どうやって選ぶ?格安スマホの選び方まとめ
あらゆる検討を重ねて、いざ格安スマホの購入を決断!と思いきや10社以上の MVNO(通信事業者)から複数の格安スマホプランがサービスされているため、どう選べば良いか方法が分からないのではないでしょうか。
スマホの使い方によって端末料金にこだわるのか、月額料金にこだわるのか。
もしくはディスプレイサイズなのか、それともスペックにこだわりたいのか、など個人によって選び方が変わってくるでしょう。
今回はそんな格安スマホ選びをしている方に向けて、はじめての格安スマホ選びを指南していきましょう。
ここでは、MVNOが取り扱っているSIMフリースマホと格安SIMカードのセットプランを格安スマホとして定義し、格安スマホを選ぶ方法を紹介していきます。
目次
端末価格(スマホ本体価格)から格安スマホを選ぶ
格安スマホは、MVNOが格安SIMカードとセットで販売しているため分割購入をすることも可能ですが、端末価格がリーズナブルなモデルも多く、 一括購入もオススメです。
そうすれば月額料金は 格安SIMのプラン料金(+通話料)だけと、シンプルな支払いを実現できます。
最近では、端末料金が 3万円前後のクラスでし烈な競争が起こっており、十分過ぎるほどのスペックを持つ端末から選ぶこともできます。
それよりも さらに安い1万円前後のクラスのスマホも販売されており、初めてスマホを利用してみるユーザーには安くスマホを持つことができるためオススメなのではないでしょうか。
端末料金がもっと高い5万円以上のハイエンドクラスともなると、高性能かつ高速処理といった恩恵をフルに受けられる端末を購入することができます。
今までキャリアで端末セットを購入した場合は、10万円前後のモデルを24回の分割で 2年縛りという条件で購入していた人も多いでしょう。
料金面から考えるとキャリアではそのラインナップのほとんどがハイエンドスマホだったということがわかります。
Soldiでは具体的な端末価格帯ごと特徴・傾向やおすすめの端末について下記の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
参考記事:「 格安スマホの端末価格(機種代)を比較して選ぶ!オススメまとめ版 」
性能スペック(CPUやメモリ)から格安スマホを選ぶ
あらゆる処理を司る CPUは、デュアル(CPUが2個)コアからクワッド(CPUが4個)コア、さらに、オクタコア(CPUが8個)と進化を辿り、高精細なグラフィックの描画特性や、加速度センサーの処理、ゲームなどに威力を発揮します。
MVNOの中にも、こうした価格の高いハイエンドスマホをラインナップしているところがあります。
一度に処理をこなす量を決める メモリ(RAM)も、最近では2GBや3GBを搭載しているモデルが登場しており、一昔前のフラッグシップスマートフォンと何ら変わらない動作スピードを誇るモデルが続々と登場しています。
Android端末は、メーカーのこだわりや端末の特性によってスペックが決定される傾向にあり、同メーカーのシリーズで価格とのバランスをみながらチョイスすることが可能となっています。
傾向としてクワッドコア&メモリ2GBは当たり前、オクタコアモデルも登場
多くのユーザーが狙っているであろう3万円前後クラスの端末のほとんどに、クワッドコアCPU(CPUが4個)が当然のように採用されています。
さらに価格帯をあげてフラッグシップ機に注目してみると、オクタコア(CPUが8個)を搭載しているモデルも登場しており、傾向として純粋な処理スピードを追求しているモデルと、大画面でグラフィックにこだわるモデルとでCPUの構成に違いがあります。
大画面モデルでは、メインCPU用に4コア、グラフィック用CPUでさらに4コア、と役割を分けています。
こうして分業させることによって、通常の処理スピードを担当しているメインCPUの負荷を分散させて、快適に使用することが可能となっています。
CPUで高速処理された動作を快適に反映させるためのメモリもより多く積まれる傾向にあります。
これまでは、2GB搭載モデルは少なかったものの、2015年夏の時点ではすでに最低でも2GB、バリエーションによってハイスペックなものは4GBモデルも登場しています。
CPUだけが高速でもメモリが少ないと、処理がさばけないケースも考えられます。
常に複数のアプリを立ち上げている機会が多いユーザーは、このメモリにも注目してみましょう。
具体的な選び方や端末種類は下記の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
参考記事:「 端末スペックを比較して格安スマホを選んでみよう! 」
MVNO(通信事業者)から格安スマホを選ぶ
MVNO事業者がSIMカードとセット販売している端末からチョイスすることができます。
「事業者はココと決めている」、もしくは 「初めてだからSIMカードと端末をセットで購入したい」というユーザーはこの方法がオススメです。
セットで購入することによって、キャリア同様に 24回の分割購入をすることもできますので、価格の面でも購入しやすくなります。
SIMフリー端末なので、通信速度に満足できなくても移行しやすい
ここで紹介している端末は、 SIMフリー端末なので、そのMVNO事業者の通信速度に満足できなくて、「他に移りたい!」と思えば比較的カンタンに解約できます。
音声通話付きのプランは解約に関して違約金が発生するケースがありますが、データ通信プランであれば、すんなりと解約することができます。
その際、 気をつけなくてはならないのが、端末代金の残債です。
分割購入している場合は、残債のことも頭に入れておきましょう。
様々なMVNO事業者を試したい物好きな方は、最初から一括購入がオススメです。
さらに、 家庭用ネット回線との組み合わせで、基本料金を割引しているMVNO事業者もありますので、「最近、光コラボ※で転用した先でも格安スマホを扱っていたので…」というユーザーは、同ブランドで揃えて割引、さらなる通信料削減をねらうのも良いかもしれません。
「光コラボ」とは?
東西のNTTより通信事業者が光回線を借り受ける新サービスのこと。
ユーザーにとっては、従来よりもリーズナブルな料金、請求や問い合わせ先がプロバイダなど事業者に一本化されるメリットがある。家庭用回線をMVNO事業者が行っているようなイメージ。
また月々の支払がポイント還元されたりWi-Fiスポットが利用できたりするMVNOもあります。
気になる方は下記のページから探してみるとよいでしょう。
参考記事:「 MVNO比較 」
MVNOの通信速度は、1月経てばガラッと勢力が変わる不安定さがあります。
キャリアほどのスピードは期待しないと覚悟していれば、最初から家庭用回線とのセットで運用した方が良いかもしれません。
画面サイズ/本体サイズから格安スマホを選ぶ
現在では、5インチ以上の画面サイズ採用しているスマホをリリースしているメーカーが増え、4インチ以下の小型モニタースマホとの棲み分けができるようになっています。
いま流行っているiPhone6やiPhone6sは4.7インチということを考えると、iPhone6sよりも大きスマホが増えつつあるという状況です。
手に持った感触はユーザーによって、全く違いますので、使い慣れたモデルに近いサイズから選択してみるのも、良いかもしれません。
具体的な画面サイズごとの特徴やおすすめの端末について下記の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
参考記事:「 画面サイズを比較して格安スマホを選んでみよう! 」
大きさだけではなく、解像度にも注目したい
大画面でも、解像度が低い液晶を採用していると最新の美麗なグラフィックを享受できません。
表示画面の品質にこだわりたいユーザーは、フルHDを採用しているモデルを狙いましょう。
傾向として大画面化している分だけ、通常のHD画質では粗が目立つ印象をうける可能性もあります。
ただし、フルHDディスプレイはバッテリーの消費量も多く、大容量バッテリーが詰めない5インチクラスではHD液晶採用モデルがほとんどを占めています。
しかし画面の大きさからくる解像度は十分といえます。4Kモニターで楽しみたい、という用途でなければ問題ないでしょう。
画面サイズが大きいということは端末本体のサイズも大きいため、片手での操作性にこだわる方は要注意です。
逆に、画面サイズが大きくなると迫力あるディスプレイやより大容量のバッテリーを搭載できるため何を優先するかが大事となります。
ガラケー機能(付加機能)から格安スマホを選ぶ
防水やおサイフケイタイ、ワンセグ、赤外線などガラケーや日本製のスマホでよく見かけるガラケー機能にこだわりがある方もいるのではないでしょうか。
このような機能はSIMフリー端末では少ないですがなくはありません。
機能ごとの端末や現在の動向について下記の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
参考記事:「 おサイフケータイ/防水/ワンセグ/赤外線機能がある格安スマホのまとめ 」
カメラから格安スマホを選ぶ
最近のスマホに搭載されているカメラ性能の飛躍ぶりには目を見張るものがあります。
独自のエフェクトや撮影メニューなどをはじめ、ダブルレンズやレーザーによるオートフォーカスなど、画作りにこだわったカメラを搭載したモデルが多く登場しています。
まとめ
このページではスマホの選び方を様々な角度から紹介してきましたが、自分に合うスマホの探し方はイメージできたでしょうか。
どの選び方もピンとこない方は、価格から選んでみてはいかがでしょうか。
比較的安価でSIMフリー端末が手に入るということもあり、事業者を変更するときに手元に残った端末に次のSIMカードをそのまま挿すことができます。
メリットを活かして格安スマホを楽しみましょう!