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スマートフォンを海外で使用する際の注意点と対策方法

旅行などで海外へ行く際、普段日本で使っているスマートフォンをそのまま持っていく人は珍しくないでしょう。

国内で契約したスマートフォンをそのまま海外で利用することはできませんが、キャリア契約者なら海外ローミングサービスを申込むことで、SIMカードを挿し換えることなく通話もネットも利用できます。

またローミングサービス以外にもレンタルWi-Fiルーターや現地のプリペイドSIMカードを契約、あるいはフリーWi-Fiなどを利用するという手段もあります。

そんな便利なスマートフォンですが、 日本にいる時と同じように扱っていると思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあります。

ここでは 海外でスマートフォンを使用する際に注意すべきポイントを紹介します。

フリーWi-Fi接続中は通信内容に注意

日本と比べると、海外では誰もが利用可能な無料の Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)が充実しています。

しかし無料で解放されているWi-Fiスポットほど危険なものはありません。

無料のWi-Fiスポットは多くのユーザーに利用してもらうためにセキュリティを弱めに掛けていたり、そもそもセキュリティを掛けていないことも多いです。

また、いずれの場合にしても、 悪意がある人間の手に掛かれば簡単に通信内容を傍受されたり、ウイルスを送り込まれるなどの被害を受ける恐れがあります。

さらに悪意ある人間が公共のWi-Fiスポットに成りすまして、名前が似ている偽物のWi-Fiスポットを設置している可能性もあります。

フリーWi-Fiを利用する際にはこのような問題が必ず付いてきます。


自衛手段は極力無料のWi-Fiスポットは利用しないこと、これに限ります…が、利用せざるを得ない状況もあるでしょう。

どうしてもWi-Fiスポットに接続する時は、個人情報やクレジットカードの番号など、流出すると困るような情報だけは絶対に扱わないようにしましょう。

盗難や紛失に気を付けよう

日本人が海外でよく被害に遭うのがスマートフォン、特にiPhoneの盗難です。iPhoneは型落ちの中古品でも高値で売れるので非常に狙われやすいです。

被害に遭わないためには、公共の場ではスマホを取り出さないようにしましょう。

お店のテーブルの上に放置するなんてことはもっての外で、スマホを操作している最中にひったくられる可能性でさえ十分にあります。

周囲に気を配っているつもりでも、盗まれる時はあっという間です。


またiPhoneならiTunesの「iPhoneを探す」、Android端末なら「デバイスマネージャー」から 紛失した端末を追跡するサービスがありますが、これらは ネットワークから切断されると追跡できなくなるので悪意を持った人間に対しては無力である点にも要注意。

iPhoneは対応ネットワークや周波数帯の関係から世界中のどこの国でも快適にデータ通信を利用できるというメリットがありますが、盗難に遭うリスクが非常に高いことも知っておきましょう。

海外専用の格安スマホを用意しておくと安心

しかし盗難を恐れていては外でスマホを使うことができません。

そこでオススメする対策方法は、海外用の格安スマホを用意することです。

ここで述べる格安スマホとは単純に本体価格が安いスマホのことを指します。

つまり盗まれてしまっても惜しくない端末を使おう、ということです。むしろ格安機を使っていれば盗まれるリスクも低くなるので一石二鳥です。


低価格帯でおすすめの機種は g06 です。対応周波数帯は決して多くはありませんが、2G/3G/4Gと一通り対応しているのでかなり多くの国や地域で通信することが可能です。

またg06はSIMスロットを2基搭載しているので、国内で使用しているSIMカードと海外で使用するSIMカードを 2枚同時に挿入しておくことができ、わざわざ挿し換える手間が省けるというメリットもあります。

故障した場合は現地のショップで修理してもらえる?

どれだけ気を付けていても故障などの予期せぬトラブルに見舞われる可能性はあります。

それでは、もし日本から持ち込んだスマートフォンが故障した場合はどうすれば良いのでしょうか。

残念ながら多くの場合、 日本で購入したスマートフォンは日本国内でないと購入した店舗やメーカーのサポートを受けられません。

つまり修理するのは日本に帰国してからということになります。滞在中にどうしてもスマートフォンが必要な場合は、現地で新しい端末を調達するしかないでしょう。


ただしAppleのiPhoneは例外的に海外でも修理することが可能です。

iPhoneは購入した国に関わらず全世界のApple Store、もしくはApple正規サービスプロバイダでアフターサポートを受けることができるのです。

もちろん通常の修理サービスだけでなく、加入者は Apple Care+の保証サービスも受けられます。

細かいサービス内容は国や地域によって異なる場合があり、修理費用が発生する場合は現地の水準となりますが、Appleがサービスを展開している国であればどこでもサポートを受けられるというのは安心ですね。

端末のみ購入することは難しくない

万が一現地で新しい端末を購入する必要に迫られても、それほど心配する必要はありません。

海外では回線を契約せずに端末のみ購入することはごく一般的なことなので、量販店などへ行けば誰でも簡単にスマートフォンを購入することができます。

また、海外ローミングを利用しているスマホが故障して通信する手段がなくなったというような場合は、 プリペイドスマホを購入すると良いでしょう。

最初に 数日~1か月分程度の定額料を払うことで、購入したスマホですぐにデータ通信が利用可能になります。


ところで海外でスマホを購入した場合、今度は海外のスマホを日本に持ち込む際に気を付けないといけない点があります。

海外で購入したスマホを国内に持ち込む際の注意点

海外で販売されているスマートフォンのほとんどは 技適マークが付いておらず、そのような無線機器を日本国内で使用すると 電波法違反となる可能性があります。


海外で購入したスマホを国内に持ち込む際の注意点

画像引用:総務省「技適マーク、無線機の購入・使用に関すること」

噛み砕いて説明すると、 スマホに限らずLTEやWi-Fiなどの無線通信が可能な機器は全て、電波法が定める技術基準を満たして技適マークを表示しなければいけない、という決まりがあります。

技術基準を満たしていない、技適マークがない機器が無線通信を行うと、周囲の通信に悪影響を及ぼす恐れがあるからです。

日本で正規に販売されているスマホは全て技適マークを表示できます。

しかし電波法は日本の法律に過ぎないので、日本で販売されていないスマホはほぼ全て技適マークが付いていないと考えて間違いありません。

つまり海外で購入したスマホを国内に持ち込んでも原則使用してはいけないのです。

条件付きかつ限定的に合法利用が可能ではある

ただし例外もあります。

技適マークがないスマホでも、海外の通信事業者と契約して3G/LTEの海外ローミングで使用する場合は例外的にOKとされています。

また日本に訪れる外国人観光客などの利便性を考慮して、「電波法の技術基準に相当する技術基準に適合する端末」「入国から90日以内」などの条件付きで、海外ローミング以外の通信も可能とする規定があります。

このように技適マークがないスマホを合法的に使用する方法がないわけではありませんが、あまり現実的ではありません。


また仮に合法的に使用できたとしても、周囲の通信に悪影響を及ぼす可能性は拭えないので推奨される行為ではありません。

技適マークがないスマホは、国内では使用しないように注意しましょう。

まとめ

日本に比べると海外では 無料のWi-Fiスポットが充実しているのでついつい利用してしまいますが、セキュリティ的に危ういサービスであることは知っておきましょう。

またスマートフォンの 盗難事件も多いです。

特に日本人はiPhoneの所有率が高くて狙われやすいので、公共の場ではあまり取り出さないことをおすすめします。

国内で購入した端末を海外で修理できるのは基本的にAppleのiPhoneに限られます。

すぐに代わりの端末が必要な場合は、現地で新たにSIMフリースマートフォンを購入すると良いでしょう。

ただし海外で販売されているスマートフォンのほとんどは技適マークが付いていないので、 帰国後は使用しないようにご注意を。

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