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どっちがお得?格安SIMとWiMAXの徹底比較!

いわゆる格安SIMとWiMAX 2+は、どちらもSIMカード方式のデータ通信を利用できるという意味では似たようなサービスですが、実際は全く異なるサービスと言っても過言ではありません。


根本的には異なるサービスなのですが、例えばWiMAX 2+のモバイルルーターを契約することでスマホの通信量を節約することは可能です。

WiMAX 2+のギガ放題は7GB制限がないので、データ通信量が多いなら格安SIMの大容量プランを契約するよりもWiMAX 2+を利用したほうが快適に利用できるかもしれません。


ここでは両者の違いを噛み砕いて説明してみます。

格安SIMとWiMAX 2+の違い

WiMAX 2+はUQコミュニケーションズ株式会社が提供するデータ通信サービスの名称です。

モバイルルーターなどのデータ端末専用のサービスであり、本来の意味ではスマートフォンで利用することはできません。

しかし、auやUQ mobileが販売するスマートフォンの中には「WiMAX 2+対応」と謳っている機種も存在します。これは一体どういうことでしょうか。


少し難しい話をすると、WiMAX 2+ではTD-LTEの2.5GHz帯(Band41)でデータ通信を行っています。

このBand41はWiMAX 2+のサービスとしてだけではなく、実は親会社であるKDDIのauでも相互利用が可能となっています。

つまりauや、そのMVNOであるUQ mobileのSIMカードを挿した対応スマートフォンでもBand41で通信することが可能なのです。

そのため「WiMAX 2+」は広義の意味でau LTEのBand41のことを指し、Band41に対応しているスマートフォンが「WiMAX 2+対応」と謳われることがあるのです。

WiMAX 2+のSIMカードをスマートフォンに挿しても通信できない

ここで1つ疑問を持たれる方がいるかもしれません。

WiMAX 2+のサービスとしてスマートフォンが販売されていなくても、SIMカードをスマートフォンに挿し替えれば「WiMAX 2+のスマートフォン」として使うことができるのではないかと。

答えは「ノー」です。


WiMAX 2+のSIMカードは専用端末でのみ動作するように設定されています。

格安SIMのようにSIMフリー端末に挿し替えても通信することは不可能なのでご注意ください。

以上、格安SIMとWiMAX 2+は根本的に異なるサービスであるということが、なんとなくお分かりいただけたでしょうか。

格安SIMとWiMAX 2+のメリット・デメリット

それではユーザーの立場から見て、格安SIMとWiMAX 2+にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

格安SIMのメリット

格安SIMのメリットは自由度の高さ

スマートフォンで利用することはもちろん、WiMAX 2+のようにモバイルルーターで利用することもできます。

端末購入は必須ではなく、SIMカードのみ購入すれば月額料金は1,000円以下に抑えることも可能です。


またMVNOと呼ばれる、格安SIMを提供している通信事業者がたくさん存在します。

MVNOはそれぞれ多種多様な料金プランを提供しているので、自分の利用スタイルに適した料金プランを見つけられるはずです。

WiMAX 2+と比べた場合、通信可能なエリアの広さもメリットとして挙げられます。

実際に格安SIMで通信できる周波数帯(バンド)はMNOによって決まりますが、いずれにしてもBand41しか利用できないWiMAX 2+よりは圧倒的に広いエリアで、安定した通信を利用することができます。

格安SIMのデメリット

格安SIMはその自由度の反面、MVNOごとに細かいサービス内容が異なったり、料金プランも多種多様で複雑であることがデメリットと感じる方が少なくないかもしれません。

また、MVNOによって実効速度に大きな差があるどころか、同じMVNOであっても時期や時間帯、場所によって通信速度に波があります。

安定してスピードが出るMVNOも存在しますが、WiMAX 2+と比較すると通信速度は不安定と言わざるを得ないです。

特にデータ容量無制限を謳う格安SIMは総じて通信速度が遅い傾向があります。


ここで注意しないといけないのは、不安定なのはあくまで通信速度です。

通信エリアはWiMAX 2+よりも広いですし、屋内での繋がりやすさは格安SIMのほうが上です。

WiMAX 2+のメリット

WiMAX 2+のメリットは通信制限の緩さが挙げられます。

特にギガ放題プランは完全な使い放題ではありませんが、月間のデータ容量制限がないのでたっぷり利用することができます。

ただし直近3日間の通信量が3GBを超過すると通信速度が制限されます。

しかしその制限も格安SIMほど厳しくはなく、YouTubeの標準画質が視聴可能な程度のスピードが出るように調整されています。

ブラウジングや動画視聴くらいなら、制限された通信速度でも問題なく可能です。


また料金プランはシンプルで、基本的にギガ放題か7GB制限があるプランかの2択です。

もっと言えば7GB制限があるWiMAX 2+にメリットはないので、実質ギガ放題一択で非常に分かりやすいです。

WiMAX 2+のデメリット

もちろんデメリットもあります。

まずWiMAX 2+で利用できるBand41についてですが、高周波数帯のため屋内へ電波が届きにくいという特性があります。

地下や山間部なども同様で、WiMAX 2+は障害物に非常に弱いのです。

余談ですが、auやソフトバンクが提供している通称プラチナバンドは、それぞれ800MHz帯と900MHz帯のことを指しています。

周波数が低いほうがコンクリートを透過しやすく、障害物を回避しやすいので電波が繋がりやすいのです。同様にドコモも800MHzを提供しているので安心して利用できます。


話を戻して、WiMAX 2+は料金プランが実質一択であることもデメリットです。

しかもそのギガ放題の月額料金は4,380円/月で、1,000円以下から利用することもできる格安SIMと比べると高額と言わざるを得ません。

ただし、実はWiMAX 2+にも格安SIMのようなMVNOが存在します。WiMAX 2+のMVNOは月額料金を据え置く代わりにキャッシュバックを行っていることが多いです。

本家UQと比べると細かいサービス内容が異なったり品質は下がる可能性がありますが、コスト重視ならMVNOのWiMAX 2+を検討するのも良いでしょう。


また先ほど説明したように、緩いとは言っても直近3日間の通信量が3GBを超過すると通信速度が制限される可能性があります。

月間のデータ通信量が30GBを超過するくらい大量に通信する場合、通信速度が落ちてしまって不満に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしWiMAX 2+ほど大量通信に適したモバイル通信サービスはなかなか存在しません。

固定回線の代替として考えているならばそれは諦めて、大人しくフレッツ光などの固定回線を契約するしましょう。

格安SIMがおすすめな人

スマートフォンでの利用がメインなら、そもそもWiMAX 2+は選択肢に入りません。

WiMAX 2+のルーターを経由してインターネットを利用することもできますが、既に説明した通りWiMAX 2+は電波が繋がりにくいというデメリットがあるので、そもそもデータ通信量が少ない人が契約しても恩恵はありません。

テザリングを利用したり数十GB単位で大量通信を行うのでなければ、格安SIMの利用を考えましょう。

WiMAX 2+がおすすめな人

データ通信量が多い人、あるいはテザリングを利用する人ならWiMAX 2+を検討してみても良いかもしれません。

モバイルルーターを契約せずとも格安SIMを挿したスマートフォンでテザリングすることも可能ですが、スマホのバッテリー消費が早くなってしまいます。

またスマートフォンのテザリング機能は、一部の最新機種を除き2.4GHz帯しか利用できません。2.4GHz帯は他の機器と干渉しやすく、通信が不安定というデメリットがあります。

しかしWiMAX 2+の最新モデル、Speed Wi-Fi NEXT W03は干渉しにくい5GHz帯に対応しています。

Wi-Fi子機としての5GHz帯に対応している機器はかなり増えてきているので、親機が5GHz帯に対応しているか否かで快適さが全く違います。

固定回線の代替、あるいは兼用することも可能です。いずれにしてもWiMAX 2はデータ通信量が多い人向きのサービスです。

おすすめ格安SIMと端末

データ通信はたくさん利用するけれどもWiMAX 2+を契約するほどではない…という方に必見の格安SIMと端末を紹介します。

楽天モバイル+honor 8

従来は最大10GBまでのプランしか提供していなかった楽天モバイルですが、2016年11月4日から20GBと30GBの大容量プランが新設されました。

もちろんテザリングを利用しても追加料金は発生しないので、テザリングを利用して通信量もそこそこ多いという人にぴったりです。


楽天モバイル取扱い端末でオススメの機種はP9が存在しますが、このP9にも劣らないようなスペックを備えています。

honor 8はHisilicon Kirin 950のオクタコアCPUや4GBのメモリを搭載していますが、メモリに関してP9は3GBしか搭載しておらず、honor 8のほうが上回っています。

CPUはP9のほうが高性能なものを採用していますが、これに関してはそこまで大きな性能差はありません。

ライト~ミドルユーザーならCPUの性能差よりも、メモリが大容量であるメリットのほうが大きいでしょう。

そんなhonor 8はP9よりも圧倒的に安い42,800円で販売されています。2016年に発売された格安スマホの中では、トップクラスのコストパフォーマンスを誇る機種です。

BIGLOBE SIM+ZenFone 3 Deluxe ZS570KL

BIGLOBE SIMのライトSプランや12ギガプランを契約すると、公衆無線LANサービスのBIGLOBE Wi-Fiのライセンスが1つ無料で付帯されます。

外出先にWi-Fiスポットがあれば、WiMAX 2+を契約しなくても通信制限を気にすることなくインターネットを利用できます。


またBIGLOBE SIMとの組み合わせが良いスマートフォンとしてZenFone 3 Deluxe ZS570KLをご紹介します。

ZS570KLは2種類存在するZenFone 3 Deluxeの大きいほう、5.7インチの最上位モデルです。

実はBIGLOBE SIMではZS570KLの取り扱いがないので、別途ASUS公式オンラインショップなどで購入しないといけません。

しかもZS570KLは現在品薄で手に入りにくい状況となっています。


しかし、それでもオススメしたい理由があります。

ZS570KLは数少ない5GHz帯のテザリングに対応しているスマートフォンなのです。

モバイルルーターでなくとも5GHz帯で安定したテザリングが可能なので、BIGLOBE Wi-Fiが利用できない場所でPCをインターネットに接続したい場合などに重宝するはずです。

さらにZS570KLにはWi-Fiで接続中のインターネット回線をさらにWi-Fiテザリングとして他の機器と共有する機能が備わっています。

無料で付帯されるBIGLOBE Wi-Fiのライセンスは1つだけですが、この機能のおかげで複数の端末で同時にBIGLOBE Wi-Fiを利用することが可能になります。

またBIGLOBE SIMでは、BIGLOBE以外から購入した端末でも加入できる「BIGLOBE SIM端末保証サービス」を提供しています。

ZS570KLは到底格安スマホとは呼べない高額な機種ですが、BIGLOBE SIMを契約すれば手厚い端末保証を受けられるので安心です。

まとめ

格安SIMとWiMAX 2+は基本的に異なるサービスなので、スマートフォンで通信したいのかどうか、また通信量はどれくらいなのかといった利用スタイルを考えてみると、自分に適しているサービスがどちらなのか答えはすぐに出てくると思います。

目安としては月間のデータ通信量が30GB程度、あるいはそれ以上ならWiMAX 2+を検討してみると良いでしょう。

コストを抑えたいならUQのMVNOが提供するWiMAX 2+サービスを契約するのも手です。

スマートフォンで利用したい、あるいは月間通信量が30GBを超えるほどではないなら、格安SIMの大容量プランや公衆無線LANサービスが利用できるMVNOを検討してみてはいかがでしょうか。

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