【2019年最新版】スマホ代は安くなる?格安SIMのメリットとデメリット総まとめ!おすすめSIMもご紹介
今では世間一般的に浸透している「格安SIM」。
すでに格安SIMを利用している人もいるかと思いますが、まだまだ大手携帯キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクを利用している人も多いはず。


現に、2019年9月にMMD研究所が発表した「2019年9月格安SIMサービスの利用動向調査」では、ドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯キャリアを利用しているユーザーが78%であることがわかっています。
画像引用 :メイン利用のMVNOシェア、2019年は13.2%、2014年は1.6% 5年で11.6ポイント増 | MMD研究所
そこで、この記事では「格安SIMを全く知らない」「格安SIMって聞いたことはあるけどなんだかよくわからない」という人を対象に、こんな疑問にお答えしていきます!
この記事ではこんな疑問に答えます!
- 格安SIMってそもそも何?
- 格安SIMが安いのは何故?
- 格安SIMって通話品質が悪かったり通信速度が遅かったりしないの?
- 格安SIMに乗り換えるメリット・デメリットって何があるの?
- これから乗り換えるならどの格安SIMがオススメなの?
格安SIM初心者の人が疑問に感じる点をピックアップし、その疑問点に回答する形で解説していくので、分からない点がより鮮明にイメージできるかと思います。
格安SIMに乗り換えるメリット・デメリットは以下の点です。
格安SIMに乗り換える12個のデメリット
格安SIMに乗り換える4つのメリット
「デメリットの方が多いじゃん!」と思われたかもしれませんね。ただ、メリットに記載している内容は、格安SIMの使用に適した人からすれば、数字以上のメリットになるはずです。
ここで挙げた「格安SIMのメリット・デメリット」を踏まえた上で、あなた自身にとって「乗り換えた方がお得!」と感じたならば、この記事で紹介しているオススメの格安SIMを参考にしてみてください。
今すぐにオススメの格安SIMを知りたい人は、以下のリンクから該当の格安SIMの項目へ飛んでOKです。
また、格安SIMごとのより詳細な比較については、以下の記事でもより詳しく取り上げていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは、早速「格安SIM」についての解説をご覧ください。
目次
- 気になる格安SIMの疑問を解決!
- おすすめの格安SIM一覧!
- 安さの裏側にある、格安SIM 12個のデメリット
- それでも魅力満載! 格安SIMの4つのメリット
- おすすめの格安SIMを紹介!
- 格安SIMに乗り換える手順を徹底解説!
- まとめ
気になる格安SIMの疑問を解決!
まずは、あなたが気になっている格安SIMの疑問を解決していきましょう。
格安SIM初心者の人にとって気になる点をピックアップし、その疑問点に回答する形で解説していきます。
ピックアップした疑問点は以下の9個です。
気になる格安SIMの疑問点9個
まずは格安SIMの疑問点を一つ一つ解消していきましょう。
そもそも「SIM」って何?
格安SIMについて知る前に「SIMカード」について知っておきましょう。
SIMカード(Subscriber Identity Module Card)とは、iPhoneやAndroidスマートフォン、携帯電話やモバイルルーター等に入っている小さなICカードのことです。
このICカードには電話番号を特定する為の固有の番号が記録されており、SIMカードが入っていないとiPhoneやAndroidスマートフォンで通話やデータ通信(Webサイト閲覧、通信を行うアプリの起動等)が一切できません。
SIMカードは「電話番号を認識する為のICカード」と覚えておきましょう。
SIMカードは3種類(サイズ)あるので注意!

SIMカードの種類とサイズは、以下の一覧表をご確認ください。
SIMカードの種類とサイズ | |||
---|---|---|---|
標準SIM | microSIM | nanoSIM | |
サイズ | 縦25mm×横15mm | 縦15mm×横12mm | 縦12.3mm×横8.8mm |
機種例 | ・Xperia PLAY SO-01D ・Optimus Pad L-06C ・PlayStation Vita 等 | ・iPhone 4S ・Xperia A SO-04E ・Nexus 7-32T ・GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E 等 | ・iPhone 5以降のiPhoneシリーズ ・iPad mini等のiPadシリーズ ・最新のAndroidスマートフォン 等 |
備考 | 最新の端末には採用されなくなってきている | 昔に発売されたiPhoneや一部の格安スマホで採用されている | 現在主流の多くのスマホで採用されている |
参照:SIMとは?SIMフリー端末でSIMカードを利用する方法|OCNモバイルONE
2019年10月現在で主流のSIMカードは「nanoSIM」と呼ばれる小さなICカードで、iPhoneシリーズはほぼ全てこのサイズのSIMカードを利用しています。
格安SIMに乗り換える際、このSIMカードの種類(サイズ)を間違えてしまうと申し込みし直しとなり、余計なお金を支払うことになってしまうので注意が必要です。
SIMカードの種類(サイズ)を間違えない為のポイントは、次で解説する「動作確認済み端末一覧」というページをチェックすることです。
SIMカードの種類(サイズ)を間違えない為のポイント

SIMカードの種類(サイズ)を間違えない為に、ここでは、例としてIIJmioという格安SIMの「動作確認済み端末一覧」を見てみましょう。
上記のリンクから、IIJmioの動作確認済み一覧にアクセスすると、以下のような表が出てきます。
画像引用:動作確認済み端末一覧(タイプD/ドコモ網)|IIJmio
画像の赤枠内に、対応しているSIMカードの種類(サイズ)が記載されていますね。
iPhone XS MaxをIIJmioという格安SIMで利用する為には「nanoSIM」で申し込めばOKということです。
他の格安SIMでも、IIJmioのような「動作確認済み端末一覧」というページがあるので、必ずSIMカードの種類(サイズ)をチェックしてから申し込みましょう。
SIMロックとかSIMフリーってなんなの?


格安SIMについて調べていると必ず出てくるのが「SIMロック」と「SIMフリー」という言葉です。
SIMロックとは、大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が自社のSIMカード以外を認識しないように、鍵(ロック)をかけている状態のことを指します。
SIMフリーとは、上記のSIMロックを解除したもの、もしくは最初からSIMロックがかかっていない端末のことを指します。
大手携帯キャリアのiPhoneやAndroidスマートフォンを使っている場合、SIMロックを解除しない限りは格安SIMに申し込んでSIMカードを差し替えても利用することができません。
SIMロックの解除は、各キャリアショップ(有料)かWebサイト(無料)のどちらかで手続きを行うことができます。
SIMロックの解除方法は、「 SIMロック解除は自分でできる! キャリア別の条件と解除方法を徹底網羅! 」で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
また、soldi読者の方からのリクエストにお答えして、iPhoneで使える格安SIMをまとめた記事を作成しました。今お手持ちのiPhoneをそのまま格安SIMでも使いたい…という方は、ぜひ参考にして下さい。
格安SIMと格安スマホって別モノなの?

似たような意味で使われているこれらの言葉ですが、厳密に言えば意味合いは異なります。
格安SIMと格安スマホの言葉の意味
- 格安SIM=SIMカードのみを指す
- 格安スマホ=SIMカードとセットになった端末、もしくはそのサービス
ちょっとわかりにくいかもしれないので、IIJmioを例にして解説しますね。
IIJmioを例にした格安SIMと格安スマホの言葉の意味
- 格安SIM=IIJmioのSIMカードを指す
- 格安スマホ=IIJmioでセット購入する「IIJmioのSIMカード」と「端末」のことを指す
つまり、格安SIMは「SIMカードのみ」を表しており、格安スマホは「格安SIMを提供する事業者でセット購入したSIMカードと端末の組み合わせ」を指しているのです。
ただ、この違いを知らないからと言って金銭的に損をすることはないので、サラッと読み進めていただいてOKです。
格安SIMにすると、どうして料金が安くなるの?


「格安SIMにするとなぜ安くなるのか」という疑問を持っている人は多いですよね。
格安SIMが安く使える理由は主に2つあります。
格安SIMが安く使える主な理由2つ
上記以外にも「かけ放題付きではない(有料オプション)」、「端末代金が含まれていない」といった理由もありますが、格安SIMが安く使える主な理由としては上記の2点です。
それぞれについて解説していきます。
大手携帯キャリアから回線を借りてサービスを販売しているから
格安SIMを販売している事業者のことを「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」と呼びます。
日本語で言うと「仮想移動体通信事業者」という意味で、他社から回線を借りて独自サービスとして販売する事業者のことを指します。
つまり、ドコモやau、ソフトバンクといった大手携帯キャリアから回線(=SIMカード)を借り受けて、MVNOが独自のサービスとして販売しているのが「格安SIM」なのです。
回線を借りてサービスを販売しているので、MVNOには大手携帯キャリアのように無線通信インフラ設備の維持費や開発費が必要ありません。
その分の費用が含まれていないので、格安SIMの利用料金は安く設定されているのです。
難しい単語や英語が出てきましたが、これらをすべて覚える必要はありません。
「格安SIM(MVNO)は、大手携帯キャリアから回線を借りて独自サービスとして販売しているから料金が安い」という点だけ覚えておけばOKです。
MVNOは実店舗を持たず常駐スタッフを置く必要がない分、設備費や人件費がかからない
格安SIMを販売しているMVNOは、大手携帯キャリアのような実店舗(キャリアショップ)を持っていないことが多いです。
MVNOでは、ショップを運営する開発費や維持コスト、店舗に常駐するスタッフといった人件費が必要ないので、その分の費用が必要ありません。
格安SIMは維持費や人件費が必要ないので、その分の費用が利用料金に含まれておらず、大手携帯キャリアよりも安い金額に設定されています。
ただ、UQ mobileや楽天モバイル、mineo等、実店舗を持っているMVNOもありますので、店舗でのサービスを受けたいという人はこれらの格安SIMにするのがオススメです。
格安SIMに乗り換えると年間5万円以上安くなる場合もある
「格安SIMに乗り換えると安くなる」と耳にしますが、果たしてどれくらいの金額が安くできるのかわからないですよね。
ここで、大手携帯キャリアの「ドコモ」と格安SIMの「IIJmio」を例に、1年間で支払う携帯電話料金を計算してみます。
ドコモとIIJmioの料金比較
ドコモの料金計算
- 通話2,700円(かけ放題)+データ通信3,800円(2GB/spモード込み)=6,500円/月
- 年間78,000円
IIJmioの料金計算
- 通話600円(通話定額)+データ通信(3GB)=2,200円/月
- 年間26,400円
差額:ドコモ78,000円-IIJmio26,400円=51,600円
上記の通り、大手携帯キャリアのドコモから格安SIMのIIJmioに乗り換えると、年間で51,600円も利用料金を節約することができます。


今回の料金比較ではIIJmioを例に出しましたが、他の格安SIMでも同じくらいの金額を節約することができます。
携帯電話と言えば2年周期で変える方も多いかと思いますが、2年間で考えれば10万円以上も節約できるのでかなりお得です。
格安だから大手キャリアに劣るの?
「格安だから通話品質や通信速度が遅くなったりするの?」と思う方も多いと思いますが、決して品質が劣るということはありません。
例えば、ドコモから回線を借り受けているMVNOであれば、つながりやすさや対応エリアはドコモと全く同じです。
通信速度に関しては、大手携帯キャリアから借り受けた「帯域」の分しか使えない為、時間帯とMVNOによってはキャリアに劣る傾向があります。
「帯域」と「通信速度」の関係性については、以下の図をご覧ください。
格安SIMの通信速度は、大手携帯キャリアから借り受けている帯域に、どれだけの人が同時接続しているかで変わります。
上記の画像のように、通信速度を「部屋」で例えてみてみましょう。
格安SIMの通信速度について
- 借りている部屋の広さ:帯域
- 人数:同時にネット接続する人
上記の左側の画像のように、一つの部屋(帯域)に同時入室する人(同時接続する人)が多ければ多いほど、混雑してしまって自由に移動ができなくなります。
この状態を「回線が混雑する」と表現し、通信速度が遅くなっている状態を表しています。
特に、平日の12~13時頃(お昼休憩時)や20~23時頃(仕事帰り、仕事終わり)は利用者が増えるので通信速度が遅くなる傾向が強いです。
逆に、利用者が少なければ、MVNOでも大手携帯キャリアとほぼ同条件で利用することが可能です。
簡単にまとめると、
格安SIMの回線と通信速度について
- 間違いなく回線はキャリアと同じ
- 帯域(部屋の広さ)が限られている為、通信速度が遅くなる傾向がある
- 利用者の多くなる12~13時頃、20~23時頃は速度が遅くなる傾向が強い
となります。


動画やアプリがよく止まるって聞くけど本当?

格安SIMを使っていると動画やアプリがよく止まると聞く人も多いかもしれません。
これに関しては、「時間帯によって止まることがある」という回答になります。
理由は、格安SIMは大手携帯キャリアから借り受けている「帯域」分しか使えず、MVNOによっては利用者が増えると通信速度が遅くなってしまう為です。
高画質な動画視聴やアプリ、ゲーム等は通信を行うデータ量が多い為、通信速度が遅ければ遅いほど大きく影響を受けます。
特に、平日の12~13時頃(お昼休憩時)や20~23時頃(仕事帰り、仕事終わり)は利用者が増えるので通信速度が遅くなる傾向が強いです。
キャリアの「Y!mobile」や、格安SIMの「UQ mobile」なら大手携帯キャリアに迫る通信速度が維持されているので、格安SIMで通信速度も速いのがいい!という人は、これらの格安SIMを検討してみてください。
通話料金が通常より高いの?

格安SIMにおける通話料金は20円/30秒と、大手携帯キャリアと変わりません。
ただし、大手携帯キャリアは「通話かけ放題」が基本プランとなっていますが、格安SIMの料金プランには「かけ放題」が含まれておらず、オプションとして付ける必要があります(別途料金発生)。
また、格安SIMの場合は各MVNOが提供する専用の通話アプリを使った通話分のみ「かけ放題」としてカウントされます。
大手携帯キャリアのように、格安SIMで「かけ放題」を使う場合はオプション料金が発生しますが、かけ放題オプションの料金込みでも大手携帯キャリアよりも安く利用することができます。
「かけ放題」を利用したい場合は通話専用アプリから通話をする必要がある、という手間はかかりますが、それでも通話料金は大手携帯キャリアと変わらないので安心して使うことができますね。
初期設定は誰にでもできますか?


機械が苦手な人からすると「初期設定」と聞くだけで身構えてしまいますが、格安SIMの初期設定にはマニュアルがあります。
また、MVNO公式Webサイトに画像入りで初期設定方法が掲載されていることも多いので、安心して利用することができますよ。
IIJmioの公式Webサイト内にある「初期設定(APN設定)をしよう|格安SIM実践ガイド」を例に、初期設定方法のマニュアルを見てみましょう。
Androidの場合
画像引用:初期設定(APN設定)をしよう|格安SIM実践ガイド|IIJmio
上記はAndroidスマートフォンの場合の初期設定(APN設定)方法です。
AndroidスマートフォンによってSIMカードの差込口や設定画面が若干異なる場合がありますが、基本的には全て同じ手順で設定できるのでご安心ください。
また、IIJmioのサポートページ内にある「mioモバイル/mioモバイルプラス」には機種ごとの設定方法が動画で紹介されているので、こちらもあわせてご覧ください。
iPhoneの場合
画像引用:初期設定(APN設定)をしよう|格安SIM実践ガイド|IIJmio
iPhoneの場合の初期設定(APN設定)についても画像入りでわかりやすく紹介されています。
特にiPhoneの場合は「プロファイル」と呼ばれるものをインストールするだけで初期設定が完了するので、Androidスマートフォンよりも簡単です。
難しいことは何もないので、安心して格安SIMにお申込みください。
電話帳やアプリのデータは移行できる?
携帯電話を変える時に付きものなのが「電話帳」や「アプリのデータ」の移行ですよね。
データの移行はもちろん可能です。
ここでは、以下の2パターンに分けて説明していきます。
電話帳やアプリのデータ移行に関して
今使っているスマートフォンを格安SIMで使う場合
今使っているスマートフォンを格安SIMで使う場合、移行の手続きを行う必要はありません。
電話帳やアプリ等のデータは端末本体に記録されているので、SIMカードを変えても問題なく使うことができます。
格安SIMに乗り換える際に端末も購入する場合
格安SIMに乗り換える際に端末も購入する場合は、電話帳やアプリのデータ移行を自分で行う必要があります。
電話帳やアプリのデータ移行を行う方法
- iPhoneからiPhone:iTunes経由で電話帳の移行が可能
- iPhoneからAndroid/AndroidからiPhone:Googleアカウントに電話帳のデータを同期すれば移行が可能
- AndroidからAndroid:Googleアカウントを利用した移行方法の他、SDカードを使った方法がある
ゲームアプリ等のデータ移行に関しては「機種変更手続き」といった設定方法があるので、そちらで手続きを行えばOKです。


おすすめの格安SIM一覧!
「格安SIMが安い理由は分かった!オススメの格安SIMを今すぐ知りたい!」という人もいるでしょう。
今すぐにオススメの格安SIMの情報を知りたい人は、下記のリンクから自分に合った該当項目へ飛んでもOKです。
オススメの格安SIM一覧
今では数多くある格安SIMですが、中でもオススメなのが上記の格安SIMです。
これらの格安SIMについて知る前に、まずは格安SIMのメリット・デメリットを紹介していきます。
安さの裏側にある、格安SIM 12個のデメリット
格安SIMは月額料金を大幅に削減できる以外にもさまざまなメリットがありますが、それ以上に知っておくべき注意点があります。
格安SIMに乗り換える間に知っておくべき注意点が少し多いので、先にデメリットの部分から解説していきます。
いずれも気を付けておくべき内容なのでしっかりと目を通すようにして下さい。
格安SIMに乗り換える12個のデメリット


キャリア決済等の大手携帯キャリアが提供するサービスが使えない
au、ドコモ、ソフトバンクのキャリア携帯から格安SIMに乗り換えた際に、一番大きなデメリットになると言っても過言ではないのがこの項目。
格安SIMに乗り換えた場合、キャリアが提供する独自のサービスや、決済機能は使えなくなります。
「auかんたん決済」「spモード決済・ドコモ払い/d払い」「ソフトバンクまとめて支払い」など、商品購入やサービス利用料金の支払い等を携帯電話の利用料金と合わせて支払うことができる「キャリア決済サービス」を使っている人は特に多いかと思います。
格安SIMには、このキャリア決済に変わる決済サービスはありません。
格安SIMに乗り換える際は、決済方法を変更する必要があります。
もし、あなたが今キャリア決済サービスを利用する機会が多い場合は、格安SIMへの乗り換えを考え直した方が良いかもしれません。
さらに、「dポイント」等のポイントも失効してしまうので、これらも乗り換える前に使い切るようにしましょう。
通信速度はキャリアに比べて遅い
格安SIMを販売しているMVNOは、大手携帯キャリアから借り受けている回線(帯域)を利用してサービスを販売しています。
借り受けている回線(帯域)しか使えないので、利用者が増えれば増えるほど回線が混雑を起こしてしまい、MVNOによっては通信速度が遅くなってしまいます。
特に、12~13時のお昼ごろ(お昼休憩時)や20~23時ごろ(会社帰り、会社終わり)は利用者が増えるので通信速度が遅くなる傾向が強いです。
常に安定した通信速度を求めるなら、「UQ mobile」や「Y!mobile」といったキャリアを選びましょう。

クレジットカード決済のみのサービスが多い
格安SIMに申し込もうとすると、必ず「クレジットカード」での支払いが基本となります。
一部の格安SIMでは口座振替やデビットカードでの決済も可能ですが、基本的にはクレジットカード支払いとなるので持っていない場合は事前にクレジットカードを作っておきましょう。


クレジットカードがない人でも申し込める格安SIMは以下の通りです。
クレジットカード以外で支払いができる格安SIM | |
---|---|
口座振替が可能 | デビットカード支払いが可能(一部のカードでは不可) |
楽天モバイル | 楽天モバイル |
OCNモバイルONE | OCNモバイルONE |
mineo | mineo |
UQ mobile | - |
Y!mobile | - |
また、LINEモバイルは「LINE Payカード」での支払いが可能です。
可能であればクレジットカード支払いができるように、クレジットカードを作っておくことをおすすめします。
実店舗がないのでサポート面はキャリアに比べて薄い
「実店舗を持たず常駐スタッフを置く必要がない分、設備費や人件費がかからないから」で解説しましたが、格安SIMは実店舗がないケースが多々あります。
その為、緊急時やトラブルが起きた場合にすぐ対応してもらえるような場所がなく、全て自分で調べて対応する必要があります。
MVNO公式Webサイトにあるサポートセンターへ電話をすることで質問できたりもしますが、繋がりにくかったり結局わからずじまいで終わってしまうこともあります。


機械が苦手という人や格安SIM初心者の人にとっては「何をどうしたら良いのかわからない」ということが多いので、そういった人はY!mobileやUQ mobile、楽天モバイル、mineoといった実店舗のある格安SIMを選びましょう。
通信費は格安だが、端末代はかかる
これまで、大手携帯キャリアでは「端末代金実質0円」という販売方式が取られていました。
これは「端末代金の分割支払い金額」と「同金額の割引」が適用されるので、そのキャリアを使い続ける限りは端末代金がかかることがないというものです。
しかし、このキャンペーンは仕組みの分かりづらさと高い通信量が問題視され、総務省が規制に乗り出しています。
これに対して、格安SIMでは端末代金が実質0円になるような割引が行われていないことが多いです。
その為、大手携帯キャリアで端末を分割購入する場合の初期費用は事務手数料3,000円で済んでいたものが、格安SIMの場合は事務手数料3,000円+端末代金となるので、端末購入も合わせた乗り換え時の金額が大きくなりがちです。


端末代金の割引等は行われていませんが、その反面、現金キャッシュバック等のキャンペーンがあるのでそちらを上手く活用しましょう。
どの端末が使えるか分かりにくい
格安SIMを使う為には、SIMロックが解除されている端末、もしくはSIMフリーの端末が必要です。
それらの端末の中には、ドコモ回線を使っている格安SIMしか使えなかったり、au回線を使っている格安SIMしか使えなかったり等、格安SIMとの相性があります。
格安SIM初心者にとって「今自分が使っている端末がどの格安SIMで使えるのかがわからない」というケースが非常に多いです。
また、mineoやBIGLOBEモバイル等の一部の格安SIMでは、ドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線の中から好きなタイプを選べる為、逆に迷ってしまうことが多々あります。
この問題を解決する為には、各MVNOの公式Webサイトにある「動作確認済み端末一覧」をチェックしましょう。

「SIMカードの種類(サイズ)を間違えない為のポイント」で確認方法を解説しているので、まだ読んでいない人はこちらをご確認ください。
自分で初期設定(APN)を行う必要がある
格安SIMを申し込む時に端末をセット購入しない場合、基本的にSIMカードのみが送られてきます。
送られてきたSIMカードを今使っているスマートフォンに差し替えた後に「APN設定」と呼ばれる初期設定をすることで、初めて通話やデータ通信ができるようになります。
この初期設定はどのMVNOを選択しても自分で行う必要があり、格安SIMや機械に慣れていない人にとってはそれだけでハードルが高くなります。


ですが、実際には初期設定(APN設定)の方法についてはSIMカードと一緒にマニュアルが送られてきます。
また、各MVNOの公式Webサイトには初期設定の方法がまとめられているページが用意されているので、格安SIMや機械に慣れていない人でも簡単に設定することができます。
詳しくは「初期設定は誰にでもできますか?」でまとめているので、まだ読んでいない人はこちらをご確認ください。
キャリアメールが使えない
「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」といったキャリアメールを利用している人は多いかと思います。
格安SIMに乗り換えた場合、これらのキャリアメールは一切使えなくなります。
基本的にGmailやYahooメールといったフリーメールサービスを利用することになるので、連絡頻度が高い人には伝えておいた方が良いでしょう。


一部のMVNOでは、独自のメールサービスを展開しているものがあるのでそちらを利用するのも良いですね(mineoなら「@mineo.jp」)。
LINEのID検索ができない
今では連絡手段の筆頭となった「LINE」ですが、格安SIMでももちろん使うことができます。
ただし、格安SIMではLINEのID検索機能を利用することができません。
ID検索機能を使う為には「年齢確認」を行う必要があるのですが、年齢確認を行う為には大手携帯キャリアのマイページにログインする必要があります。
当然、格安SIMの場合は大手携帯キャリアのマイページにログインすることができないので、年齢認証ができず、実質的にLINEのID検索機能が使えないということになります。
LINEの友達リストに連絡先を加えたい場合は、直接会ってQRコードを読み取ってもらうか「ふるふる」機能、招待URLを送信するなどで対応がメインとなります。
ただ、絶対にID検索ができないというわけではなく、解決方法もあります。
「PC版のLINE」を使えばID検索は可能ですし、「LINEモバイル」なら格安SIMで唯一ID検索が使えるので、どうしても必要な人は、そちらに申し込むのも良いでしょう。

一部の端末でテザリングが使えない
スマートフォンに搭載されている「テザリング」機能を使ったことはあるでしょうか?
テザリング機能とは、スマートフォンをWi-Fiルーターやモバイルルーターのように使える機能のことです。
このテザリングを使うことで、スマートフォンのモバイルデータ通信を介して外出先でもPCやゲーム機をインターネットに接続することができる便利な機能です。
ところが、格安SIMでは一部の端末でテザリングが使えないケースがあります。
テザリングが使えるかどうかは、各MVNOの公式Webサイトの「動作確認済み端末一覧」に載っている場合が多いので、テザリングをよく使う人はそちらをチェックしてから申し込みましょう。

家族割や通話定額プランが少ない
大手携帯キャリアには「家族割」といった割引サービスや、かけ放題が標準の料金プランがあります。
ところが、格安SIMでは基本的に「家族割」や「通話定額プラン」がありません。

それらに代わるサービスが展開されていることが多いので、それぞれをご紹介します。
家族割に代わるサービス「シェアプラン」
家族でまとめて申し込むことで月額料金を安くしたい人は、一部の格安SIMで選ぶことができる「シェアプラン」を利用しましょう。
シェアプランとは、1回線のデータ通信量を複数枚のSIMカードで共有できるという料金プランのことで、各々が個別で契約するよりも月額料金のトータルを安くすることができます。
上記の説明ではイメージしにくいかと思うので、IIJmioの「ファミリーシェアプラン」を例に解説します。
今回の例では、家族3人でIIJmioを使う場合を想定しています。
シェアプラン料金比較(IIJmioを例にした場合)
個別で申し込む場合
- ミニマムスタートプラン(3GB)音声通話機能付きSIM:1,600円×3人=4,800円
ファミリーシェアプランで申し込む場合
- ファミリーシェアプラン(12GB)音声通話機能付きSIM:3,260円
- 2枚目・3枚目のSIMカード(音声通話機能付きSIM):700円×2枚=1,400円
- 合計:4,660円
差額:個別合計4,800円-ファミリーシェアプラン合計4,660円=140円
参照:料金比較表|IIJmio
上記の比較の通り、ファミリーシェアプランにすることで毎月の利用料金を安くすることができます。
格安SIMでは通話機能が不要な人向けの「データ通信専用SIM」もあります。
上記は全て音声通話機能付きSIMでの比較であり、データ通信専用SIMなら2枚目・3枚目までなら1枚0円で追加できるのでさらにお得度が増します。
家族でキャリアをまとめて月額料金を安く済ませたい場合は、格安SIMのシェアプランを活用しましょう。
シェアプランがある格安SIM一覧
シェアプランが用意されている格安SIMは以下の通りです。
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- NifMo
家族でまとめて携帯電話料金を安くしたい人は、上記6社から選ぶと良いでしょう。
通話定額プランがない代わりに「かけ放題オプション」がある
大手携帯キャリアでは標準の通話定額プランですが、格安SIMでは基本的に従量課金制の料金プランとなっています。
その為、通話が多いという人は格安SIMに乗り換えることで逆に月額料金が高くなってしまう可能性があります。
格安SIMではオプションとして「かけ放題」をつけることができるので、通話が多いという人はかけ放題オプションに申し込むようにしましょう。
オプションではあるものの、月額料金で見れば大手携帯キャリアよりも安く使えるので安心して「かけ放題オプション」に申し込んでみてください。
また、一部の格安SIMでは通話定額プランが提供されているものもあるので、下記の表を参考にあなたの使い方にあった格安SIMを選んでみてください。
通話定額プランがある格安SIM
- Y!mobile(スマホベーシックプランS/M/R)
- UQ mobile(スマホプランS/M/L)
- 楽天モバイル(スーパーホーダイ)
かけ放題オプションがある格安SIM | ||
---|---|---|
10分かけ放題 | 5分かけ放題 | 3分かけ放題 |
・BIGLOBEモバイル ・UQモバイル ・G-Call SIM ・IIJmio ・LIBMO ・LINEモバイル ・LinksMate ・mineo ・NifMo ・nuroモバイル ・OCNモバイルONE ・QTモバイル ・U-mobile SUPER ・イオンモバイル ・エックスモバイル | ・b-mobile(ソフトバンク回線) ・DTI SIM ・TONEモバイル ・楽天モバイル(組み合わせプラン時) | ・b-mobile(ドコモ回線) ・IIJmio ・U-mobile MAX ・BIGLOBEモバイル |
最新のiPhoneを安く購入することができない
毎年9月になると新型のモデルが発表される「iPhone」。
日本で新型iPhoneを購入する為には、「大手携帯キャリアで購入する」「Apple StoreやApple公式Webサイトから購入する」の二択となります。
大手携帯キャリアでは新型iPhoneを購入する際に端末代金割引を受けることができますが、格安SIMでは新型iPhoneのセット販売が行われていません。
格安SIMで新型iPhoneを使いたい場合は、SIMフリーモデルの新型iPhoneをApple StoreやApple公式Webサイトで購入する必要がありますが、Appleでは端末代金の割引を行っていません。
その為、大手携帯キャリアで購入した方が端末代金の割引分、安く新型iPhoneを購入することができるのです。

「新型iPhoneを安く購入して格安SIMで使いたい!」という人は、Apple製品や他社製スマートフォンを下取りして購入代金を安くしてくれる「Apple GiveBack」というサービスがあるので、そちらを活用しましょう。
それでも魅力満載! 格安SIMの4つのメリット
ここまで、格安SIMのデメリットについて解説してきました。
気を付けるべきポイントが多いのは確かですが、その点を踏まえても格安SIMには大きなメリットがあります。
格安SIMにすることで得られるメリットは次の4つです。
格安SIMに乗り換える4つのメリット
メリットについても、それぞれ解説していきますよ。
月額の通信費が安くなる
格安SIMにすることで得られるメリットの1つ目は、月額料金が安くなることです。
具体的にどれくらい月額料金が安くなるのかを見ていきましょう。
ここでは、大手携帯キャリアの「ドコモ」と、格安SIMの「IIJmio」を例に料金シミュレーションをしてみます。
ドコモとIIJmioの料金比較
ドコモの料金計算
- 通話2,700円(かけ放題)+データ通信3,800円(2GB/spモード込み)=6,500円/月
- 年間78,000円
IIJmioの料金計算
- 通話600円(通話定額)+データ通信(3GB)=2,200円/月
- 年間26,400円
差額:ドコモ78,000円-IIJmio26,400円=51,600円
上記の料金シミュレーションの結果から、年間で51,600円も携帯電話料金を節約することができます。
ひと月あたり約4,000円も携帯電話料金が安くなるのはとても嬉しいですよね。
IIJmioの場合、ファミリーシェアプランという一つの料金プランで複数枚のSIMカードを利用できるお得な料金プランもあるので、家族全員分をまとめて格安SIMにすることで、更にお得に使うことができます。
シェアプラン料金比較(IIJmioを例にした場合)
個別で申し込む場合
- ミニマムスタートプラン(3GB)音声通話機能付きSIM:1,600円×3人=4,800円
ファミリーシェアプランで申し込む場合
- ファミリーシェアプラン(12GB)音声通話機能付きSIM:3,260円
- 2枚目・3枚目のSIMカード(音声通話機能付きSIM):700円×2枚=1,400円
- 合計:4,660円
差額:個別合計4,800円-ファミリーシェアプラン合計4,660円=140円
参照:料金比較表|IIJmio
今回の例では、家族3人でIIJmioを使う場合を想定しています。
上記の比較の通り、ファミリーシェアプランにすることで毎月の利用料金を安くすることができます。
格安SIMに乗り換えることの最大のメリットは「月額料金が安くなること」ですが、どれくらい安くなるのかがわかりづらく、「格安SIMは手間がかかって面倒くさい」という悪い印象が先行していました。
ですが、上記の料金シミュレーションの結果を見ると、年間で50,000円以上も携帯電話料金を節約できて、とてもお得であることがわかりますね。
端末代もキャリアに比べて格安になる
格安SIMを販売するMVNOでは、SIMフリー端末をセットで販売しているところが多くあります。
MVNOで販売されている端末は20,000円台や30,000円台のものがあるので、大手携帯キャリアよりもリーズナブルな価格で端末を購入することができます。

大手携帯キャリアで購入できる端末は50,000円を超える高額なものが多く、端末代金の割引を受ける代わりに同じキャリアを2~3年間は使い続けなければならない「実質負担0円」という販売手法が多く行われていました。
端末代金を実質負担0円にする代わりに高額な利用料金を毎月支払い続けなければならないので、携帯電話関係の料金が非常に高額となることが多くありました。
格安SIMにすると端末の購入代金も節約することができるので、あなたが想定している以上に毎月の携帯電話料金を抑えることができます。
格安SIM会社ごとに独自の付加価値がある
MVNOは大手携帯キャリアから回線を借り受け、各社様々なサービスをプラスして格安SIMとして販売しています。
主要格安SIMにおける特徴的なポイントをまとめてみたので、以下の表をご覧ください。
主要格安SIMの特徴的なポイント | |
---|---|
格安SIM名 | 特徴的なポイント |
BIGLOBEモバイル | エンタメフリー・オプションでYouTubeやU-NEXT等がカウントフリーで使い放題 |
DTI SIM | DTI見放題SIMでYouTubeとTwitterが使い放題 |
IIJmio | ファミリーシェアプランを選ぶと家族まとめて月額料金が安くなる |
LINEモバイル | 格安SIMで唯一LINEのID検索機能が使え、SNSがカウントフリー |
mineo | フリータンクやパケットギフト、パケットシェア等、データ通信に関するサービスが豊富 |
nuroモバイル | データ容量の「前借り」ができる唯一の格安SIM |
OCNモバイルONE | 月単位ではなく日単位の料金プランがある |
楽天モバイル | 速度制限下でも1Mbpsの通信速度が出るのでストレスがない、楽天スーパーポイントが貯められる |
大手携帯キャリアにはないMVNO独自のサービスをプラスして販売しており、「SNSがカウントフリー」「動画サービスがカウントフリー」「オリジナルの料金プランがある」といった特徴があります。
特に、YouTubeや動画視聴サービスのU-NEXTが使い放題の「BIGLOBEモバイル」のエンタメフリー・オプションは面白いサービスです。
このように、MVNOでは大手携帯キャリアで提供されていない様々なサービスをプラスして販売しているので、あなたの使い方に合った最適な格安SIMを選ぶことができます。
データ通信料を意識して、さらに節約できる
格安SIMでは、基本的に「音声通話SIM」「SMS機能付きデータ通信SIM」「データ通信専用SIM」の3種類から1つを選択でき、音声通話SIMよりもデータ通信専用SIMの方が月額料金は安く設定されています。
基本的に通話をしない、動画視聴やテザリング専用としてサブ機を運用したい人は、音声通話機能のない「データ通信専用SIM」を選ぶことでさらに月額料金を節約できます。
また、大手携帯キャリアではできない「高速/低速通信の切り替え」をすることで、料金プランに応じたデータ使用量を消費しないようにすることも可能です。
基本的に格安SIMのデータ通信容量は、当月に使いきれず余ってしまった分は翌月に繰り越すことが可能(一部の格安SIMでは非対応)です。
あなたが普段使うよりも少なめのデータ容量の料金プランを選択し、都度「高速/低速通信の切り替え」をすることで、可能な限り月額料金を安くすることができます。
「低速通信だとWebサイトの表示が遅くてストレスがたまるのでは?」と思う人も多いかと思いますが、一部の格安SIMには「バーストモード(機能)」と呼ばれる、低速時でも最初の通信だけ高速通信時と同等の速度が出る機能があります。
「毎月の携帯電話料金をできるだけ安く抑えたい!」という人は、これらの機能を駆使してデータ通信料を抑えるように意識してみてください。
高速/低速通信の切り替えができる格安SIM
ここでは、「高速/低速通信の切り替え」ができる格安SIMをまとめています。
高速/低速通信の切り替えができる格安SIM
- b-mobile:Turbo Charge
- IIJmio:IIJmioクーポンスイッチ
- LinksMate:マイページ
- mineo:mineoスイッチ
- OCNモバイルONE:OCNモバイルONEアプリ
- UQ mobile:UQ mobile ポータルアプリ
- イオンモバイル:イオンモバイル速度切り替え
- エキサイトモバイル:マイページ
- 楽天モバイル:楽天モバイルSIMアプリ
バーストモード(機能)がある格安SIM
ここでは、「バーストモード(機能)」がある格安SIMをまとめています。
バーストモード(機能)がある格安SIM
- IIJmio
- mineo
- NifMo
- OCNモバイルONE
- UQ mobile
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- ロケットモバイル
- 楽天モバイル


おすすめの格安SIMを紹介!
ここまで、格安SIMのメリット・デメリットについて解説してきました。
覚えておくべきデメリットも多くありますが、それ以上に「年間50,000円以上の節約ができる可能性がある」という大きなメリットがあることが分かったかと思います。
ですが、今では非常に数多くの格安SIMが登場しており、どの格安SIMが自分に合っているかわからないという人も多いでしょう。
そこで、この記事限定で「あなたの目的に応じたオススメの格安SIM」をご紹介していきます。
ここでご紹介する格安SIMは以下の通りです。
目的に応じたオススメの格安SIM一覧
各項目で、格安SIMの簡単な特徴と解説もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
キャリアに迫る通信速度なら「Y!mobile」「UQ mobile」
大手携帯キャリアと同等の通信速度を求めるなら、独自設備を有している「Y!mobile」とKDDIの通信回線を使用している「UQ mobile」がオススメです。
これらの2社は、日本全国規模でキャリアショップを展開しているので格安SIM初心者にもオススメです。
Y!mobile : キャリアなのに安い・かつ速いと言うイイトコ取り
Y!mobileのオススメポイント
- 独自回線を持つキャリアなのに月額料金が安い
- 通信速度が速く安定している
- Yahooの各種サービスとの連携でよりお得に使える
- 実店舗でサポートが受けられる
Y!mobileは、元々「ワイモバイル株式会社」が運営する携帯電話キャリアで、現在はソフトバンク株式会社に吸収合併され、同社のサブブランドとして展開しています。
Y!mobileの特徴は、大手携帯キャリアに迫る通信速度と安定性、にもかかわらず月額料金が格安SIM並みに安いことです。
月額料金の最安値は「スマホベーシックプランS」の月額1,980円で、自宅のインターネット回線がソフトバンク光やソフトバンクエアーならセット割でさらに安く使うことができます。
基本的な料金プランは以下となります。
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
---|---|---|---|
月額料金 ※1 | ~6ヶ月目:1,980円 6ヶ月目以降:2,680円 | ~6ヶ月目:2,980円 6ヶ月目以降:3,680円 | ~6ヶ月目:3,980円 6ヶ月目以降:4,680円 |
通話料 | 10分以内の通話が何度でも無料 10分を超過した場合、30秒につき20円 | ||
データ通信量 ※2 | 3GB→月々4GB | 9GB→月々12GB | 14GB→月々17GB |
制限時通信速度 | 上下最大200Kbps | ||
契約期間・解約金 | なし |
※1:利用開始月から6ヵ月間の「新規割」適用時。
※2:「データ増量無料キャンペーン」適用により契約翌月から2年間データ通信量が増量。
Y!mobileユーザーであれば、Yahoo!プレミアム会員が無料になるため、普段からYahoo!関連のサービスを利用する人にっては、大きな魅力です。
また、全国各地にY!mobileショップを展開しているので、格安SIMや携帯電話に詳しくない人が安心して使えるのも、嬉しいポイントですね。
Y!mobileをもっと詳しく知りたい、という方は以下の記事もぜひ参考にして下さいね。
UQ mobile : auのサブキャリアとして高速通信を実現!
画像引用:UQコミュニケーションズ株式会社 会社案内パンフレット
UQ mobileのオススメポイント
- 格安スマートフォンサービス顧客満足度で第1位を獲得!(J.D.パワー2018年顧客満足度調査)
- KDDIグループでauの回線が使える為、通信速度が速く安定している
- 日本全国にUQ mobileを取り扱っているショップがある為、申し込んだ後も安心
- 支払いに口座振替を選択可能で、クレジットカードがなくても安心
UQ mobileは、KDDIの子会社であるUQコミュニケーションズ株式会社が運営する格安SIMです。深田恭子、多部未華子、永野芽郁による、UQモバイル3姉妹のCMも人気ですね。
auの通信回線を使用しているので格安SIMの中でも通信速度は速く安定しており、実際に筆者も使っていますが大本のauと比べても通信速度は遜色ありません。
また、キャリアショップも展開しているので、格安SIMという位置づけでありながら大手携帯キャリアと同等のサポートを受けることができます。
さらに、口座振替に対応している数少ない格安SIMなので、クレジットカードを持っていない人でも申し込むことができます。
また、格安SIMの大きなデメリットとして「キャリアメールが使えない」というものがありましたが、UQモバイルなら「@uqmobile.jp」ドメインのメールアドレスが取得できます。
基本的な料金プランは以下となります。
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
通話料 | 20円/30秒 ・「かけ放題(10分/回まで無料)」700円/月 ・「通話パック(60分/月まで無料)」500円/月 | ||
データ通信量 ※3 | 3GB | 9GB | 14GB |
制限時通信速度 | 上下最大200Kbps | ||
契約期間・解約金 | なし |
「HUAWEI nova 2」や「AQUOS sense」といったAndroidスマートフォンならマンスリー割が適用されて実質負担0円で購入することも可能です。
ただし、au回線を利用する格安SIM全般に言えることですが、au回線に対応している端末が少なめなのでその点には注意が必要です。
ただ、iPhoneやUQ mobileで購入した端末であれば問題なく利用できるのでご安心ください。
また、UQモバイルは、当サイトを含む一部のWebサイト経由の申し込み限定で、最高6,000円の高額キャッシュバックキャンペーンを行っています。
これからUQモバイルの申し込みを検討している人には、とてもお得な内容になっているので、下記の記事をぜひ参考に申し込みを検討して下さい。
速度の安定と安さなら「mineo」「楽天モバイル」「IIJmio」
通信速度を求めつつ、月額料金を安く抑えたいという人は「mineo」や「楽天モバイル」、「IIJmio」がオススメです。
mineoは2018年9月からソフトバンク回線の提供をスタートし、格安SIMで数少ないトリプルキャリアから好きな回線を選ぶことができます。
楽天モバイルは第4の携帯電話事業者になるということから、今後もますます携帯電話事業へ力を入れていくことが期待されています。
IIJmioはフルMVNO化を果たし、自社でSIMカードの発行ができるようになり幅広いサービスを展開しています。
mineo : サービス満足度1位! 安定性が自慢かつ、キャンペーン適用で最安値クラスに
画像引用:受賞一覧|mineo公式Webサイト
mineoのオススメポイント
- トリプルキャリア対応で大手携帯キャリアからの乗り換えでも安心
- フリータンクやパケットシェア、パケットギフトといったサービスが豊富
- プランやキャンペーンなどがシンプルで分かりやすい
- mineoショップが展開されており、マイネ王といった独自のコミュニティサービスも充実
mineoは関西電力の子会社である「株式会社オプテージ」が運営する格安SIMです。
格安SIMとして顧客満足度が高く、MMD研究所が行った「2018年9月格安SIMサービスの利用動向調査」において総合満足度1位を獲得しています。
※参照:格安SIM利用率上位11サービスの総合満足度は74.2%、総合満足度1位はmineo|MMD研究所
mineoは、2018年9月からソフトバンク回線の取扱いをスタートし、格安SIMの中で数少ないトリプルキャリアの格安SIMとなり、これによって、大手携帯キャリアからmineoへ乗り換える際の通信エリアの心配がなくなりました。
料金プランは以下となります。
色々なプランがありますが、料金表で黄色く塗りつぶされた4つのプランが、バランスもよく特にオススメです。
また、mineoはデータ通信に関するサービスが非常に豊富です。
中でも画期的なのが、mineoユーザーであれば誰でも利用できる「フリータンク」というサービスで、余ったパケットをmineoユーザー全員で共有できます。
マイネ王というコミュニティサイトの運営や、mineoショップでの顧客満足度が高いことからも、mineoの人気度が伺えますね。
データ通信のみの「シングルタイプ」のSIMなら月額700円で利用することができるので、通話をしない人やデータ通信が多い人にオススメの格安SIMだと言えます。
mineoをもっと詳しく知りたい、という方は以下の記事もぜひ参考にして下さいね。
楽天モバイル : 契約者数No.1、キャリア参入を発表・速度向上にも期待
楽天モバイルのオススメポイント
- 国内通話10分かけ放題がセットになった料金プランがある
- スーパーホーダイなら速度制限下でも1Mbpsの通信速度が出る
- 楽天スーパーポイントを貯められて、月額料金の支払いに使える
- ハイスペック端末も豊富にラインナップされている
楽天モバイルは、皆さんもご存知「楽天市場」の「楽天株式会社」が運営している格安SIMです。
今まではドコモ回線のみの格安SIMでしたが、2018年10月1日より、新たにau回線の提供もスタートし、2019年度中に第4の携帯電話事業者としてサービス開始を予定する等、携帯電話事業に力を入れています。
楽天モバイルの料金プランには、
- スーパーホーダイ・・・10分以内の国内通話がかけ放題+高速通信(使い切ったあとはデータ使い放題)
- 組み合わせプラン・・・通話+データ通信or通信プランのみがあります。
という2種類のプランがあります。10分かけ放題が魅力の「スーパーホーダイ」の料金プランは以下となります。
プラン | 最低利用間 | 楽天ダイヤモンド会員 | 楽天会員 | 非楽天会員 |
---|---|---|---|---|
1年目・対象月 | 1~2年目 | 1~2年目 | ||
プランS/2GB 2,980円月額基本料 | 1年 | 1,980円 | 2,480円 | 2,980円 |
2年 | 1,480円 | 1,980円 | 2,480円 | |
3年 | 980円 | 1,480円 | 1,980円 | |
プランM/6GB 月額基本料3,980円 | 1年 | 2,980円(初月1,980円) | 3,480円(初月2,480円) | 3,980円(初月2,980円) |
2年 | 2,480円(初月1,980円) | 2,980円(初月1,980円) | 3,480円(初月2,480円) | |
3年 | 1,980円(初月1,980円) | 2,480円(初月1,480円) | 2,980円(初月2,980円) | |
プランL/14GB 月額料金5980円 | 1年 | 4,980円(初月1,980円) | 5,480円(初月2,480円) | 5,980円(初月2,980円) |
2年 | 4,480円(初月1,480円) | 4,980円(初月1,980円) | 5,480円(初月2,480円) | |
3年 | 3,980円(初月980円) | 4,480円(初月1,480円) | 4,980円(初月1,980円) | |
プラLL/24GB 月額料金6980円 | 1年 | 5,980円(初月1,980円) | 6,480円(初月2,480円) | 6,980円(初月2,980円) |
2年 | 5,480円(初月1,480円) | 5,980円(初月1,980円) | 6,480円(初月2,480円) | |
3年 | 4,980円(初月980円) | 6,480円(初月1,480円) | 5,980円(初月1,980円) |
※容量追加パックは(100MB:300円、500MB:550円、1GB:980円)で追加購入可能です。
スーパーホーダイなら速度制限になってしまっても1Mbpsの通信速度が出るのでストレスなく動画視聴やSNSを利用することができます。
続いて、自分が好きな高速通信容量、通話オプションなどを選べる「組み合わせプラン」です。
プラン | 最低利用間 | 楽天ダイヤモンド会員 | 楽天会員 | 非楽天会員 |
---|---|---|---|---|
1年目・対象月 | 1~2年目 | 1~2年目 | ||
プランS/2GB 2,980円月額基本料 | 1年 | 1,980円 | 2,480円 | 2,980円 |
2年 | 1,480円 | 1,980円 | 2,480円 | |
3年 | 980円 | 1,480円 | 1,980円 | |
プランM/6GB 月額基本料3,980円 | 1年 | 2,980円(初月1,980円) | 3,480円(初月2,480円) | 3,980円(初月2,980円) |
2年 | 2,480円(初月1,980円) | 2,980円(初月1,980円) | 3,480円(初月2,480円) | |
3年 | 1,980円(初月1,980円) | 2,480円(初月1,480円) | 2,980円(初月2,980円) | |
プランL/14GB 月額料金5980円 | 1年 | 4,980円(初月1,980円) | 5,480円(初月2,480円) | 5,980円(初月2,980円) |
2年 | 4,480円(初月1,480円) | 4,980円(初月1,980円) | 5,480円(初月2,480円) | |
3年 | 3,980円(初月980円) | 4,480円(初月1,480円) | 4,980円(初月1,980円) | |
プラLL/24GB 月額料金6980円 | 1年 | 5,980円(初月1,980円) | 6,480円(初月2,480円) | 6,980円(初月2,980円) |
2年 | 5,480円(初月1,480円) | 5,980円(初月1,980円) | 6,480円(初月2,480円) | |
3年 | 4,980円(初月980円) | 6,480円(初月1,480円) | 5,980円(初月1,980円) |
※容量追加パックは(100MB:300円、500MB:550円、1GB:980円)で追加購入可能です。
どちらのプランの場合も、楽天会員ならお馴染みの「楽天スーパーポイント」を貯めることができ、携帯電話の利用料金の支払いに充てることも可能です。
楽天のサービスを多く利用する人には、まさに打って付けの格安SIMであると言えますね。
楽天モバイルをもっと詳しく知りたい、という方は以下の記事もぜひ参考にして下さいね。
IIJmio : フルMVNOの筆頭!安定性・柔軟性が高評価
画像引用:IIJmio公式Webサイト
IIJmioのオススメポイント
- シンプルでわかりやすい料金プラン
- 同業他社が驚くレベルで新機種やアップデートへの対応が早い
- docomo/au、2キャリアの幅広い端末を利用できる
- 家族向けの通話割引を提供しているため、家族利用に向いている
格安SIMの古参として知られている「IIJmio」。
2018年1月からは「フルMVNO」化し、自社でSIMカードの発行や管理データベースの構築が可能となり、よりユーザーの希望に沿ったサービスが展開できるようになりました。
基本的な料金プランは以下となります。タイプDはドコモ回線、タイプAはau回線のことです。
auプラン(タイプA) | ||
---|---|---|
データ容量 | データ通信+SMS | 音声通話 |
ミニマムスタートプラン3GB | 900円 | 1,600円 |
ライトスタートプラン6GB | 1,520円 | 2,220円 |
ファミリーシェアプラン12GB | 2,560円 | 3,260円 |
ドコモプラン(タイプD) | |||
---|---|---|---|
データ容量 | データ通信 | データ通信+SMS | 音声通話 |
ミニマムスタートプラン3GB | 900円 | 1,040円 | 1,600円 |
ライトスタートプラン6GB | 1,520円 | 1,660円 | 2,220円 |
ファミリーシェアプラン12GB | 2,560円 | 2,700円 | 3,260円 |
※参照:IIJmio料金プラン
IIJmioの大きな特徴は、シンプルでわかりやすい料金プランであること、そして家族向けの通話割引サービスがあることです。
IIJmioの通話定額サービスは2種類あります。
IIJmio通話定額サービス
- 誰とでも10分&家族間30分かけ放題:月額830円
- 誰とでも3分&家族間10分かけ放題:月額600円
一般的なかけ放題オプションだと国内通話に限り、10分や5分等時間指定の「かけ放題サービス」があります。
ですが、IIJmioに限っては家族間であれば「かけ放題」の対象時間が長いので、家族で利用すると通話料を節約できてお得に利用することができます。
サポート面も非常に優秀で、新型iPhoneや新型スマートフォンが発売されてからIIJmio内での動作確認が行われるまでが非常にスピーディで、同業他社でさえ驚くレベルの対応の早さを誇ります。
家族まとめて利用することで月額料金を大幅に節約することができ、格安SIM初心者の人でも安心して使えるので自信を持ってオススメできる格安SIMです。
IIJmioをもっと詳しく知りたい、という方は以下の記事もぜひ参考にして下さいね。
YouTube等が使い放題の「BIGLOBEモバイル」「DTI SIM」
YouTubeやその他動画視聴サービスを頻繁に利用する人には「BIGLOBEモバイル」「DTI SIM」がオススメです。
これら2つの格安SIMでは、YouTubeや各種SNS、動画視聴サービスがカウントフリーで使い放題となる料金プランやオプションがあります。
BIGLOBEモバイル:エンタメフリーでYouTubeやU-NEXTが見放題!
BIGLOBEモバイルのオススメポイント
- エンタメフリー・オプションで配信・動画サービスが見放題
- ライトユーザーからヘビーユーザーまで広く対応したプラン
- 3GBプラン以上なら全国83,000箇所のWi-Fiスポットが利用可能
インターネットプロバイダとして有名な「ビッグローブ株式会社」が運営しているのがBIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルはドコモ回線とau回線から選ぶことができ、インターネット回線の「BIGLOBE光」とのセット割があります。
そして最大の特徴ともいえるのが、YouTubeやU-NEXTが使い放題になる「エンタメフリー・オプション」です。
大手携帯キャリアではないYouTubeやU-NEXTといった動画視聴サービス、Google Play Music等の音楽配信サービスがカウントフリーとなり使い放題なので、普段から動画視聴や音楽を楽しんでいる人にオススメです。
エンタメフリー・オプションの概要については以下をご参照ください。
エンタメフリー・オプション概要 | |
---|---|
月額料金 | 音声通話SIM:SIM1枚ごとに480円 データSIM:SIM1枚ごとに980円 |
利用可能なプラン | 3GB以上のプラン(シェアSIMを含む) |
対象サービス | ・YouTube ・Google Play Music ・Apple Music ・AbemaTV ・Spotify ・AWA ・radiko.jp ・Amazon Music ・U-NEXT ・YouTube Kids |
音声通話SIM・データSIMのどちらでも利用することができますが、3GB以上のプランでなければ申し込むことができないので注意しましょう。
BIGLOBEモバイルをもっと詳しく知りたい、という方は以下の記事もぜひ参考にして下さいね。
DTI SIM:DTI見放題SIMならYouTube以外にTwitterも使い放題!
画像引用:DTI見放題SIM|DTI SIM公式Webサイト
DTI SIMのオススメポイント
- 3GBの料金プランが格安SIM業界で最安価格
- YouTubeやTwitterが使い放題の料金プランが複数ある
- 初めてDTI SIMを使う人なら半年間は月額料金が0円で使える
- データ容量の追加チャージ価格が業界最安クラス
DTI SIMは、インターネットプロバイダとして古参の「株式会社ドリーム・トレイン・インターネット」が運営している格安SIMです。
3GBプランが格安SIM業界において最安価格で使えて、これから初めてDTI SIMを使う人なら半年間0円で使えるプランがあります。
まずは、通常の料金プランを見てみましょう。
DTI SIM通常プラン料金表 | |||
---|---|---|---|
データプラン | データSMSプラン | 音声プラン | |
1GB | 600円 | 750円 | 1,200円 |
3GB | 840円 | 990円 | 1,490円 |
5GB | 1,220円 | 1,370円 | 1,920円 |
10GB | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
ネット使い放題 | 2,200円 | 2,350円 | 2,900円 |
参照:料金案内|DTI SIM
DTI SIMの特徴は月額料金が安いことの他に、BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションと同様にYouTubeが使い放題となるのが「DTI SIM」の『DTI見放題SIM』です。
この料金プランは、YouTubeやTwitterの他、マイナビやradikoをどれだけ使ってもデータ容量を消費しない「カウントフリー」となっています。
DTI見放題SIM料金表 | |
---|---|
データ通信専用 | |
7GB | 2,430円 |
※2018年6月28日より「ルーターセット(DTI見放題SIM+Wi-Fiルーターのセット)」は新規受付を停止しています
参照:DTI見放題SIM|DTI SIM
DTI見放題SIMはデータ通信専用SIMなので、音声通話機能やSMS機能は使うことはできません。
また、上記の「DTI見放題SIM」以外にも「20’s SIM」という料金プランがあり、10分かけ放題がセットになった上にYouTubeが使い放題です。
DTI見放題SIM、20’s SIMにおける使い放題の概要は以下をご覧ください。
DTI見放題SIMと20’s SIMで使い放題となる機能一覧 | |
---|---|
サービス名称 | 使い放題となる機能 |
YouTube 公式アプリ、ブラウザ(Chrome、Safari)での公式サイト使用時 | ・ページ表示、動画視聴 ※外部HPへのリンクに対する通信は対象外 |
Twitter 公式アプリ、ブラウザ(Chrome、Safari)での公式サイト使用時 | ・タイムラインの表示(画像・動画含む) ・ツイート ・ダイレクトメッセージ ・モーメント ・ニュース ・プロフィールの編集(画像・動画含む) ・検索 ※外部HPへのリンクに対する通信、ライブストリーミングは対象外 |
マイナビ ブラウザ(Chrome、Safari)での公式サイト使用時 | ・ページ表示「学生向け就職活動・就職情報サイト」 ・ページ表示「マイナビ 学生の窓口」 ※外部HPへのリンクに対する通信は対象外 |
radiko.jp 公式アプリ、ブラウザ(Chrome、Safari)での公式サイト使用時 | ・ページ表示「学生向け就職活動・就職情報サイト」 ・ページ表示「マイナビ 学生の窓口」 ※外部HPへのリンクに対する通信は対象外 |
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションと比較するとカウントフリーとなる機能は少ないですが、DTI SIMの方が月額料金は安いので、あなたの使い方に合わせてお好きな方を選びましょう。
また「お試しプラン」は、これから初めてDTI SIMを使う場合、通常の月額料金よりも大幅な割引が適用された状態で6か月間使える料金プランのことです。
お試しプラン料金表 | ||
---|---|---|
1か月目~6か月目 | 7か月目以降 | |
でんわ定額プラン3GB | 1,520円 | 2,310円 |
データSMS半年お試しプラン3GB | 0円 | 990円 |
データ半年お試しプラン3GB | 0円 | 840円 |
※実際はユニバーサルサービス料が別途発生します(2018年10月現在では2円)
参照:料金案内|DTI SIM
非常にお得な内容で使えるので、初めて格安SIMを申し込む人はぜひ検討してみてください!
DTI SIMをもっと詳しく知りたい、という方は以下の記事もぜひ参考にして下さいね。
困った時に頼れる実店舗を持つ格安SIM 5社
携帯電話でトラブルが起きた場合、自分で調べて対処するのは大変ですよね。
そんな時、頼りとなるのが専任スタッフのいる「キャリアショップ(実店舗)」です。
ここでは、キャリアショップを運営している格安SIMを一覧表にしてご紹介します。
キャリアショップを運営する格安SIM 5社一覧
- mineo|mineoの店舗
- UQ mobile|販売店舗一覧
- Y!mobile|ショップ一覧
- イオンモバイル|店舗一覧
- 楽天モバイル|店舗(楽天モバイルショップ)
※大手家電量販店にある即日受取カウンターを設置している格安SIMは除外しています
上記5社の格安SIMはキャリアショップ(実店舗)を運営しており、トラブルに遭遇してしまった時は上記のリンクから最寄りの店舗を検索して、専任スタッフに対応してもらえるので安心感がありますね。
他の格安SIMは、大手家電量販店で申し込むができる「即日受取カウンター」を設置している格安SIMが多いですが、申し込み専用のカウンターであることが多いのでトラブル対応をしてもらえる訳ではありません。
格安SIM初心者の人は上記5社の中から選んでみるのがオススメです。



格安SIMに乗り換える手順を徹底解説!
ここまで、格安SIMのメリット・デメリット、目的に応じたオススメの格安SIMをご紹介してきました。
最後に、格安SIMに乗り換える為の手順を解説して終わりたいと思います。
格安SIMは基本的にWebサイトから申し込みをして、後日届くSIMカードを差し替えて、初期設定をすればすぐに使えるようになります。
簡単な3ステップですぐに使えるようになるので、申し込み手順を見ていきましょう。
格安SIM申し込みの簡単3ステップ
ステップ1:格安SIMのWebサイトから申し込む
まずは格安SIMのWebサイトから申し込みを行いましょう。
基本的に画面の指示に従って必要項目を入力していけば簡単に申し込むことができます。
申し込みに際して必要なものは以下の通りです。
格安SIM申し込みに必要なもの
- 身分証明書(画像をアップロードする必要があります)
- クレジットカード:支払情報入力時に必要
- メールアドレス:フリーメールアドレスが必要になるので取得しておきましょう
- MNP予約番号:電話番号を引き継いだ状態で他社に乗り換えたい場合
MNP予約番号に関しては「MNP予約番号の取得方法について」に詳しくまとめているので、こちらをご確認ください。
申し込みが完了すると、2~3営業日程度でSIMカードが送られてくるので、ステップ2の「SIMカードが届くので端末に差し替える」へ進みましょう。
ステップ2:SIMカードが届くので端末に差し替える
SIMカードが届いたら、MNP乗り換えの場合は開通手続きを行いましょう。
開通手続きとは、今使っているキャリアを解約して新たに申し込んだ格安SIMを使えるようにする手続きのことです。
基本的に「電話」か「Webサイト」から手続きをすることができるので、申し込んだ格安SIMのWebサイトで調べてみてください。
端末をセット購入した場合、届いた時点で端末にSIMカードが入っていることが多いので覚えておきましょう。
新規で申し込んだ場合や端末をセット購入した場合は特に手続き不要なので、次の「ステップ3:初期設定(APN設定)をする」へ進みます。
ステップ3:初期設定(APN設定)をする
SIMカードを差し替えたら、最後に「初期設定(APN設定)」を行います。
iPhoneの場合はプロファイルのインストール、Androidの場合は簡単な情報を手入力するだけなので簡単に設定が終わります。
SIMカードが送られてきた際、設定マニュアルが同封されているのでそちらを確認しながら行いましょう。
万が一、マニュアルを紛失してしまった場合、申し込んだ格安SIMの公式Webサイト上で初期設定方法についてまとめられていることが多いので、そちらをご確認ください。
初期設定が終われば、晴れて格安SIMに乗り換えることができました!ここまでお疲れ様でした。

MNP予約番号の取得方法について
大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合、「MNP予約番号」を取得する必要があります。
ここでは、大手携帯キャリアからMNP予約番号を取得する方法をご紹介します。
ドコモでのMNP予約番号取得方法
ドコモでのMNP予約番号の取得方法は、「電話で取得」と「Webサイトで取得」の2通りがあります。
電話で取得する方法
- 151:ドコモ携帯から
- 0120-800-000:それ以外の電話から
Webサイトで取得する方法
画像引用:ドコモ公式サイト
ドコモの場合は、My docomoからMNP予約番号を取得することができます。
手順は下記の通りです。
My docomoからMNP予約番号を取得する手順
- ログイン後、「ドコモオンライン手続き」を押す
- 「携帯電話ポータビリティ予約」を押す
- スクロールして「解約の手続き」を押す
- 利用規約に同意して「次へ」を3回押す
- 受付確認メールの設定(不要であれば「送信しない」にチェック!)で「次へ」を押す
- 「手続きを完了する」でMNP予約番号が表示されるのでメモする
ドコモでMNP予約番号を取得して、使用する際にはMNP転出手数料が2,000円かかりますので覚えておきましょう。
ソフトバンクでのMNP予約番号取得方法
ソフトバンクでMNP予約番号を取得する場合は、電話で取得する方法のみです。
- *5533:SoftBank携帯から
- 0800-100-5533:それ以外の電話から
上記の電話番号に電話をして、ガイダンスの指示に従って操作をしましょう。
なお、ソフトバンクでMNP予約番号を取得して、使用する際にはMNP転出手数料が3,000円かかります。
auでのMNP予約番号取得方法
auでMNP予約番号を取得する方法は、電話で取得する方法のみです。
- 0077-75470:ケータイ・一般電話から
ソフトバンクと同様、上記の電話番号に電話をかけてガイダンスの指示に従ってMNP予約番号を取得しましょう。
auでMNP予約番号を取得して、使用する際にはMNP転出手数料が3,000円かかります。
Y!mobileでのMNP予約番号取得方法
Y!mobileでのMNP予約番号取得方法は「電話で取得」と「Webで取得」の2通りがあります。
電話で取得する方法
- 116:Y!mobile携帯から
- 0120-921-156:それ以外の電話から
上記の電話番号に電話してガイダンスの指示に従って操作をすると、オペレーターにつながります。
オペレーターからいくつか本人確認の質問がされるので、聞かれた内容に回答してMNP予約番号を取得しましょう。
Webで取得する方法
画像引用:Y!mobile公式サイト
「My Y!mobile」からMNP予約番号を取得することができます。
手順は下記の通りです。
「My Y!mobile」からMNP予約番号を取得する手順
- ログイン後、「契約内容の確認・変更」を押す
- 「次へ」を押す
- 「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」を押す
- 画面の指示に従って手続きをする
Y!mobileは、契約してから1年以内だとWebからMNP予約番号を取得することはできません。
その場合は、電話で取得してください。
また、Y!mobileでMNP予約番号を取得して、使用する際はMNP転出手数料が3,000円かかります。
MNP予約番号を取得する際の4つの注意点【各キャリア共通】
MNP予約番号を取得する上で知っておくべき注意点が4つあります。
注意点を知らないと乗り換える際にMNP予約番号を取り直すことになり手間がかかってしまうので、しっかりと覚えておきましょう。
MNP予約番号を取得する上で知っておくべき4つの注意点
- MNP予約番号は取得した日を含めて15日間有効
- MNP予約番号を取得しただけで、いまの携帯電話が使えなくなることはない
- 取得しただけならMNP転出手数料は発生しない
- 有効期限が切れてからでないと再取得できない
特に注意:MNP予約番号の有効期限は15日間
特に覚えておくべき注意点は、MNP予約番号の有効期限が取得日を含め15日間であるという点です。
有効期限が切れてしまうと回線の切り替えができなくなってしまうので取得してから15日以内に手続きを済ませましょう。
有効期限が切れても再取得できますが、手間がかかるので期限内にMNP乗り換えを完了させることをオススメします。
まとめ
以上、「【2019年最新版】格安SIMのメリット・デメリット総まとめ!おすすめSIM/MVNOの選び方」をお送りしました。
最後にこの記事をおさらいしていきましょう。
気になる格安SIMの疑問点と回答
- そもそも「SIM」って何?
- 端末に入っている小さいICカードのこと
- SIMロックとかSIMフリーってなんなの?
- SIMロック:自社のSIMカード以外を認識しないように、端末に鍵(ロック)をかけている状態のこと
- SIMフリー:SIMロックがかかっていない状態のこと
- 格安SIMと格安スマホって別モノなの?
- 格安SIMはSIM単体、格安スマホは「SIM+端末」のセットを指す
- 格安SIMにすると、どうして料金が安くなるの?
- 大手携帯キャリアから回線を借りてサービスを販売しているから
- 格安だから大手キャリアに劣るの?
- 通信速度は劣る場合が多いが、それ以上にメリットが多い
- 動画やアプリがよく止まるって聞くけど本当?
- 時間帯によって通信速度が低下することがあり、その時に止まる可能性がある
- 通話料金が通常より高いの?
- 大手携帯キャリアと同様
- 初期設定は誰にでもできますか?
- 設定マニュアルや公式Webサイトに初期設定方法がまとめられているので誰にでも可能
- 電話帳やアプリのデータは移行できる?
- 簡単に移行が可能
また、格安SIMに乗り換えるメリット・デメリットは以下の通りです。
格安SIMに乗り換える12個のデメリット
格安SIMに乗り換える4つのメリット
デメリットが多く見えますが、それ以上に大きなメリットがあるのが「格安SIM」です。
ぜひこの機会に格安SIMへの乗り換えを検討してみてください!
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