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持ち運べるWi-Fiは何があるの?モバイルWi-Fiに必要な全知識

モバイルWi-Fiに必要な知識

外出先でもインターネットをしたい事が増えてきたなどの理由で、 持ち運べるWi-Fi、つまり「モバイルWi-Fi」で どこでもインターネットができる環境を手に入れたいと考える人が増えてきました。

ただ、色々と調べてみるものの、多くの会社からいろんな種類が出ているしプランも複数あり、どれを選んでいいのか分からなくなりますよね。

この記事ではこんな疑問に答えます!

  • 持ち運べるWi-Fiにはどんなタイプがあるの?
  • それぞれの特徴や違いは何?
  • そもそも契約しないと手に入らないの?どこと契約すればいい?

種類がたくさんある中で、結局どれがおすすめなのか、知りたいと思う方も多いでしょう。

そこで当記事では、持ち運びのできるWi-Fiを全てまとめました。(2017年6月現在)

この記事を読めば、 あなたがどれを契約すれば良いのかが分かるでしょう。

※持ち運びWi-Fiは、以後「モバイルWi-Fi」と表記します。

2017年6月現在のモバイルWi-Fi全5種類とオススメを解説

2017年6月現在、契約可能なモバイルWi-Fiはドコモ、ソフトバンク、au、Y!mobile、WiMAXの全5種類です。

結論から言うと、この中で 筆者のおすすめはWiMAXです。


各社のモバイルWi-Fiの特徴をかんたんにまとめましたので、まずは下の表を見てみてください。


月間の利用上限 月額料金 短期速度制限 契約期間 お得なポイント
ドコモ 5GB~20GB 6,900円(5GB) なし 2年
ソフトバンク 7GB 4,196円(7GB) 3日間で1GB 2年 スマ放題
au 7GBまたは 無制限 4,380円(無制限) 3日間で10GB 2年 auスマートバリュー割(934円/月)
Y!mobile 7GBまたは 無制限 4,380円(無制限) 3日間で10GB 3年
WiMAX 7GBまたは 無制限 4,380円(無制限) 3日間で10GB 2年 1~3万円のキャッシュバック有/auスマートバリュー割

特にデメリットとなる部分は 赤字、メリットは黄色のマーカーで示しています。

総合的に見ると、やはりWiMAXに軍配が上がります。


多くの人が気になるポイントは、

  • つながりやすさ
  • 月間の利用上限(データ量)
  • 料金

の3つだと思います。

つながりやすさは地域や端末によっても違うため、「実際に使ってみないとわからない」というのが現状です。

また、スマホを利用している方ならお馴染みのデータ制限ですが、モバイルWi-Fiルーターとして使うなら、やはり無制限のプランを選べる会社がおすすめです。

毎日1時間動画を見続けた場合、1ヶ月で約7GBとされていますが、ゲームのダウンロードやパソコンのアップデートではあっという間にオーバーしてしまいます。

月額料金については、一見すると各社とも横並びのように見えますが、WiMAX以外は端末代が別にかかってきます。

そのため一括購入なら初期費用として1~2万、分割なら月々1,000~2,000円ほど上乗せされます。


それでもやはり、自分の携帯キャリアと同じ会社で契約した方がいいのかな?と思うこともあると思います。

そんな方のために、ここからは5社すべてのサービスの特徴を、会社別に詳しく比較していきます。

また、比較表を見て「WiMAXがいい」と思った人は、「 筆者のオススメはWiMAX「GMOとくとくBB」」の章へ進んでください。

ドコモのモバイルWi-Fiの特徴と強み・弱み

まずはドコモから見ていきましょう。

ドコモのモバイルWi-Fiの特徴をまとめると、次のようになります。

  • 対応エリアが広い
  • 短期速度制限がない
  • 料金が高い
  • 月の通信量上限はシェアパックで100GBまで選べるが、無制限プランがない

ドコモのモバイルWi-Fiは、「基本プラン1,900円」+「データMパック(5GB)5,000円~」でも合計6,900円となり、 他社に比べて圧倒的に高いです。

たくさん使える30GBの「ウルトラデータLLパック」は8,000円で、基本料や端末代を合わせると1万円を超えてしまいます。

ですが、もし自宅や職場など 利用したい場所がWiMAXの圏外だった場合は、対応エリアの広いドコモを選択肢に加えてみてもいいかもしれません。


実は、「格安SIM」を使うとドコモのサービスを安く運用することが可能です。

気になる方は、4章「 【詳しい人向け】SIMフリーWi-Fi×格安SIM」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

ソフトバンクのモバイルWi-Fiの特徴と強み・弱み

ソフトバンクのモバイルWi-Fiは、旧イーモバイルが提供していた「ポケットWi-Fi」のサービスです。

簡単に特徴をまとめると次のようになります。

  • 通信量上限は7GBまで
  • 3日間で1GBの短期速度制限がある
  • 動画や写真などのサイズを勝手に小さくされることがある(画質が悪くなる)

まず速度制限についてですが、 3日間で1GB以上使うと、128kbpsの速度制限がかかってしまいます。

また、公式HPでは通信の際に「各種ファイルの最適化を行うことがある」と明記されています。

これはつまり、動画や写真などのサイズを通信時に勝手に劣化させますよ、ということです。

通信量を抑える工夫とはいえ、きれいな画像を楽しみたい方にはおすすめできません。

次にソフトバンクの良い点ですが、ソフトバンクのスマホで「スマ放題」プランを使っている方は、月額1,900円でモバイルルーターを使うことが可能です。

対象端末の購入が条件ですが、スマホを親機、モバイルルーターを子機として、データをシェアすることができます。

auのモバイルWi-Fiの特徴と強み・弱み

auのモバイルWi-Fiは、次のような特徴があります。

  • 実質的にはWiMAX
  • 無制限プランがある
  • 携帯電話とのセット割引がある
  • WiMAXなのにキャッシュバックがない
  • LTEも使えるが、7GB以上使うと速度制限がかかる

auのモバイルWi-Fiは、実はauの回線ではなく、基本的にはWiMAXの電波を利用しています。

そのため、住んでいる地域によってはauの電波がつながるからと言って契約しても、実際は思うような速度が出ない可能性もあります。

対応エリアや実質的なサービスはWiMAXと同じなので、 auでモバイルWi-Fiを契約するよりは、他のWiMAXのプロバイダで契約した方がお得です。


また、auの回線(LTE)は「ハイスピードプラスエリアモード」で利用できますが、その月の中で一度でも利用すると月額1,005円のオプション利用料がかかります。

「ハイスピードプラスエリアモード」を7GB以上使った場合、たとえ無制限プランであっても、月末まで全ての通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。

このようにau回線の通信は、無制限とは言えないので注意してください。

ルーターとのセット割引として、携帯料金が毎月934円安くなる「auスマートバリューmine」があります。

対象者は、「ハイスピードエリアプラスモード」を無料で利用できます。

ただし、月間7GB制限は残ったままなので注意が必要です。

Y!mobileのモバイルWi-Fiの特徴と強み・弱み

Y!mobileはソフトバンク系列の会社で、「ポケットWiFi」はY!mobileの登録商標です。

簡単に特徴をまとめると次のようになります。

  • 短期速度制限は3日間で10GB
  • 契約期間が3年と他社より長い
  • 無制限プラン「アドバンスモード」はエリア限定
  • 動画や写真などのサイズを勝手に小さくされることがある(画質が悪くなる)

まず料金についてですが、 割引を受けるためには3年契約が必須です。

Y!mobileのスマホ料金は安いですが、ポケットWi-Fiに関しては特別に安いわけではありません。

通信量無制限の「アドバンスモード」が使える「Pocket WiFiプランL」は、キャリアアグリゲーション対応で通常7GBまで使えます。

しかし、この「アドバンスモード」が使えるのは「AXGP」という通信方式に対応したエリアのみで、ほぼ都市部に限定されています。

また、ソフトバンク同様、通信の際に「各種ファイルの最適化を行うことがある」と明記されているので、画質に重点をおきたい方にはおすすめできません。

速度制限については、短期速度制限は3日間で10GBとゆるいです。ただし契約した月間通信量を超えると、送受信時の速度が最大128Kbpsまで制限されます。

解除するには、500MBごとに500円の追加料金がかかります。

WiMAXの特徴と強み・弱み

WiMAXは、auと同じKDDI系列の「UQコミュニケーションズ」が提供するサービスです。

携帯電話とは異なる電波を利用した通信で、特徴をまとめると次のようになります。

  • プロバイダによって1~3万円のキャッシュバックがもらえる
  • 短期速度制限は3日間で10GB、制限後も動画視聴可能
  • 無制限プランがある
  • auユーザーはスマートバリュー割引がある
  • LTEも使えるが、7GB以上使うと速度制限がかかる

WiMAXの契約プランは、月間のデータ通信量が無制限の「ギガ放題プラン」と、7GBまでの「通常プラン」の2つです。

どちらのプランも3日間で10GBの制限はありますが、通信制限後の速度はおよそ1Mbpsと明記されています。

1MbpsはYouTubeの標準画質レベルの動画が視聴可能な速度なので、通常のネットサーフィン等であれば全く問題ありません。

WiMAXのキャッシュバックはもらえる時期が限られていますが、最初からきちんと対処法を知って手続きをすれば、逃さずにもらうことが可能です。

提供会社はauと同じKDDI系列なので、「auスマートバリュー mine」割引の対象となり、月額934円が携帯料金から割引になります。

2017年6月現在のオススメはWiMAX

このように会社によって様々な特徴がありますが、2017年4月現在で契約できるモバイルWi-Fiの中で、一番のおすすめはWiMAXです。

WiMAXは、公式の「UQ WiMAX」以外にも「BIGLOBE」「DTI」など様々なプロバイダが提供しています。

提供エリアや通信サービスはほぼ変わりませんが、料金は契約する会社によって大きく変わってきます。

次の章では、WiMAXでおすすめのプロバイダや、契約の際の注意点を紹介していきます。

筆者のオススメはWiMAX「GMOとくとくBB」

2017年6月現在、WiMAXを新規で契約するなら「GMOとくとくBB」がおすすめです。

筆者おすすめの理由をまとめると、次のようになります。

  • 約3万円の高額キャッシュバック
  • キャッシュバックなしのプランも業界最安値
  • 最新機種が揃っている
  • 料金は端末代込み
  • 契約から20日以内に返送すれば、無料でキャンセルが可能

2017年6月現在、 「GMOとくとくBB」の公式キャッシュバック額は30,500円と業界最高クラスです。

また、キャッシュバックがない分月々の料金を安くしてくれるプランもあり、こちらも月額2,690円からとほぼ最安値です。

販売代理店などのキャッシュバック増額キャンペーンは受け取り条件が違ったりするため、公式サイトからの申し込みをおすすめします。


しかし「GMOとくとくBB」には、人によってはデメリットもあります。

  • 契約方法は、クレジットカードのみ
  • 修理や交換は郵送して行う
  • キャッシュバック手続きが面倒

上記をデメリットとして感じる方は、「BIGLOBE」の方がおすすめです。

「BIGLOBE」は口座振替の契約にも対応していて、初期不良や故障の際にはauショップでの修理や交換も可能です。

キャッシュバックについても受け取り時期になると「振替払出証書」が送られてくるので、金額は少なくても(約2万円)受け取りのお知らせが確実な方が好みの方は「BIGLOBE」を選びましょう。

あまり使わないのであればテザリングという方法もある

ここまでは、モバイルWi-Fiを新規に購入・契約する方法をお伝えしてきましたが、実はスマホ自体をモバイルWi-Fiにする方法もあります。

「テザリング」の活用です。

「テザリング」とは?

スマホをモデム代わりにしてパソコンやiPadなどをインターネットに接続する機能のこと。

2012年以降に購入したスマホであれば、ほぼテザリングに対応しています。

オプションとして申し込みが必要な場合もありますが、最近では月額は無料という場合も多く、かかっても数百円~1,000円程度なので料金面での心配はほぼありません。

それでは、テザリングのメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

テザリングのメリット

メリット

  • ルーターを持ち歩く必要がない
  • モバイルルーター本体の機種代がかからない

テザリングはスマホ一台あれば済むので、 ルーターを別に持ち歩く必要がありません。

またモバイルWi-Fi本体の購入も不要なので、初期費用を抑えることができます。

テザリングのオン・オフは設定画面やアプリで管理できるので、気軽に使うことができます。

テザリングのデメリット

デメリット

  • 通信制限にかかりやすい
  • バッテリーの消費が早い
  • 発着信も可能だが、接続は中断されることもある

テザリングの一番のデメリットは、何といっても通信制限です。

テザリングで送受信するデータ容量は全てスマホの通信量と合算されるため、契約したデータ量を超えると低速になってしまったり、データの買い足しが必要になります。

スマホのデータ使用量を低めに設定している方なら、 長時間動画を見た場合やパソコンに接続した場合、あっという間に通信制限にかかってしまいます。

「パソコンの大きなアップデートなどは家で行い、外ではSNSのチェックやメールの確認が中心」という方ならテザリングでも大丈夫ですが、移動中にガンガン動画を見たい方などには向きません。


またバッテリーの消費も早いので、いざ必要な時にスマホの電源が切れてしまうケースもあります。

対応策としては、接続方法を「Wi-Fi」から「Bluetooth」に変えることで、バッテリーの消費を抑えることができます。

テザリングには「USB」「Wi-Fi」「Bluetooth」の3つの接続方法があり、設定で自由に選ぶことができます。

Bluetoothはバッテリー消費量を減らせるメリットがありますが、通信速度が1~3Mbps程度になってしまうため動画視聴や大きいデータの送受信には向きません。

また、着信などの音声利用中はデータ通信が中断される場合があるので、動画の読み込みやダウンロードがやり直しになる可能性もあります。

【詳しい人向け】SIMフリーWi-Fi×格安SIM

ここからは、ネットや機械に強い方向けの話になります。


近年、「格安SIM」や「格安スマホ」などの言葉を目にしたことのある方も多いでしょう。

「SIMカード(格安SIM)」とは?

携帯電話やスマートフォンに入っている小さなチップのことで、通信を行うために必要な電話番号などの情報が入っているもの。

実はモバイルWi-FiルーターにもこのSIMカードが入っています。

家電量販店で機器本体のみを買った場合や、各キャリアの機器でSIMロック解除を行った場合に「SIMフリー(SIMの制限がなく、どの業者のSIMカードでも挿せる)」の状態になります。

この 「SIMフリーのモバイルWi-Fiルーター」に、mineoや楽天モバイルなどで契約した「格安SIM」を挿して使うと、料金が安く使えるという仕組みです。


格安SIMを使ったモバイルルーターのメリットとデメリットをまとめると、次のようになります。

SIMフリーWi-Fi×格安SIMのメリット

メリット

  • 料金が安くなる
  • 対応エリアが広い
  • いつでも乗り換えが可能

格安SIMを使う一番のメリットは料金で、例えば楽天モバイルの「データSIMプラン」なら5GBで月額1,450円です。

また、ドコモやauと同じ携帯電話の電波を利用しているので、携帯電話がつながる場所ならどこでも利用可能です。

そして2年契約などの縛りがないので、いつでも他のサービスに乗り換えができます。

※最近では契約期間の縛りがある格安SIMも出てきています。契約時には必ず確認しましょう

このように一見いいことずくめですが、 格安SIMの運用は「敷居が高い」と思っている方も多いと思います。

ここからはデメリットとともに、その理由を詳しく解説していきます。

SIMフリーWi-Fi×格安SIMのデメリット

デメリット

  • 機種によって、使えるSIMカードのキャリアが限定されているものもある
  • SIMの抜き差しや接続設定を自分で行う必要がある

データ通信量に上限がある格安SIMを使ったモバイルWi-Fiルーターは、はっきり言って、詳しくない方にはあまりおすすめできません。

モバイルWi-Fiルーターで使える格安SIMの会社は、au系(UQ mobile)とドコモ系(楽天モバイル、U-mobileなど)に分かれています。

IIJmio、mineoなど両方の系列を選べる会社は、契約の際にauプラン・ドコモプランのどちらかを選びます。

実はモバイルWi-Fiルーターの機器の中には、au系・ドコモ系どちらか一方のSIMしか使えないものがあります。

この相性の見極めが難しいため、初心者の方は端末と格安SIMがあらかじめセットになったプランを選ぶと良いでしょう。


また、パソコンのインターネットの接続と同様に、格安SIMも最初の接続設定を自分でしなければなりません。

設定はパッケージや各会社のHPに記載されているパスワードなどを画面上で入力する必要があるのですが、聞きなれない言葉も多く出てくるため、敷居が高いと感じる方が多いようです。

格安SIMも各キャリアと同様に、1GB、5GBなど契約したプランによって月間のデータ上限が決まっています。

通勤時など外出先でもガンガン動画を見たい方などは、30GBなど容量の大きいプランでもいいかもしれませんが、料金が安いという一番のメリットがなくなってしまいます。

一人暮らしなどで、 自宅と外でインターネットを一本化したい方は、やはりWiMAXの無制限プランをおすすめします。

まとめ

それでは、この記事のポイントを再度まとめます。2017年4月現在で持ち運びのできるWi-Fiは、下記の5社です。

ドコモ 〇 対応エリアが広い/× 料金が高い
ソフトバンク × 3日間で1GB制限がある、画質低下
au × 実質的に高いWiMAX
Y!mobile × 3年契約、画質低下/△ エリア限定で無制限も使える
WiMAX ◎ 無制限プラン、キャッシュバックがあり安い
  • あまり動画を見ない方、家では固定回線を持っている方→スマホのテザリングでもOK
  • モバイルWi-Fi×格安SIM→詳しい方向け。分からない方は、端末とSIMをセットで買うとよい

おすすめの申し込み方法は、やはり公式サイトからです。

キャンペーンなどを利用して、モバイルWi-Fiをお得に楽しんでください。

※当サイトに掲載している情報は、万全の保証をいたしかねます。
機器、サービスの価格、スペック等の詳細情報は、必ず各公式サイトでご確認ください。