消費電力(KW)→0.505KW
※2:1時間の電気代単価→27円(税込)で計算(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電気料金目安単価)

このエアコンの場合は、0.505(kWh)×27円=13.64円が1時間あたりのエアコン電気代の目安です。

この商品は6畳タイプなので、より広い部屋向きのエアコンの場合は消費電力もその分高くなります。

ぜひ、ご自宅のエアコンでも確認してみてくださいね!

室温が高いと電気代は3倍以上に!

1時間当たりの使用目安金額はわかりましたが、実際の電気代は1日何時間エアコンを付けるかや、どんな環境でエアコンを付けるかで変わってきます。

エアコンスペック表

改めてさきほどの表を見てみると、冷房能力2.2kWhには(0.9~2.8)、消費電力505Wには(170~745)という、それぞれカッコ書きされた表記があります。

このように消費電力に差があるのは、エアコンは室内温度と設定温度の差に関係します。

  • 温度差が大きい時…消費電力:大
  • 温度差が小さい時…消費電力:少

といったように、状況に合わせ自動で運転が切り替わるからです。

この消費電力の差から、最低料金と最大料金が以下のように割り出されます。

  • 最低:0.170(kWh)×27円=4.59円
  • 最大:0.745(kWh)×27円=20.12円

つまり、冷房使用料金は1時間当たり4.59円~20.12円(平均13.64円)となります。

この幅の中で、 室温によって随時消費電力は変動して運転されるのです。

出典:ダイキン住宅設備用カタログ「壁掛け形エアコン 2011年 Eシリーズ」P43〜44

このように、 同じエアコンでもそのときの気温・室温によって電力の使用量にかなり幅が出るため、エアコンの電気料金は一律に計算することは難しいのです。

そのため、本記事では平均値を中心に計算しますが、この程度の幅があることを理解した上で読み進めてください。

それでは仮に、夏の寝苦しい睡眠時や暑い昼間の最中に8時間使用したとして計算してみましょう。

室内温度の高い夏場に8時間使用した場合

平均値:13.64円×8時間=109.2円

最大値で計算しても8時間で160.96円しかかかりません。

私は、無理して我慢するよりも最大160円/8時間払ってでもエアコンをつけた方が体調にも良さそうだと思いました。

無理して体調を崩してしまっては、本末転倒ですよね。

熱中症になって病院に行くことになれば、160円では済まないでしょう。

「エアコン使用時の電気代がどうしても気になってしまう…」という方は、この例を参考にぜひご自宅のエアコンの商品電力・電気代の目安を計算してみてくださいね。

また、エアコンをつけた際には、スイッチを頻繁につけたり消したりするよりも、つけっ放しにしておく方が電気代の節約になります。

エアコンは、電源を入れてから設定温度まで室温を下げる方が、すでに下がった室温をキープするよりも電力を使うからです。

実際にエアコンを使用した場合の目安になるのが「期間消費電力量」

エアコンの1時間あたりの電気代の目安を、どのように計算するのかお分かりいただけたかと思います。

しかし、エアコンは年間を通してみると使用頻度に差がありますよね。

そこで、JIS規格によって一定の基準が定められ、消費電力量の目安を測る指標として算出されたのが「期間消費電力量」です。

算出基準は各社共通なので、 同じ広さに対応したエアコンであれば、この値が低ければ低いほど省エネ家電であるといえます。

JIS C 9612:2013 に基づくAPFから算出された期間消費電力量
外気温 東京がモデル
設定室内温度 冷房時 27℃/暖房時 20℃
期間 冷房期間 5月23日~10月4日/暖房期間 11月8日~4月16日
使用時間 6:00~24:00の18時間
住宅 JIS C 9612による平均的な木造住宅(南向き)
部屋の広さ 機種に見合った広さの部屋(下記参照)
冷房能力(KW) ~2.2 ~2.5 ~2.8 ~3.6 ~4.5 ~5.0 ~6.3 ~7.1
畳数(畳) 6 8 10 12 14 16 20 23

もう一度、パンフレットの表記を見てみましょう。

右下に「消費電力量期間合計(年間)」とあり、そこには760kWhと記載されています。

エアコンのスペック表中の消費電力量期間合計

この「消費電力量期間合計(年間)」の数値を使って、1年間に電気代がいくらかかるのかを算出することができます。

1年当たりの使用料金の目安

消費電力量期間合計(KW)(※1)×1時間の電気代単価(※2)=1年間電の電気代

※1:消費電力(KW)→760KWh
※2:1時間の電気代単価→27円(税込)で計算(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電気料金目安単価)

この場合、760(kWh)×27円=20,520円が1年当たりの使用料金の目安です。

季節によっても変わってきますが、単純平均で月に1,710円。なかなかのボリュームですね。

もちろんエアコンが数台ある場合や、この例よりも広い部屋向けのエアコンであればその分消費電力は大きくなり、電気代も高くなります。

エアコンを購入するときは 価格の安さだけでなく、消費電力量期間合計も加味して選ぶことで、電気代を安くすることができます。

ここまではエアコンにかかる電気代について説明してきました。

現在ご自宅で使用しているエアコンにどれだけの電気代がかかっているのか、把握できるようになったと思います。

これより、その電気代を少しでも抑えるために役立つ方法をご紹介していきます!

すぐにできそうなものは、ぜひ実践してみてください。

方法1:エアコンをつけっぱなしにして電気代を節約!

次に、「エアコンはつけっぱなしにしたら電気代が安くなる」という説を検証してみましょう。

結論から言うと、以下の順で電気代が高くなっていきます。

オン・オフのタイミングで変わる電気代

↑電気代:低い

  • 家にいる時だけエアコンをつけっぱなし
  • 24時間つけっぱなし
  • マメに電源を付けたり消したり

↓電気代:高い

なぜ、エアコンはつけっぱなしの方が電気代が安くなるの?

それは、エアコンの電力消費の仕方に原因があります。

エアコンはスイッチを入れてから、設定温度になるまではフル回転。大きな電力を消費しながら設定温度に室温を近づけようとします。

この時、外気温と室温の差が大きかったり、部屋が広かったりする場合は部屋を冷やすのに時間もかかりますので、それだけ電力を消費します。

しかし、 室温が設定温度になったら一転、室温をキープするのにはそれほど電力を使いません。そのため、エアコンの消費電力欄には幅があります。

「ちょっとの間だけエアコンをつけて、涼しくなったら消す」を繰り返すのは一見節約のようにみえますが、 最大電力消費を何度も繰り返すので、かえって電気代が高くついてしまう場合も多いのです。

それでは、実際の例で比較して試算してみましょう。

24時間つけっぱなしにした場合の電気使用量

先ほどと同じく、筆者の家のエアコンで計算してみます。

  • 24時間つけっぱなしにした場合…110.16円~482.88円(平均327.36円)
  • 1ヶ月つけっぱなしにした場合…約6,040円

の電気代がかかります。

計算の流れ

冷房使用料金は1時間当たり4.59円~20.12円(平均13.64円)、24時間つけっぱなしにした場合は、110.16円~482.88円(平均327.36円)。

これを1ヶ月(30日)続けると、3,304.8円~14,486.4円(9,820.8円)電気代が上乗せされる計算になります。

3,300円と14,000円では幅がありすぎて目安にならないので、試算条件を変更しました。

ずっとエアコンを付けているので、空気環境が保たれていると考えると、

  • 最初の1時間だけ最大使用電力
  • 昼間(8時~18時)は通常使用電力
  • 夜間は最低使用電力

として計算してみます。

すると、

24時間では…

20.12円(最大使用量時の1時間当たり電気代)+13.64円(通常使用電力の電気代)×10(時間)+4.59円(最低使用量時の1時間当たり電気代)×13時間(時間) =216.19円(1日あたり)

さらに、

2日目以降は起動時の最大使用電力が不要なので…

13.64円(通常使用電力の電気代)×10(時間)+4.59円(最低使用量時の1時間当たり電気代)×14時間(時間) =200.66円(1日あたり)

となります。

最後に、

1ヶ月(30日)で計算すると…

216.19円+200.66円×29日= 6,035.33円

となります。

これで24時間クーラーをつけっぱなしにした場合の1ヶ月にかかる電気代が分かりました。

自宅にいる間だけクーラーを使用した場合の電気使用量

先ほどと同じく、筆者の家のエアコンで計算してみます。

自宅にいる時間を夜8時~朝8時の12時間と仮定した場合

  • クーラーの使用料金…約2,100円
  • 週末2日を24時間つけっぱなしにしたとして…約3,220円

となりました。

計算の流れ

冷房使用料金は1時間当たり4.59円~20.12円(平均13.64円)、自宅にいる時間を12時間(夜8時~朝8時)と仮定します。

12時間つけっぱなしにした場合55.8円~241.44円(平均163.68円)、1ヶ月(30日)続けると1,652.4円~7,243.2円(4,910.4円)の電気代が上乗せされます。

これだとかなり幅があり、目安にならないので、24時間つけっぱなしと同じく、以下試算条件を変更します。

ずっとエアコンを付けているので、空気環境が保たれていると考えると、

  • 最初の1時間だけ最大使用電力
  • 帰宅後は夜間なので最低使用電力

として計算してみます。

すると、

12時間当たりの電気代は…

20.12円(最大使用量時の1時間当たり電気代)+4.59円(最低使用量時の1時間当たり電気代)×11時間(時間) =70.61円(1日あたり)

となり、

1ヶ月(30日)で計算すると…

70.61円×30日=2,118.3円

という結果になります。

自宅にいる時間はずっとエアコンをつけていても、24時間つけっぱなしよりは電気代が少ないことがわかりますね。

仮に、休みの日はずっと家にいる場合を考えて、

週末の2日間はつけっぱなしにしたとしても…

70.61円×22日+(216.19円(週末1日目)+200.66円(週末2日目))×4 =1,553.42円+1,668.24円=3,221.66円

ということで、24時間つけっぱなしで1ヶ月過ごすと6,035.33円かかっていたことを考えると、十分に安くなることが分かります。

マメに電源を付けたり消したりした場合の電気使用量

それでは、最後にこまめにクーラーのスイッチを着けたり消したりした場合について試算してみましょう。

自宅にいる時間を夜8時~朝8時12時間と仮定した場合

クーラーをつけて1時間ほどで適温になったら消し、暑さを感じたら再度つけるということを夜8時から朝8時まで、計6回繰り返したとします。

  • 冷房にかかる電気料金…約3,600円

になります。

家にいる時はエアコンをずっとつけっぱなしにしていた約2,100円の方が安いですね。

計算の流れ

クーラーをつけて、1時間ほどで適温になったら消し、暑さを感じたら再度つけるということを夜8時から朝8時まで計6回繰り返したとします。

クーラーは起動時が一番電力がかかります。

オン・オフを6回繰り返すと…

1回の起動時に最大値である20.12円/時を6回繰り返すと、1日で120.72.6円

さらに、

1ヶ月(30日)で計算すると…

 120.72円×30日= 3,621.6円

という結果に。

自宅にいる時につけっぱなしにしているよりも高くなりました!

クーラーを着けたり、消したりするよりも、つけっぱなしにした方が電気代が安いというのは、その頻度によることがお分かりいただけたでしょうか?

次に検討したいのは「冷房」と「ドライ・除湿」機能の違いと電気代についてです。

方法2:エアコンの機能で無駄なく快適に節約する

冷房とドライ・除湿の機能と電気代

まず、混同しがちな「冷房」と「ドライ・除湿」機能の違いについて説明します。

冷房機能

室温が設定温度になるまで冷やします。 暑い熱を追い出して部屋を涼しくする機能です。

空気は温度が下がることにより、蓄えられる水分の量が減りますので、部屋の湿度も同時に下がります。

ドライ・除湿機能

エアコンで空気を吸い込み、内部の熱交換機で熱を奪って温度を下げます。温度を下げた時に出る水分をホースから外に出し、水分を取った空気を部屋に戻します。

この時、空気をそのまま戻す方式を「弱冷房除湿」、水分を取った後の空気を、部屋が冷えすぎないように再度温めて戻す方式を「再熱除湿」といいます。

湿度が高くても、温度を下げ過ぎると肌寒くなってしまいます。

再熱除湿であれば、室温を変えることがなく湿度のみ下げることが可能です。とても便利な機能ですね。

冷房とドライ・除湿の消費電力比較

消費電力で比較すると、 弱冷房除湿<冷房<再熱除湿の順に高くなります。

再熱除湿は一度温度を下げた空気をまた温め直している仕組み上、その分電力を消費するのです。

そして、再熱除湿は、エアコンの中でもいわゆる上位機種にのみ搭載されている機能です。

例えば筆者が使っているダイキンでは再熱除湿は「さらら除湿」という機能で呼ばれたりしていますが、筆者のエアコンには残念ながらこの機能はありませんでした。

「電気代」という観点から見ると、弱冷房除湿<冷房<再熱除湿 の順ということを念頭において

機能の使い分け

  • そんなに気温は高くないが、湿度が高くて蒸し暑い場合→除湿(冷えすぎない程度に弱冷房除湿・あるいは再熱除湿)
  • 気温も湿度も高い場合→冷房もしくは弱冷房除湿(冷房でいったん冷やして弱冷房除湿でキープするのもあり)

という 使い分けをするのがおすすめの使い方です。

設定温度の決め方

設定温度の決め方ですが、エアコンは始動時が一番パワーを消費します。

このため、設定温度まで下げたらあとは 少ない電力量で室温をキープしてくれるように働く「自動運転」が一番おすすめです。

ただし、前述のように「再熱除湿」機能があるものは、自動運転時に室内環境を快適に保つために(電気代のかかる)「再熱除湿」へ自動的にチェンジする場合もあります。

そのため、ご自宅のエアコンに 「再熱除湿」機能がある場合は、自動運転について今一度確認したほうが良いでしょう。

夏のエアコン代を少しでも下げる方法

エアコンの稼働時間の調整、スイッチのON/OFFをなるべくしないようにすること以外に、エアコン代を少しでも下げる方法を挙げておきます。

方法3:フィルター掃除

掃除していますか?エアコンフィルター。 フィルターの目詰まりはエアコンの効きを悪くしてしまいます。

月に1~2回掃除することで年間の電力量が31.95kWh、電気代にすると約860円/年の節約が見込めます。

方法4:エアコンの温度調整

エアコンの温度を1℃上げると年間の電力量が30.24kWh、電気代にすると約820円の節約になります。(使用時間9時間/日、外気温31℃の時エアコン2.2kWの設定温度を27℃→28℃にした場合)

外気温とエアコンの設定温度の差が大きいほど電力を消費します。

最初は低めの温度で部屋を冷やした後は、設定温度を高めにしておくことで節電につながります。

方法5:エアコンに向かって扇風機を置く

エアコンによって吐き出された冷えた空気は下にたまりやすいです。

そのため、エアコンに向かって扇風機を置く、もしくは天井に向けてサーキュ―レータを作動させて室内の空気を循環させると、 エアコンで冷やされた空気も室内を循環するので効率的に部屋を冷やすことができます。

方法6:遮光カーテンや断熱フィルムで窓をガード

窓をガードすることで、室内に入る熱をカットし、冷房の効率を高めます。

方法7:窓や壁側で植物を育てる、よしず・すだれなどを置く

そもそも室温が暑くならなければ、エアコンを作動させる必要がありません。

夏の日差しがかかる 日向は、地面や建物からの照り返し(輻射熱)により、実際の気温よりも高い温度を記録しています。

逆に、直射日光を受けない日陰では、地面や建物の温度も低くなるため輻射熱が弱まり、日向と比べて20℃くらい温度が違う場合も。

そのため最近では窓や建物自体を日陰にするように、グリーンカーテンとして朝顔やゴーヤー、へちまなどのつる植物を夏の間育てるところも増えてきました。

植物は太陽の光を吸収してくれるだけでなく、見た目にも爽やかで日陰を作ってくれますし、ものによっては収穫したものは食べることも出来るし、と良いことづくめです。

植物を育てるが難しい環境の方は、すだれなどもおすすめです。

方法8:室外機を日陰に置く、または室外機にあたる日光を遮る

また、エアコンの室外機が日向に設置されている方は、併せてこちらも日陰を作るようにしましょう。

室外機が高温になってしまうと、エアコンの熱を捨てる効率が低下してしまうためです。

日陰に置く、もしくは日を遮ることでエアコンを効率よく働かせることができるため、省エネ効果があります。

ただし、 エアコンを囲ったり、吹き出し口をふさいだりしないように注意してくださいね。

すべて出典:経済産業省 資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬」

夏にエアコンをつけなくても我慢できる方法

「熱中症注意報」が頻発するような近年の猛暑ではあまりおすすめできませんが、

  • 「エアコンが嫌い」
  • 「エアコンを付けると体調が悪くなる」

という方向けに夏にエアコンを付けなくても我慢できる(かもしれない)方法をいくつかご紹介します。

方法1:水シャワー

暑さを感じたら、お風呂場で水シャワーを浴びるのがお勧めです。

その時の 注意としては浴びすぎて身体を冷やし過ぎないこと。

体温を下げ過ぎると、体が低体温になることを防ぐために体温を上げようとしてしまい本末転倒になってしまいます。

温水プールと同じぐらい(25~30度ぐらい)の水温に設定し、さっと汗を流してあがりましょう。

方法2:扇風機

夏に涼を取る手段として、エアコンと並び称されるのが「扇風機」です。

扇風機の方が電気代が安いとは聞きますが、いったい扇風機の電気代はいくらくらいなのでしょうか?

扇風機のスペック表

それではここで筆者が持っている扇風機のスペックを例に出してみます。

消費電力は、扇風機の風量によって異なりますが、一番大きい「強」でも44Wもしくは47.5Wです。

筆者宅のエアコン(冷房機能)の消費電力が505(170~745)Wなので、  扇風機はエアコンの10分の1しか電気代を使わないということです。

画像出典:SHARP扇風機 PJ-C3AS 使用説明書所より

 機種により差はありますが、扇風機の方がエアコンに比べると圧倒的に電気料金は安いのです。扇風機だけで過ごすことができればかなりの節電になりそうですよね。

扇風機は気温を下げてくれるわけではありませんが、天井にたまりがちな熱い空気をかき混ぜて循環させてくれます。

また、日が昇る前や日が落ちた場合には外に向けて扇風機を回すことで、室内の暑さを外に吐き出してくれる働きも。

気を付けたいのは、扇風機が気持ちいいからと直接体に当てたまま寝ることです。

人間は寝ているときに寝汗をかきますが、扇風機で汗が蒸発させられることで身体が冷えすぎてしまって風邪をひく原因となってしまいます。

眠るときには、扇風機を壁や天井に向けて風を送ることで空気を循環させ、よどみを防ぐことができます。

方法3:凍らせたペットボトルを扇風機の前に置く

扇風機は室内の空気をかき混ぜるだけなので、 室温が高い場合は暖かい風が循環してしまうことになります。

そんな時は、凍らせたペットボトルを扇風機の前に置くことで、ただ扇風機を回すだけよりも涼しさを感じることができます。

扇風機の風によって、 凍らせたペットボトルから発生する水分が蒸発する際に生まれる気化熱によって空気が冷やされるからです。

しかし、これらの方法ではエアコンと違って部屋の湿度は下げてくれませんので、蒸し暑さを感じているときは辛いかもしれません。

湿度が気になる場合は、無理せずにエアコンの弱冷房除湿機能と併用することで、効率的に部屋の温度と湿度を下げましょう。

まとめ 

エアコンの電気代について、かなり深堀してみましたがいかがだったでしょうか?

この記事のポイント

  • エアコンの電気代の求め方、スペック表の見方
  • つけっ放しにした方が安い
  • エアコンをより節約して使うためにすべきこと
  • エアコン以外の冷房の対処方法

もはや私たちの生活に欠かせない家電になりつつあるエアコン。

暑さ寒さを我慢すれば確かに電気代はかかりませんが、無理は禁物です。

必要な家電であるからこそ、読者の皆様に賢く使っていただいて、エアコンの電気代を少しでも節約する助けになれば幸いです。

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