Menu

MVNO選びをする時の比較ポイントを徹底解説

大手キャリアは料金が高いぶん通信品質が高く、サポート体制も整えられていました。

何か分からないことがあった時は近くのショップへ駆け込めば解決してくれますし、十分満足できるサービスを受けてこられたでしょう。

しかし、同じような感覚でMVNOを利用していると、思わぬところで不便な思いをしてしまうかもしれません。


ここでは現在キャリアの携帯電話を利用している方に向けて、MVNO選びをする時に注意すべき比較ポイントをまとめました。

今までは気にしなくても困らなかったかもしれませんが、MVNOではぜひ気を付けていただきたい項目です。

実際の通信速度はどの程度出ているか?

MVNO選びで最も重視されているのが実効速度、つまり実際のデータ通信速度です。


通信速度に関して「最大225Mbps」のようなフレーズをご覧になったり聞いたことはないでしょうか。

この「最大」とはベストエフォート、理論値であることを表しています。

つまり、「最も理想的な環境では225Mbpsの速度で通信することが可能」ということであり、225Mbpsで通信することを保証しているわけではないのです。

実際、最大225Mbpsや最大150Mbpsを謳っている通信事業者の回線の速度を測ってみると、3桁どころか2桁も出ないなんてことは普通に起きています。


これは近年大手キャリアでも問題視されていて、ベストエフォートではなく実際に測定された通信速度データを開示することが求められていたりします。

それでもキャリアの場合はそれなりに安定して速度が出ているため、通信速度が遅くてストレスを感じるということはほとんどないでしょう。

MVNOは事業者によって速度が全然違う!

一方でMVNOの場合、混雑している時間帯やエリアにおいて著しく速度が低下する傾向にあります。

条件が重なると、WEBサイトを1ページ表示するのに何分も掛かってしまうほど遅くなる事も珍しくないです。

調子が良い時はキャリア並の速度が出ることもありますが、1日を通して見ると不安定である感は否めません。


もっとも、昼時でも速度があまり低下しないMVNOもあります。これに関しては事業者によっても全く異なるので、実際の通信速度を調べてぜひ比較したいポイントです。

快適に格安SIMを利用したいなら通信速度が最重要事項です。

しかし実効速度は事業者や時間帯だけでなくエリアによっても大きく異なるので、インターネット上の口コミ等はあまりアテにならないこともあるのでその点でも注意が必要です。


MVNOの実効速度を比較する時は自身がよく利用するエリアでの評判を調べましょう。

通信速度が安定しているMVNOが分からなければ、キャリア並の品質でサービスを提供しているY!mobileや、au系MVNOのUQ mobileが比較的安定していてオススメです。

気になる月額料金、端末料金は含んでる?

現在キャリアを利用されている方が一番気になるのはこれですよね。

月額料金についてもしっかりと比較してみましょう。


最も安いプランだと500円程度から提供されていますが、この価格帯のプランは通信速度がかなり低速に制限されていたり、音声通話が利用できなかったりします。

音声通話に対応していて、かつ高速通信も利用できるプランとなると1,600円/月が標準的な料金となります。

しかしこの数字は端末代金を含んでいない点に注意しましょう。


セット販売端末を購入する場合はどのような端末が販売されているか、また端末代金はいくらぐらいなのかも把握しておきたいです。

MVNOによっては取扱い端末が少なく、端末代金が高いためにトータルで見るとキャリア時代の料金と変わらない、なんてことも起こり得ます。

そもそも端末を販売していないMVNOも存在します。

キャリアで購入したスマホを流用できる場合もありますが、新しく端末を購入する予定ならそれぞれのラインナップも比較するべきでしょう。


またセット販売以外の端末で利用する場合、APNを設定する必要があります。

これが初心者にとって非常に難関で、躓いてしまう方が非常に多いです。

セット販売端末なら、あらかじめAPNが設定済みであることが多く、到着後すぐに使い始めることができます。

月額料金が安く、取扱い端末が豊富なMVNOにはDMMモバイルが挙げられます。

DMMモバイルは業界最安値級を謳っており、他社と比較するまでもなく最安クラスの料金で利用することができます。

また端末のラインナップも低価格帯の機種が充実しているので、とにかく料金を安く抑えたい人にオススメのMVNOです。

最低利用期間と解約金もチェックしよう

MVNOはキャリアのような2年縛り、つまり2年ごとに訪れる更新月以外に解約すると高額な解約金を請求される、なんてことはほぼありません。

しかし中には、キャリアと同じようなシステムを採用しているMVNOも存在します。

Y!mobileや、UQ mobileのぴったりプランがそれです。


格安SIMは縛りが緩いと紹介されていることも多いですが、特に音声通話に対応しているSIMカードの場合は1年程度の最低利用期間が設けられている場合が多いです。

この最低利用期間だけでも月額料金と合わせて確認しておきましょう。

縛りが緩ければ、もし不満が出てきても気軽に解約して他社に乗り換えられるのでリスクが小さいです。

せっかく他の格安SIMに乗り換えて月額料金が安くなっても、解約金のせいで高く付いてしまっては元も子もありませんからね。

通信速度が不安定なMVNOこそチェックしておきたいポイントです。

格安SIMの老舗で評判が良いIIJmioは、契約期間が長いほど解約金が安くなっていく良心的なシステムを採用しています。

利用開始月に解約した場合の解約金は12,000円ですが、1か月経過するごとに1,000円ずつ安くなっていきます。

実効速度もわりと安定していて安心して利用できるMVNOです。

実店舗によるサポート体制はあるか?

ほとんどのMVNOは実店舗を持っていません。とは言え、店舗を展開しているMVNOも多少は存在します。

2016年6月現在、イオンスマホは全国213店舗のイオンで、楽天モバイルは都市部を中心に61店舗で格安SIMの販売を行っています。

もちろんセット販売端末も取り扱っており、格安SIMを申込んだ当日に端末を持ちかえることが可能です。

WEBサイトからの申込みはよく分からない、専任のスタッフと相談しながら契約するプランを決めたいという方は、近所に実店舗を構えているMVNOから選ぶのも悪くないでしょう。

初心者の難関、APNもクリアできますね。


イオンスマホはオプションとしてWEBサイト電話でのサポートも充実しているので、WEBサイトから格安SIMを購入して分からないことがあれば店舗や電話で相談する、といったことも可能です。

契約手続きやスマートフォンの設定方法に自信がない方は、実店舗のサポート体制についても比較して選べば安心です。

その他

MVNOを選ぶ際、なるべく利用しているユーザーが多そうな事業者を選ぶことをオススメします。

逆に言うと、あまり名前を聞いたことのないような事業者と契約することはオススメしません。

この格安SIMの世界では「一般にあまり知られていない隠れた良サービス」なんて都合の良いものは存在しません。

良いサービス、良い通信事業者は口コミ等であっという間に広がるからです。


例えば通信速度1つを取っても、MVNOはキャリアと比べると不安定です。ユーザーが増えて帯域が混雑すると速度が低下しやすいです。

もし仮に、無名で快適に通信できるMVNOが存在したとしても、それが有名になって契約するユーザーが増えると速度が著しく落ちてしまうリスクが高いです。

今まではユーザーが少ないから快適に利用できただけで、ユーザーが増えると途端に快適ではなくなってしまうでしょう。


契約ユーザーが多くても安定してそこそこの通信速度が出ている、そんなMVNOなら多少混雑しても快適にデータ通信を利用することができるハズです。

MVNOを選ぶ際は、これらを総合的に比較して慎重に検討しましょう。

※当サイトに掲載している情報は、万全の保証をいたしかねます。
機器、サービスの価格、スペック等の詳細情報は、必ず各公式サイトでご確認ください。