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WiMAXのおすすめ端末はこれだ!端末選びの2つのポイントも紹介

WiMAXのおすすめ端末と2つのポイント

WiMAXは下り最大440Mbpsという高速通信が可能です。

そのため、外でもノートパソコンを使いたい人やスマートフォンにタブレット、携帯ゲーム機などたくさんのデジタル機器を1度にネット接続して使いたい人には高い人気があります。

しかしいくら高速通信が可能な回線が提供されていても、それを生かすも殺すもモバイルWi-Fiルーター端末次第です。

モバイルWi-Fiルーターは、WiMAXの基地局とノートパソコンやスマートフォンといったデジタル機器をつなぐ中継基地のような役割を果たす端末です。

しかし、そのモバイルWi-Fiルーターの性能が低いと、せっかくWiMAXが高速回線でもルーターの最大対応速度までしか出ないということもあります。

つまりWiMAXを使う上での端末選びは非常に重要というわけです。

そこで今回は、WiMAXのモバイルWi-Fiルーターの中から代表的な端末をいくつかご紹介すると共に、 2017年5月現在で最もおすすめの端末を1つ紹介したいと思います。

この記事ではこんな疑問に答えます!

  • モバイルWi-Fiルーターを使おうと考えている。WiMAXの端末はどんなものがあるか知りたい
  • WiMAXを使いたいと思っているが端末選びで悩んでいる・WiMAXへの乗り換えを考えていて端末の詳細を知りたい
  • 今現在WiMAXを使っているが、端末が古くなっているので買い換えたいと思っている

以上のような人には今回の記事はとても役立つ内容になっていると思います。

この記事を読めばWiMAXの端末選びのポイントとおすすめのWiMAXの端末がわかりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

WiMAXのモバイルWi-Fiルーターの主要端末比較

それではまず最初に、2017年5月現在で発売されているWiMAXのモバイルWi-Fiルーターの主要端末のスペックを比較してみたいと思います。

表1
W04 WX03 W03 W02 WX02
下り最大速度 440Mbps 440Mbps 220Mbps(LTE利用時370Mbps) 220Mbps 220Mbps
通信方式 WiMAX
WiMAX 2+
au 4G LTE
通信技術 4×4MIMO
CA(※)
WiMAX 2+&au 4G LTE
接続方式 Wi-Fi
有線LAN 〇(※2) 〇(※2) 〇(※2) 〇(※2) 〇(※2)
USB
Bluetooth
WiMAX 2+利用時での最大連続通信時間 ハイパフォーマンスモード 6時間30分 7時間20分 9時間30分 6時間30分 8時間10分
エコ(バッテリーセーブ・省電力)モード 10時間30分 12時間20分 12時間10分 8時間30分 10時間
連続待受時間 850時間 1,100時間 1,040時間 730時間 650時間
WiMAXハイパワー対応
バッテリー
利用場所 屋内/屋外 屋内/屋外 屋内/屋外 屋内/屋外 屋内/屋外
発売年月 2017年2月 2016年10月 2016年6月 2016年2月 2015年11月
表2
WX01 W01 novas Home+CA Uroad Home 2+
下り最大速度 220Mbps 220Mbps 220Mbps 110Mbps
通信方式 WiMAX
WiMAX 2+
au 4G LTE
通信技術 4×4MIMO
CA(※)
WiMAX 2+&au 4G LTE
接続方式 Wi-Fi
有線LAN 〇(※2) 〇(※2)
USB
Bluetooth
WiMAX 2+利用時での最大連続通信時間 ハイパフォーマンスモード 8時間40分 8時間
エコ(バッテリーセーブ・省電力)モード 10時間20分
連続待受時間 650時間 730時間
WiMAXハイパワー対応
バッテリー
利用場所 屋内/屋外 屋内/屋外 屋内 屋内
発売年月 2015年3月 2015年1月 2016年 2015年3月

※CA…キャリアアグリゲーション
※2 クレードル接続時のみ対応

端末についてですが、表2の「novas Home+CA」と「URoad-Home2+」は、どちらも屋内での利用を前提とした据え置きタイプのWi-Fiルーターです。

そのためバッテリーは搭載されておらず、電源はコンセントから取ることになります。

バッテリーが搭載されていないことから「最大通信時間」という概念もありません。

この2つの端末以外は全て持ち運びタイプのWi-Fiルーターで、こちらを一般的にモバイルWi-Fiルーターと呼んでいます。

ルーターの選び方とチェックポイント

上の表ではWi-Fiルーター端末についてさまざまなスペックを比較していますが、「どこをどう見比べればよいのかわからない」という人も多いと思います。

WiMAXのWi-Fiルーター端末を選ぶ上で大事なポイントは「通信方式」と「通信技術」です。

「ハイスピードプラスエリアモード」に対応したものを選ぶ

先ほどの表の「通信方式」には「WiMAX」「WiMAX2+」「au 4G LTE」と3つの項目があります。

WiMAX 2+とWiMAX

2017年5月現在、 一般的にWiMAXと呼ばれるサービスの通信方式は、主にWiMAX2+のことを指しています。

そして、「通信方式のWiMAX」とは、WiMAX2+に進化する前の古い回線のことです。

WiMAX 2+はWiMAXの進化版として2015年から提供が始まっていますが、WiMAXも一部まだ使われています。

ですが、これからWiMAXのWi-Fiルーター端末を買おうと考えている場合、WiMAXのことは考える必要はありません。

ただし通信方式の「au 4G LTE」という項目は非常に大事です。

WiMAXの弱点を補うLTE=ハイスピードプラスエリアモード

じつは、WiMAXの電波は非常に高い周波数帯の電波を使用している関係で、サービスエリア内であっても室内の奥まったところや高層ビルに囲まれているようなところ、山間部などでは一部電波が入りにくいことがあります。

これは、 周波数帯の高い電波は「直進性が強く、回折性(障害物を回り込む性質)が弱い」という電波特性を持つことが原因です。

WiMAXの弱点を補うLTE=ハイスピードプラスエリアモード

そのためWiMAXの一部端末には、通常のWiMAX回線を使うための「ハイスピードモード」に加えて、WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズと同じKDDIグループのauの4G LTE回線を使える「ハイスピードプラスエリアモード」を備えているものがあります。

つまり、先ほどの表の「au 4G LTE」に○がついている端末は「au 4G LTEに対応しており、ハイスピードプラスエリアモードに切り替えて使うことができます」ということになります。

ハイスピードプラスエリアモードが使えれば、WiMAXの回線とau 4G LTEの回線を自在に切り替えて使えるというわけです。

これによって「電波が入らなくて使えない」ということがほぼなくなります。

参考:au「WiMAX 2+フラット for DATA:ハイスピードプラスエリアモードについて」

ハイスピードプラスエリアモードを使う際の注意点

ただしハイスピードプラスエリアを使う上で、2つの注意点があります。

1,005円/月の有料オプションである

1度でもハイスピードプラスエリアモードに切り替えて使うと、その月は1,005円の「LTEオプション」がかかってしまいます。

ただし「auスマートバリュー mine」加入者は無料です。

「auスマートバリュー mine」とは?

auの携帯電話とUQコミュニケーションズやau、その他のWiMAXプロバイダーのモバイルWi-Fiルーターをそれぞれ対象の料金プランで使うとauの携帯電話料金が月500~1,000円お得になる、というサービスです。

参考:au「auスマートバリュー mine」

「使い放題」の料金プランでも速度制限がかかることがある

WiMAXの料金プランには月の高速データ通信が無制限で行える「使い放題プラン」(UQコミュニケーションズでいえば「UQ Flat ツープラスギガ放題」)がありますが、ハイスピードプラスエリアモードを使うと通信速度に制限がかかる場合があります。

というのも、ハイスピードプラスエリアモードを使った通信は「使い放題プラン」であっても月7GBまでという制約があり、それを超えた通信には速度制限がかかります。

そして、 ハイスピードプラスエリアモード側で一旦速度制限がかかってしまうと、WiMAX回線を使ったハイスピードモードでの通信の速度にも制限がかかってしまいます。

使い放題にしたくて高い月額料金を払っているにも関わらず、ハイスピードプラスエリアモードの使い方によっては速度制限がかかってしまうことがあるわけです。

できるだけ多くの通信技術に対応したものを選ぶ

通信技術というのは上の表における「4×4 MIMO」「CA」「3CC CA」という箇所です。

WiMAX(正確にはWiMAX2+)の通信速度は110Mbpsから220Mbps、440Mbpsと倍々ゲームで高速化されてきましたが、その背景にはこれらの通信技術の進化があります。

全く難しい話しではありませんが、1つずつ詳しくご説明しましょう。

4×4MIMOはアンテナの数を増やして高速化

4×4MIMOの技術は実に単純な話しで、基地局のアンテナと端末側のアンテナがそれぞれ4本ずつ用意されている、ということです。

アンテナ1本の出力や通信可能なデータ量を増やすのではなく、 アンテナ自体を4倍にすることで通信速度を上げています。

CA(キャリアアグリゲーション)は電波を2つ束ねて高速化

キャリア=電波、アグリゲーション=集めるという意味です。

キャリアアグリゲーションとはその名の通り、電波を集めて通信速度を上げるという仕組みのこと。

具体的には、周波数の異なる220Mbpsの電波を2つ束ねて440Mbpsにしています。

3CC CA(3波キャリアアグリゲーション)は電波を3つ束ねて高速化

3波キャリアアグリゲーションもその名前から大方予想はつくかもしれませんが、 3つの電波を集めることによって通信速度を上げるものです。

3CC CAは電波を束ねて高速化

WiMAXの110Mbpsの電波を2つと、au 4G LTEの150Mbpsの電波を加えた「3つ」の電波を束ねて370Mbpsにしています。

au 4G LTEの電波を使うため、ハイスピードプラスエリアモードに対応している端末でないと3波キャリアアグリゲーションは使えません。

そして3派キャリアアグリゲーションはまだ始まったばかりのサービスで、現在は東京都、愛知県、大阪府の一部エリアで提供されています。(2017年7月現在)

参考:au「auの超高速通信を支える技術」(画像出典も同じ)

WiMAXのおすすめモバイルWi-Fiルーター3選

それでは以上の点を踏まえた上で、WiMAXのおすすめモバイルWi-Fiルーターを3つご紹介します。

Speed Wi-Fi NEXT W04

Speed Wi-Fi NEXT W04

1番のおすすめはW04です。

W04はハイスピードエリアモード、4×4MIMO、キャリアアグリゲーション、3派キャリアアグリゲーションの全てに対応しています。2017年5月現在、これはW04のみです。

唯一弱点を挙げるとすると、4×4MIMOでの通信が可能になるハイパワーモードに入れて使うと通信時間が6時間30分とやや短くなっていることです。   

同じく4×4MIMOに対応しているWX03は7時間20分と50分も長いですが、WX03はau 4G LTE、つまりハイスピードプラスエリアモードに対応していません。

「最新かつ最高性能のモバイルWi-Fiルーター端末が欲しい」という人にはW04がおすすめです。

Speed Wi-Fi NEXT WX03

Speed Wi-Fi NEXT WX03

次におすすめなのはWX03です。

WX03最大の弱点は「ハイスピードプラスエリアモードに対応していない」ということです。

そのため通信技術も3派アグリゲーションには対応していません。

ただし4×4MIMO、キャリアアグリゲーションには対応しています。

ハイスピードプラスエリアモードに未対応であることただ1点をもって次点とさせていただきました。

ただしそれ以外ではWX03には良い点もたくさんあります。

1つは4×4MIMOでの通信が可能になるハイパフォーマンスモードでの通信時間が7時間20分と、W04の6時間30分より50分長いということです。

連続待受時間も1,100時間と、上記の表でご紹介した中では最も長いです。

また、WX03は別売りのクレードルに「Wウイングアンテナ」という3直交偏波アンテナがついています。

これによってWiMAXの電波をより強力につかみやすくなるため、WiMAXの電波が入りにくいとされている建物の中心部などでも快適に使うことができます。

ハイスピードプラスエリアモードに対応していないのはネックですが、お使いになる環境でWiMAXの電波が確実に入るのであれば問題なく使えるでしょう。

「バッテリーの持ちを何よりも重視したい」という人にWX03はおすすめです。

Speed Wi-Fi NEXT W03

Speed Wi-Fi NEXT W03

3番目におすすめなのはW03です。

ただしW03は「あえて3番目を選ぶなら」ということで挙げましたが、 W04やWX03に比べると大きく劣ります。

W03はハイスピードプラスエリアモード、キャリアアグリゲーション、3派キャリアアグリゲーションには対応していますが、4×4MIMOには対応していません。

そのため通信速度はW04とWX03の440Mbpsに対して370Mbpsと劣ります。

この370Mbpsという速度は3派キャリアアグリゲーションを使って出す最大速度です。

しかし、前述のように2017年5月現在で3派キャリアアグリゲーションが提供されているエリアはごく限られています。

それ以外のエリアでの通信速度は最大220Mbpsになってしまうため、W04やWX03との差は歴然です。

また、W04とWX03はBluetooth通信に対応していて、ノートパソコンやスマートフォンといった機器とWi-Fi接続だけではなくBluetooth接続もできるようになっています。

しかし、W03はBluetooth接続ができません。

Bluetooth接続はWi-Fi接続に比べてバッテリー消費量が少なくなるのが利点なので、バッテリー重視の人にとってW03は少々不満が残ると思います。

まとめ

以上、WiMAXのモバイルWi-Fiルーター端末を選ぶ際のポイント、おすすめのモバイルWi-Fiルーター端末について、モバイルWi-Fiルーターを使う上でWiMAXを選ぶべき3つの理由と共にご紹介しました。

最後にここまでの内容を振り返ってみましょう。

まず、最初に2017年5月現在で購入することができるWiMAXのモバイルWi-Fiルーターの主要端末のさまざまなスペックを比較する表をご紹介しました。

人によって重視するポイントは違うかと思いますが、筆者がぜひチェックしていただきたいのは「通信方式」と「通信技術」です。

通信方式はWiMAXだけでなくau 4G LTEも使えるハイスピードプラスエリアモードに対応しているものがベターです。

さらに、通信技術は通信速度を向上させる4×4MIMO、キャリアアグリゲーション、3派キャリアアグリゲーションという3つの技術に1つでも多く対応しているものがおすすめということになります。

これらのポイントを踏まえると2017年5月時点で発売されているものの中で最もおすすめの端末は「 Speed Wi-Fi NEXT W04」になります。

W04のみが全てのポイントをクリアしているからです。

2番目におすすめの端末は「 Speed Wi-Fi NEXT WX03」です。

ハイスピードエリアモードと3波キャリアアグリゲーションには対応していませんが、バッテリーの持ちが比較的良く、別売りのクレードルに「Wウイングアンテナ」という機能がありWiMAXの電波を強力にキャッチしてくれます。

3番目におすすめの端末は「 Speed Wi-Fi NEXT W03」です。

W04、WX03と比べると4×4MIMOに対応していないため通信速度が370Mbpsとやや遅いこと、Bluetooth接続に対応していないことの2点で劣ります。

WiMAXはモバイルWi-Fiルーター端末の価格が新規契約時にはほとんどの場合が0円、かかっても数千円程度なので初期投資は少なく気軽に始めることができます。

しかし利用開始から短期間で機種変更をしようとすると数万円かかってしまいます。

そのため 新規契約時にしっかりとした端末選びをすることがとても重要になります。

ぜひこの記事を参考にして、自分にあったモバイルWi-Fiルーター端末を選ぶようにしてください。

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