Menu

使ってみて分かった!格安スマホの欠点3つ

格安スマホは月々の利用料金は安いのですが、その代償は少なからず存在します。

ここでは10社以上のMVNOを利用してきた筆者が実際に感じた、MVNOやいわゆる格安スマホの欠点についてお話しします。

通信速度の面でキャリアに劣る

格安スマホに関して誰もが口にするのが「通信速度が遅い」という欠点です。


遅いと断定するのは若干語弊があり、MVNOはMNOとなるキャリアから借りた回線をユーザーに提供しているので、調子が良い時はキャリアと同等の実効速度で通信するということも理論上はあり得ます。

しかし、これはあくまで借りてきた回線、キャリアの帯域を間借りしているに過ぎないので同時に捌ける通信量は劣ります。

そのため、通信するユーザーが多い時間帯は、回線が混雑するスピードが速く実効速度が著しく落ちることがあるのです。

実効速度が速いと評判の良いMVNOがあったとしても、その評判を聞きつけてユーザーが殺到すればやはり混雑しやすくなるでしょう。


これは全てのMVNOに共通して言えることですが「事業者がしっかり設備の増強に取り組まなければすぐに実効速度が遅くなる」というリスクが常に潜在しているのです。

通話料金が割高である

格安スマホのデータ通信料は破格と言っても良いほど安いのですが、通話料金に関しては割高と言わざるを得ません。

完全な通話定額プランを提供していなければ、家族間の通話を無料でできるMVNOも存在しないからです。


LINEなどのIP電話アプリを利用すればユーザー同士は無料で通話できます。しかしIP電話は通話品質が不安定という点で大きく劣ります。

また050 plusなどを利用しても発信できない電話番号はそこそこあり、結局従量制の料金で通話する羽目になります。

最近は楽天でんわなどのプレフィックス機能により、通話料半額や限定的な通話定額を提供する事業者も増えました。

しかし、その引き換えにVoLTEの高品質な通話が利用できなかったり、発信先によっては電話番号が通知されないというデメリットもあります。


あまり通話しない人にとっては問題ないかもしれませんが、特に家族と頻繁に電話する人ならその品質の差を感じられるのではないでしょうか。

大手キャリアは確かに料金が高いですが、高いだけのことはあって快適な通話が利用できるのもまた事実です。

防水等ガラケー機能を搭載している機種が少ない

格安スマホに乗り換えられない理由としてはこれが最も多いのではないでしょうか。

  • 防水、防塵
  • ワンセグ、フルセグ
  • 赤外線
  • おサイフケータイ

最近でこそ、モバイルSuicaに対応するなど、ガラケー機能を搭載した国内メーカー製のSIMフリースマートフォンはいくつか販売されています。

しかし、いずれもハイエンドとは程遠い、型落ち感が否めないスペックの機種ばかりなのが現状です。


一方でキャリアから発売される機種は、海外メーカー製のハイエンドでも防水対応やおサイフケータイを搭載していたりします。

これに関しては格安スマホの欠点と言わざるを得ないでしょう。


ただ、機種にこだわりがない人や、ライトユーザーであれば全く気にならないことかもしれません。

ASUSのZenFoneシリーズなど、ガラケー機能を搭載していなくても高性能で使いやすい端末はいくらでもありますからね。

しかしネックなのは、いわゆるガラケー機能だけではありません。

ガラケー機能以外にも搭載していない機能が多い

VoLTE、LTE回線を利用した高品質な音声通話が利用できるSIMフリースマートフォンもほとんど存在しません。

もっとも存在したところで、MVNOの料金体系は通話料金が割高なのであまり通話しようという気になりませんが…。

これも格安スマホの欠点でしょう。


みおふぉんダイアルや楽天でんわのような通話料を割引くプレフィックスサービスは存在します。

しかし、これらのサービスを利用した音声通話では高品質なVoLTEの恩恵を受けられないのです。

また、CA(=キャリアアグリゲーション)に対応していない端末も非常に多いです。

CAは複数のLTE回線を同時に利用して通信することで、通信速度を速めて安定化させるというメリットがあります。

VoLTEやCAに関しては今後対応機種が増えてくることを期待したいです。


ただし格安SIMを契約しても、ここに挙げた機能の全てを諦めないといけないわけではありません。

例えばドコモのスマートフォンならSIMロックを解除しなくてもドコモ系のMVNOで利用できますし、ドコモ端末に格安SIMを挿すことでCAやおサイフケータイを利用することだってできます。

ただ、もう少しラインナップが充実すれば格安スマホへのハードルはもっと下がるのではないかなと思います。

まとめ

筆者は複数のMVNOを契約して利用していると同時に、大手キャリアのスマートフォンも複数契約しているので両者の違いは日々実感しています。

どちらにもそれぞれメリットとデメリットは存在します。


高品質なVoLTEで長時間通話を利用したいならキャリアで通話定額プランを契約するのがベストですし、少々通信速度が遅くても大量に通信したいなら格安スマホのほうが割安です。

スマートフォンの維持費を安く抑えるためには、格安スマホのデメリットを理解しつつ、自分の利用スタイルに適したプランを見つけることが大事です。

※当サイトに掲載している情報は、万全の保証をいたしかねます。
機器、サービスの価格、スペック等の詳細情報は、必ず各公式サイトでご確認ください。