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LTE高速通信を理解する

格安SIMでも、大手キャリアのスマートフォンと同様の高速通信が可能です。

ADSLといった固定回線と比べても速度面で遜色なく、広範囲で高速にインターネットを楽しむことができますが、いくつかの注意が必要です。

LTE回線は対応スマホでなくても使える

LTEは、150Mbpsの高速データ通信ができる規格のひとつです。

現在、多くの格安SIMでLTE通信が利用できるようになっています。


ドコモのMVNO回線を利用した格安SIMであれば、LTE対応のサービスを使うにあたって、端末もLTEに対応している必要はありません。

auの回線を使った mineoUQ mobile 以外の格安SIMは、LTE回線に加えて低速の3G回線も利用できるようになっています。

もし、3Gしか使えない端末でSIMを使おうとすると、自動的に3G回線で通信を行おうとします。

LTE対応端末でも、通信環境や地域によってはLTE通信ができないことがあります。そんなときには、3Gで通信を行うようになっているのです。

3Gのみ対応の端末で格安SIMを利用

GALAXY Nexusや海外のMoto E(写真)といった3Gのみが利用できる端末でも通信が可能です。通信時には「LTE」の代わりに「H」や「3G」と表示されます。

3Gのみ対応の端末で格安SIMを利用できます

格安SIMの種類で対応エリアが異なる

同じ格安SIMを使っていても、利用する端末でLTEの電波を拾ったり、拾わなかったりすることがあります。

これは、端末の対応する帯域が異なるためです。

ドコモ、au、ソフトバンクでは、それぞれLTE を提供している電波の 周波数帯が異なっています。

また、海外の一部では、日本とは異なる周波数帯でLTEを提供している地域があります。


そのため、ソフトバンクや海外の端末を格安SIMで利用しようとすると、LTEをなかなか掴まないという状況が発生することがあります。

周波数帯にはさまざまな種類があり「 バンド」という呼び名で 29のナンバーで整理されています。

国内ではバンド1、3、8、11、18、19、21、28の8つのバンドが利用されていますが、このうちLTEに対応しつつドコモ系の格安SIMで利用できるのは、バンド1、3、19、21の4つです。

端末がすべてのバンドに対応していれば、LTEの使用エリアが格段に広くなります。

国内で利用可能なバンド数

ドコモ系のSIMとau系のSIMで利用可能なバンド数が異なっています。

対応端末がどのバンドに対応しているかを調べることで、利用可能かどうかが分かります。

バンド数 周波数帯 ドコモ系SIMのLTE対応 au系SIMのLTE対応 利用中のキャリア
バンド1 2~2.1GHz帯 ドコモ、ソフトバンク、au
バンド3 1.7GHz帯 × ドコモ
バンド8 900MHz帯 × × ソフトバンク
バンド11 1.5GHz帯 × ソフトバンク、au
バンド18 800MHz帯 × au
バンド19 800MHz帯 × ドコモ
バンド21 1.5GHz帯 × ドコモ
バンド28 700MHz帯 2015年以降 2015年以降 ドコモ、ソフトバンク、au

海外SIMフリーiPhoneはLTE通信が使えない場合がある

iPhone 5以降の機種では、LTEによる高速通信に対応しています。

そのため、ドコモ版のiPhone 5sやau版のiPhone 5でも、格安SIMの利用が可能です。

ただし、SIMフリーモデルについては注意が必要となります。


オンラインのApple storeを含む国内のすべてのiPhone 5s/5c は、国内のLTEバンドに対応しているので、LTE通信が可能です。

ところが、海外モデルでは使えない場合があります。

見た目はまったく同じなのですが、販売されている地域によって対応バンドの異なる別モデルが販売されているのです。

国内のバンドに非対応のiPhoneを購入すると、ドコモ系MVNOの格安SIMでは3G 通信が可能です。

au系MVNOの「mineo」は、3G通信に対応していないので、バンド数が合わずに利用できません。

auで利用することを想定している場合は、 バンド1、11、18に対応しているかしっかりとプランを確認しておく必要があります。

iPhoneの対応バンドを調べる

https://www.apple.com/iphone/LTE/で、iPhoneの各モデル番号と対応するバンド数を調べることができます。

appleのiPhone対応バンド掲載ページ

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