【2021年最新】格安SIMおすすめ人気ランキング|MVNOの速度や料金、キャッシュバックキャンペーンを徹底比較
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「格安SIMに乗り換えたいけど、なにから選べばいいの?」
「結局どこの格安SIMがいいの?」とお悩みではありませんか?
格安SIMは大手キャリアと比べて年間で数万円単位の節約ができます。
格安SIMへの乗り換えは、生活費を見直そうとしたときに一番と言っていいほど節約効果のある方法です。
しかし、実際には速度や通信品質の不安から、まだ乗り換える人が増えて居ないのが現状です。
現に、2020年3月にMMD研究所が発表した「2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査」では、格安SIMの割合は全体の20%程度しかないことがわかっています。
格安SIMはほとんどテレビCMを行っていないので、「どんな格安SIMの種類があるのか」「どんな会社の評判がいいのか」などわからないことが多いですよね。
このため「格安SIMに乗り換えて後悔している」「速度が遅くて使い物にならない」「格安SIMの乗り換えはやめておけばよかった」という不安のほうが大きくなってしまいます。
ですが実は格安SIMの選び方はとてもシンプルです。
次の4つの選ぶポイントをはっきりさせるだけで、格安SIM選びが簡単になります。
格安SIMを選ぶポイント
- 使う端末
- 電話機能付きか否か
- ドコモ、au、ソフトバンクのどの回線を使うか
- データ容量
通信速度は大手キャリアに劣るのは仕方のないところですが、中でも通信速度の速い格安SIMを選べば、ストレスを軽減できる可能性が高いです。
そこでこの記事では、格安SIMの選び方からおすすめの格安SIMまで徹底的に解説します。
結論から述べると、一番のおすすめはUQモバイルです。
2021年2月スタートの新料金プランが非常に安く、通信速度の満足度もトップクラスです。
ただし格安SIMはデータ容量や重視するポイントなどによっておすすめの格安SIMが異なります。
記事では格安SIMのおすすめランキングのほか、ポイント別に一番のおすすめ格安SIMも紹介しています。 格安SIMの会社選びの参考にしてください。
3GB
6GB
10GB
12GB
UQ
モバイル1,480円
2,480円
(15GB)
楽天
モバイル1年間月額料金無料!
Y!mobile
1,980円
2,980円
(15GB)
BIGLOBE
モバイル1,200円
1,700円
3,400円
mineo
1,380円
(5GB)1,780円
1,980円
(20GB)
※2021年2月現在の情報です。
※特記がない限り、表示金額は税抜きです。
目次
- 格安スマホ会社はどこがいい?MVNOのおすすめ人気ランキング
- 選び方ポイント別のおすすめ格安SIM
- 格安SIMの料金・速度比較表
- 【初心者向け】後悔しない格安SIMの選び方の4つのポイント
- 格安SIMに乗り換えるメリット
- 格安SIMに乗り換えるデメリット
- おすすめの格安SIMランキングのまとめ
格安スマホ会社はどこがいい?MVNOのおすすめ人気ランキング
ここでは下記のポイントを軸におすすめの主要8キャリアの格安SIMランキングを紹介します。
- 基本料金の安さ(3GB音声通話)
- 通信速度の実測値( みんなの速度ランキングの実測値平均)
- シェア(MMD研究所)※大手キャリア含む
- 総合満足度の高さ(MMD研究所満足度調査)
主要8キャリアの各項目のそれぞれの情報についてまとめた比較表が下記の通りとなります。
3GB音声通話 | MMD研究所満足度調査 | シェア | 通信速度 | |
---|---|---|---|---|
IIJmio | 1,600円 | 74 | 0.95% | 42.31Mbps |
mineo | 1,510円 | 82.6 | 1.75% | 37.08Mbps |
BIGLOBEモバイル | 1,600円 | 78.6 | 1.06% | 24.74Mbps |
UQモバイル | 1,480円 | 80 | 3.00% | 44.79Mbps |
Y!mobile(ワイモバイル) | 1,980円 | 66 | 7.20% | 42.33Mbps |
LINEモバイル | 1,480円 | 72.6 | 1.09% | 35.12Mbps |
OCNモバイル | 1,480円 | 76 | 1.32% | 44.08Mbps |
イオンモバイル | 1,580円 | 72.7 | 0.82% | 29.36Mbps |
このままではどの会社が一番いいのかわかりにくいので、それぞれの項目で1位25点、2位22点、3位19点…のようにスコア化し、総合点で順位付けしたものが下記の表になります。
料金 | 満足度調査 | シェア | 通信速度 | 総合点 | |
---|---|---|---|---|---|
1位:UQモバイル | 25点 | 22点 | 22点 | 25点 | 94点 |
2位:OCNモバイルONE | 25点 | 16点 | 16点 | 22点 | 79点 |
3位:mineo | 16点 | 25点 | 19点 | 13点 | 73点 |
4位:LINEモバイル | 25点 | 7点 | 13点 | 10点 | 55点 |
5位:Y!mobile | 4点 | 4点 | 25点 | 19点 | 52点 |
6位:IIJmio | 10点 | 13点 | 7点 | 16点 | 46点 |
7位:BIGLOBEモバイル | 10点 | 19点 | 10点 | 4点 | 43点 |
8位:イオンモバイル | 13点 | 10点 | 4点 | 7点 | 34点 |
最も評点が高いのがUQモバイルとなりました。4つの項目すべてが2位以上の評価となっており、総合評価が非常に高いです。
ただし、各キャリアそれぞれに特色があります。
次項以降でそれぞれのメリット・デメリットを紹介するので、格安SIM選びの参考にしてください。
UQモバイル
(画像引用:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|KDDI・UQコミュニケーションズ)
UQモバイルはauのサブブランドとして展開されている格安SIMです。
auのサブブランドなので、とくに通信速度の満足度が非常に高く、 みんなのネット回線速度のランキングでも常に上位に位置しています。
MMD研究所の満足度調査においても、mineoに次いで2番目に高い満足度となっています。
またUQモバイルは2021年2月1日から新料金プランに移行しました。
これまで月額1,980円だった3GBの「スマホプランS」プランは「くりこしプランS」として月額1,480円になります。
10GBの「スマホプランR」も「くりこしプランMとして」月額2,980円から、月額2,480円に500円割引になるうえ、データ容量も15GBに増量されます。
これまでUQモバイルは料金の高さがデメリットの一つでしたが、料金が値引きされることで最安値クラスに安い料金となり、当おすすめランキングでも1位となりました。
さらに、くりこしプランM/Lに限り、データ容量超過後でも速度制限が最大1Mbpsと、ストレスがない速度でネット通信が可能です。
通常は200kbps前後であるため5倍近い差があります。
1Mbpsであれば低画質の動画であればストレスなく視聴できる速度なので、速度制限後でもイライラすることがありません。
またUQモバイルはどのタイミングで解約しても違約金に当たる契約解除料が不要です。
他社の場合、2年以内の解約の場合違約金として9,800円などが請求されることがあるため、UQモバイルは解約のしやすさも大きなメリットです。
デメリットとしてはauのサブブランドなので、au回線しか利用できないことです。
ドコモ回線やソフトバンクからの乗り換えの場合、SIMロック解除の手続きが必要となります。
また新料金プランは2月1日からなので、旧料金プランで申し込んでしまうと、月額料金が高くなってしまいます。 UQモバイルは新料金プランで申し込むようにして下さい。
UQモバイルの評判やメリットデメリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | 新料金プランで最安値の水準に値下げ 解約時に契約解除料不要 通信速度の満足度が高い |
---|---|
デメリット | au回線のみ対応 |
SIMタイプ | 通信容量 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
くりこしプランS | 音声通話 | 3GB | 1,480円 |
くりこしプランM | 音声通話 | 15GB | 2,480円 |
くりこしプランL | 音声通話 | 25GB | 3,480円 |
データ高速プラン | データ専用SIM | 3GB | 980円 |
データ無制限プラン | データ専用SIM | 無制限(通信速度は最大500kbps) | 1,980円 |
UQモバイルの通信回線
- au回線
UQモバイルの主なオプション
- かけ放題(24時間いつでも)
国内通話がいつでもかけ放題。オプション料金1,870円/月(税込) - かけ放題(10分)
10分以内の国内通話がかけ放題。:オプション料金は770円/月(税込)。10分超過後は22円/30秒 - 通話パック(60分/月)
月間60分の国内通話が550円(税込)。60分超過後は22円/30秒の通話料金がかかる。
OCNモバイルONE
(画像引用:OCNモバイルone公式サイトTOP)
OCNモバイルONEは端末とセットで購入したい方にとくにおすすめの格安SIMです。
取り扱いの端末数はほかのどのMVNOよりも多く、好みの端末を見つけやすいことが特徴です。
また端末の販売価格も他のMVNOよりも大幅に安く、格安SIMへの乗り換えを機に端末も買い換える予定の人は非常にお得です。
2021年1月現在、主要なMVNOの取り扱い機種数と主な端末の販売価格は下記の表の通りとなっています。
OCNモバイルONE | UQモバイル | LINEモバイル | mineo | IIJmio | イオンモバイル | |
---|---|---|---|---|---|---|
取り扱い機種数 | 33機種 | 7機種 | 16機種 | 20機種 | 23機種 | 22機種 |
AQUOS sense4 plus | 32,800円 | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 43,200円 | 39,800円 | 45,800円 |
AQUOS sense4 | 24,800円 | 取り扱いなし | 35,800円 | 36,000円 | 29,800円 | 34,800円 |
OPPO A73 | 20,000円 | 取り扱いなし | 23,800円 | 26,880円 | 26,800円 | 27,800円 |
OPPO Reno3 A | 27,300円 | 10,800円 | 31,800円 | 34,800円 | 29,800円 | 35,800円 |
Xperia 10 Ⅱ | 32,800円 | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 39,600円 | 36,800円 | 取り扱いなし |
moto g9 play | 13,800円 | 取り扱いなし | 14,800円 | 21,600円 | 21,800円 | 取り扱いなし |
moto g8 | 12,300円 | 取り扱いなし | 21,800円 | 22,800円 | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
ZenFone 7 | 71,600円 | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 79,920円 | 71,800円 | 取り扱いなし |
ご覧の通りほとんどの機種で最安となっています。
販売機種数に関しても、OCNモバイルONEは2021年1月現在、iPhoneシリーズを14機種取り扱っています。
他社は取り扱いが1機種だけだったり、中古端末・未使用品しか扱っていなかったりする中、OCNモバイルONEのラインアップが非常に充実しています。
各プランの料金も最安水準で、初期費用もランニングコストも安く抑えられることが大きなメリットです。
ただし、OCNモバイルONEはドコモ回線にしか対応していません。
auやソフトバンクから乗り換えの場合、SIMロック解除の手続きが必要になります。
OCNモバイルONEの評判やメリットデメリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | 端末のラインアップが充実しているうえ、販売価格も安い 解約時に契約解除料不要 月額料金も安い |
---|---|
デメリット | ドコモ回線のみ対応 |
音声SIMカード | SMS対応データSIM | データ専用SIM | |
---|---|---|---|
1GB/月 コース | 1,180円 | ー | ー |
3GB/月 コース | 1,480円 | 1,000円 | 880円 |
6GB/月 コース | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 |
10GB/月 コース | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 |
20GB/月 コース | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB/月 コース | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 |
OCNモバイルONEの通信回線
- ドコモ回線
OCNモバイルONEの主なオプション
- 容量追加オプション:500円・1GB(OCNモバイルONEアプリ経由の申し込み)
- OCNでんわかけ放題オプション
10分かけ放題(10分以内の通話が通話料0円):850円/月
トップ3かけ放題(通話料上位3番号が通話料0円):850円/月
かけ放題ダブル(10分かけ放題+トップ3かけ放題のセット):1,300円/月
mineo(マイネオ)
(画像引用:格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】)
mineoは顧客満足度が非常に高いMVNOです。
さまざまな団体・企業が実施する格安SIM利用者満足度調査でTOPの満足度を獲得しています。
mineoが満足度調査で一位を獲得した主な調査結果には下記のようなものがあります。
mineoが満足度1位となった主な調査
- 格安SIMアワード2020上半期(調査会社:株式会社イード)
- 2020年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査(調査会社:サービス産業生産性協議会)
- 格安SIMサービスの満足度調査(調査会社:MMD研究所)
- NTTコム オンライン NPS®ベンチマーク調査2020 MVNO・サブブランド部門(調査会社:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社)
(参考:mineoサービスの受賞一覧)
mineoの大きな特徴はmineoユーザー同士や、運営スタッフとの交流で頻繁なサービス改善につながっている点です。
余ったパケットを寄付して、容量を超過しそうなユーザーが自由にパケットを利用できる「フリータンク」や、回線が混雑しやすい平日昼間の通信を避けることで達成回数に応じて特典がもらえる「ゆずるね」など、ユーザー同士の助け合いが活発に行われています。
過去にフリータンクで集まったパケットが枯渇したことはなく、相互互助で成り立つほかにはないサービスとなっています。
またユーザー同士で困ったことを質問、解決できるコミュニティサイト「マイネ王」などもあり、高い満足度に繋がっています。
さらにmineoに対するサービス改善や新サービスの要望を提言できる「アイデアファーム」もあります。
実際に先述の「フリータンク」や「ゆずるね」はアイデアファームから発案のあったサービスで、ユーザーの声がサービス改善に反映されやすいことが特徴です。
料金自体も非常にシンプルで、またドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応していることも大きな特徴です。
現在利用中のキャリアに通信回線を合わせれば基本的にSIMロック解除不要で乗り換えができます。
これまでは通信回線によって料金が異なっており、やや複雑な料金プランでしたが、新しい料金プラン「マイピタ」が始まり、どの通信回線を選んでも同じ料金でmineoを使えるようになりました。
デメリットは、mineoで販売されている端末の販売価格が他のMVNOよりも少し高いことです。
さきほどOCNモバイルONEの項目で紹介した端末販売価格比較表の通り、たとえばシャープのAQUOS sense4はOCNモバイルONEやIIJmioでは2万円台で購入できるのに対し、mineoでは36,000円もしてしまいます。
mineoで端末を購入すると少し初期費用が高くなってしまうので、乗り換える場合は使っている端末をそのまま使うか、SIMフリーの端末を別で安く購入して乗り換えるなどがおすすめです。
mineoの評判やメリット・メリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | 顧客満足度が高い パケット容量が足りなくなっても「フリータンク」などで足りない分を追加できる ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応 |
---|---|
デメリット | 端末購入費用が若干高い |
デュアルタイプ(音声通話+データ通信) | シングルタイプ(データ通信のみ) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
Aプラン(au回線) | Dプラン(ドコモ回線) | Sプラン(ソフトバンク回線 | Aプラン(au回線) | Dプラン(ドコモ回線) | Sプラン(ソフトバンク回線) | |
1GB | 1,180円 | 800円 | ||||
5GB | 1,380円 | 1,150円 | ||||
10GB | 1,780円 | 1,550円 | ||||
20GB | 1,980円 | 1,750円 |
mineoの通信回線
- ドコモ
- au
- ソフトバンク回線
mineoの主なオプション
- フリータンク:無料
通勤時間やお昼休みなど、混雑する時間帯に速度制限をかける代わりに月額料金が50円~450円割引 - ゆずるね:無料
- エココース
通勤時間やお昼休みなど、混雑する時間帯に速度制限をかける代わりに月額料金が50円~450円割引 - 5G通信:200円/月
次世代高速通信5Gサービスを利用できる。5G対応端末が必要。。 - パケットチャージ:150円/100MB
データ容量超過後でも必要な分だけパケット量を追加できる - mineoでんわ:10分かけ放題B
専用アプリmineoでんわからの10分以内の国内通話が無料 - 通話定額サービス
月間30分の国内通話が840円、60分なら1,680円
LINEモバイル
(画像引用:LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・格安SIM)
LINEモバイルはサービス名の通り、LINEが運営する格安SIMです。
LINEモバイルは、主要なSNSサービスのデータ通信量をカウントしないカウントフリーオプション「データフリー」が人気の格安SIMです。
LINEのデータフリーオプションは「LINEデータフリー」「SNSデータフリー」「SNS音楽データフリー」の3種類があり、プランによってデータフリーとなるサービス対象が下記の通り異なります。
オプション月額料金 | データフリー対象サービス | |
---|---|---|
LINEデータフリー | 0円 | LINE |
SNSデータフリー | 280円 | LINE、Twitter、Facebook |
SNS音楽データフリー | 480円 | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA |
データフリーオプションを使えば、月額の容量プランを1段階下げて、料金を抑えることも可能です。
たとえば、LINEモバイルの音声通話6GBプランは月額2,200円です。通信量のうちほとんどがフェイスブックやインスタグラム、LINE MUSICなどの音楽サービスだった場合、SNS音楽データフリーオプションを付けたほうが月額料金はお得になります。
音声通話3GBプランは月額1,480円なので、容量を6GBから3GBに下げて月額480円のSNS音楽データフリーを付けても、月額料金は合計1,960円と240円も安くなります。
またLINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに対応しており、さらにmineoと異なり、3キャリア間で料金が変わりません。
どのキャリアの携帯電話をお使いの場合でも、SIMロック解除の手間が不要なので、乗り換えがしやすいのが特徴です。
ただし、LINEモバイルはYouTubeなどの動画サービスはデータフリーオプションの対象サービスに含まれていません。
YouTubeも含めたカウントフリーオプションがあるMVNOの中ではBIGLOBEモバイルがおすすめです。
またLINEモバイルはソフトバンクグループのサービスで、ソフトバンクが開始する「LINEMO」のサービス開始に伴い、3月31日に新規受付を終了する見込みです。
LINEMOの詳細はまだ判明していませんが、20GBの大容量プランが月額2,980円の格安料金で利用できる見込みです。
LINEモバイルを検討されている方は、LINEMOのほうがサービス開始まで待ったほうがおすすめです。
一方で「20GBもいらないから料金を安くしてほしい」という方には、LINEMOではLINEモバイルの代わりになりにくいです。
小容量で料金を安くしたい方は、受付が停止される前にLINEモバイルへ申し込みしましょう。
LINEモバイルの評判やメリット・メリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | データフリーオプションでデータ容量を抑えることができる LINEはデータ使用量にカウントされない ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応 |
---|---|
デメリット | 3月で新規受付終了見込み 動画はデータフリーオプションのサービス対象外 |
音声通話SIM | データSIM(SMS付き) | |
---|---|---|
500MB | 1,100円 | 600円 |
3GB | 1,480円 | 980円 |
6GB | 2,200円 | 1,700円 |
12GB | 3,200円 | 2,700円 |
LINEモバイル通信回線
- ドコモ
- au
- ソフトバンク回線
LINEモバイルの主なオプション
- 10分かけ放題:880円/月
10分以内の国内通話が回数無制限で無料。 - 端末保証:450円/月
LINEモバイルで端末を購入した方は、端末故障時でも初回5,000円の端末交換・修理代金で交換端末に変えられる。 - LINE MUSIC
通常891円のLINE MUSIC月額料金が、LINEモバイルユーザーは月額750円で利用できる。
Y!mobile(ワイモバイル)
(画像引用:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで)
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして展開されているサービスです。
知名度も高く、サブブランドも含めたサービスの中ではシェアが最も高いMVNOです。
ソフトバンクのサブブランドであるため、通信速度の速さについて評判が良い格安SIMです。
ワイモバイルも2月18日から新料金プランに移行します。 これまでは割引の期間や条件等、非常に複雑でわかりにくかったですが、新料金プランに移行し、分かりやすく料金の変動もない体系へ変更になりました。
シンプルM(データ容量10GB/月)、シンプルL(同20GB/月)は、データ容量超過後の速度制限時でも最大1Mbpsの速度で利用できるのでストレスが少ないです(一般的な速度制限は128kbps~200kbps)。
さらに、高速通信が見込める5Gサービスもワイモバイルでは無料で利用できます。
また家族にワイモバイルユーザーが多いほどお得になります。
2回線目以降は月額料金が500円割引になるため、利用しやすい料金となります。
ただし、それでも他社と比べて数百円料金が高く、家族割を使っても主回線の割引はないため、料金面ではあまりメリットがありません。
ワイモバイルの評判やメリット・メリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | ・ソフトバンクのサブブランドのため、回線品質が安定している シェアNo1 ・LINEはデータ使用量にカウントされない ・2月に新料金プランへ移行して分かりやすい料金体系に変更 ・シンプルM/Lプランは速度制限時でも最大1Mbsの速度で通信できる |
---|---|
デメリット | 家族割は主回線の割引がない 料金は他のMVNOに比べて高い |
データ容量 | 月額料金 | 容量超過後の通信速度 | |
---|---|---|---|
シンプルS | 3GB | 1,980円 | 最大300kbps |
シンプルMS | 10GB | 2,980円 | 最大1Mbps |
シンプルL | 20GB | 3,780円 | 最大1Mbps |
ワイモバイルの通信回線
- ソフトバンク回線
ワイモバイルの主なオプション
- だれとでも定額:月額700円
10分以内の国内通話が無料 - スーパー誰とでも定額(S):月額1,700円
10分以上の国内通話も無料
IIJmio(アイアイジェイミオ)
(画像引用:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio)
IIJmioは家族でそろって乗り換える場合におすすめの格安SIMです。
IIJmioはIIJmio専用の通話アプリ「みおフォンダイアル」を使って通話すると通常20円/30秒の通話料金が50%offの10円/30秒で通話できます。
さらに基本料0円の「ファミリー通話割引」でmioID間の通話料金が20%オフになります。
みおフォンダイアルとファミリー通話割引を併用すれば、8円/30秒まで通話料が割引になります。
みおフォンダイアルはアプリ電話ですが、使っている電話番号そのままで発信、受電できるため、通常と変わらない電話として使うことができます。
またデータ容量を家族間でシェアできる12GBの「ファミリーシェアプラン」があるため、家族同士でデータのやりくりが可能です。
たとえば家族4人で利用した場合の料金は下記の通りとなります。
ファミリーシェアプラン1回線目3,260円+音声通話機能付きSIM700円×3=5,310円
つまり、一人当たり3GBのプランを1,328円で利用できるようになります。
おすすめする格安SIMの料金・速度比較表で紹介した表をご覧いただければわかる通り、3GBとしては最安の料金で利用できるようになります。
さらにIIJmioは電話番号の名義がそれぞれ違っていても、まとめてMNP転出の乗り換え手続きができます。
通常は同一名義でなければまとめて乗り換え手続きができませんが、わざわざ名義変更しなければ乗り換えできませんでしたが、IIJmioではその手間を省くことができます。
家族で契約する際はお得なMVNOです。
ただしIIJmioは一人で契約する場合あまりお得になりません。
また通信速度の評判も決して高くありません。ドコモ回線とau回線では、ドコモ回線の方が比較的早いので、IIJmioで契約する場合はドコモ回線がおすすめです。
IIJmioの評判やメリット・メリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | 家族でシェアパックを契約すると月額料金がお得になる 家族間の通話料金がお得になる 家族そろってのMNP転出手続きが楽にできる |
---|---|
デメリット | 一人で契約する場合はそれほどお得にならない 料金は他のMVNOに比べて高い 回線速度も平均的な速度 |
プラン名 | データ容量 | 音声通話 | SMS付きSIM | データ専用SIM | ||
---|---|---|---|---|---|---|
タイプD(ドコモ回線) | タイプA(au回線) | タイプD(ドコモ回線) | タイプA(au回線) | タイプD(ドコモ回線) | ||
従量課金制プラン | 1GBあたり | - | 1,180円~ | - | 480円~ | - |
ミニマムスタートプラン | 3GB | 1,600円 | 1,040円 | 900円 | 900円 | |
ライトスタートプラン | 6GB | 2,200円 | 1,660円 | 1,520円 | 1,520円 | |
ファミリーシェアプラン | 12GB | 3,260円 | 2,700円 | 2,560円 | 2,560円 |
IIJmioの通信回線
- ドコモ回線
IIJmioの主なオプション
- 誰とでも3分&家族と10分:600円/月
家族との10分以内の通話と、家族以外の誰とでも3分以内の通話が無料になります。 - 誰とでも10分&家族と30分:830円/月
家族との30分以内の通話と、家族以外の誰とでも10分以内の通話が無料になります。 - 新品/中古 端末補償オプション:380円~/月
家族との30分以内の通話と、家族以外の誰とでも10分以内の通話が無料になります。
BIGLOBEモバイル
(画像引用:【公式】格安SIM・スマホのBIGLOBEモバイル)
BIGLOBEモバイルは、動画や音楽配信サービスなどをよく利用する方におすすめの格安SIMです。
BIGLOBEモバイルのカウントフリーオプションにあたる「エンタメフリー・オプション」には、YouTubeも対象サービスに含まれているからです。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションの対象サービスは下記の21サービスとなっています。
動画配信サービス | YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids |
---|---|
音楽・ラジオ配信 | YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko、らじる★らじる、dヒッツ、RecMusic、楽天ミュージック |
その他のアプリ | Facebook Messenger、au PAY マーケット NEW |
中でもカウントフリーオプションの対象サービスにYouTubeが含まれている格安SIMはBIGLOBEモバイル以外ではほとんどありません。
オプション料金は音声通話SIMの場合、月額480円(データSIMの場合980円)と非常に安いです。
たとえば、毎月12GBの通信量でそのほとんどがYouTubeなどの場合、容量プランを6GBに変更してエンタメフリー・オプションを付ければ、下記の通り、月額料金を770円も安くすることができます。
- 音声通話12GBの場合:月額3,400円
- 音声通話6GB+エンタメフリー・オプションの場合:月額2,150円+480円=2,630円
また、BIGLOBEモバイルは2回線目以降の月額料金が200円割引になるため家族そろって契約するとお得になります。
さらに通話料金も「BIGLOBEでんわ」アプリの利用で、通常20円/30秒の通話料金が9円/30秒になるため、電話をよくかける方にもおすすめです。
ただし、BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションには画質や音質制限があります。
YouTubeの場合、標準画質360p以下、ABEMAの場合は最低画質が推奨されています。
高画質・高音質の視聴には向かないので注意してください。
またBIGLOBEモバイルはドコモ回線の通信速度に対する評価が悪いです。
みんなのネット回線速度のBIGLOBEモバイルの平均速度は16キャリア中13番目の速度となっています。
ドコモ回線よりもau回線のほうが評判は良いので、BIGLOBEモバイルを契約する際はau回線がおすすめです。
BIGLOBEモバイルの評判やメリット・メリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
メリット | エンタメフリー・オプションはYouTubeなどの動画サービスも対象 2回線目以降は月額料金から200円割引 BIGLOBEでんわアプリの利用で通話料金が半額以下になる |
---|---|
デメリット | エンタメフリー・オプションは高音質・高画質の視聴に向かない とくにドコモ回線の速度の評判が良くない |
通信容量 | 音声通話SIM | データ通信+SMS | データ通信のみ | ||
---|---|---|---|---|---|
タイプA(au回線) | タイプD(ドコモ回線) | タイプA(au回線) | タイプD(ドコモ回線) | タイプD(ドコモ回線) | |
1GB | 1,160円 | 1,160円 | ー | ー | ー |
3GB | 1,600円 | 1,600円 | 1,020円 | 1,020円 | 900円 |
6GB | 2,150円 | 2,150円 | 1,570円 | 1,570円 | 1,450円 |
12GB | 3,400円 | 3,400円 | 2,820円 | 2,820円 | 2,700円 |
20GB | 5,200円 | 5,200円 | 4,620円 | 4,620円 | 4,500円 |
30GB | 7,450円 | 7,450円 | 6,870円 | 6,870円 | 6,750円 |
BIGLOBEモバイルの通信回線
- ドコモ回線
- au回線
BIGLOBEモバイルの主なオプション
- エンタメフリー・オプション:480円/月
- BIGELOBEでんわ10分かけ放題:830円/月
専用アプリBIGELOBEでんわからの10分以内の国内通話が何度でも無料 - BIGELOBEでんわ3分かけ放題:600円/月
専用アプリBIGELOBEでんわからの3分以内の国内通話が何度でも無料 - BIGLOBEでんわ 通話パック60:600円/月
60分間1,080円分の国内通話が600円の月額料金で利用できる。BIGLOBEでんわ 通話パック90(月額830円)もある。
音声3ギガプランが1年間770円!
イオンモバイル
(画像引用:業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】)
イオンモバイルはその名の通り、イオングループが運営している格安SIMです。
イオンモバイルは料金プランやオプションの選択肢が多く、自分に合ったプランを選びやすいのが特徴です。
また全国のイオン店で申し込みができるため、プランに迷ったときは専門スタッフに直接相談しながら申し込むことも可能です。
加えてイオンモバイルは最低利用期間の設定がないため、いつ解約しても解約料がかからないことも大きな特徴となっています。
さらにイオンモバイルは60歳以上限定の「やさしいプラン」があります。
料金が通常よりも安く、10分かけ放題オプションは「イオンスマホ電話サポート」もついて月額850円で利用できます。
設定等難しく感じる場合はイオンスマホ電話サポートを利用すれば、くわしく尋ねることができます。
60歳以上の方には非常に利用しやすいサービスとなっています。
スマホに不慣れな60歳以上の方は店舗で申し込めるうえに料金も安いので、イオンモバイルは60歳以上の方におすすめです。
ただし、イオンモバイルは速度の評判があまり高くありません。
ネットサーフィンを頻繁にするという方には少しストレスを感じる機会が多いかもしれません。
イオンモバイルの評判やメリット・メリットは下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
音声プラン | データプラン | シェア音声プラン | |
---|---|---|---|
500MBプラン | 1,130円 | - | - |
1GBプラン | 1,280円 | 480円 | - |
2GBプラン | 1,380円 | 780円 | - |
4GBプラン | 1,580円 | 980円 | 1,780円 |
6GBプラン | 1,980円 | 1,480円 | 2,280円 |
8GBプラン | 2,680円 | 1,980円 | 2,980円 |
12GBプラン | 2,980円 | 2,380円 | 3,280円 |
14GBプラン | 3,580円 | 2,980円 | 3,880円 |
20GBプラン | 3,980円 | 3,280円 | 4,280円 |
30GBプラン | 4,980円 | 4,280円 | 5,280円 |
40GBプラン | 5,980円 | 5,480円 | 6,280円 |
50GBプラン | 6,980円 | 6,480円 | 7,280円 |
プラン名 | 通信容量 | 音声プラン | データプラン | シェア音声プラン |
---|---|---|---|---|
やさしいプランmini | 200MB | 980円 | - | - |
やさしいプランS | 3GB | 1,280円 | 680円 | - |
やさしいプランM | 6GB | 1,580円 | 1,080円 | 1,880円 |
やさしいプランL | 8GB | 1,980円 | 1,580円 | 2,280円 |
イオンモバイルの通信回線
- ドコモ回線
- au回線
イオンモバイルの主なオプション
- イオンでんわ10分かけ放題:850円/月
専用アプリ「イオンでんわ」からの発信で10分以内の国内通話がかけ放題 - イオンモバイル速度切り替え:無料
通信容量を節約できる低速モードのON/OFFが簡単に切り替えできます。
格安SIM並みに安いMNOの新料金プラン
ここまで格安SIMのプランを比較してきましたが、最近では格安SIM並みに安い大手キャリアのプランも登場しています。
とくに20GBの大容量プランにおいては、MVNOよりも大手キャリア(MNO)の方が安くなっています。
キャリア・プラン名 | 月額料金 | 無料通話 | |
---|---|---|---|
MNO | ドコモ「ahamo」 | 2,980円 | 5分間無料通話付き |
ソフトバンク「SoftBank on LINE」 | 2,980円 | 5分間無料通話付き | |
au「povo」 | 2,480円 | 5分間無料通話オプションは月額500円 | |
MVNO | mineo | 4,590円 | なし |
HISモバイル(15GB) | 3,720円 | なし | |
エキサイトモバイル(15GB) | 3,880円 | 5分間無料通話付き |
ここでは下記のキャリア・プランについて紹介します。
- ドコモのahamo
- ソフトバンクのSoftBank on LINE
- KDDI(au)のpovo
- 楽天モバイル
ドコモ「ahamo」
(画像引用:ahamo | アハモ)
ドコモは2021年3月から新料金プラン「ahamo(アハモ)」を開始します。
ahamoは20GBの大容量ながら月額2,980円と格安SIM以上に安い料金で利用できます。
また、5分の無料通話があらかじめ付与されているため、5分以内の短い電話であれば追加料金なしで利用できます。
さらに4G回線だけでなく5G回線も追加料金なしで利用できるため、MNOの質の良い通信回線を安い料金で利用することができます。
ただし、ahamoは申し込みや普段のサポートはすべてオンライン限定となっています。
またドコモのプランですが、@docomo.ne.jpのキャリアのメールアドレスは使えなくなります。
Gmailなどのフリーアドレスに切り替えるなどしないと、メールが届かなくなります。
さらに家族割も適用対象外となるので、家族にドコモユーザーが多い場合などは、料金が高くなってしまう場合もあります。
プランは20GBだけなので、3GBなどで事足りるという方はahamoよりも格安SIMのほうが安いです。
安い新料金プランですが、20GBも必要か否か、キャリアメールが使えない等のデメリットは問題ないか、一度ご自身の使用状況を確認してから検討するようにしましょう。
メリット | ドコモのプランながら、格安SIM以上に安い料金で利用できる 5分の無料通話が付く 5G回線も追加料金なしで利用できる 82か国で別料金不要 |
---|---|
デメリット | ドコモのキャリアメールが使えなくなる 申し込み・サポートはすべてオンラインで、店舗での受付はしていない 家族割は使えなくなる |
データ容量 | 月額料金 | 通話料金 |
---|---|---|
20GB | 2,980円 | 国内通話5分以内無料 超過後20秒/30円 国内通話かけ放題:1,000円 |
ソフトバンク「LINEMO」
(画像引用:LINEMO - ラインモ|格安SIM|ソフトバンクのオンライン専用ブランド)
LINEMOはドコモのahamoに対抗する形で発表されたソフトバンクの新料金プランです。
LINEMOもahamoに近い料金プランとなっており、20GBの大容量を月額2,980円の料金で利用できます。
ahamo同様5分以内の国内通話が無料で、ついています。
ahamoと異なるところは、LINEのトークや通話は通信量としてカウントされないところです。
とくにLINEでんわは通信量が多く、データ容量を消費しやすいので、LINEでんわで頻繁に通話する方にはおすすめです。
ただし、LINEMOの大きなデメリットは、プランの切り替え手続きが面倒な点です。
オンラインでしか申し込みできない点はahamoと同様ですが、専用サイトでの申し込みだけで手続きできるahamoと異なり、LINEMOは、 ソフトバンクからのプラン変更の場合でもMNPの手続きが必要になります。
MNPの転出手数料など各種手数料は無料ですが、MNP予約番号を発番するなど若干の手間がかかります。
メリット | ソフトバンクのプランながら、格安SIM以上に安い料金で利用できる 5分の無料通話が付く 5G回線も追加料金なしで利用できる LINEのトーク、通話がデータ通信量としてカウントされない eSIMに対応 |
---|---|
デメリット | ドコモのキャリアメールが使えなくなる 申し込み・サポートはすべてオンラインで、店舗での受付はしていない ソフトバンク、ワイモバイルからのプラン変更でもMNPの手続きが必要 海外利用はアメリカしか対応していない 家族割は使えなくなる |
データ容量 | 月額料金 | 通話料金 |
---|---|---|
20GB | 2,980円 | 国内通話5分以内無料 超過後20秒/30円 国内通話かけ放題:1,000円 |
au「povo(ポヴォ)」
(画像引用:新発想の料金プラン「povo」誕生|au)
auを展開するKDDIもドコモ、ソフトバンクに追従する新料金プラン「povo」を発表しました。
povoは2社と同じく20GBの通信容量ですが、月額料金は2,480円と2社よりも500円安いです。
これは5分以内の無料通話が含まれていないためで、5分の無料通話オプションを付けると、2社と同じ2,980円になります。
通話料金は20円/30秒のため、月間12分30秒以上電話する方は5分以内無料通話オプションを付けたほうがお得になります。
このほかにも一回200円の「24時間データ使い放題」など、使い方に応じてオプションを付けたり外したりすることができます。
ただし、国内通話かけ放題のオプション料金は1,500円とドコモやソフトバンクよりも500円高くなっています。
5分以上の通話が多い方は、ドコモやソフトバンクのプランのほうが安くなるので注意してください。
メリット | auのプランながら、格安SIM以上に安い料金で利用できる 5分の無料通話や24時間データ使い放題などオプションの自由度が高い 5G回線も追加料金なしで利用できる eSIMに対応 |
---|---|
デメリット | auのキャリアメールが使えなくなる 申し込み・サポートはすべてオンラインで、店舗での受付はしていない 家族割は使えなくなる 国内通話かけ放題のオプション料金がドコモ・ソフトバンクよりも500円高い 海外利用について未定 |
データ容量 | 月額料金 | オプション料金 |
---|---|---|
20GB | 2,480円 | 国内通話5分以内:500円 国内通話かけ放題:1,500円 24時間データ使い放題:一回200円 |
楽天モバイル「RAKUTEN UN-LIMIT V」
(画像引用:楽天モバイル)
楽天モバイルの「RAKUTEN UN-LIMIT V」はドコモ、ソフトバンク、auに続く第4のキャリア(MNO)として2020年4月からスタートしたプランです。
RAKUTEN-UNLIMIT Vの大きな特徴は、さまざまな初期費用・月額料金が無料となるキャンペーンです。
2021年1月現在、主に下記のキャンペーンを実施しています。
楽天モバイルのキャンペーン一例
- RAKUTEN-UNLIMIT Vプラン料金1年間無料キャンペーン
通常2,980円の月額料金が先着の300万人限定で1年間無料になります。 - RAKUTEN-UNLIMIT Vお申込みキャンペーン
RAKUTEN-UNLIMIT Vの申し込みと「RAKUTEN Link」の利用で7,000円相当をポイント還元。さらに対象製品の購入で最大20,000ポイント還元。 - オリジナル端末「RAKUTEN HAND」19,999ポイントプレゼントキャンペーン
楽天オリジナル端末「RAKUTEN HAND」の購入で、楽天ポイント19,999ポイントが付与され、端末の購入費用が実質0円になります。 - オリジナル端末「RAKUTEN mini」本体価格1円キャンペーン
通常17,000円の端末が1円で購入できます。 - 楽天ひかりUM-LIMITキャンペーン
RAKUTEN-UNLIMIT Vの契約で、光回線「楽天ひかり」の月額料金が1年間無料
ご覧のように、1年間の月額利用料金や端末の購入費用が0円で済みます。
またRAKUTEN UN-LIMTは最低利用期間がないため、解約しても契約解除料が発生しません。
契約時も解約時も料金が発生しないため、契約しやすいMNOとなっています。
また通話時は専用アプリ「RAKUTEN Link」を使えば通常20円/30秒の国内通話が無料になります。
デメリットは楽天回線の通信エリアの小ささです。
楽天モバイルは楽天回線エリア内であれば、データ容量無制限で利用できますが、まだ楽天回線エリアは決して大きくありません。
楽天回線エリア外の場合はパートナー回線(au回線)の基地局を利用して接続しますが、パートナー回線は月間5GBの容量制限があります。
容量超過後は最大1Mbpsの速度制限がかかるため、お住まいの地域が楽天回線エリア外の場合、速度制限がかけられる機会が多くなってしまいます。
通信エリアは下記ページで確認できるため、契約前に確認しておくようにしてください。 通信・エリア | 楽天モバイル
また楽天モバイルでは、大手3キャリア等で購入した端末で、SMSなど一部機能が利用できないケースがあります。
各端末の動作確認は下記ページで確認できますが、一部端末では通話機能やデータ通信も使用できない場合があります。
ご利用製品の対応状況確認 | 製品 | 楽天モバイル
楽天モバイルを利用する際は、楽天モバイルで端末を購入することが推奨されていますが、今お使いの端末そのままで楽天モバイルにMNPする場合は、動作確認を必ず行うようにしてください。
メリット | 1年間月額料金2,980円が無料(2021年1月現在) 指定の端末購入費用無料キャンペーンなどもあり初期費用が掛かりにくい 楽天回線エリアは通信量無制限 RAKUTEN Link利用で国内通話が無料 |
---|---|
デメリット | 楽天回線エリアが小さい パートナー回線利用時は5GB/月の利用制限がある 楽天モバイル以外で購入した端末は、通話機能など利用できないことがある |
プラン名 | 通信容量 | 月額料金 | 通話料金 |
---|---|---|---|
RAKUTEN UN-LIMIT V | 楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリア:5GB/月 | 2,980円 | RAKUTEN Link利用時:0円 通常時:20円/30秒 |
端末セット購入で
最大25,000円相当ポイントキャッシュバック中!
選び方ポイント別のおすすめ格安SIM
ここまで格安SIMのおすすめランキングを紹介しました。
ここからは速度や料金など、各項目別に最もおすすめの格安SIMを紹介します。
「一番早い格安SIMがいい」「ソフトバンク回線で一番いい格安SIMは?」など重視したいポイントが決まっている方は参考にしてください。
【速度重視】通信速度が速いおすすめ格安SIM
通信速度を重視する方は、UQモバイルが最もおすすめです。
UQモバイルは先述した通り、auのサブブランドのため、他の格安SIMに比べて、通信領域の割り当てが多く、多少混雑しても快適に通信しやすいです。
実際に2020年3月のMMD研究所の速度調査結果では、主要3都市(東京・大阪・名古屋)の全日全時間帯のダウンロード速度は、主要9サービス中最速の46.2Mbpsでした。
とくに回線が混雑し、速度が低下しやすいお昼休みの12時~13時の時間帯でも、43.7Mbpsと、ほとんど速度が低下せず安定していることが大きな特徴です。
(画像引用:2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査)
格安SIMはお昼みの時間帯が一番遅くなりやすいですが、UQモバイルは速い速度で安定しているため、ストレスを感じにくいです。
遅い格安SIMだと、なかなかネットに接続できず、「使い物にならない」と嘆く声もあります。
— 黑羊 (@kurohituji39) January 15, 2021
新料金プランも開始され、料金も安くなるので、速度と料金のバランスが優れた格安SIMとしてUQモバイルがおすすめです。
【最安】一番安い格安SIM
データ容量は低容量でも、「とにかく安い格安SIMがいい」という方は、日本通信(bモバイル)がおすすめです。
bモバイルのデータSIM「190 Pad SM」プランは、使った分だけ請求される従量課金タイプの格安SIMですが、最低容量の100MB時は月額190円だけで利用できます。
とくに「Wi-Fiが整っている自宅でしか使わないからデータ容量は低くていい」「古いiPhoneなどを子供専用機として使いたい」といった場合に便利な格安SIMです。
100MBでもLINEのメッセージは約20,000回、ニュースサイトは計250ページほど閲覧できるため、Wi-Fiに接続していないときでもある程度のネット通信が可能です。
また音声通話付きの場合でも日本通信の「990 JUST FIT」プランがおすすめです。
音声通話がついても1GB990円で利用できます。
日本通信(bモバイル)はデータ専用SIMでも、音声通話SIMでも料金が1,000円を切るため、とにかく安い最安の格安SIMがいいという方にはおすすめです。
音声通話SIM | データ専用SIM | |
---|---|---|
990JUST FIT※1GBごとに+200円 | 190 Pad SIM | |
100MB | ー | 190円 |
1GB | 990円 | 480円 |
3GB | 1,390円 | 850円 |
6GB | 1,990円 | 1,450円 |
10GB | 2,790円 | 2,190円 |
通信回線別のおすすめ格安SIM
MNP手続きが面倒な方は、端末を購入したキャリアの回線と格安SIMの通信回線を合わせればSIMロック解除が不要となります。
格安SIMによって対応回線が異なるため、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線それぞれで下記の通りおすすめの格安SIMが異なります。
通信回線別のおすすめ格安SIM
- ドコモ回線:OCNモバイルONE
- au回線:UQモバイル
- ソフトバンク回線:ワイモバイル
それぞれの特徴について紹介します。
ドコモ回線でおすすめの格安SIM
OCNモバイルONEはドコモ回線をお使いの方におすすめの格安SIMです。
ドコモ回線にしか対応していませんが、料金が安く、通信速度の評価も高いからです。
OCNモバイルONEはドコモと同じNTTグループであるNTTコミュニケーションズが運営する格安SIMです。
通信品質も高く、満足度の高さにつながっています。
MMD研究所の速度調査ではドコモ回線において、イオンモバイルに次いで速い全日平均速度30.4Mbpsの下り通信速度となっています。
MM総研が発表しているドコモ回線通信品質評価ランキングでも、2期連続で総合1位の評価を得ています。
またユーザーの通信速度を投稿できるみんなのネット回線速度では16キャリア中2番目に早い速度となっており(イオンモバイルは同12番目)、調査結果でもユーザー投稿でも速い通信速度となっています。
料金も音声通話SIM・データ専用SIMともに、どの通信容量帯でも平均的な格安SIMよりも安い水準なので通信速度と料金のバランスに優れた格安SIMとなっています。
ドコモ回線を希望する方はドコモ回線の中でも満足度が高いOCNモバイルONEがおすすめです。
ドコモ回線のおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
ソフトバンク回線でおすすめの格安SIM
ソフトバンク回線でお探しの方はワイモバイルがおすすめです。
ドコモやauに比べてソフトバンク回線を使えるMVNOは少ないですが、中でもワイモバイルはソフトバンクのサブブランドの位置づけのため、速度が速く快適にネット接続できるのが特徴です。
通信速度ではUQモバイルに次いで早く、ソフトバンク回線の中では最速です。
また2月から開始される新料金プランで、料金が従来プランに比べて格段に安くなり、利用しやすい料金に変更されます。
データ容量 | 月額料金 | 容量超過後の通信速度 | |
---|---|---|---|
シンプルS | 3GB | 1,980円 | 最大300kbps |
シンプルM | 10GB | 2,980円 | 最大1Mbps |
シンプルL | 20GB | 3,780円 | 最大1Mbps |
従来プランよりも月額700円以上安くなるうえ、料金や割引がシンプルで分かりやすくなります。
さらに2回線目以降は料金が割引されるため、家族でそろってソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える場合はワイモバイルがおすすめです。
ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
au回線でおすすめの格安SIM
au回線でお探しの場合は、UQモバイルがおすすめです。
前述の通り、UQモバイルはauのサブブランドのため、回線の安定性や速度が他のMVNOと比べて格段に高いです。
料金も新料金プランへ移行後は従来プランに比べて月額500円も安くなるため、利用しやすくなります。
au回線のおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
データ容量別のおすすめ格安SIM
MVNOによってデータ容量のプランや料金が異なるため、データ容量によっておすすめの格安SIMが異なります。
MMD研究所の調査によると、約8割が1GB~7GB以下のプランで、大手キャリアと比較して格安SIMの低容量帯のプランが選ばれています。
(画像引用:2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査)
中でも3GBのプランが最も契約者が多いです。
利用実態として1GB程度のほうが多いため、プランに迷った場合は月間3GBのプランを選ぶようにしましょう。
各容量別の最もおすすめの格安SIMは下記の通りです。
容量別おすすめ格安SIM
- 1GB:bモバイル(日本通信)
- 3GB:LINEモバイル
- 6GB:イオンモバイル(音声通話SIM)、DTI SIM(データ専用SIM)
- 10GB:UQモバイル(音声通話SIM)、HISモバイル(データ専用SIM)
- 大容量(20GB以上):日本通信SIM
それぞれくわしく解説します。
1GBでおすすめの格安SIM
1GB未満の格安SIMで最もおすすめなのはbモバイル(日本通信)の「990 JUST FIT」プランです。
990 JUST FITプランは従量課金タイプの格安SIMですが、月額990円で1GBの音声通話SIMを利用できます。
1GBの音声通話SIMで月額料金が1,000円を切る格安SIMはbモバイル以外には少なく、「容量は大きくなくてもいいからとにかく料金を安くしたい」という方におすすめの格安SIMです。
データ通信SIMでお探しの場合でも、同じくbモバイルの「190 PadSIM」プランがおすすめです。こちらは1GBまでは月額480円で利用できます。
さらに100MB未満なら月額190円と、破格の料金となっています。
SMS機能はドコモ回線のみプラス130円で付けることができます。
また実はbモバイルは通信速度の評判も非常に高いです。
みんなのネット回線速度の格安SIM通信速度ランキングでは、2021年1月現在、投稿母数は少ないですが16キャリア中第1位となっています。
1GB未満の場合、bモバイル(日本通信)の料金が安いうえに速度の満足度も高くおすすめです。
プラン名 | 月額料金 | 高速通信容量 | 回線 | |
---|---|---|---|---|
音声通話SIM | 990 JUST FIT | 990円 | 1GBまで | ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
データ専用SIM | 190 PadSIM | 480円 | 1GBまで | ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
データ専用SIM(SMS付き) | 190 PadSIM | 620円 | 1GBまで | ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
1GBのおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
3GBでおすすめの格安SIM
月間3GBの容量帯でおすすめの格安SIMはLINEモバイルです。
LINEモバイルの3GBプランは音声通話SIMで月額1,480円、データSIM(SMS付き)で月額980円と、他社の3GBプランよりも非常に安いです。
OCNモバイルやUQモバイル等、LINEモバイルの料金よりも少しだけ安いMVNOもあります。
ただし、OCNモバイルはドコモ回線、UQモバイルはau回線にしか対応していないのに対し、LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応しています。
どのキャリアの携帯電話をお使いの場合でもLINEモバイルへの乗り換えがしやすいのが特徴です。
3GBは程よくデータ通信を使う人向けのプランですが、心配なのがデータ容量を超過してしまうことです。
しかしLINEモバイルはLINEの利用はデータ容量としてカウントされないほか、先述した通り有料オプションとしてSNSや音楽配信サービスの利用がデータ容量としてカウントされない「データフリーオプション」があります。
オプションを活用すれば3GBでも安く十分にデータ通信を楽しむことができるため、使い勝手が非常に良いです。
また通常、格安SIMではLINEの年齢認証やID検索機能を利用できませんが、LINEモバイルなら利用可能です。
3GBプランとしては料金やカウントフリーオプションの利便性等を考慮して、LINEモバイルが最もおすすめです。
月額料金 | 高速通信容量 | 回線 | |
---|---|---|---|
音声通話SIM | 1,480円 | 3GB/月 | au回線、ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
データ通信(SMS付き)SIM | 980円 | 3GB/月 | au回線、ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
ただし、LINEモバイルは3月に開始するソフトバンクの「SoftBank on LINE」のサービス開始に伴い、2021年3月31日で新規受付を中止する予定となっています。
申し込み停止後は、OCNモバイルONEやUQモバイルの料金が安くおすすめです。
3GBのおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
5GB~6GBでおすすめの格安SIM
通信量量5~6GBの容量帯でおすすめの格安SIMは、音声通話SIMがデータ専用SIMかで異なります。
音声通話SIMならイオンモバイル、データ専用SIMならDTI SIMがおすすめです。
まずイオンモバイルは6GBの音声通話SIMが月額1,980円と最安レベルで利用できます。
さらに60歳以上の方の場合は、同じ6GBの容量帯でも「やさしいプランM」の利用で月額料金が1,580円に割引されます。
また先述した通り、店舗での申し込みが可能なため、不明点を相談しやすいのが大きな特徴です。
ただしイオンモバイルはデータ専用SIMの場合、6GBプランの月額料金が1,480円と決して安い価格帯ではありません。
一方でDTI SIMは5GBですが、データ専用SIMが月額1,220円と、イオンのモバイルに比べて料金が安いです。
5GBの容量帯ではデータ専用SIMとしてはDTIが最安レベルの価格帯となっているので、データ専用SIMではDTI SIMがおすすめです。
プラン名 | 月額料金 | 高速通信容量 | 回線 |
---|---|---|---|
音声6GBプラン | 1,980円 | 6GB | au回線、ドコモ回線 |
データ6GBプラン | 1,480円 | 6GB | au回線、ドコモ回線 |
データ6GBプラン(SMS付き) | 1,620円 | 6GB | au回線、ドコモ回線 |
【60歳以上限定】やさしいプランM(音声6GB) | 1,580円 | 6GB | au回線、ドコモ回線 |
【60歳以上限定】やさしいプランM(データ6GB) | 1,080円 | 6GB | au回線、ドコモ回線 |
【60歳以上限定】やさしいプランM(データSMS付き6GB) | 1,220円 | 6GB | au回線、ドコモ回線 |
プラン名 | 月額料金 | 高速通信容量 | 回線 |
---|---|---|---|
音声プラン | 1,920円 | 5GB | ドコモ回線 |
データプラン | 1,220円 | 5GB | ドコモ回線 |
データSMSプラン | 1,370円 | 5GB | ドコモ回線 |
5~6GBのおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
10GBでおすすめの格安SIM
10GBの容量ではUQモバイルがおすすめです。
UQモバイルの新料金プラン「くりこしプランM」は、通信容量は15GBと10GBよりも大きなプランですが、他の格安SIMの10GBプランよりも月額料金が安くなっています。
くりこしプランMは月額2,480円ですが、他の格安SIMの10GBプランは安くても月額2,800円前後のため、UQモバイルのほうが容量は大きな上に月額料金が安くなっています。
またUQモバイルのくりこしプランMは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができるため、10GBで検討している方にとっては容量を超過する可能性が低いです。
例え容量超過後でも、速度制限が下り最大1Mbpsと速度制限後でもストレスがかかりにくい速度で利用できます。(一般的な速度制限は最大128kbps~200kbps)
ただし、UQモバイルの10GBプランは音声通話タイプしかなく、データ専用SIMがありません。
容量10GBのデータ専用SIMでお探しの場合、HISモバイルがおすすめです。
HISモバイルの10GBデータ専用SIMは月額2,100円と、最安レベルです。
SMS月でも月額2,240円と他社と比べても安いため、10GBのデータSIMでお探しの場合はHISモバイルがおすすめです。
プラン名 | 月額料金 | 高速通信容量 | 回線 |
---|---|---|---|
くりこしプランM | 2,480円 | 15GB | au回線 |
プラン名 | 月額料金 | 高速通信容量 | 回線 |
---|---|---|---|
音声通話付き | 2,820円 | 10GBまで | ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
データ通信 | 2,100円 | 10GBまで | ドコモ回線、ソフトバンク回線 |
データ通信(SMS付き) | 2,240円 | 10GBまで | ドコモ回線 |
10GBでおすすめの格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので、参考にしてください。
大容量でおすすめの格安SIM
20GB以上の大容量でお探しの場合は、日本通信SIMの「合理的プラン」がおすすめです。
日本通信SIMはbモバイルの兄弟ブランドとして2020年12月にサービスが始まった新サービスです。
合理的プランは20GBの大容量を3月から月額1,980円で利用できます。
ahamoやSoftBank on LINEなどと比べても安く、明らかに大手キャリアの新プランの対抗策として登場した料金プランです。
月額料金には70分間の無料通話も含まれており、70分超過後の通話料金も10円/30秒と大手キャリアと比較しても半額となっています。
2021年1月現在では、利用できる通信容量は最大16GBですが、3月のahamo等新料金プランサービス開始後は、20GBに増量されます。
大手キャリアの新料金プランと比較しても日本通信SIMの料金が安くなっています。
合理的20GBプラン | ahamo | SoftBank on LINE | povo | |
---|---|---|---|---|
運営元 | 日本通信 | ドコモ | ソフトバンク | au |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 2,980円 | 2,480円 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB | 20GB |
無料通話 | 70分無料 | 5分以内かけ放題 | 5分以内かけ放題 | - |
無料通話超過後の通話料金 | 10円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
データ追加料 | 250円/1GB | 500円/1GB | 500円/1GB | 500円/1GB |
20GBの容量帯では、格安SIMや大手キャリアを含めても日本通信SIMの料金が一番安くおすすめです。
日本通信SIMはドコモ回線に対応しているので、auやソフトバンクで購入した端末をお使いお場合は、SIMロック解除が必要です。
データ無制限でおすすめの格安SIM
データ容量を気にせず使える無制限プランでお探しの場合は楽天モバイルのRAKUTEN UN-LIMIT Vがおすすめです。
一般的な格安SIMの無制限プランはデータ容量が無制限な代わりに、通信速度が遅い場合が多いです。
しかしその点で楽天モバイルは、楽天基地局を使って通信するため、高速通信が可能です。
また先述した通り楽天モバイルでは、一年間月額利用料金無料キャンペーンや端末購入費用ポイントキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
解約時の違約金等も不要なため、1年間はほぼ料金がかからずに利用できてしまいます。
キャンペーン終了後の月額料金も2,980円と安いため、無制限プランとして楽天モバイルがおすすめです。
ただしデメリットとして、「無制限なのは楽天回線エリア限定」「楽天モバイル以外で購入した端末は動作しない機能が多い」ことがあります。
事前に楽天回線エリアを確認すると同時に、乗り換える場合は端末ごと楽天モバイルで購入することがおすすめです。
データ無制限のおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
プラン名 | 月額料金 | 高速通信容量 | 回線 |
---|---|---|---|
RAKUTEN Un-LIMIT V | 2,980円 | 楽天回線エリア:無制限 パートナー(au)回線エリア:5GB/月 | 楽天回線、au回線 |
端末セット購入で
最大25,000円相当ポイントキャッシュバック中!
iPhoneで利用するときのおすすめ格安SIM
格安SIMをiPhoneで利用したい場合、UQモバイルがおすすめです。
基本的にiPhoneはSIMロックを解除すればどこの格安SIMでも利用できます。
しかし、使用したい端末の動作確認の結果を見ながら、乗り換え先を検討するのがおすすめです。
一部の格安SIMでは、特定のキャリアで購入したiPhone端末の動作確認がとれていなかったり、検証の結果正しく動作しなかった端末があったりします。
例えばmineoでは動作不可端末の一覧も公開していますが、au回線ではiPhone8やiPhoneXシリーズは通信ができないことが分かっています。
一方でUQモバイルはiPhoneシリーズの動作確認結果がほとんど正常に動作することが分かっており、安心してiPhoneでも利用することができます。
動作確認端末一覧│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)
UQモバイルは先述の通り、通信速度の安定性が抜群に高いうえ、新料金プランに移行後は月額料金が安くお得に利用できます。
UQモバイルはiPhoneシリーズの動作確認が一通り取れているうえに、料金も安いため、iPhoneで使う場合の格安SIMとしておすすめです。
iPhone向けのおすすめ格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
スマホセットで購入するときのおすすめの格安SIM
スマホ端末とSIMカードをセットで購入・契約する場合、はOCNモバイルONEがおすすめです。
OCNモバイルONEは取り扱いの端末数がどのMVNOよりも豊富なうえ、端末の販売価格も他社より2~3割安いことが多いです。
取り扱い端末の一覧は下記のページで確認できます。
格安スマホ・Wi-Fiルーター + OCN モバイル ONE セット 端末セット価格比較 | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま
2020年のオリコン満足度調査では、格安スマホの「端末のラインナップ満足度ランキング」部門で1位、株式会社イードが実施したユーザーアンケート調査でも、「端末セット購入部門の総合満足度調査」で1位を獲得しています。
さらにOCNモバイルONEの月額料金も比較的安いうえに、通信速度も平均よりも早く、デメリットが少ないのが特徴です。
格安SIMへの乗り換えと同時に端末も買い換えようとしている方は、OCNモバイルONEでセット購入するのがおすすめです。
OCNモバイルの評判については下記ページでもくわしく紹介しているので参考にして下さい。
光回線とセット割があるおすすめの格安SIM
ドコモならドコモ光、auならauひかりのように、大手キャリアの場合光回線とセットにすると月額料金が割引になることが多いです。
格安SIMでも一部で光回線とのセット割を実施しているMVNOがありますが、中でも楽天モバイルと楽天ひかりのセットが最もおすすめです。
2021年1月現在、楽天モバイルでは楽天ひかりとのセットで楽天ひかりの利用料金が1年間無料になるキャンペーンを実施しています。
通常、マンションで3,800円、戸建てで4,800円する楽天ひかりの料金が無料になるため、マンションでは年間45,600円、戸建てでは57,600円も費用を浮かせることができます。
さらに、楽天モバイルの月額料金も1年間無料で利用できるため、契約初年度は携帯電話料金も光回線利用料金も0円で利用できてしまいます。
楽天ひかりは光コラボ回線なので、フレッツ光や他の光コラボサービスを現在契約中の方でも、工事不要で楽天ひかりに切り替えることが可能です。
携帯電話を楽天モバイルに乗り換える方は、光回線もあわせて楽天ひかりに切り替えることがおすすめです。
端末セット購入で
最大25,000円相当ポイントキャッシュバック中!
楽天ひかりの評判などについて紹介した記事もあるので、一度ご覧いただいて検討してください。
口座振替ができるおすすめの格安SIM
格安SIMの料金支払いは基本的にクレジットカード支払いが一般的です。
ですが、一部口座振替などにも対応した格安SIMもあります。
クレジットカードをお持ちでない方などは、口座振替での支払いに対応した格安SIMを選びましょう。
口座振替で支払いできる格安SIMの中では、UQモバイルが一番おすすめです。
UQモバイルは口座振替での支払い時でも、振替手数料がかかりません。
先述の通り、UQモバイルの月額料金も安く、速度の品質も高いため、口座振替での支払いを希望の方はUQモバイルがおすすめです。
ただし、UQモバイルで口座振替を利用できる金融機関には限りがあります。
下記ページにUQモバイルで口座振替できる金融機関の一覧が掲載されています。事前にチェックして、ご自身が利用している銀行・支店が含まれているかどうか確認してください。 UQモバイルで口座振替に対応した金融機関の一覧
口座振替に対応した格安SIMについて、下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
高齢者におすすめの格安SIM
60歳以上の高齢者が使う格安SIMにはイオンモバイルがおすすめです。
イオンモバイルは60歳以上の方限定で月額料金が通常よりも最大700円も安い「やさしいプランmini/S/M/L」を契約できます。
多くの格安SIMはウェブ受付が中心で、スタッフに相談しながら申し込みできる店舗が少ないです。
一方で、イオンモバイルは全国のイオンモール等、イオンショップで申し込みできるため、実際にスタッフと相談しながら契約できる店舗がたくさんあります。
高齢者の方ほど、格安SIMの契約について不安が大きいと思われますが、直接スタッフに不明点などを尋ねることができるのが大きなメリットです。
イオンモバイルは、初めてスマホを持つ方向けの「AQUOS sense2 やさしいスマホ SH-M08P5S」の取り扱いがあります。
初めてのスマホ契約で、不安を感じている高齢者の方は、イオンモバイルで「やさしいスマホ」を「やさしいプラン」で契約するのがおすすめです。
イオンモバイルの評判について、下記ページでもくわしく解説しているので参考にしてください。
小中学生におすすめの格安SIM
小学生の子供に持たせる初めてのスマホには、TONEモバイルがおすすめです。
TONEモバイルは特定のサイトやアプリの利用や、利用時間帯を制限できるフィルタリング機能が充実しています。
またGPS機能を使った見守り機能や家族観の無料通話オプション等、子供に持たせるはじめのスマホとして機能性が高いです。
また「TONEオリジナル機種」のプランの月額料金は1,000円と、大手キャリアが投入している「キッズスマホ」よりも月額料金が安いです。
端末代金も2021年1月現在、通常19,000円のTONEオリジナル機種が無料で入手できるキャンペーンも実施しています。
もう少し大きな中学生・高校生にはBIGLOBEモバイルがおすすめです。 中高生になるとインターネットの利用頻度が高くなりますが、BIGLOBEモバイルはYouTubeなどの動画サービスも含めたエンタメフリー・オプションを付けることができます。
YouTubeなどの視聴機会が多い場合、オプションをつければ月間の容量プランを小さなプランに変更することができ、月額料金を安く抑えることができます。
音声3ギガプランが1年間770円!
子供におすすめの格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので、参考にしてください。
iPad・ノートパソコンで使うときにおすすめの格安SIM
iPadやノートパソコンにSIMカードを挿入して、Wi-Fi環境のない外出先でもネット接続できるようにしたい場合、お使いの携帯電話と併せてIIJmioへ乗り換えるのがおすすめです。
IIJmioは複数枚のSIMカードを契約して計12GBのデータ容量を分け合える「ファミリーシェアプラン」(音声通話SIM月額3,260円)があります。
3枚までは追加SIM利用料が月額0円となります。(4枚目以降1枚当たり月額400円)
ファミリーシェアプランを使えば、お得に携帯電話とiPadやノートパソコンの通信ができるようになります。
たとえば携帯電話を音声通話SIMで、もう一枚はiPad用にデータ通信専用SIMにしたい場合でもIIJmioのファミリーシェアプランが便利です。
音声通話SIMのファミリーシェアプランが月額3,260円ですが、もう2枚無料で追加できます。
追加した2枚をiPadとノートパソコンに挿せば、スマホとiPad、ノートパソコンの計3台で12GBのデータ容量をシェアする形となります。
1台当たり4GB使える計算になるため、iPadやノートパソコンでも自由にネット通信が可能になります。
ただし、契約前に事前にお使いの端末の動作確認をチェックしてください。
一部の端末では正しくデータ通信できない可能性があるので、下記ページからお使いの端末の動作確認が済んでいるか確認してから契約するようにしてください。
動作確認端末 | IIJmio
iPadなどににおすすめの格安SIMについては下記ページでもくわしく紹介しているので、参考にしてください。
格安SIMの料金・速度比較表
格安SIMには規模の大きなMVNOから小さなMVNOまで、非常に多くの種類があります。
ここでは主な16社の格安SIMの料金や通信速度、対応回線のサービス比較表を紹介します。
通信速度はみんなのネット回線速度ランキングの2021年1月現在の実測値平均から算出しています。
音声通話 | 通信速度 | 通信回線 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
1GB | 3GB | 6GB | 10GB | |||
UQモバイル | - | ¥1,480 | - | ¥2,480 | 44.79Mbps | au |
BIGLOBEモバイル | ¥1,160 | ¥1,600 | ¥2,150 | - | 24.74Mbps | ドコモ/au |
mineo | - | ¥1,510 | ¥2,190 | ¥3,130 | 37.08Mbps | ドコモ/au/ソフトバンク |
Y!モバイル | - | ¥1,980 | - | ¥2,980 | 42.33Mbps | ソフトバンク |
LINEモバイル | - | ¥1,480 | ¥2,200 | - | 35.12Mbps | ドコモ/au/ソフトバンク |
IIJmio | - | ¥1,600 | ¥2,220 | - | 42.31Mbps | ドコモ/au |
イオンモバイル | ¥1,280 | - | ¥1,980 | - | 29.36Mbps | ドコモ/au |
QTモバイル | ¥1,450 | ¥1,550 | ¥2,250 | ¥3,250 | 45.43Mbps | ドコモ/au/ソフトバンク |
OCNモバイルONE | ¥1,180 | ¥1,480 | ¥1,980 | ¥2,880 | 44.08Mbps | ドコモ |
LIBMO | - | ¥1,580 | ¥2,180 | ¥2,980 | 20.54Mbps | ドコモ |
exciteモバイル | - | ¥2,300 | - | - | 39.15Mbps | ドコモ |
HISモバイル | - | - | - | ¥2,820 | 32.0Mbps | ドコモ |
b-mobile | ¥990 | - | - | - | 49.6Mbps | ドコモ/ソフトバンク |
y.u.mobile | - | ¥1,690 | - | - | 63.49Mbps | ドコモ |
DTI SIM | ¥1,200 | ¥1,490 | - | ¥2,800 | 64.18Mbps | ドコモ |
LinksMate | ¥1,100 | ¥1,620 | ¥2,300 | ¥3,100 | 20.88Mbps | ドコモ |
データSIM | 通信速度 | 回線 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
1GB | 3GB | 6GB | 10GB | |||
UQモバイル | - | ¥980 | - | - | 44.79Mbps | au |
BIGLOBEモバイル | - | ¥900 | ¥1,450 | - | 24.74Mbps | ドコモ/au |
mineo | - | ¥900 | ¥1,580 | ¥2,520 | 37.08Mbps | ドコモ/au/ソフトバンク |
Y!モバイル | - | - | - | - | 42.33Mbps | ソフトバンク |
LINEモバイル | - | ¥980 | ¥1,700 | - | 35.12Mbps | ドコモ/au/ソフトバンク |
IIJmio | - | ¥900 | ¥1,520 | - | 42.31Mbps | ドコモ/au |
イオンモバイル | ¥480 | - | ¥1,480 | - | 29.36Mbps | ドコモ/au |
QTモバイル | ¥800 | ¥900 | ¥1,550 | ¥2,550 | 45.43Mbps | ドコモ/au/ソフトバンク |
OCNモバイルONE | - | ¥880 | ¥1,380 | ¥2,880 | 44.08Mbps | ドコモ |
LIBMO | - | ¥880 | ¥1,480 | ¥2,280 | 20.54Mbps | ドコモ |
exciteモバイル | ¥670 | ¥900 | - | - | 39.15Mbps | ドコモ |
HISモバイル | - | - | - | ¥2,100 | 32.0Mbps | ドコモ |
b-mobile | ¥990 | - | - | - | 49.6Mbps | ドコモ/ソフトバンク |
y.u.mobile | - | ¥900 | - | - | 63.49Mbps | ドコモ |
DTI SIM | ¥600 | ¥840 | - | ¥2,100 | 64.18Mbps | ドコモ |
LinksMate | ¥380 | ¥900 | ¥1,380 | ¥2,380 | 20.88Mbps | ドコモ |
【初心者向け】後悔しない格安SIMの選び方の4つのポイント
初めて格安SIMを契約しようとする方に向けて、格安SIMを選ぶ際に大事にしたい4つのポイントを紹介します。
格安SIMを契約するときに決めなければいけないものは下記の4つです。
格安SIMを選ぶ際の4つのポイント
- 使用する端末
- 契約プラン(音声通話SIM/SMS付きデータSIM/データ専用SIM)
- 利用回線(ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線)
- データ容量(1GB未満~無制限)
上記の4点をまず決めなければ、格安SIMの比較ができません。
格安SIMに乗り換えようとする際は、上記4点から決めていくようにしましょう。
それぞれ必要な理由と大事なポイントを紹介していきます。
①使用する端末を決める
格安SIMはわざわざ新しく端末を購入しなくても、格安SIMとして契約することができます。
どんな端末でも、端末内に挿入されている「SIMカード」を入れ替えるだけで、格安SIMとして利用できるようになるからです。
格安SIMを契約する場合、使用する端末の種類には下記の選択肢があります。
格安SIMで使う端末の選択肢
- 現在使用している端末をSIMロック解除して使う
- MVNOからSIMカードとセットで端末を購入する
- 中古端末などを購入して使う
現在ドコモやau、ソフトバンクのキャリアの携帯電話をお使いの方でも、SIMロック解除の手続きをすれば、使い慣れた端末そのままで格安SIMとして利用することが可能になります。
もちろん、各格安SIMの提供会社(MVNO)でも端末を販売しているので、SIMカードとセットで購入し、新しい端末で利用することも可能です。
フリマアプリなどでも入手した中古端末を使う方法もあります。
それぞれの方法について紹介します。
今使っている端末をSIMロック解除して使う
大手携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)の携帯電話を格安SIMとして使う場合、“SIMロック解除”の手続きが必要になります。
大手携帯電話会社で購入した端末は、自社のSIMカードしか携帯電話を使用できないよう「SIMロック」がかけられています。
ただし、SIMロック解除の手続きは非常に簡単で、契約している携帯電話会社に連絡するだけで手続きが完了します。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
WEB | ドコモオンライン手続き | My au | My SoftBank |
電話 | ドコモインフォメーションセンター電話番号 一般電話:0110-800-000 ドコモ携帯:(局番無し)151 | ー | ー |
店舗 | ドコモショップ | auショップ/au Style | ソフトバンクショップ |
上記の中でもWeb申し込みが一番簡単です。
またショップや電話申し込みの場合、3,000円のSIMロック解除手数料が取られることがありますが、Webなら手数料は無料です。
SIMロック解除はインターネットで申込みしましょう。
SIMロック解除の方法は下記ページでもくわしく紹介しているので参考にしてください。
ただし、手続き前に必ず乗り換え先のMVNOの「動作確認ページ」をチェックしてください。
動作確認が取れていない端末の場合、一部正常に動作しない機能などがあることがあります。
動作確認については次項で紹介します。
メリット | 使い慣れた端末で利用できる 新たに端末を購入する必要がない |
---|---|
デメリット | 乗り換えるMVNOによってはSIMロック解除の手続きが必要 動作確認ができていない端末だと購入後不具合が起こる可能性がある |
動作確認を行う
お使いの端末を格安SIMとして使う場合、事前にMVNOの公式サイトで動作確認済かどうかチェックしておくようにしてください。
動作確認ができていない端末の場合、MVNOのSIMカードと端末の相性が合わず、正しく動作しなかったり、使えない機能等が出てきたりすることがあります。
MVNOは、いろいろな端末に自社のSIMカードを差して正しく動作するかどうか確認しています。
その結果を公式サイトの「動作確認済端末一覧」で公開しており、できるだけ動作確認が済んである端末を使うようにしてください。
iPhoneやXperiaなど人気機種に関しては多くのMVNOが動作確認テストを済ませています。
しかし、一部国内で流通量が少ない機種や発売から年数が経過している機種などは動作確認ができていない場合もあります。
動作確認ができていない端末の場合、契約後に「正しく動作しない」「使えなくなっていた機能があった」などの不具合が発生する場合があるので、動作確認が済んでいるかどうかチェックするようにしてください。
使用回線を合わせればSIMロック解除不要
お使いの端末のまま格安SIMに乗り換える場合、SIMロック解除が必要ですが、乗り換え先の格安SIMで使っていた端末の回線で契約する場合はSIMロック解除が不要です。
たとえばドコモから格安SIMへ乗り換える場合、契約する通信回線をドコモ回線で選べば、SIMロック解除の手続きが必要ありません。
反対にau回線やソフトバンク回線を選んでしまうとSIMロック解除が必要になります。
通信回線については後述しますが、各MVNOによって対応している回線に違いがあります。
3キャリアに対応したMVNOもあれば、1キャリアにしか対応していないMVNOもあり、どの回線を選ぶかで手続きや月額料金に違いが生じます。
SIMロック解除の手間を省きたい場合は、できるだけ今お使いのキャリアの回線に対応したMVNOから選ぶようにしましょう。
MVNOなどからSIMフリー端末を購入して使う
SIMカードだけでなく端末もセットで販売しているMVNOも多く、MVNOから購入したSIMフリー端末であればSIMロック解除不要で、端末を利用できます。
SIMフリー端末とは、あらかじめSIMロックがかけられていない端末のことを言い、SIMフリー端末ならどのMVNOでも格安SIMとして利用できます。
一方で安くない端末の購入費用が掛かるほか、「最新の機種が少ない」「MVNOによって取り扱い端末の数に差がある」「iPhoneなどの取り扱いのない機種が多い」等のデメリットがあります。
機種にこだわりがある方はOCNモバイルONEなど、端末の取り扱い数が多いMVNOがおすすめです。
iPhoneに関しては、Apple社の公式サイトでSIMフリー端末を購入することができます。
MVNOで購入するよりも端末の種類が多い上、端末の販売価格もMVNOで購入するよりも安いです。
SIMフリー機種なので、基本的にSIMカードを差すだけで格安SIMとして利用できるようになります。
メリット | SIMロック解除や動作確認が不要で、そのまま使えるので手続きが簡単 |
---|---|
デメリット | 数万円~10万円の端末購入費用が必要 最新機種など取り扱い端末が少ない |
中古端末を購入して使う
フリマサイトや中古品販売店などでは、携帯電話端末を販売しており、中古端末を購入して格安SIMとして使うことも可能です。
中古端末の場合は、先述のセット販売に比べて端末代金が安いほか、新旧さまざまな機種から選ぶことが出来ます。
ただし、中古端末を購入する際は必ず“白ロム”端末を選ぶようにしてください。
白ロムとは、端末からSIMカードが抜かれ、端末に以前の契約者情報等が書き込まれていない端末のことを指します。
反対にSIMカードが差し込まれた端末は“黒ロム”と言います。
一方で注意が必要なのが“赤ロム”と呼ばれる端末です。
赤ロムとは、白ロム同様SIMカードが抜かれた状態の端末ですが、白ロムと異なるのは、赤ロムはネットワークの利用制限がかけられていることです。
ネットワークの利用制限は、端末契約者の料金未払いが続いている場合などにかけられることが多いです。
この場合、端末に対してロックがかけられているため、いくら別の契約者がSIMカードを入れても通話やデータ通信などが利用できません。
このため赤ロムを購入してしまうと、格安SIMとして使うことができません。
白ロムか赤ロムかどうかは、端末の固定識別番号「IMEI」番号をキャリアの公式サイトで検索をかければわかるため、中古端末を選ぶ際は注意してください。
またこのほかにも中古端末はSIMロックが解除されていないことが多いため、使用する通信回線に合わせた端末を選ぶ必要があります。
さらに中古品のためバッテリーの消耗が早かったり、保証が十分でなかったり、デメリットも多いです。
その反面、価格もそこまで安いといえる値段ではないことが多いためあまりおすすめできません。
中古端末の購入は少し上級者向けの選び方と言えるため、格安SIM初心者は避けるようにしてください。
メリット | 安く端末が手に入る MVNOで取り扱いのない端末も見つかりやすい |
---|---|
デメリット | 端末の選び方に注意が必要(白ロムや通信回線など) バッテリーの消耗が速い恐れがある 保証など十分に受けられない |
②音声通話SIM/SMS付きデータSIM/データ専用SIMから選ぶ
端末が決まったら、具体的にMVNOのプランを検討します。
格安SIMを契約する際は、まずおおまかに次の3種類のSIMカードタイプから選ぶことがほとんどです。
- 音声通話SIM
- データ専用SIM
- SMS付きデータSIM
どの音声通話が必要か否か、SMS(ショートメッセージ機能)が必要か否かでSIMタイプが変わってきます。
それぞれのSIMタイプによる機能の違いは下記の通りです。
音声通話SIM | SMS付きデータSIM | データ専用SIM | |
---|---|---|---|
音声通話 | 〇 | ✕ | ✕ |
電話番号 | 付く | 付く | 付かない |
データ通信 | 〇 | 〇 | 〇 |
SMS機能 | 〇 | 〇 | ✕ |
電話をする人は音声通話SIM、電話番号は不要という方はデータSIMがおすすめです。
それぞれについて紹介します。
音声通話SIM
音声通話SIMは090や080で始まる電話番号が付与され、発信や通話ができるSIMカードタイプです。
3タイプの中で、最も契約者が多いのがこの音声通話SIMです。
乗り換え前の携帯電話番号を引き継ぐMNP(モバイルナンバーポータビリティ)にも対応しているため、今まで通りに同じ携帯電話として、同じ機能を利用できます。
3タイプの中で、最も契約者が多いのがこの音声通話SIMです。
データSIMと比べると、月額料金は300円~500円程高くなっていますが、それでもキャリア携帯よりも月額料金は数千円安くできます。
また5分かけ放題や10分かけ放題など、通話頻度によって定額通話オプションを加えることもできます。
格安SIMだから通話品質が下がるといったこともありません。
機能はそのままで、毎月の通信費だけ安くしたいという方は音声通話SIMタイプを選択してください。
データ専用SIM
データ専用SIMは、電話番号が付与されないため、音声通話ができずデータ通信しかできません。
ただし、LINE電話やSkypeなど、電話番号を使わないアプリ通話は可能です。
通話は友達同士のLINE電話でしかしないという場合は不自由なく利用できます。
データ専用SIMは下記のような人におすすめです。
データ専用SIMがおすすめな人
- 電話番号通話をせず、友人同士でアプリ通話ができれば良い学生
- 子供に持たせる携帯として家族間でアプリ通話ができれば良い人
- iPadなどのタブレット端末やノートパソコンにSIMを挿入して、外出先でもネット接続できるようにしたい社会人
- 音声通話機能付の携帯を別で持っていて、データ専用機として2台目のスマホを持ち歩きたい人
また音声通話機能がない分、月額料金が非常に安く、月間3GBのプランでも月額料金が1,000円を切るMVNOも多いです。
音声通話を普段使わない人や、2台目のスマホとして使いたい方、iPadなどタブレット端末を安く利用したい人などにおすすめです。
SMS付きデータSIM
SMS付きデータSIMは、データ専用SIMにSMS(ショートメッセージサービス)機能が追加されたSIMカードタイプです。
データ専用SIM同様に、音声通話はできませんが、SMSを使って電話番号を知っている相手にメッセージを送ることができます。
普段友人や知人とSMSを使う機会は少ないため、SMS機能は不要と考えがちですが SMS機能は実は非常に重要な機能です。
会員制サービスやアプリの本人確認時に、本人確認用の認証コードの送信先がSMS宛てであることが多いからです。
SMSの機能がない携帯電話だと、本人確認ができず、サービスのログインや新規登録ができなくなってしまいます。
SMS付きデータSIMは、このような不都合を解消するためにも、必要な選択肢と言えます。
データSIMと比較しても、月額料金は100円程度しか変わりないため、もしものときを考慮したらデータSIMよりもSMS付きSIMのほうが安心です。
SMSは、受信時はお金がかかりませんが、送信時に料金が別途必要になります。
基本70文字以内は一通3円、70文字以上の場合は文字数に応じて料金がかかります。
ちなみに音声通話SIMでも、SMSサービスは利用できます。
③利用する通信回線を選ぶ
使用する通信回線は下記の3種類があります
- ドコモ回線
- au回線
- ソフトバンク回線
格安SIMは独自では通信回線を持たず、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線(通信帯域)を借りてサービスを提供しています。
ここで選択する通信回線は、どの回線を使ってサービスを利用するか選ぶことができます。
使用する通信回線は、当然ですが電波の入りやすさやエリアなどにも関わります。
ただし、下記の通りMVNOによって対応回線に違いがあります。
ドコモ回線 | au回線 | ソフトバンク回線 | |
---|---|---|---|
UQモバイル | ✕ | 〇 | ✕ |
ワイモバイル | ✕ | ✕ | 〇 |
LINEモバイル | 〇 | 〇 | 〇 |
mineo | 〇 | 〇 | 〇 |
IIJmio | 〇 | 〇 | ✕ |
BIGLOBEモバイル | 〇 | 〇 | ✕ |
イオンモバイル | 〇 | 〇 | ✕ |
OCNモバイルONE | 〇 | ✕ | ✕ |
また先述の通り、通信回線はSIMロック解除の有無にかかわってきます。
たとえば、ドコモを契約していてUQモバイルに乗り換えたい場合、UQモバイルはドコモ回線に対応していないため、乗り換え前にSIMロック解除の手続きが必要になります。
さらに、同じMVNOでも通信回線によって料金が異なる場合もあります。
たとえば3キャリアに対応しているmineoは、同じ3GB音声通話SIMでもドコモ回線は1,510円なのに対し、ソフトバンク回線は1,950円と400円以上の差があります。
この場合、ソフトバンクからの乗り換えでも、SIMロック解除してドコモ回線で契約したほうがお得です。
原則自分の使っている通信回線で契約するのがSIMロック解除の手間がかからず一番簡単ですが、SIMロックを解除したほうがMVNOの選択肢は広がるほか、料金がお得になることもあります。
先述した通り、SIMロックの解除はそれほど難しくないので、使用中の通信回線で希望するMVNOがない場合はSIMロック解除の手続きを行いましょう。
④データ通信容量を選ぶ
SIMタイプが決まったら、次は通信容量を選びましょう。
通信容量は毎月快適な通信速度でデータ通信できる上限のことを指します。
少ないもので1GB、多いもので20GB以上の大容量のプランまであります。
当然容量が大きくなればなるほど料金も高くなります。
主な格安SIMのSIMタイプとデータ容量の平均料金は下記の通りです。
音声通話 | SMS付きデータSIM | データ専用SIM | |
---|---|---|---|
1GB | 1,242円 | 684円 | 578円 |
3GB | 1,655円 | 1,070円 | 962円 |
5GB | 2,193円 | 1,598円 | 1,455円 |
6GB | 2,268円 | 1,718円 | 1,609円 |
10GB | 3,113円 | 2,561円 | 2,438円 |
設定された容量を超えてしまうと、128kbpsの通信速度まで速度制限がかけられ、快適にインターネットができない状態が月末まで続くことになってしまいます。
かといって大きすぎる容量だと利用量に対して支払う月額料金が高くなってしまいます。
毎月の利用量を計算して、適切な容量で契約するのがおすすめです。
また中には使った分だけ請求される従量課金タイプの契約プランもあります。
毎月使うデータ容量が一定でない方などにはおすすめの契約タイプです。
1GBでどのくらい使える?1GBの目安量
ではどれだけ通信すれば1GBに達するのでしょうか。
ここでは1GBのデータ通信量目安を紹介するので、データ容量選びの参考にして下さい。
1回当たりの通信量 | 1GBで利用できる回数 | ||
---|---|---|---|
Webサイト閲覧 | Yahoo!トップページ | 312KB | 約3200回 |
YouTube | 360pの中画質を4分40秒視聴 | 1.2MB | 約90回 |
5分閲覧 | 70MB | 約1時間10分 | |
LINE | トーク一回 | 2KB | 約13万回 |
音声通話1分 | 0.3MB | 約55時間 | |
ビデオ通話 | 5MB | 約3時間20分 | |
Googlemap | 地図を表示し6回拡大 | 0.2MB | 約4500回 |
ご覧の通り、動画やInstagramなどの使用容量が多いです。
YouTubeや動画配信サービス、Instagramをよく利用するという人は、容量の大きめなプランを選ぶことをおすすめします。
最も契約者が多い容量帯は3GBです。
GB数に迷ったら、3GBで契約し、余ったり足りなくなったりした場合は契約内容を途中で変更し、過不足ない容量プランを選ぶようにしてください。
その他の比較しておきたいポイント
このほかにも使用中の満足度に関わるポイントを紹介します。
- キャッシュバック特典やキャンペーン
- 通信速度
- 支払い方法
先述の選び方と比較すると重要性は低いですが、条件の良いMVNOを選べば、快適にお得に格安SIMを利用できます。 くわしく紹介します。
キャッシュバック特典やキャンペーンを比較する
格安SIMのキャンペーンを利用することで、キャッシュバックや月額料金割引を受けることができます。
キャンペーンは大きく分けて下記の4種類があります。
MVNOの4種類のキャンペーン
- キャッシュバック
条件を満たした場合、契約から一定期間後に登録口座への振り込みやギフトカードなどでキャッシュバックをもらうことができます。 - 各種手数料割引
初期費用や事務手数料など、契約手続きの際に書かかる費用が割引、もしくは無料になります。 - 端末割引
端末とSIMカードをセットで購入するときに、通常価格よりも端末代金が割引になります。 - データ増量/月額料金割引
一定期間、「データ容量が₊1GB」となる場合や月額料金が割引となります。
注意点として、はじめからキャンペーン目当てで契約しないようにしてください。
キャンペーンを優先して格安SIMを選んでしまうと、自分の使い方に合わない格安SIMを選んでしまう可能性もあります。
速度や料金など吟味せずに、数万円のキャッシュバックに惹かれて契約してしまうと、契約後に「思っていたよりも遅い」「安くなっていない」など不満を感じてしまう場合があり、後悔する要因となってしまいます。
あくまで乗り換えたい格安SIMの候補を2~3社に絞った後の最後のひと押しとして、キャンペーンを比較するようにしてください。
格安SIMのキャンペーンについては下記ページでまとめているので、目当てのMVNOのキャンペーンについて参照してください。
通信速度や速度制限
基本的に通信速度はMVNOによってわずかに違いがあります。
MVNOを契約する際は、通信速度の評判が高いものを選ぶようにしましょう。
公式で公表されている速度は理論値のため各社ほぼ変わりありませんが、実際には契約者数や時間帯などによってMVNO間で大きく違いが生じています。
とくに昼休みの時間帯の12時~13時の間は、アクセス量が増加し、速度が低下しやすいです。
速度を参考にする際は公式サイト上の公称値よりも、いろいろなユーザーが投稿している速度の実測値や企業や団体の調査結果を参考にしたほうが正確です。
Twitterや みんなのネット回線速度ではユーザーが実際に測った速度を確認できます。
また通信機器に特化した調査研究機関「MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)」では定期的に、格安SIMの速度調査結果を公表しています。
実測値が速い格安SIMを調べたい時は参考にしてください。
また下記ページでも「実測値の速いMVNOランキング」を紹介しています。
SIM選びに迷ったら参考にしてください。
支払い方法
格安SIMの支払い方法はほとんどがクレジットカード払いです。
クレジットカードを持っていない人は、口座振替やデビットカード払いに対応した格安SIMを選ぶようにしましょう。
その際は、数は多くありませんが、口座振替やデビットカードでの支払いに対応した格安SIMもあります。
口座振替に対応した格安SIMは下記ページで紹介しています。
SIM選びの参考にして下さい。
オプション
格安SIMにもさまざまなオプションがあり、自分の使い方に適したオプションがあるかどうかも確認しましょう。
便利なオプションを利用できればその分月額料金を安く抑えられる場合があります。
たとえば一部格安SIMには「カウントフリーオプション」というものがあります。
これは特定のアプリやサービスに関して、データ容量のカウントが0になるオプションです。
どれだけスマホでYouTubeを視聴やLINEのトークをしても、通信容量としてカウントされないオプションです。
カウントフリーオプションを使えば、その分データ容量プランを1~2段階下げることができます。
オプション料金が毎月500円だったとしても、データ容量プランを低い容量のプランに変えることでオプション料金以上に月額料金を抑えることができます。
カウントフリーの対象にYouTubeが含まれているか、LINEが含まれているかなどは、各MVNOのサービスによって異なります。
カウントフリーオプションを検討する場合は、どのサービスがカウントフリーに含まれるか比較しながら選ぶようにしてください。
カウントフリーに対応した格安SIMについては、下記ページでも紹介しているので参考にしてください。
格安SIMに乗り換えるメリット
ここまで、格安SIMのデメリットについて解説してきました。
気を付けるべきポイントが多いのは確かですが、その点を踏まえても格安SIMには大きなメリットがあります。
格安SIMにすることで得られるメリットは次の4つです。
格安SIMに乗り換える4つのメリット
メリットについても、それぞれ解説していきますよ。
月額の通信費が安くなる
格安SIMにすることで得られるメリットの1つ目は、月額料金が安くなることです。
具体的にどれくらい月額料金が安くなるのかを見ていきましょう。
ここでは、大手携帯キャリアの「ドコモ」と、格安SIMの「IIJmio」を例に料金シミュレーションをしてみます。
ドコモとIIJmioの料金比較
ドコモの料金計算
- 通話2,700円(かけ放題)+データ通信3,800円(2GB/spモード込み)=6,500円/月
- 年間78,000円
IIJmioの料金計算
- 通話600円(通話定額)+データ通信(3GB)=2,200円/月
- 年間26,400円
差額:ドコモ78,000円-IIJmio26,400円=51,600円
上記の料金シミュレーションの結果から、年間で51,600円も携帯電話料金を節約することができます。
ひと月あたり約4,000円も携帯電話料金が安くなるのはとても嬉しいですよね。
IIJmioの場合、ファミリーシェアプランという一つの料金プランで複数枚のSIMカードを利用できるお得な料金プランもあるので、家族全員分をまとめて格安SIMにすることで、更にお得に使うことができます。
シェアプラン料金比較(IIJmioを例にした場合)
個別で申し込む場合
- ミニマムスタートプラン(3GB)音声通話機能付きSIM:1,600円×3人=4,800円
ファミリーシェアプランで申し込む場合
- ファミリーシェアプラン(12GB)音声通話機能付きSIM:3,260円
- 2枚目・3枚目のSIMカード(音声通話機能付きSIM):700円×2枚=1,400円
- 合計:4,660円
差額:個別合計4,800円-ファミリーシェアプラン合計4,660円=140円
参照:料金比較表|IIJmio
今回の例では、家族3人でIIJmioを使う場合を想定しています。
上記の比較の通り、ファミリーシェアプランにすることで毎月の利用料金を安くすることができます。
格安SIMに乗り換えることの最大のメリットは「月額料金が安くなること」ですが、どれくらい安くなるのかがわかりづらく、「格安SIMは手間がかかって面倒くさい」という悪い印象が先行していました。
ですが、上記の料金シミュレーションの結果を見ると、年間で50,000円以上も携帯電話料金を節約できて、とてもお得であることがわかりますね。
端末代もキャリアに比べて格安になる
格安SIMを販売するMVNOでは、SIMフリー端末をセットで販売しているところが多くあります。
MVNOで販売されている端末は20,000円台や30,000円台のものがあるので、大手携帯キャリアよりもリーズナブルな価格で端末を購入することができます。

大手携帯キャリアで購入できる端末は50,000円を超える高額なものが多く、端末代金の割引を受ける代わりに同じキャリアを2~3年間は使い続けなければならない「実質負担0円」という販売手法が多く行われていました。
端末代金を実質負担0円にする代わりに高額な利用料金を毎月支払い続けなければならないので、携帯電話関係の料金が非常に高額となることが多くありました。
格安SIMにすると端末の購入代金も節約することができるので、あなたが想定している以上に毎月の携帯電話料金を抑えることができます。
格安SIM会社ごとに独自の付加価値がある
MVNOは大手携帯キャリアから回線を借り受け、各社さまざまなサービスをプラスして格安SIMとして販売しています。
主要格安SIMにおける特徴的なポイントをまとめてみたので、以下の表をご覧ください。
主要格安SIMの特徴的なポイント | |
---|---|
格安SIM名 | 特徴的なポイント |
BIGLOBEモバイル | エンタメフリー・オプションでYouTubeやU-NEXT等がカウントフリーで使い放題 |
IIJmio | ファミリーシェアプランを選ぶと家族まとめて月額料金が安くなる |
LINEモバイル | 格安SIMで唯一LINEのID検索機能が使え、SNSがカウントフリー |
mineo | フリータンクやパケットギフト、パケットシェア等、データ通信に関するサービスが豊富 |
nuroモバイル | データ容量の「前借り」ができる唯一の格安SIM |
OCNモバイルONE | 月単位ではなく日単位の料金プランがある |
大手携帯キャリアにはないMVNO独自のサービスをプラスして販売しており、「SNSがカウントフリー」「動画サービスがカウントフリー」「オリジナルの料金プランがある」といった特徴があります。
特に、YouTubeや動画視聴サービスのU-NEXTが使い放題の「BIGLOBEモバイル」のエンタメフリー・オプションは面白いサービスです。
このように、MVNOでは大手携帯キャリアで提供されていないさまざまなサービスをプラスして販売しているので、あなたの使い方に合った最適な格安SIMを選ぶことができます。
データ通信料を意識して、さらに節約できる
格安SIMでは、基本的に「音声通話SIM」「SMS機能付きデータ通信SIM」「データ通信専用SIM」の3種類から1つを選択でき、音声通話SIMよりもデータ通信専用SIMのほうが月額料金は安く設定されています。
基本的に通話をしない、動画視聴やテザリング専用としてサブ機を運用したい人は、音声通話機能のない「データ通信専用SIM」を選ぶことでさらに月額料金を節約できます。
また、大手携帯キャリアではできない「高速/低速通信の切り替え」をすることで、料金プランに応じたデータ使用量を消費しないようにすることも可能です。
基本的に格安SIMのデータ通信容量は、当月に使いきれず余ってしまった分は翌月に繰り越すことが可能(一部の格安SIMでは非対応)です。
あなたが普段使うよりも少なめのデータ容量の料金プランを選択し、都度「高速/低速通信の切り替え」をすることで、可能な限り月額料金を安くすることができます。
「低速通信だとWebサイトの表示が遅くてストレスがたまるのでは?」と思う人も多いかと思いますが、一部の格安SIMには「バーストモード(機能)」と呼ばれる、低速時でも最初の通信だけ高速通信時と同等の速度が出る機能があります。
「毎月の携帯電話料金をできるだけ安く抑えたい!」という人は、これらの機能を駆使してデータ通信料を抑えるように意識してみてください。
高速/低速通信の切り替えができる格安SIM
ここでは、「高速/低速通信の切り替え」ができる格安SIMをまとめています。
高速/低速通信の切り替えができる格安SIM
- b-mobile:Turbo Charge
- IIJmio:IIJmioクーポンスイッチ
- LinksMate:マイページ
- mineo:mineoスイッチ
- OCNモバイルONE:OCNモバイルONEアプリ
- UQ mobile:UQ mobile ポータルアプリ
- イオンモバイル:イオンモバイル速度切り替え
- エキサイトモバイル:マイページ
バーストモード(機能)がある格安SIM
ここでは、「バーストモード(機能)」がある格安SIMをまとめています。
バーストモード(機能)がある格安SIM
- IIJmio
- mineo
- NifMo
- OCNモバイルONE
- UQ mobile
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- ロケットモバイル


格安SIMに乗り換えるデメリット
格安SIMは月額料金を大幅に削減できる以外にもさまざまなメリットがありますが、それ以上に知っておくべき注意点があります。
格安SIMに乗り換える間に知っておくべき注意点が少し多いので、先にデメリットの部分から解説していきます。
いずれも気を付けておくべき内容なのでしっかりと目を通すようにして下さい。
格安SIMのデメリット
- 大手携帯キャリアに比べて通信速度が遅く不安定
- 災害時に通信速度が遅くなる可能性がある
- キャリアメールが使えない
- 実店舗が少なく大手携帯キャリアと比べるとサポート体制が弱い
- クレジットカード決済のみが多く口座振替対応が少ない
- 決済サービスなど大手携帯キャリアが提供するサービスが使えない
- 自分で初期設定(APN)を行う必要がある
- LINEのID検索ができない
- 一部の端末でテザリングが使えない
- 家族割や通話定額プランが少ない
- 最新のiPhoneを安く購入することができない
大手携帯キャリアに比べて通信速度が遅く不安定
格安SIMを販売しているMVNOは、大手携帯キャリアから借り受けている回線(帯域)を利用してサービスを販売しています。
借り受けている回線(帯域)しか使えないので、利用者が増えれば増えるほど回線が混雑を起こしてしまい、MVNOによっては通信速度が遅くなってしまいます。
特に、12~13時のお昼ごろ(お昼休憩時)や20~23時ごろ(会社帰り、会社終わり)は利用者が増えるので通信速度が遅くなる傾向が強いです。
常に安定した通信速度を求めるなら、「UQ mobile」や「Y!mobile」といったキャリアを選びましょう。

災害時に通信速度が遅くなる可能性がある
格安SIMは災害時に通信速度が遅くなる恐れがあります。
格安SIMは通信が混雑するときほど、通信速度が遅くなる傾向があります。
お昼休みの時間帯はいろんな人がスマートフォンを操作するため、格安SIMはお昼の時間帯が最も速度が遅くなりやすいです。
同様に災害発生時はアクセスが集中しやすいため、大手キャリアに比べて接続しにくくなる可能性があります。
災害時の通信インフラとして活用しにくくなる恐れがあり、デメリットの一つとなっています。
キャリアメールが使えない
「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」といったキャリアメールを利用している人は多いかと思います。
格安SIMに乗り換えた場合、これらのキャリアメールは一切使えなくなります。
基本的にGmailやYahooメールといったフリーメールサービスを利用することになるので、連絡頻度が高い人には伝えておいた方が良いでしょう。


一部のMVNOでは、独自のメールサービスを展開しているものがあるのでそちらを利用するのも良いですね(mineoなら「@mineo.jp」)。
実店舗が少なくサポート体制が弱い
格安SIMは実店舗を持たない、もしくは店舗数がかなり少ない場合が多く、申込時やお困りの時に直接スタッフに聞くことが難しいです。
MVNO公式Webサイトにあるサポートセンターへ電話をすることで質問できたりもしますが、繋がりにくかったり結局わからずじまいで終わってしまうこともあります。


機械が苦手という人や格安SIM初心者の人にとっては「何をどうしたら良いのかわからない」ということが多いので、そういった人はY!mobileやUQ mobile、mineoといった実店舗のある格安SIMを選びましょう。
クレジットカード決済のみが多く口座振替対応が少ない
格安SIMに申し込もうとすると、「クレジットカード」での支払いが基本となります。
一部の格安SIMでは口座振替やデビットカードでの決済も可能ですが、基本的にはクレジットカード支払いとなるので持っていない場合は事前にクレジットカードを作っておきましょう。


クレジットカードがない人でも申し込める格安SIMは以下の通りです。
クレジットカード以外で支払いができる格安SIM | |
---|---|
口座振替が可能 | デビットカード支払いが可能(一部のカードでは不可) |
楽天モバイル | 楽天モバイル |
OCNモバイルONE | OCNモバイルONE |
mineo | mineo |
UQ mobile | - |
Y!mobile | - |
また、LINEモバイルは「LINE Payカード」での支払いが可能です。
可能であればクレジットカード支払いができるように、クレジットカードを作っておくことをおすすめします。
決済サービスなど大手携帯キャリアのサービスが使えない
格安SIMに乗り換えた場合、キャリアが提供する独自のサービスや、決済機能は使えなくなります。
「auかんたん決済」「spモード決済・ドコモ払い/d払い」「ソフトバンクまとめて支払い」など、商品購入やサービス利用料金の支払い等を携帯電話の利用料金と合わせて支払うことができる「キャリア決済サービス」を使っている人は特に多いかと思います。
格安SIMには、このキャリア決済に変わる決済サービスはありません。
格安SIMに乗り換える際は、決済方法を変更する必要があります。
もし、あなたが今キャリア決済サービスを利用する機会が多い場合は、格安SIMへの乗り換えを考え直したほうが良いかもしれません。
さらに、キャリアのポイントが失効してしまう場合もありますので、これらも乗り換える前に確認するようにしましょう。
自分で初期設定(APN)を行う必要がある
格安SIMを申し込む時に端末をセット購入しない場合、基本的にSIMカードのみが送られてきます。
送られてきたSIMカードを今使っているスマートフォンに差し替えた後に「APN設定」と呼ばれる初期設定をすることで、初めて通話やデータ通信ができるようになります。
この初期設定はどのMVNOを選択しても自分で行う必要があり、格安SIMや機械に慣れていない人にとってはそれだけでハードルが高くなります。


ですが、実際には初期設定(APN設定)の方法についてはSIMカードと一緒にマニュアルが送られてきます。
また、各MVNOの公式Webサイトには初期設定の方法がまとめられているページが用意されているので、格安SIMや機械に慣れていない人でも簡単に設定することができます。
詳しくは「初期設定は誰にでもできますか?」でまとめているので、まだ読んでいない人はこちらをご確認ください。
LINEのID検索ができない
今では連絡手段の筆頭となった「LINE」ですが、格安SIMでももちろん使うことができます。
ただし、格安SIMではLINEのID検索機能を利用することができません。
ID検索機能を使う為には「年齢確認」を行う必要があるのですが、年齢確認を行う為には大手携帯キャリアのマイページにログインする必要があります。
当然、格安SIMの場合は大手携帯キャリアのマイページにログインすることができないので、年齢認証ができず、実質的にLINEのID検索機能が使えないということになります。
LINEの友達リストに連絡先を加えたい場合は、直接会ってQRコードを読み取ってもらうか「ふるふる」機能、招待URLを送信するなどで対応がメインとなります。
ただ、絶対にID検索ができないというわけではなく、解決方法もあります。
「PC版のLINE」を使えばID検索は可能ですし、「LINEモバイル」なら格安SIMで唯一ID検索が使えるので、どうしても必要な人は、そちらに申し込むのも良いでしょう。

一部の端末でテザリングが使えない
スマートフォンに搭載されている「テザリング」機能を使ったことはあるでしょうか?
テザリング機能とは、スマートフォンをWi-Fiルーターやモバイルルーターのように使える機能のことです。
このテザリングを使うことで、スマートフォンのモバイルデータ通信を介して外出先でもPCやゲーム機をインターネットに接続することができる便利な機能です。
ところが、格安SIMでは一部の端末でテザリングが使えないケースがあります。
テザリングが使えるかどうかは、各MVNOの公式Webサイトの「動作確認済み端末一覧」に載っている場合が多いので、テザリングをよく使う人はそちらをチェックしてから申し込みましょう。

家族割や通話定額プランが少ない
大手携帯キャリアには「家族割」といった割引サービスや、かけ放題が標準の料金プランがあります。
ところが、格安SIMでは基本的に「家族割」や「通話定額プラン」がありません。

それらに代わるサービスが展開されていることが多いので、それぞれをご紹介します。
家族割に代わるサービス「シェアプラン」
家族でまとめて申し込むことで月額料金を安くしたい人は、一部の格安SIMで選ぶことができる「シェアプラン」を利用しましょう。
シェアプランとは、1回線のデータ通信量を複数枚のSIMカードで共有できるという料金プランのことで、各々が個別で契約するよりも月額料金のトータルを安くすることができます。
上記の説明ではイメージしにくいかと思うので、IIJmioの「ファミリーシェアプラン」を例に解説します。
今回の例では、家族3人でIIJmioを使う場合を想定しています。
シェアプラン料金比較(IIJmioを例にした場合)
個別で申し込む場合
- ミニマムスタートプラン(3GB)音声通話機能付きSIM:1,600円×3人=4,800円
ファミリーシェアプランで申し込む場合
- ファミリーシェアプラン(12GB)音声通話機能付きSIM:3,260円
- 2枚目・3枚目のSIMカード(音声通話機能付きSIM):700円×2枚=1,400円
- 合計:4,660円
差額:個別合計4,800円-ファミリーシェアプラン合計4,660円=140円
参照:料金比較表|IIJmio
上記の比較の通り、ファミリーシェアプランにすることで毎月の利用料金を安くすることができます。
格安SIMでは通話機能が不要な人向けの「データ通信専用SIM」もあります。
上記は全て音声通話機能付きSIMでの比較であり、データ通信専用SIMなら2枚目・3枚目までなら1枚0円で追加できるのでさらにお得度が増します。
家族でキャリアをまとめて月額料金を安く済ませたい場合は、格安SIMのシェアプランを活用しましょう。
シェアプランがある格安SIM一覧
シェアプランが用意されている格安SIMは以下の通りです。
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- NifMo
家族でまとめて携帯電話料金を安くしたい人は、上記6社から選ぶと良いでしょう。
通話定額プランがない代わりに「かけ放題オプション」がある
大手携帯キャリアでは標準の通話定額プランですが、格安SIMでは基本的に従量課金制の料金プランとなっています。
その為、通話が多いという人は格安SIMに乗り換えることで逆に月額料金が高くなってしまう可能性があります。
格安SIMではオプションとして「かけ放題」をつけることができるので、通話が多いという人はかけ放題オプションに申し込むようにしましょう。
オプションではあるものの、月額料金で見れば大手携帯キャリアよりも安く使えるので安心して「かけ放題オプション」に申し込んでみてください。
また、一部の格安SIMでは通話定額プランが提供されているものもあるので、下記の表を参考にあなたの使い方にあった格安SIMを選んでみてください。
通話定額プランがある格安SIM
- Y!mobile(スマホベーシックプランS/M/R)
- UQ mobile(スマホプランS/R)
- 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)
かけ放題オプションがある格安SIM | ||
---|---|---|
10分かけ放題 | 5分かけ放題 | 3分かけ放題 |
・BIGLOBEモバイル ・UQモバイル ・G-Call SIM ・IIJmio ・LIBMO ・LINEモバイル ・LinksMate ・mineo ・NifMo ・nuroモバイル ・OCNモバイルONE ・QTモバイル ・U-mobile SUPER ・イオンモバイル ・エックスモバイル | ・b-mobile(ソフトバンク回線) ・DTI SIM ・TONEモバイル | ・b-mobile(ドコモ回線) ・IIJmio ・U-mobile MAX ・BIGLOBEモバイル |
最新のiPhoneを安く購入することができない
毎年9月になると新型のモデルが発表される「iPhone」。
日本で新型iPhoneを購入する為には、「大手携帯キャリアで購入する」「Apple StoreやApple公式Webサイトから購入する」の二択となります。
大手携帯キャリアでは新型iPhoneを購入する際に端末代金割引を受けることができますが、格安SIMでは新型iPhoneのセット販売が行われていません。
格安SIMで新型iPhoneを使いたい場合は、SIMフリーモデルの新型iPhoneをApple StoreやApple公式Webサイトで購入する必要がありますが、Appleでは端末代金の割引を行っていません。
その為、大手携帯キャリアで購入した方が端末代金の割引分、安く新型iPhoneを購入することができるのです。

「新型iPhoneを安く購入して格安SIMで使いたい!」という人は、Apple製品や他社製スマートフォンを下取りして購入代金を安くしてくれる「Apple GiveBack」というサービスがあるので、そちらを活用しましょう。
おすすめの格安SIMランキングのまとめ
ここまでおすすめの格安SIMについて紹介しました。
改めておすすめの格安SIMランキングは下記の通りです。
おすすめ格安SIMランキング
- 1位:UQモバイル
- 2位:OCNモバイルONE
- 3位:mineo
- 4位:LINEモバイル
- 5位:ワイモバイル
- 6位:IIJmio
- 7位:BIGLOBEモバイル
- 8位:イオンモバイル
また各ポイント別に一番お勧めの格安SIMは下記の通りです。
ポイント別のおすすめ格安SIM
- 【速度重視】UQモバイル
- 【安さ重視】bモバイル
- 【ドコモ回線】OCNモバイルONE
- 【ソフトバンク回線】ワイモバイル
- 【au回線】UQモバイル
- 【1GB】bモバイル
- 【3GB】LINEモバイル
- 【5GB~6GB】イオンモバイル、DTI SIM
- 【10GB】UQモバイル
- 【大容量】日本通信SIM
- 【データ無制限】楽天モバイル
- 【iPhone】UQモバイル
- 【スマホ端末セット】OCNモバイルONE
- 【光回線とセット】楽天モバイル
- 【口座振替可】UQモバイル
- 【高齢者向け】イオンモバイル
- 【小中学生向け】TONEモバイル、BIGLOBEモバイル
- 【iPad・ノートパソコン向け】IIJmio
速度や料金、キャンペーンなど重視するポイントによっておすすめできる格安SIMが異なりますが、総合的な評価が一番高いのがUQモバイルです。
速度や料金の総合評価が最も高いため、迷ったらUQモバイルを契約しましょう。
一方で20GBの大容量となると、ドコモのahamo、ソフトバンクのSoftBank on LINE、auのpovo等、2021年3月からスタートする大手キャリアの新料金プランが安くなります。
ただし、格安SIMに匹敵する大手キャリアの新料金プラン登場で、今後各MVNOでも対抗する新料金プランを打ち出す可能性が高いです。
最新情報をチェックしつつ、ご自身の使い方に一番合った格安SIMを選ぶようにしましょう。
3GB
6GB
10GB
12GB
UQ
モバイル1,480円
2,480円
(15GB)
楽天
モバイル1年間月額料金無料!
Y!mobile
1,980円
2,980円
(15GB)
BIGLOBE
モバイル1,200円
1,700円
3,400円
mineo
1,380円
(5GB)1,780円
1,980円
(20GB)
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