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個人型の確定拠出年金とNISAどちらを優先した方がよろしいでしょうか?

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現在個人型の確定拠出年金を支払っています。
将来のために上記以外にもNISAを始めるべきか悩んでいますが、どちらを優先するべきでしょうか?
どちらも支払うのはあまりメリットありませんか?
(女性 / 27歳)

監修者「伊藤亮太」からのコメント

個人型の確定拠出年金は、老後資金の資産形成として行われていると思います。確定拠出年金のメリットは、掛金が小規模企業共済等掛金控除の対象となることから、節税という観点から優れています。
しかも、運用時非課税、受取時も年金として受け取る場合は公的年金等控除の対象になりますし、一時金として受け取るのであれば退職所得控除が適用できるため、どの点から見ても大変お得な制度です。

一方で、NISAに関しては、一般NISAとつみたてNISAがあります。
いずれも、一定の条件のもとで運用して売却益が出た場合に非課税の恩恵を受けることができます。

ただし、支払った掛金に対する控除などはありません。
仮にご相談者様において資金に余力があるということであれば、両方をうまく活用して資産を形成されるのが望ましいのではないでしょうか。
今はそんなに余裕があるわけではないものの、将来に備えてということであれば確定拠出年金を優先した方がよいように思います。


どちらを支払うのもそれぞれメリットがあります。
例えば、確定拠出年金は老後まで引き出すことができないため、長期的な運用を心がけ、NISAでは短期または中期的な運用によりいつでも売買して引き出せるようにしておくというスタイルを検討してみてはいかがでしょうか。
NISAの良い点は、いつでも売りたいときに売れ現金化できることです。
それぞれのメリットを享受しながら、コツコツ資産形成を図られるとよいと思います。

監修者

伊藤亮太氏のプロフィール画像
伊藤亮太(公式サイト)

ファイナンシャル・プランナー

岐阜県大垣市出身。慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻修了。在学中にCFPを取得する。その後、証券会社にて営業、経営企画、社長秘書、投資銀行業務に携わる。2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。現在、富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。著書に『図解即戦力 金融業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社)、『ゼロからはじめる!お金のしくみ見るだけノート』(宝島社)、『あなたの街でも砂金が採れる!?~令和時代の砂金採り入門~』(Amazonオンデマンド)など多数。

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この記事の著者

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Soldi編集部

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